問題児だらけの駐屯地が召喚されたようです(絶望)   作:CARUR

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第百一話「第二陣」

クワ・トイネ共和国  駐屯地

 

 

 白良が率いる駐屯地にてある準備が進められていた。それはこの世界に来る第二陣部隊を迎えるための準備をしていた。歴史から抹消された皇族の玉依宮伊弉美の血を濃く受け継ぐ奈良あかりと、クワ・トイネの神森リーン・ノウにいるエルフが、天照大御神のお告げを聞き、歴史研究のために駐在してた金沢を経由し白良に報告してきたのだ。幸いにも八紘連合軍ですら知らない極秘の演習海域に第二陣が来るとのお告げだったため、その海域に向かうための護衛艦娘を編成していたのだ。

 

 

白良「今度やってくるのは、日本からは最新鋭原子力潜水艦艦娘と空母と戦闘機になるトリプルチェンジャー艦娘・・。最新鋭戦車娘と新しい特作群・・・。それにアメリカからは少し型落ちだがニミッツ級の極秘仕様艦の艦娘が2隻、航空機はB-2、B-1・・・。それ以外にも艦娘や武器娘は来るみたいだな・・・。後は追加の駐屯地娘20人と兵士の増員1000人か・・・。」

冬川「トリプルチェンジャー艦娘?なんだそれ?」

白良「ああ、航空機娘と艦娘どちらにもなれる奴らだよ。」

冬川「ほう。しかもそれだけではなくB-1ランサーとB-2スピリッツか・・・。確かに戦力としては申し分ないな。」

白良「だろう?それにB-2を元に新たなる兵器の開発にも役立ちそうだしな。」

冬川「たしか今我々は巨大な戦艦娘と空母娘も作っているのだろう?確か全長700mだっけ?維持費と食費でとんでもないことになるぞ?」

白良「まあなんとかなるさ。」

冬川「ならいいけどな。」

 

 白良たちはそう話しながら艦娘を編成させていた。そして数日後、白良達はいま駐屯地にいる艦娘を全員連れて行き後はマグマ軍艦娘達に駐屯地の近海を警戒させ、彼らは極秘海域に向かって行ったのだ。道中港により補給しつつ彼らは目的地に向かっていた。そして数日後には到着したのである。白良は腕時計を確認し、あと30分後にくると確認した。そして・・・。

 

白良「うわっ!目がちかちかしそうな虹色の光が見えたと思ったら・・・。あれは・・・。」

 

 

なんとそこには見たこともないような原子力潜水艦。巨大艦艇2隻とその護衛としてイージス艦5隻とイオージマ級揚陸艦に似た艦艇2隻と輸送船5隻が現れたのである・・・。

艦艇の方は紀伊を模したかのような艦橋構造物と船体であるがどこかステルス性を意識したデザインとなっており、前部甲板にはVLSらしきものが見えており、後部甲板には複数の格納庫があるように見えた。また、両側面にはハリネズミの如くCIWSが取りつけられているのが見えた。一方、空母はまるでアメリカがかつて作ろうとしていたユナイテッドステイツのような形状をしており、飛行甲板には500機ものステルス艦載機と特殊な改造をしたA-10が格納されていた。さらに甲板上には見たことのないVTOL機が数機のっていた。

 

 

白良「ひゅうが!無線で伝達だ!『ようこそ異世界へ』とな!」

ひゅうが「了解!」

 

 メンタルモデル形態の護衛艦ひゅうがに命令を出す白良・・・。そして旗艦をなのる原子力潜水艦からの無線の音声は女性の声であった。名前はやまと型核融合炉戦略潜水艦と紹介した。そしてそのまま悠々と艦隊は駐屯地の旗艦のひゅうがに追従し駐屯地に到着したのであった。やまとの外見はポニーテールの髪型で眼鏡をかけたJカップの大和撫子であるが競泳水着に海自のコートを羽織り、クールな性格のわりにこんな格好をしているのかわからないが露出の多い服を着ていた。

 

