幻想郷に転生しました。   作:音眼紫玖

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曜日感覚は現実世界と同じ


第12話 宴会のお知らせ

「今度の日曜日、博麗神社で円香の歓迎会をやるらしいわよ」

 

歓迎会……。いや、もう転生してから3週間経ってるんだけど……。

 

あっ、転生で思い出した。今の俺、転生した時とかなり変わった姿になったな……。桜色の髪にアメジストの瞳は変わらず、黒く短いボレロに黒いミディアムスカート、黒のストラップシューズ、頭にはゴシック調なヘッドドレス。

 

転生したばっかりの頃はピンクの薄いワンピース一枚ぺラーンだったからなぁ。

いくら6月でもあれは寒かった。

 

おっと、閑話休題(それはさておき)

 

歓迎会と言うことはパーティ。パーティと言うことはお酒。お酒は幻想郷では12歳くらいから飲む。

 

あれ?この歓迎会、つまり宴会が俺や円香の初酒になるのか?

ま、他人のための宴会で初酒よりはいいのか。

 

「行くわよね?」

 

「もちのろんよ」

 

「…………?」

 

ありゃ、ウケなかった。

 

とりあえず、今は木曜日。時間はじゅうぶんあるから、軽くお勉強でもするか……。

 

 

 

 

 

「そもそも宴会って、どんなことすればいいの?」

 

「貴女のための宴会だから、挨拶して、音頭をとるとか……かしらね?今までの幻想郷の異変に関わったほぼ全員が来るらしいから、緊張しちゃうかもね」

 

ひえぇ……。

 

「異変?」

 

「あぁ、異変って言うのは、幻想郷で巻き起こる、言わば天変地異ね。例えば、空に紅い霧が発生しただとか、冬が終わらないとか、月がすり替えられてるとか」

 

「うんうん」

 

「3日置きの百鬼夜行とか、春夏秋冬の花が咲き誇るだとか、神社が妖怪の山に幻想入りしてきたとか、地霊が湧いて温泉ができただとか、魔界に封印された者がなんかあったりだとか」

 

「いや、最後説明下手くそか」

 

「さ、最近の異変はよく知らないのよ!」

 

まぁ、サラッとならわかったから良しとしよう。

 

「それで、だいたい何人くらいになるの?」

 

「うーんと、だいたい60〜70人くらいかしら?もっといるかもしれないわね」

 

「ふええ……全員に声届かなくない?」

 

「そう?円香の声はよく通ると思うけど……?」

 

「そうかな……えへへ。……じゃ、部屋でスピーチの内容考えてるから」

 

「はーい、バイバイ」

 

 

 

 

 

さて、どうしようか……。

 

性別発表するか?女になることを決意するか?

 

最近、心の中でも『私』と言ってしまうからな……。もう、いっそのこと女として精神的に生まれ変わってしまうのも良いかもしれない。

 

もちろん、皆に今までの事を全て打ち明けて……あっ、初対面がたくさん……。

 

まぁ、今までそんなにことがありましたよ、って言うちょっと重めの自己紹介感覚でいいだろう。

 

 

……疲れた。ちょっと飯の時間まで休むか……。

 

─続く─




今回は短め。文章があまり思いつかなかった……。



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