問題児だらけの駐屯地が召喚されたようです(絶望)   作:CARUR

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九十七話「騎士の伝説」

ロデニウス大陸から2500㎞地点の海域  (中央歴1641年12月9日)

 

エアンペル「ああ・・っ。畜生!またなんか起きそうな悪天候だな!!これじゃあ、予定どおりに航行できないじゃないか!!」

 

 パトリバード部隊のリーダーであるエアンペルは航空機形態で輸送任務をしていた。彼女は未だに独り身であるのに対し他のメンバーはそれぞれ男を見つけているのにだ。しかし、彼女もそろそろ良い人を見つけるべきであろうが、常時競泳水着のけもフレのコウテイペンギンの格好しているうえマグマ軍に改造される前は男だった武器娘と結婚したい言う変わり者なんてそう簡単に見つからないだろう。しかも前回彼女はエスペラント王国に不時着した際を思い出し、この悪天候が何か悪い事が起きる前兆ではないかと勘繰っていたのだ。すると案の定レーダーが狂いだし、今現在どこを飛行しているのかが分からなくなっていた。

 

エアンペル「くそったれめぇ!!!こんなところで遭難したら洒落にならないぞ!!!」

 

 そしてどんどんコースから外れていく・・・。500㎞もコースから外れてるのに気が付かず・・・。

 

エアンペル「ちくしょう!!どうなってやがんだ?!おい、大丈夫か?」

「何とかな!!」

 

 この時エアンペルは荷物以外にも主計科の自衛隊員・・最上川光輝が同乗していたのだ。彼は主に到着した先で輸送物の確認と納入する物資の在庫管理をしているのだが、今回の航行でエアンペルと共に行動を共にする事になり、一緒に遭難しかけてしまったのだ。

 

エアンペル「まさかとは思うけどよぉ・・・私達ここで死ぬんじゃないだろなぁ」

最上川「縁起でもない事を言わないでくれ!」

エアンペル「いや、だってさぁ雷雲の中じゃないか!?」

最上川「確かにそうだが・・・」

エアンペル「とにかく今はここから脱出しよう!!」

 

 こうして二人は雷雲からの脱出を試みる。しばらくすると雷雲の中から光が差し込み、雷雲の外へと出る事が出来た。

 

エアンペル「やっと出れた~!」

最上川「一時はどうなるかと思ったぜ」

 

 だが二人の眼前には信じられないものが広がっていた。なんとそこは高さ約1500mの山があり。その山は、まるでカルデラのようにリング状になっており、そのリングの内側には内海が広がる。リング状の山の内側からさらに100km北東の位置に、日本の本州の半分ほどの大きさの島があった。以前エアンペルはこの空域を人工衛星の画像で見たことがあるため知っていたが、まさか自分がそこに迷い込む事になるとは思いもしなかった。

 

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文明圏外国家 カルアミーク王国 王都アルクール ウイスーク公爵家

 

 

 このエリアには三つの国があった。カルミアーク王国、ポウシュ国、スーワイ共和国の三つだ。それぞれの国は絶壁の崖であり、駐屯地が来たことにより正解がものすごい勢いで進歩しているという事すらわからないくらいの隔絶された世界であった。そしてこの王国の3大諸侯、建国時に大きな功績をあげたウイスーク公爵家、その大きな屋敷の中で、1人の女性が本を読んでいた。本の名前は『英雄の伝説』。数々の英雄伝説が書かれた本に、その女性、20歳になったばかりのエネシーはハマっていた。母親に朝食の準備ができたことを告げられ読書を途中でやめてダイニングへと向かった。ダイニングでは父と母が待っていた。

 

「おはようエネシー」

「あら?また貴女ったら小さい子の読む本を見て・・・。そんなことじゃ男も寄り付かんわよ?」

エネシー「いいじゃないですかお母さん!この本に出てくる英雄は本当にいると思うんです。だから私はこの物語の主人公に憧れています」

「ふむ、まあ、お前がどんな夢を持つのも良いことだ。しかし、母さんが心配しているのだ。わしも早く孫が見たいと思っておるしな・・・」

 

 父親のウイスーク公爵と母親のニッカに痛いところを突かれる。

 