やまと「私たちは異世界方面派遣部隊第二陣です。これよりあなたの指揮下に入ります。よろしくお願いします。」

白良「こちらこそよろしく頼むよ。俺は白良和影だ。・・・・ところで元の世界はどうなってる?」

 

 

 やまとは元の世界で何が起こったか話す。どうやら白良達の駐屯地が転移した後、共産党政権は消失した駐屯地の調査をすると言ったのだが、裏で当時の総理と幹部が「これで強力な部隊がすべて消失したから、軍縮にこぎつける!」や「どうせ問題児のネトウヨ自衛官や悪逆非道のアメ公がぶち込まれたろくでなしの基地だ!どうせ死んだって誰も悲しまない!」と発言したのを前政権に設立されたJPCIA(日本版CIA)の工作員が録音しそれを中道左派のマスメディアにタレコミした所与党の共産党に非難が殺到した。それにより国民の大半は激怒、理由はマグマ軍との戦いで自衛隊は少しでも日本を奪還しようと奮戦したというのに、共産党は文句を言っていた自衛隊に助けてもらいながら戦後も文句を言ったり、デモ活動をしたり、税金を使いまくったくせにその事実を隠蔽したり、災害時に救援物資を横流しして横領した等の悪事が暴露された。

 その上選挙結果を改悪したのを寄りにも寄り中国共産党の若手指導者に「我が国が逮捕したはずの台湾進攻を独断で計画していた将校の一派が日本の選挙に介入していたことが発覚した」と、世界中にばらされ政権は解散に追い込まれ、今現在は中道左派の政党により政権が行われ、その後9年間にわたってこの異世界派遣部隊が編成されたのだ。

 

白良「九年もたったのか!?俺達はこの世界に来て3年くらいだが・・・。」

やまと「え・・ええ!?その割に戦力が増えているのはすごくないですか・・?まさか、この世界の時間の流れは遅いのでしょうか?」

白良「そういうことっぽいな・・・。んじゃ次はこっちが話す番だ。」

 

 彼は、この世界のことを話す。クワ・トイネ公国(現クワ・トイネ共和国)に食料、クイラ王国に原油を貰ったことにより生きつないだ自分たちは、この二か国の脅威となるロウリア王国(現ロウリア合衆国)を負かし、人種平等の国家ロウリア合衆国を作り、その上で元居た世界の様にならないように教育などの政策を行い平和を維持していた。そしてパーパルディア皇国(現パーパルディア帝国)との戦いでは卑怯な皇国により大量の死者が自軍に出たため、こっちも血を血で洗うような報復をして、結果第二次世界大戦のような無差別大空襲と艦砲射撃をやってしまったという。

やまと「・・・確かにパーパルディアにも非はありますが、そこまでやる必要はなかったのではないのでは・・・?」

白良「ああ、それはわかっている。だが、あいつらは我々日本人を虐殺し、外交官にしたサンレア人を人質に取り、連合国の面々がいる中映像越しで凌辱していると頃を見せつけ『さっさと降伏しろ!』と脅迫してきたんだ。俺は何とか理性的に戦争計画を立てたが、兵士たちは怒り狂い、それに皇国に今まで蹂躙された属領の国々の革命軍司令官は報復のために戦おうとしていた。もうこの狂気を止めることはできなかった。そしてそれを止めれなかったから、司令官をはく奪され莫大な賠償金と十字架を背負う羽目になったのさ」

 

 そういい終わると、やまとは何とも言えなさそうな顔であった。彼なりに思うところがあったのだろう。

 

白良「まあ、そんなわけで、今は平和で自由で豊かな国々が多い。ただ、未だに差別がある国は存在するがね・・・。」

やまと「・・・わかりました。私たちもこの世界をより良い世界にするために頑張ります!一緒に頑張っていきましょう!」

 

こうして、やまと達第二陣と自衛隊は駐屯地に着き、これから任務をこなして行くのだが・・・。彼女たちはこの世界の技術力に地味に驚くのであった。

 

