あと提督指揮官は同一人物であり
艦娘達からは提督、司令官、司令など呼ばれ、KAN-SENからは指揮官と呼ばれています。
多分暫く登場しませんが念の為
「……ふぅ…」
サイドテールの髪と青いスカートの弓道着を着ている艦娘「加賀」が桟橋に腰を掛け、佇んでいた。
どうやら静かな海を見ているようだ。
(海はきれいね……いつでも)
このご時世、深海棲艦とセイレーンの脅威が引き続きあるものの、このところは小康状態が続いており、せいぜいあっても軽巡洋艦、駆逐艦が威力偵察に来るくらいであり、大規模な作戦は殆どない。
これにより海での商業活動もそれなりに回復しつつあり、貿易なども襲来前の半分そして艦娘・KAN-SENにより護衛付きではあるが再開されていた。
(戦ったことは無駄ではなかったのよね……ええ……)
今までの作戦について少し思い出している中、後ろからある存在が近づいてくる
「あら、あなたは……」
「……もう一人の赤城さん…」
そしてこちらは艦娘の加賀が知っている「赤城」とは違うKAN-SENの「赤城」であった。
赤を基調とすることには変わりはないが、艦娘の方とは違い白ではなく黒がほとんどをしめ、そして「狐」のように9本の尾と狐の耳が彼女にはついていた。
「あなたもここに来たんですね」
「まあね……いつもの赤城はいないわけ?」
「ええ、赤城さんなら」
『美味しいカレー屋さんが近くに出来たと聞いたので行ってきます!』
「って外に行きました」
「相変わらず食べるの好きのよね……私はそうでもないのだけど」
「そうね……」
加賀はそのKAN-SENの赤城を見ていた。
やはり違いすぎるということで、あまり慣れてはいない。
同じ赤城なのだが、こうまで違うのかとも思っていた。
そしてポロっと加賀はある言葉をこぼす。
「……このまま平和が続ければ良いのだけど」
「平和…ね。そう簡単に続くものかしら?」
「………そうね、「続く」じゃなくて「続かせる」って言ったほうが正しいわね。私達の手にかかってる」
「……そういうものよ」
(……やはりこの人も「赤城」なのね……よくわかりませんが、間違いなく「赤城」です)
二人には海の潮風が拭く。
いつも吹かれ慣れているが、やはり陸地では少し感じようが違う。
そしてしばらく静かに二人共海を見ていたが、「もうひとりの赤城」へ聞きたいことが合ったのか加賀が口を開いた。
「………そういえば、次の秘書艦はあなたなそうですけど、大丈夫なんですか?」
「あら?信用してないのかしら……」
「いえ、そういうわけでは……」
「大丈夫よ、指揮官に危害が加えられないように、指揮官から一歩も離れずに誠心誠意を持って秘書任務を遂行するわ……ふふふふっ……」
「…………」
(…大淀か霧島に頼んで提督の警護をしてもらったほうがいいわね……)
脳内で加賀はツッコミながらも、そのまま海を静かに見ていたそうな。
なお基本艦娘とKAN-SENは建造方法が違うのでああなった感じですが、優劣は特にない感じです。
日本主導が艦娘でアメリカ主導がKAN-SENみたいな
まああまり深く考えずに……