問題児だらけの駐屯地が召喚されたようです(絶望)   作:CARUR

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今年最後の投稿っすね


第百五話「海水浴!」

クワ・トイネ共和国  南西にある駐屯地

 

 前回なんとか戦争勃発を塞いだもの第1文明圏とグラ・バルカス帝国との冷戦になってしまったが、熱戦にならずにいずれほとぼりが冷めればどちらも歩み寄るだろう。その一か月後白良率いる駐屯地ではあるイベントがあった・・・。それは・・・。

 

白良「海だぁ!泳ごう!」

隊員たち「おぉ~!」

隊員たちは水着に着替え、砂浜で遊んでいる。

白良「はぁ~久しぶりに泳ぐなぁ・・・。」

 

 そう言いながら白良は海を眺める・・・すると娘の榴香をだっこしてやってきた雷子が歩いてきた。育児のため特徴的な三つ編みはバッサリ散髪し、短いおさげとなっている。

 

雷子「司令官さん?あなたも泳いだらどうですか?気持ち良いですよ?」

白良「うん・・・。でも榴香と遊びたいな・・・。」

榴香「あう!」

 

 どうやら榴香も海で遊びたいらしい。

 

雷子「じゃあ、一緒に泳ぎましょう?私も榴香と遊びたいですしね♪」

白良「おう!」

 

 3人は海に入り水を掛け合い戯れている・・・。榴香も初めての海にはしゃぎまわり、浮き輪の上でぷかぷか浮かぶ。

 

白良「榴香、どうだ?気持ち良いか?」

榴香「あい♪」

 

 そう言ってにぱっと笑う。その顔は雷子そっくりでとてもかわいらしく白良も思わず顔がほころぶ。すると・・・水上バイクの音が近づいてきた。

 

本郷ももか「おぉい!司令官さん~!」

白良「うん?なんだ?お前は子供を水上バイクにのせて遊んでるのか?」

本郷「そうですよ~!私も娘の空華ちゃんを乗せて遊んでるんですぅ~!」

空華「ふぁぁぁ・・・」

 

 彼女は榴香の後に産まれた娘の空華と水上バイクで遊んでいる。バイク乗りの血が騒ぐのか本郷の娘はバイクの振動が子守歌になっている。エンジンの吹かす音も好きでそのまま寝てしまう。

 

本郷「おお・・よしよし♪」

空華「うみゃ・・・」

 

白良「よく驚かないな・・・。バイクの音を聞いたらだいたいの赤ん坊は泣くもんだけどなぁ・・・?」

本郷「私の娘ですからね!胎教としてバイクに乗りまくってますから!」

 

 白良はドン引きするがまぁ陸娘の育て方はだいたいぶっ飛びすぎてると納得し、放っておく。そもそも自分の娘すら榴弾砲の武器娘の血を受け継いでいるのか分からないが、最近は砲撃音が子守歌になるので武器娘の子供は不思議なものだ。さて・・・サンレア達はというと磯もで遊んでいた。

 

サンレア「やったー!ウニがとれた~!!」

サニャス「ヒトデしゃん!」

サディス「ハハハ・・・はしゃぎすぎじゃないか?サンレア?あんま母親っぽくないな!まるで娘が二人できたみたいだ!」

サンレア「もう!おじいちゃんがおばあちゃんに言ったみたく私を子ども扱いしないでください!これでもちゃんとサニャスを育ててますよ!」

サニャス「みゃー♪」

 

そう言いつつサンレアはサニャスの面倒を見る。サンレアには子育ての才能があるのかサニャスはよくサンレアになついている。

さて、そんな中で白良も隊員達と遊んでいるが、その内の一人の兵士がアイスティーを持ってきたのだが・・・。

兵士「あれ?司令・・・なんか眠そうじゃないですか?」

白良「うん?ああ・・・。そうだな・・・。ちょっと眠い・・・。」

 

 突然眠気に襲われた。すると体がふらつき倒れそうになった所をその隊員に支えられる。その隊員の名前は田所浩二・・・。自衛隊の補給部隊の一人だ。

 