やまと「えっ!?輸出した兵器は全部3Dプリンター製なんですか!?」

白良「そうだ。しかもオイレ博士の頭脳力で樹脂も超強化プラスチックも鋼鉄どころかタングステン合金並みに硬くなった。あとモンタナは核融合炉を搭載していて、そのエネルギーで弾体加速させるレールガンを搭載してる。そして対空砲はコイルガンをガン積みだ。なんだったらマグマ軍は第二帝国作って、第二文明圏相手に貿易をしているぞ。」

やまと「は・・・はぁ・・・。(なんだかすごいことになってますね・・)」

 

 そう困惑して答えるやまとであった。その後この世界のCO2排出規制をしまくったせいで新たに来たグラ・バルカス帝国の空気が汚すぎて、同盟国のほとんどの国の外交官が体調不良を訴える事態となり、グラ・バルカス帝国には環境破壊大国なってしまったり。またそうなった原因が魔石のエネルギーを取り出す発電方法により火力発電所も逐次廃止され、リニア発電や核融合炉に変わっていったりと、フードロスゼロ社会を実現したり。それを聞いたやまと達は「そら元の世界に帰りたいとは思えないわ」とつぶやくのであった・・・。勤務時間を終え艦娘専用寮で過ごしていたやまとは、他の護衛艦娘とと会話していた・・・。

 

やまと「それにしても不思議ですね・・・。あんな前の世界でも実現できなかった技術を持ちながらも、わざわざ技術力を一部制限したり、医療技術にもあえて治せる研究を開発しても数年先に開放する前提で進めてたり、よくわからないところがありますよね・・・」

あたご「たしかあれこの世界の人間の道徳・倫理観に合わせているって聞いたよ?何でも、この世界はまだ中世レベルのところが多いから、なるべく技術を制限して、人間として生きるうえでのモラルを守らせようとしているって」

やまと「・・・?でもそれって、科学の発展を阻害しません?何でそんなことを・・・」

あたご「まぁ、そこはあたしらにはわからんけど、どうもあの人は、この世界の住人に前の世界みたいなことにならないように教育したいらしいんだよねぇ~。ま!そのうちわかるんじゃないかな?」

やまと「そうですかね・・・。」

 

 彼女は釈然としない感じだったが、まあいいかと思ったのだ。一方航空機娘の過ごす寮では、新たに追加されたB‐1BランサーとB-2スピリッツがパトリバード部隊とB-52H、武装旅客機大喰、富嶽mark2、KB-52タンカーフォートレスに招かれ、バーベキューパーティーを行っていた。

 

ランサー「ワイバーンの肉・・・。よく現地の人達は航空戦力でなおかつ馬のように従順の生き物を食用家畜にする気になるわね・・・。」

スピリッツ「でもドラゴンの肉を食べていると考えたらすごい体験だと思うわよ。鶏肉みたく淡白だけどおいしいし」

エアンペル「まぁ航空機を輸出するとどうしてもワイバーンは不必要になるからな。と、言っても軍用の奴を屠殺したわけじゃないがな。あくまでワイバーンを育成していた業者の失業対策って感じだ。軍用ワイバーンのほとんどは競馬のワイバーン版の競竜の繁殖用に使われている感じだな。」

 

そう言いながら彼女らはバーベキューを楽しんでいた。ランサーとスピリッツは大型武装旅客機の大喰の身長を見て驚き質問する。

スピリット「えっと、大喰の身長ってどれくらいあるの?」

大喰「確か212㎝ね・・・。」

エアンペル「まあ、こいつだけ特別だからな。パラサイトファイターを使い、要人護衛をできるように作られた機体だからな。あとこいつは武器もすごいぞ。レーザー砲を4門搭載している。」

ランサー「へぇ・・・。それはすごいわね・・・。」

 

そう関心していると、大喰は同じ材料から作られ子供と認識している、寄生戦闘機のうさ太とぺこ子が泣き出したことをスマホのアプリから通知を大喰は知った為、彼女は席を外し、うさ太とぺこ子のほうに向かう。その後も彼女がいなくなった後もバーベキューは楽しい時が続き20時くらいには、片付けを始め彼女たちは、しばらくすると入浴をし始める。ランサーとスピリッツはそのまま日本式で裸で入ろうとしたが・・・。