「ちょうど1カ月後に、王国建国記念祭りがあるでしょう?カルアミーク王国の1大イベントよ。一緒に行けるような男はいないの?」

エネシー「うん、いないよ。」

 

 エネシーは静かに答える。

 

「いないなら、建国記念祭で見つけておきなさい!」

エネシー「うーん、そういう出会いってなんだかなぁ。こう・・・劇的な出会いがしたいの!心が揺さぶられる様な!」

「そう言ってると一生独り身よ。それに建国記念祭は一年の中でも一番盛大なお祭りよ。そこで出会えるかもしれないじゃない!」

エネシー

「そうだけどぉ・・・でも、もうちょっとロマンチックな感じが良い・・・」

「はぁ・・・。貴女の理想の王子様なんて見つかるわけないわよ!それよりもっと現実的な考えを持ちなさい。貴女も今年から成人したんだからしっかりしないと駄目よ?」

 

 すると父親が話を変える・・・。どうやら「霊峰火口付近に、魔物が集まっている事が確認されている。王都からは遠いから問題は無いと思うが、念のために王都から勝手に出てはいけない」と注意を受ける。その後エネシーは自室にこもり先ほどの本を読む。中でもエネシーが好きだったのは、本の最後に記された預言者トドロークの預言、王国の危機について記された1文だった。本にはこうある。

 

ーーーーー『異界の魔獣現れ、王国に危機を及ぼさんとする時、天翔る魔物を纏いし異国の片目隠れ騎士が現れ、太陽との盟約により王国のために立ち上がる。建国以来の危機になるだろうが、騎士の手により国は救われるだろう。』

 

エネシー「・・・・・・はぁ♡きっとこの騎士様こそ私の運命の人だわ・・・。この方のような素敵な殿方が私にも現れるかしら・・・」

 

そうつぶやくと、窓の外を見た。空には雲一つなく、快晴だ。今日も絶好のお出かけ日和である。

 

エネシー「こんな日こそ意外と騎士様と出会えるかも~~~~♪」

 

______

 

 エネシーは黙って外出した。理由は間もなく開催される建国記念祭・・・。公爵家の娘として、ドレスを着るのだが、べノンの花は絶対に外せない。だが今年は不作気味で在庫はすべて売り切れてしまっていた。ここでエネシーに電撃が走る。かつて幼いころ山にベノンの花が沢山咲いている場所を見つけていた。その場所は誰も知らない。そして、エネシーは思い出す。あの花畑を。そして、そこならばベノンの花が手に入ると確信したのだ。父親に出るなと言われた王都の外に、彼女は飛び出していく。

 

エネシー「ふふ・・・。いっぱいあるわね・・・。これだけあれば十分・・・」

エネシーは、昔見つけた秘密の場所に来ていた。そして、大量に摘み取り、満足そうな表情を浮かべながら帰ろうとする。すると、彼女の目の前に黒い影が現れる。

エネシー「えっ!?何!?」

 

 エネシーの前に現れたのは、二重瞼のイノシシがいた。この国のイノシシで二十瞼のイノシシは人懐っこいと聞いたことがある。エネシーは、そのイノシシに近づくと、そのイノシシが「ぷびぷび」と可愛らしくなく・・・。だがそんな微笑ましい光景も一瞬にして崩れ去る。全長が3mにも及び、足が6本、体の筋肉はむき出しになり、黒く、目の吊り上がった魔獣が1匹現れた頭からは角が12本生えている。

 

ザシュッ!!

「プギーッ!」

 

エネシーの前でイノシシが殺され魔獣がイノシシを喰らう。エネシーは恐怖し逃げようとする。

バシュン!

 

エネシー「たしか12角獣の生態って……。人間に高い敵意を抱き、お腹がすいていなくても、人間に襲い掛かってくる・・・!確か、討伐難易度がSSSランクの魔物!そんな……!こんなところで死ぬの!?いやぁ!!」

 

エネシーは必死に走り出す。十二角獣はエネシーを獲物と認識し、追いかけてくる。エネシーは死を覚悟する。

 

(助けて……助けて……誰か助けて。私の将来のナイト!!あんた未来の嫁が死にそうな時に何をやってんのよ!!!)