浩二「司令、大丈夫すか!?」

白良「うん・・・大丈夫だ・・・少し寝不足なだけだ・・・。」

 

 そして駐屯地の司令官室に向かおうとするがどう見てもどこぞのうんこの擬人化の人権剥奪されたホモビ男優だったため、雷子が勢いよく田所にドロップキックをかました。

 

田所「痛スギィ!!イクイクッ!!」

雷子「何、私の旦那さんに睡眠剤入りのアイスティー飲まして昏睡レ〇プしようとしてるの?このクソ野郎!今度やったら去勢しますからね!!」

田所「すいません許してください、何でもしますから!」

雷子「ん?今何でもするって・・・言ったよね?」

田所「は、はいぃ・・・。」

 

 そして雷子は白良をパラソルの下のレジャーシートに寝かせると、海で遊んでいるアメリカ兵士達を呼ぶ。

 

雷子「米軍兵士の皆さん!田所がまた昏睡レ〇プしようとしたから皆で水上バイクで引きずり回してください!」

「マタカヨ!せっかくwifeとの海水浴を楽しんでたのに!」

「ああん?だらしねぇな?」

 

 こうしてアメリカ軍兵士達は水上バイクを使い、田所の足をホールドしたまま海に引きずり回す。「ンァァァァッァ!」っと汚い悲鳴をあげる田所をしり目に白良はスヤスヤと眠る。一方留香は白良の体にどこで拾ったかわからないヒトデを張り付けて遊んでいた。そして昼ぐらいになると昼食を食べるため、各自昼食をとることにした。白良は目を覚ますと、昼食をとっている。

 

白良「そういえばさっき田所が介抱してくれたような気が・・・?」

雷子「昏睡レ〇プしようとしたので水上バイクで引きずり回した後十字架に張り付けてボコしましたよ?」

白良「またあいつかよ・・・。いや十字架は野獣先輩イエス・キリスト説を補強するからやめろ。」

雷子「んじゃどうします?」

 

白良「十字架は外して、首から下砂浜に埋めればいんじゃね?」

 

そ してその後昼食を終えた後白良は、田所を首から下を砂浜に埋めた後に留香を浮き輪に乗せて海に入る。

 

留香「きゃっきゃ!!」

白良「おぅ、喜んでるなぁ・・・。」

留香「うきゃ!」

 

バシャッ!!!

 

白良「ぶへっ!?さすが武器娘・・・幼子でも力は車両

並か・・・。」

 

娘に勢いよく水を掛けられる。その量はかなり多く大人二人掛かりでかけられたと思うくらい水圧が強かった。

留香「きゃっきゃ♪」

白良「ったく・・・・。可愛いなぁ!お前は!」

 

 そう言って留香を抱きしめる白良。その光景はまるで父親と娘の仲むつまじい光景そのものだった。そんな光景を遠目で眺めていたM1A2エイブラムスが雷子に言う。

 

エイブラムス「ほら、もっと近づいてきなさいよ!一緒に遊びたいんでしょ?」

雷子「いや・・・いつも遊んでますし・・・」

 

エイブラムス「関係ないわ!!ほら、娘と一緒に遊んであげなさい!あなたは今この駐屯地の最高司令官なんだからね!今後もしかしたら忙しくなって子供と遊ぶ時間もないかもしれないのよ?」

雷子「そ、それは・・・!」

エイブラムス「ほら、行きなさい!!行って父親と娘を幸せにしてあげなさい!」

 

 そう言ってエイブラムスは雷子の背中を押して白良と留香の方へ押し出す。すると雷子は満面の笑みを浮かべて2人に駆け寄り、二人に海水をぶっかけた。

エイブラムス「ハハ・・・不器用な子ね・・・。」

 

白良「うわーっ!津波レベルの水浴びだぁ!?」

留香「きゃっきゃ♪」

 