 

ランサー「ええ・・。大型の人が3人も入ってるせいでお湯追いついてないわよ?(汗)」

スピリッツ「私トランジスタグラマーだけど入れるかしら・・・。結構ぎちぎちにね・・・。」

ランサー「まあ、一応私のほうが大きいけど、入れるから大丈夫だけど・・・」

そう言いながら風呂に入る2人・・・。ここでB-1BランサーとB-2スピリッツの外見を説明しておこう。まずランサーは身長が181cm、バストサイズJカップと爆乳である。髪の色は金色、目の色は茶色。髪型はストレートのロングヘアーで前髪を横流しにしている。彼女の服装は基本的にランサー・・騎兵の名を関した名の通り、鎧と装甲をメインとした服装で重装騎士のような格好だ。武装はバイクのような形状をしたB-1ランサー型の武装であり、バイクの前輪にあたる部分が弾倉になっている。B-2スピリットは、黒髪ロングヘアーで目は茶色、背はランサーよりもやや低いがバストはQカップとだいぶ大きく、服装はぴちぴちのスーツにB-2をもしたレインコートのようなモノを羽織り背中にB-2を模したジェットパックを着け、弾倉型のバッグを手で持って爆撃するのだ。

 

ざぁぁぁぁ!!

 

エアンペル「うぁぁ~。またお湯が溢れてるぞ・・・。」

ランサー・スピリッツ「ああ~。気持ちいい~~」

B-52「うーん・・・。そろそろ風呂の拡充頼まないと、これじゃあ風呂のお湯が無くなるわね・・・」

 

 と、言いながら入浴していると、大喰が入ってきた。さて・・・200㎝の人物が2人・・・湯水は言わずもがな溢れ、大喰が入浴しようとすると・・・ ざっばぁ!! ああ・・・。また湯が溢れてしまった。せっかくたまった湯水は、半分以下になってしまった・・・。翌日そのことを聞いた白良は湯船の大型化の許可を出したのであった・・・。だが彼女たちは知らなかった・・・!依怙贔屓レベルでデカい風呂を作られたことに・・・

 

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新しい戦力の一覧

 

やまと型戦略原子力潜水艦:全長293m。全幅20.5m。VLS20基530㎜10連装魚雷菅。

 

ニミッツ級原子力空母CVN‐α「ジョシュア・ノートン2世」、CVN‐β「ユナイテッドステイツ」:全長420m、全幅150m。搭載数314機。

 

ほうしょう型航空母艦:全長333m、全幅78m(空母時)、全長20m、全幅2m、搭載数120機。戦闘機時、全長20m、マッハ4、対空ミサイル7発及び500㎏爆弾まで搭載可能。

 

B-2。

B-1B。

アーレイバーク級、DDG‐001「イザミ」「ジョージア」「クレーリア」「カタリーナ」「メル」。

 

イオージマ級「トウホク」「カントウ」

 

 

駐屯地娘及び特作群娘:海田市アキ子、岩手こだま、秋田紬葵、海外駐屯地娘20人、葛葉、玉藻、薬園台 美圭、氷川辰砂。

 

武器娘;37式中戦車、39式主力戦車、チャレンジャー3ガルバトロン、19式装輪自走155mmりゅう弾砲、T-39(日本と合同で作った機体)、28式装輪自走155㎜電磁砲、32式自走巡行ミサイル砲、K5戦車屠龍、M5A2ウェイアンド、39式主战坦克。

 

スパルタタイプのマグマ歩兵400人。

マグマ軍皇女及び幹部30人。




次回予告

白良率いる八紘連合と第一文明圏の神聖ミリシアル、第二文明圏のムーと演習することになった・・・。しかし今回は敵役の駐屯地のユニットが強すぎてほとんどの国の艦艇が撃破判定を喰らう・・・。


次回「開ける世界」
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