 

 エネシーは全力で走る。その背後では、12角獣が追いついてきた。彼女がそう思った時その予言は本当になる・・・!一方のエアンペルはどこの強制着陸するか悩んでいる間にカルアミーク王国の上空へと来てしまった。そして眼下に広がるのは、王都アルクールの街並みと、その背後に聳える霊峰であった。

エアンペル「うわぁ・・・。ここがカルアミーク王国なのか・・・。あれ?なんかあっちの方で何か動いてるな・・・。魔力レーダーに反応あり。なんだろ?」

そう言いながら、高度を下げてみる。すると、そこにはエネシーと、エネシーを追い掛け回す十二角獣の姿があった。

 

 

エネシー「いやぁ!だれかぁ!!」

 

 高度を下げるとどうやら化け物に襲われそうになっている女性を見つけた・・・・。エアンペルは最上川に航空機娘形態になることを伝えると、航空機娘形態になる。そして一気に急降下して十二角獣に対して貨物をぶつける。なおこの貨物は幸い食糧ばかりであったために、十二角獣の注意を引くことに成功できた。

 12角獣は、貨物を邪魔だと言わんばかりに投げ飛ばしてくる。だが、エアンペルはガンシップとしての機能もある為、エネシーの存在を忘れ12角獣に向けて榴弾砲を発射した。それだけではなく再度急ターンをすると、ガトリング砲を掃射し、12角獣をズタボロにした。

 

エネシー「・・・え?」

 

 あまりの出来事にエネシーは呆然としていた。そしてエアンペルは新たに改造してもらった際に追加したVTOL機能を使い航空機娘形態で着陸すると、人間サイズに変形した。エネシーの目には性別は一見女性に見え、生の手足を出した人物が見えるが、彼女は例の英雄の伝説に出てくる騎士…。片目隠れの騎士だと思ったのである。

エネシー「ああ・・・。私の運命の人・・・。やっと会えた・・・」

 

 エネシーは感激の余り涙を流し、片目隠れの騎士に抱き着いた。一方、片目隠れの騎士扱いされたエアンペルは困惑し、宇宙猫を超えミホノブルボンの如くフリーズしてしまう。そして、エネシーは片目隠れの騎士と勘違いしエアンペルにキスをする。

エネシー「ありがとうございます。片目隠れの騎士様・・・。私の命を助けてくれて・・・」

エアンペル「あ・・いえ。別にいいですけど・・・。」

エネシー「貴方様が居なければ私は今頃死んでいましたもの。感謝してもしきれませんわ。それに、私まだ子供だから分かりますの。私、あなたに恋をしました。どうか私と結婚してくださいまし。そして子供を産んで幸せな家庭を築きましょう♡」

エネシーは顔を赤らめながらも、エアンペルに告白をした。

 

エアンペル「・・・はい?」

 

 こうしてエアンペルは面倒ごととこのエリアの紛争に巻き込まれるのであった。家に連れていかれたエアンペルと最上川はエネシーの家に連れられていった。そして父親は早速国に「予言は本当だった」と伝え、国王に謁見される。

そして、エアンペルは、エネシーの父親から「娘の命を救ってくれた事に感謝する」と言われ、更には「我が娘エネシーを君の嫁にしたい」と言われる。エアンペルは、エネシーの父親が「娘を嫁に欲しいなら、君はこの国を救ってくれ」と頼まれた。エアンペルは性別が女と言う理由で断ろうとしたが無知であるが外交問題をかじっている最上川がやめさせる。

 

ボソボソ

「馬鹿!エアンペル!外交の糸口潰すな!あとあと交流国家にできるじゃないか!そうすれば白良は喜んでお前を昇給させてくれるぞ!」

エアンペル「いや私本当に女なんだが、こんなメンヘラお嬢様と付き合えとか言われても・・・。」

 

エネシーはそのやり取りを不思議がるは二人は「ヴェ!マリモ!」と返すだけであった。

 

__________________

カルアミーク王国 霊峰ルード東側約50kmとある遺跡

 

 

 