 そう戯れる娘を見て雷子は心がキュンっと暖かくなるのを感じた。そして夜・・・白良と妻子はサンレア達と一緒に水着から普通の服に着替えるとバーベキューを楽しんだ。そして最後の締めは花火で遊ぶことだ。

 

白良「これに火をつけて」

サニャス「はーい!」

 

 サニャスはひいおじいちゃん・・・いや普通に考えたら祖父に当たる白良から手持ち花火を貰うと、嬉しそうに着火する。すると色とりどりの炎と火花を散らして幻想的な光景が広がった。

 

サニャス「ふわぁ~きれぃ♪きれいだね!」

サンレア「サニャス?やけどしないようにね?」

サニャス「あい!」

 

その様子を幸せそうに見るサディス・・・。

 

サディス「かわいいな・・・。ほんと俺の子は」

留香「あう?」

サディス「ふ・・・何でもない・・・。」

留香「あい~♪」

 

 一方白良は小さい打ち上げ花火の準備を済ませると、火をつける。導火線に着いた日が花火の本体に着くと筒の中から花火が打ち上げられ、夜空に綺麗な火花を咲かせる。そして一二発ほど打ち上げるが、なぜかサンレアが武器娘の武装を持ち武器娘化する・・・・。

 

白良「え?何するつもり?ちょ!お前!?」

留香「あう?」

サディス「まさか・・・?」

 

サンレア「たーまや~~~!」

 

 彼女は自走高射砲の武器娘であることを良いことに、榴弾を花火にした特殊な砲弾を使い空に向かって打ち上げる・・・。155㎜榴弾砲をそのまま高射砲にしたサンレアならではの技術だ。ロケットブースターから青い炎を吹き、夜空に鮮やかな青の華を咲かせる・・・。そして大きなスターマインを放ち、夜空が綺麗な花火で染まる。

サディス「こりゃすごいな・・・。」

留香「きゃ~~~^^★!!」

 

 留香とサニャスは夜空に咲く綺麗な花火に釘付けになる・・・。そして雷子は嫉妬したのか便乗したのか、どこからか曳光弾を装填したM61機関砲を持ち出し空に向けて乱射する。

雷子「た~まや~~!!!」

 

VOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOON!!

 

サニャス「ひぃぃぃぃん!」

サディス「おい!!!」

 

留香「うええええええん!!」

 

 空に曳光弾の美しい光の線を描くが、明らかに機関砲の音はうるさく空に花火の音と混ざってとてもうるさかった。いうまでもなくサニャスと留香は大号泣し、雷子は白良とサディスに「ちょっとこい!!」と竹刀と銃床でケツを数回シバかれるのだった。

 

 

白良「ったく、あいつは・・・。お~よしよし留香?泣かないでほら~?」

留香「うう・・・」

白良は娘の頭を撫でつつ言う。

白良「ママも悪気はないんだ?ただ娘と花火をしたかっただけだしな?」

留香「ひぐ・・・うぇぇ・・・。」

白良「そろそろ風呂入って寝ような?」

 

サディス「サニャス・・・?お前のおばあちゃんはあくまでお前を喜ばせるためにやっただけだからな?まぁ泣かないでくれ・・・」

サニャス「うん・・・!!」

サンレア「ごめんね・・・。もしかしたら私が花火披露したのがいけなかったのかも・・・?」

サニャス「ママの花火きれいだった・・・。。」

サンレア「ごめんね・・・。ほんとごめん・・・。」

 

 こうして花火を楽しんだ一家と武器娘達は、風呂に入るとその後寝室に向かい眠りについたのだ。彼らは・・・・

 

 

_____ずっとこうして暮らせればいいのに

 

 

と、思いに浸っていたが戦争の火種は確実に燃え上がり始めた・・・・。




次回予告

グラ・バルカス帝国にある料亭である人物がいた・・。政府の役人のオルダイカとエルチルゴが話し合っていた・・・。その内容は戦争で儲けようとしていた・・・。そこにある国の諜報機関の工作員がかかわる・・・。


次回第百六話「冷戦の開始」
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