はいなんか続きました。
補足説明
バル・ファルクさん
本編主人公かつ主な語り部、皆さんお気づきかと思いますが結構ポンコツな古龍です。
見た目は黒のメッシュが入った肩に掛かるくらいの銀髪に艶めかしい褐色の肌、やや吊り目ながらもちょっと気の強そうな超絶美女である。ワンピ世界特有のボンッキュッボン!なスタイル、具体的にはナミよりデカイ。
ヒトヒトの実モデル天女の効果によってこの世のものとは美貌と人の深層意識の集合体的なものから様々な知識を得る事が出来る。
人の姿を得た事で確固たる理性と味覚を得たことから美味しいものをたらふく食べるという人生の命題を得る。
後彼女の戦闘スタイルから一般的な海兵の服は着用出来ない為彼女専用の海兵服が造られたが別名『童貞を殺す海兵服』らしい。
尚正義の文字は首に巻いたマフラーに刻まれている。
センゴクさん
海軍の最後の良心にして可哀想な人。変な部下が自分の下にいるし、相方的なガープは一番の胃痛の元である。今日も胃薬から手が離せない。
ファルクが海軍入りしてからというもの、事件の解決率と範囲、圧倒的なそのフットワークに感激するものの、彼女が壊した建築物の賠償やら天龍人からの苦情や求婚で更に胃が痛い。
ガープ
祖龍にさえ喧嘩を売るらしい伝説の老兵。お互い本気ではないものの古龍たるファルクに人間の強さの片鱗を感じさせた事でファルクさんは舐めプをする事がなくなったやるじゃん。
が、そのおかげで格下相手でも手加減しないようになったので建物の被害が増大、センゴクさんの胃痛の原因はやっぱりこの人。
モモンガ
原作で脚に剣?刺してハンコックの魅了から逃れたお人。今作ではハンコック以上に美人なファルクに慣れていたせいか何もしなくても魅了なら耐えられたそうな。
私が古龍である事を明かした後、クザンという人間は何やら私を人間達の巣へと連れて行かせて欲しいと言ってきた。
特に断る理由もなし、人間はグルメな生き物と実の知識から知っていたので美味しい物に期待しながら大人しく付いて行く。
(意外と大人しく付いてくるじゃないの・・・しっかしなんで涎?まさかとは思うが人が多い所で人間大食い大会とか言わんよね?)
(熊鍋は美味かった・・・料理に精通している人間ならあれより美味い物を用意できる筈だしな)
期待に胸がドキムネな私は勝手に生えてきた尻尾をブンブン振りながらクザンの後をついていく。
「・・・・・・あ〜・・・悪いが尻尾、引っ込めてくんない?道路がボロボロになるから」
「むっ?」
クザンに言われて後ろを振り返ると見るも無残な光景が広がっているではないか!
今まで歩いてきた道は驚くくらいに平らに、それでいて綺麗な地面だったというのに私の後ろに続く道は穴ボコだらけの亀裂塗れ、一体誰がこんな酷い事を・・・「いやアンタの尻尾、尻尾な?」なん・・・だと?