 その遺跡の周辺には、簡易的に作られた人口の集落があった。森の中に忽然と現れる集落、行きかう人々は皆黒いローブを羽織っている。

その中に、似つかわしくないほどの派手な装飾を施した服を着る男が1人、傍らの魔導師と話をしていた。

「マウリ様、魔炎駆動式戦車が完成いたしました。」

 

「そうか……して、性能は?」

 

「人間の放つほとんどの攻撃魔法をはじく事が出来ます。装甲も、鉄にし、車輪も鉄にしていますので、この魔装炎戦車を止められる者は、この世におりません。」

 

 魔導師がマウリ家・・・カルアミーク王国三大諸侯の一つに報告する。そしてマウリと呼ばれた男は満足そうな表情を浮かべていた。魔導師は遺跡にあった兵器の解析結果を良い例の戦車の性能と合わせマウリに伝える。そして例の遺跡は高度すぎてすべては解読できなかったと伝えた。一方マウリは例の戦車の性能を見たいと言い始めた。

 

「そう思いまして、ラーガを捕らえてあります。中央闘技場で、ラーガと戦車を戦わせてみようと思いますので、是非・・・。」

 

「ラーガ?あの魔法剣士ラーガか?よくあんな化け物を捕らえる事が出来たな。」

 

「家族を人質にとって、言う事を聞かせました。どうぞこちらへ。」

 

 そう言って、魔導師はマウリを連れて中央闘技場へと向かった。過去に様々な魔獣たちの実験が行われた闘技場、安っぽい構造である・・・。席に、マウリは腰掛ける。カルアミーク王国最強の男と言っても過言ではない魔法剣士ラーガ、彼の先祖が過去に遺跡から持ち帰った伝説の剣と鎧を使いこなし、その強さは全国民の憧れである。彼が1人いれば、200人の騎士団がいても勝てないと言われる伝説級の強さを持つ。ラーガは拘束された状態で現れたが、魔導師の配下の者により拘束を解かれ剣と鎧を装備するように言われた。

 

ラーガ「・・・何のつもりだ。」

「これから、あなたと戦ってもらいます。そしてもしあなたが勝てば、あなたに家族を養える大金を用意しを解放しましょう。ただし、あなたが負けた場合、あなたには奴隷になっていただきます。」

 

 魔導師の配下が言うと「俺を舐めるな」と怒り心頭の様子である。だが、そんな彼でも実力差が分かるのか、武器を装備した瞬間から静かになった。今回ラーガの戦う相手は一回戦目は12角獣、二戦目は例の戦車である。最初は12角獣と戦うことになっている。太鼓の音と共に両者が入場してくる。ラーガは魔法剣士と言われているようなので、魔法と剣術の両方を使う事ができる。一方、12角獣は、前足と後足の爪に魔力が込められており、突進攻撃を得意としている。

 そして試合開始の合図とともに両者は激突した。ラーガは持ち前のスピードで翻弄し、相手の懐に飛び込もうとするが、相手もそれに負けず、巨体を生かした体当たりを仕掛けてきた。ラーガは空中に飛んで回避し、着地と同時に相手に斬りかかる。そして魔法を剣に纏わせ、相手を切り裂いた。

 

ラーガ「以外に耐えるな・・・ならば。とどめだ!!〈我が魂の力を此処に示せ、雷鳴よ、今こそ敵を撃て〉サンダーボルト!!」

ラーガが呪文を唱えると、空に暗雲が立ち込める。そして、その暗雲から一筋の稲妻が走り、刀にまとわりつくと、一気に放たれた。そしてその一撃は見事命中すると、そのまま、12角獣を貫いた。

ラーガ「勝負あったな。」

ラーガはそう言いながら、その場で剣を回し12角獣の血を払う・・・。マウリは本当に戦車が勝てるか不安になるが魔導師は安心させる。

 

「はい、ご心配せずとも結構です。魔装炎戦車は、動かすために魔導師が4人も必要ですが、その力は圧倒的にございます。」

 

 考え込むマウリ。そして試合は進み、いよいよ戦車との対峙となる。その戦車は外見は砲がないような外見である。ラーガは面妖な物体と認識する。だが彼は、その正体を知らない。そしてラーガは剣を構える。

