問題児だらけの駐屯地が召喚されたようです(絶望)   作:CARUR

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HOI4たのしいなぁ・・・(言語消失)


第九十二話「それぞれの思惑」

クワ・トイネ共和国 八紘連合第一ビル (中央歴1641年10月1日)

 

 ここでは国連に当たる組織・・・八紘連合の第一施設が完成した記念セレモニーが行われていた。各国の代表や記者、そしてこの国の首相カナタも出席し、新たな時代の幕開けを祝う。だがこのセレモニーの翌日にとある最初の仕事が舞い込んできたのだが・・・・。それはアガルタ法国が偶発的に領空侵犯した未確認国家に対して謝罪をする事。また、国交樹立を求めることに関することを決める会議だ。駐屯地からは白良夫妻が現れ、そのほかは各国(PAPA提携国、DEMACON提携国)からの外交官が来ている。

 

雷子「本日はお越しいただきありがとうございます。今回は未交流国家に対しての謝罪と国交の設立です。まず最初に未確認国家の情報をお伝えします。和影政策提言委員長?」

 

 雷子が夫の白良和影に対して情報を言うように促す。和影は少し緊張しながらもその未知なる国家の情報を伝える。

 

白良「えーっとですね、まず名前から言いますね?名前はグラ・バルカス帝国・・・。転移国家らしいです。」

「転移国家ですか・・・?根拠はありますか?」

白良「はい、アガルタ法国による情報もありますが・・。我が国が誇る衛星写真解析システムと高高度ステルス偵察機による大気成分分析によりますと・・・。光化学スモッグが他国に比べ異常に高く、工業地帯からは最悪レベルの二酸化炭素が排出されています。」

「なんですって!?」

白良「それに比例して軍事力はかなり高く戦艦を約30隻保有している模様です。そして偵察機による報告では第一世代ジェット機を大量生産している様子でプロペラ機に関しては哨戒機や戦略爆撃機と言ったところでしょうか。さらに航空機にはレーダーが装備されております。また戦車や装甲車等の兵器も多数確認されており、こちらの世界にはない未知の武器を使用している可能性があります。」

「あらあら・・・。なら敵に回さず友好的な関係を築きたいところですが・・・。やはり戦争だけは避けたいものですねぇ。」

白良「そうですね。さて・・・まずは例の国にどう入るかですが・・・。おそらくアガルタ法国空軍の偵察機が入った以上以前より防空能力をさらに上げていることでしょう。そのため下手に外交官を乗せた航空機を出すと撃墜される可能性もあります。」

「確かにそうかもしれませんねぇ・・・。」

すると一人の外交官が手を挙げる。

「あの~・・・。ここは海上から送るというのはいかがでしょう・・・!ある程度軽い武装の艦艇を遠くから護衛に着けさせ客船・・・それも明らかに平和を意識した船に見せれば案外簡単に行けると思いますよ!」

 

白良「・・・・」

 

「た・・・確かに平和を意識してこちらに非がある事をアピールすればいいかもしれないですね。案外成こ・・・・」

 

白良「いやほぼ警戒されますね・・・。まずそもそも平和を意識した・・・と言うのが曖昧過ぎます。それにその平和を意識した色・・・。モノ・・・。ただでさえ各国でその象徴は違うのにもしその色やモノが好戦的だったら余計に怪しく見えてしまいますね・・・。」

「あぁ・・・。そ、そうですか・・・。」

白良「ですが・・・。まあそれでも行くしかないですけどね・・・。まずは下手に平和を意識せず普通の客船として行きましょう。そして相手側の反応を見て判断するべきです。それと周囲には駆逐艦2隻で遠くに空母や戦艦からなる打撃部隊級の護衛艦隊を付けてるのが一番良いと思われます。」

「なるほど・・・。変に馴れ馴れしくするよりかはそちらの方が無難ですね。」

白良「はい。」

 

 こうして今後の方針が決まった。まずは相手の出方を見つつ慎重に外交を進める事。一方の未確認国家ことグラ・バルカス帝国も先月の未確認偵察機の報告を受けて警戒を強めていた。そして帝都ラグナにて御前会議が開かれていた。参加者は皇帝グラ・カバルのひ孫にあたる皇帝グラ・ルード・・・本名はルード・ベルガ・フリュム・ヘリアレス・グノーシス・パドラン・ラ・イール。首相のゾルザーブ・エル・ケルマーン。帝王府長官カーツ・ハークネス、外務省大臣マスード・パルゲール、海軍東方艦隊司令長官カイザル・ローランド、帝国陸軍総司令官マイノス・ソルティス、海軍大臣イリス・フォン・アイヒベルク、陸軍大臣サジタリウス・リゲル、空軍大臣ミレマー・レイス、公共安全庁総裁のオフィサー・ユミッツ。

 

ルード「では今回はこの異なる世界にきた第一回目の御前会議になる・・・。まずは現状報告だな。まずは我が帝国の状況についてだが・・・。まず現在我が国は資源はないことはない・・。だが問題は食糧だ。特に穀物類が問題だ。これは輸入に頼るしかあるまい。幸い他国の偵察機らしきものが我が国を領空侵犯した・・・。もし人間のいない世界に転移したのなら我が国は崩壊の危機に瀕していたが人間がいたとなると話は別だ。」

宰相「陛下、それならばすぐにでも外交官を派遣し国交を結ぶべきかと存じます。」

ルード「うむ。その通りだ。だがまだ完全に信用できるかどうか分からぬ。よって最初は民間機を飛ばして様子を見る。それにこの世界に急に来たという事は偵察機もつい最近まで我らを知らないと見える。」