どうやら無意識に尻尾で地面を破壊していた様だ。
あと、何故か私の後ろから付いてくる他の人間達・・・海兵?という雄の群れ達は何故か股間を抑えながら前屈みで私の後ろを付いてきていた。
尚、バルファルクは知るよしもないがこの時の彼女は背中から翼を展開し腰から尻尾を出したりした事によって背中側の衣服が吹っ飛んでいた為、丸出しの背中に半分見えてしまっているお尻がフリフリと海兵達の目前で揺れていたのだからそうなるのも当然である。
余談だが尻尾が出てる時に無謀にも近くで見ようとした一海兵が尻尾で強かに打ち据えられ、美女に叩かれると興奮する体質になってしまったとか、心底ドウデモイイネ。
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クザンに連れられ入った人間の巣の中は複雑怪奇な形状と機能美溢れる立体物で私は思わず感嘆の意を漏らさずにはいられなかった。
「ほぅ、これが人間の巣か。自らよりも何倍も巨大な物を作り出す力・・・人間の持つ可能性とやらなのか・・・」
実の知識によるとこれは建物と言うらしく、目的に寄って様々な建物があるらしい。個人が住む巣としての役割から商売という行為を行う為の店、そしてこの建物の様に砦?として建てられた建物などは取り分け頑丈かつ戦闘に於いて様々な利点を考え建てられている様だ。
「そぅいやアンタのことはなんて呼べばいい?さっき名乗ったバルファルクっていうのがアンタ自身の名前なのかい?それとも種族名か?」
私が建物に関心しているとクザンから素朴な疑問が問いかけられる。
ふむ、確かにバルファルクとは種族名ではある、だが私の様に悪魔の実を喰らい人としての理性を得たバルファルクなど私以外には存在しないであろう。
そもそも私以外のバルファルクどころか龍すら見た事がない。島から島へと渡り続けた私ですら同族を見た事ないのだから不思議な話である。とは言え呼び名は重要だ。
「ふむ・・・では人間の慣習に習い、我が名は『バル・ファルク』と名乗らせて貰おう。これより私の事はファルクと呼ぶが良いクザン。」
ーーードヤァと聴こえて来そうな表情のファルクの姿にクザンは原因不明の頭痛を感じるが、まぁ思ってたより大人しいし話も通じるので後は上に投げるか、と開き直って目的地へと脚を進めた。
クザンも段々と気付いてきた様だ、アレ?この龍結構ポンコツじゃね?と。
クザンの後に付いて行き、時折すれ違う人間達に何故か腰の辺りと顔を凝視されながらついていくと、巨大な扉の前に到着した。
「センゴクさん、入るよっ・・・「ガープ貴様いい加減にせんかぁっ!!」とぉ!?」
扉が開くや否や部屋の中から怒号と共に何かが私の顔目掛けて飛んで来たのでキャッチする。それは何かの器だったらしく中身が盛大に空中に溢れていたのでひょいひょいと器の中に戻していく。
そうして器に収まったそれからは湯気が立ち上り、何やら安心する良い匂いもするではないか。
私に投げつけられたという事は最早これは私の物と言っても過言ではない筈、いやもう私の物だ私のものにする。
中々熱いがかつて飛び込んだマグマの中に比べればどうという事も無い、器の中の液体を一飲みで飲み干す。
「ほぅ・・・素晴らしいな・・・」
このなんとも言えない苦味と、香りの素晴らしさ、そしてまるで心を穏やかな気分にする味とでも言わんばかりの味に私は一瞬で虜になった。
成る程、これは茶と言うのか・・・うむ、これからも愛飲して行きたいものだな。
そして実からの知識で私はハッと気づく。
「そうか、クザンよつまりこれが『駆け付け一杯』という奴だな?」
「いや違うからね?」
やや食い気味にツッコミを入れられた私は解せぬ、と返しながらも扉の前を通りがかった海兵に器、湯呑みを差し出しお代わりを要求した。
「・・・何故私が茶汲みをせねばならんのだ・・・?」
たまたまセンゴク元帥に報告書を持ってきたモモンガ少将は後に語る。
"アレを見た後では海賊女帝の美貌にも慣れると言うものだ"と。
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「いやすまない・・・客人にとんだ失礼をしてしまった。」
「ふむ、気にするな。このお茶とやらは実に美味であったぞ。そしてこの煎餅という食べ物も実にお茶に合い美味い。」