 

「はじめ!」

 

ラーガは相手が動かないため、様子を見るが、次の瞬間、戦車はラーガに向かって突っ込んできた。ラーガは咄嵯に反応し、すれ違いざまに剣をふるうが金属音が響く。なんと剣が欠けてしまったのだ。

 

ラーガ「何!?」

 

 ラーガは驚愕したが、その隙に戦車は旋回し、彼の方に視線を向ける。ラーガは長年の勘でおそらく何かしらの魔法が付与されていると思い、防御態勢をとった。 低い音を出しながら、炎を纏った戦車から、球状の炎がラーガに向かい射出される。

 

「ほう、火炎弾か!」

 

 戦車はおおむね5秒に1回、火炎弾を発射する。ラーガは炎の球を剣で防ぐが、1発目を防ぐとその衝撃に耐えられず、2発目は直撃してしまう。ラーガは吹っ飛ばされ、壁に衝突する。

 

ラーガ「うおぉ……くそ……何なんだ……この威力……」

ラーガは何とか鎧のおかげで死にはしなかったがもはや戦士として戦う事は出来ないだろう。

「そこまで!勝者魔装炎戦車!」

マウリは戦車の勝利に喜ぶ。マウリの配下もラーガに哀れみの目を向けた。そして カルアミーク王国の3大諸侯、マウリ・ハンマンは王国転覆の計画を着々と進めるのだった。その一方・・・・。

 

__________________________

 

 カルアミーク王国 王都アルクール ウィスーク公爵家

 

 王都3大諸侯の1人、ウィスーク公爵は娘の説明を聞き、頭を抱える。

 

ウィスーク「(内容を整理しよう。)」

 

 

○本日、娘エネシーは、私がダメだと言ったにも関わらず、王国の建国祭りの飾りとして花を王都城壁の外側に勝手に取りに行った。

○そこで、この付近では活動が確認されていない12角獣と出会う。

○そこに、颯爽と天翔る魔物を纏いし異国の片目隠れ騎士(女性)が現れ箱と爆破魔法と連射可能な矢筒を使い、瞬く間に12角獣を倒す。

 

ウィスーク「(いろいろとツッコミどころはあるが、一番の問題は、あの片目の戦士とまだら模様の服を着た若者だ・・。片目の戦士は女性な上に股が見えそうな格好で服の上下がわからん!あとまだら模様の服を着た若者は、娘曰く蛮族をしたがえているとか言っていたが・・・。)」

 

 そうエアンペルと最上川を観察する・・・。最上川はともかくエアンペルの服装は競泳水着みたいな恰好である。ウィスークは彼女の服を見て羞恥心はないのかと困惑していた。だが何もふるまわないのは失礼にあたると考えた彼はエアンペル達に食事をふるまうことにした。

 

ウィスーク「君たちは一体どこから来たんだね?」

エアンペル「私たちは、あの崖よりさらに高いところから来ました。」

ウィスーク「何?もっと詳しく話してくれないか。」

 

 ウィスークはエアンペルの話を疑いながらも聞く。

ーーーーどうやら彼らは崖より向こうの世界からやってきたらしい。彼らの話では駐屯地と呼ばれる軍事基地がこの世界に転移し、クワ・トイネ公国・・・現クワ・トイネ共和国と同盟を組みその後なんやかんだあって今に至るらしい。そして世界にはいろんな国と各国ごとにランクがある事を告げられた。

 ウィスークはエアンペルの言葉に胡散臭いと思ったが、彼女たちの持ってきたコンテナの中身を見たら、話しが本当だと分かった。中には見たこともない武器や道具があったからだ。その後信用したウィスークは国に通じて外交を視野に駐屯地及び八紘連合と国交を開くことを考え始めた。




次回予告

GPSでエアンペルを消失したことを確認した白良は、おそらくまた落ちた先でアクシデントに見舞われると察した白良は救出部隊の編成をする。一方エアンペルは案の定トラブルに見舞われ反乱軍と戦うことになる。


次回第九十七話「竜の伝説2」


エアンペル「さて!今週もサービス!サービス!」

エネシー「騎士様の●ンポ気持ちよすぎだろ!」
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