イリス「ええ・・・。たしか我が海軍航空隊の戦闘機隊が領空侵犯した偵察機らしき航空機に無線で呼びかけたもののチャンネル

が違い通信不能でしたわ。」

カイザル「はい、そうですな。ですが問題は例の偵察機のスペックです。我が軍の戦闘機ですら追いつけないほどの速さと高度を誇っておりました。」

ルード「なに?それほど速いのか?」

ミレマー「はい、それはもう。我がカペラ35型ゼートル戦闘機でしたが、最高速度679㎞、最大上昇限度7000mですから、恐らく戦闘機が急降下してようやく追いつく速度です。」

ルード「ふーむ・・・。そうなれば相手方の戦闘機は更に高い性能を持つ可能性もありうる。一応戦闘は避けろと言っておけ。あともし非武装船を見かけたらもしかしたら我が国の存在をアピールできるかもしれんからなるべく非武装船がいたら国を聞き事情を話せ・・・。それで外交のチャンネルを開く。」

イリス「承知しました。」

 

ルード「さて次は我が国の戦力に関してだ。まずは陸軍はどうなっている・・・?ゾーザル。」

 

 その後も御前会議は続く・・・。一方駐屯地率いる連合国はと言うと、八紘連合第一施設にてどう未確認国家・・・グラ・バルカス帝国とのコンタクトを取るかを話し合っていた。

 

「とりあえず・・・。相手側がこちらの存在を認識してるかどうかは分かりませんが友好的な関係を築きたいところですねぇ・・・。」

白良「そうですね。まずは向こうがこちらに対して敵対する意志があるのかないのかを確かめないといけませんね。」

「そうですね。さてどう接触するかですが・・・。やはり友好的な態度を示しつつこちらに敵意がない事をアピールしましょう。」

 

白良「そうですね。」

「まずは友好的な態度を示すためにこちらに非がある事をアピールしつつ平和をアピールすると言う事でいいですね。」

 

 その後も会議は続いた・・・。そしてその二日後八紘連合第一施設にて、駐屯地・神聖ミリシアル・ムーの国交樹立及び安全保障条約などを結んだ記念セレモニーが行われたのであった。このことは世界中に知れ渡りパーパルディアを負かし神聖ミリシアルに匹敵する駐屯地、世界一の名を関する神聖ミリシアル帝国、世界で唯一魔法を使わず機械を用いるムーが手を組んだ事によって全世界の注目を集めたのだった・・・。

 

_______________________________________

 

駐屯地 司令官室  数週間後

 

雷子「そろそろ・・・仕事を休まないといけませんね・・・♬」

白良「ああ・・・。しばらくは復帰の早いマグマ武器娘あたりを司令官に任命しておく・・・。なんたって俺たちの初めての子供が生まれるんだからな・・・。」

 

 白良は嬉しさのあまりニヤケ顔になっていた。

 

雷子「ええ・・・。まあしばらく仕事は短めにしましょう・・・。そして生まれてくる赤ちゃんの為にも・・・。」

白良「そうだな・・・・ところで名前はどうするか・・・。候補としては女の子なら橘花・・・男なら震電・・・。」

 

雷子「んもう・・!どうせ由来は『活躍できなかった橘花・震電の代わりにお前たちが活躍してくれ』とかでしょう・・・!」

白良「う・・・。バレたか・・・。そうだな!さすがにネーミングセンスがないな・・・。じゃあお前はどうなんだ?」

 

 雷子は少し考える。

 

雷子「そうですねえ・・・。私は男の子なら雷太・・・。女の子なら・・・榴香・・・なんてどうかしら?」

白良「うん・・・。なかなか良い名前じゃないか。女の子は榴弾砲の榴だがなぜその字を選んだ?やっぱり榴弾砲だからか?」

雷子「まぁ・・・それもありますがザクロの様に元気が弾けて産まれて欲しいという願いを込めてますよ。」

白良「なるほどな・・・。さて俺はそろそろ仕事に戻るとするかな・・・。」

雷子「私も戻りますかね。」

 

 こうして二人は仕事に戻ったのである。駐屯地内でも恋の季節が始まろうとしていた。だが理由は悲惨な理由が多かった・・・。パーパルディアとの戦争で彼氏彼女が戦死した者が多かった。そのため恋をしたカップルたちはお互い失った愛を埋め合わせようと付き合い始めたのだ。これは他の軍でもそうであった・・・。現実の軍よりも女性の比率が高いため、なおのこと駐屯地同様に失った者同士で恋を埋め合わせようとしていたのだ。

 その数週間後ある事が起きる・・・。それはグラ・バルカス帝国が最初に出会った国・・・・第二文明圏のレイフォルの保護国であるパガンダ王国であった・・・。であった理由はパガンダ王国民の乗船していた漁船が難破しグラ・バルカス帝国に流れ着いたのだ。何としてもきっかけを見つけ食料を貿易できる仲になりたいと思ったグラ・バルカス帝国は、漂流民を保護して、友好的に国交を結びたいという考えを皇帝と政府は思っていた・・・。だがパガンダ王国は腐敗していた・・・。列強のレイフォルの威光がある事と外交特権がある事を良いことに外交官に賄賂を要求する始末だった。それを知らず・・・。




次回予告

友好条約を結び食糧を輸入してもらおうと考えるグラ・バルカス帝国。しかしパガンダは腐敗しきっていた。今回の対談をなかったことにした穏健派の皇太子ハイラスをパガンダは殺害してしまう・・・。

次回第九十三話「この世界を知らぬグラ・バルカス帝国!」


ベンガティカ・コルタカ「すいまっせへぇ~ん!木↑下↓ですけどぉ、まぁ~だ(搭乗に)時間かかりそうですかね~?
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