バリバリと穀物を乾燥させ作られた煎餅という菓子を、ガープと名乗る老兵に譲られ食べてみるとこれがまた素晴らしい、固いのに直ぐに砕けるこの食感は病み付きになりそうだ。
私が煎餅に舌鼓を打っている間にセンゴクという男は何やら色々と聞いてきていた気がするが私は只管にウンウンと煎餅の素晴らしさに唸っていた。
最後の一枚を食べ終え切ない気持ちでいると何故か頭を抱えたクザンと頬を引きつらせたセンゴクの姿があった。
「あー・・・つまり君は海軍に入っても構わないと受け取ってもいいのかね?」
「どうしてそうなった」
私の横で爆笑しているガープがやたらとうるさかった。
その後胃の辺りを抑えながら紙と言う物に色々書き込んでいるセンゴクの姿に哀愁という感情を抱いた私は人間世界における立場を得るのも悪くはないかと海軍入りを受け入れた。
ガープもセンゴクも私が龍である事はクザンから既に聞いていたらしく電電虫とやらで遠く離れた人間とも会話が出来るという。とても便利そうなのでセンゴクに一つくれと強請ってみたのだが中々イエスと言わないのでセンゴクが折れるまで耳元で強請り続けたら根負けしたのか私専用の電電虫を用意してくれるという言質を得た。
そして私の海軍入りが決まるとガープが私と戦いたいと言うので外に出るといつの間にやら沢山の人間に囲まれた中でガープと対峙していた。
「ぶぁっはっはっ!長い事生きてきたがまさか龍と出会えるとはのぅ。孫に良い土産話が出来たわい」
拳をボキボキ鳴らしながら対峙するガープから感じる威圧は中々の物である。半分程戻らなくては負けそうだ。
完全獣型から獣人型へと肉体を変化させ、翼槍と尻尾を生やし四肢を龍の脚にする。
柔らかい胸肉は邪魔になるので脇から先端部迄を甲殻で覆い固定する。胸が左右に開いた事で通気性が良くなった谷間に龍氣を供給する通気口から赤黒い粒子が漏れ出る。
そして頭部は鳥を彷彿とさせる流線型の兜が覆い邪魔になったボロ服を剥ぎ取る。
バル・ファルク、ドラゴニックビキニアーマーモードの完成である。
外野の音がやけに煩くなったが気にせず翼から龍氣を噴出し一気に距離を詰める。
まずは小手調べと言わんばかりに繰り出されるガープの拳を掌で軽く受け掴むそばから思いっきり引っ張る。
「ぬぅっ!?」
そして引っ張る側から今度はこちらから言わんばかりに私は龍鱗に覆われた拳を思いっきり振り抜いた、が先程の意趣返しと言わんばかりに受け止められた私の拳を捻ると理屈は分からないが私の身体が投げられていた。
「甘いわぁっ!」
空中にいる私目掛けてガープが拳を振りかぶるが、それはつまり防御出来る状態ではないということなので遠慮なく翼から龍氣の塊を雨霰とお見舞いしてやった。
容易く大地を砕き、粉塵と爆発を巻き起こす私の攻撃に外野は思わずガープの身を案じていたが着地したら既にガープは私の後ろで拳を振り抜いていた。
「・・・っ!」
背中の龍鱗を展開していない所に直撃を受けた私ではあったが、カウンターとばかりに龍氣を噴出して今度こそガープに直撃した龍氣が爆発する。
恐らく本気ではない一撃で五割戻した私にダメージを与えるとは人間も中々・・・と思っていると服はボロボロなもののそれほどダメージを受けていないガープが飛び込んできた。
食事だけではなく闘争もまた、人の感性を得て私が愉しむものとして新たな命題を見つけた私は心ゆくまでガープとの戦闘を楽しんだのだった。
尚、余談ではあるが後日ボロボロになった運動場を見てセンゴクが「胃が、胃が痛い・・・!」と嘆いていたので海兵の仕事にちょびっと真面目に取り込もうと私は決意したのだった。
バルファルクは唯一ブレスを吐かない古龍・・・いやネルギガンテも吐かないか。
作中で出たバルファルクビキニアーマーモードはビキニアーマーにバルファルクの手足と翼と尻尾、後頭は鉢金的な兜に後頭部に流れた髪型になる感じです?モンハンやってる人ならグラビ兜を想像するといいかも。
翼というマルチウェポンがあるので基本無手だが能力に慣れた結果指先から龍氣の噴出孔を発言させられるようになる予定なのでビームクロー的なのを展開したりリアル指鉄砲とかやらせるつもりである。
ところでバルファルクの必殺技はやっぱり流星アタックでいいんですかね?