問題児だらけの駐屯地が召喚されたようです(絶望) 作:CARUR
今回は第17.2話「剣子と女兵士」でなぜムーラが絶叫するほどの話をラディがしようとしたのか・・?今回はそんなお話です。前半は結構シリアスです。
ロウリア合衆国に改名されて二日後 ジン・ハーク司令部
中央歴・・・・。ロデニウス大陸統一と亜人撲滅を掲げた統一戦争は、すさまじい軍事力を持つ駐屯地により、いとも簡単に失敗した。ハーク王は権威はく奪されたあと、レイシト姫に移り、政治形態も立憲君主制の大統領制に変更された。そして駐屯地率いる連合軍からの命令で、奴隷を解放するということで、所持していた大多数の貴族や軍人が公職追放された。いまだ負けたことに不満をもたらすものはいるが、ソマリアのように分断され紛争が起きているよりかはマシであろう・・・・。
内容を知らなかった国民や末端の兵士は、ロウリア式の最大級の謝罪形式をクワ・トイネ国民に披露したが、姫が奴隷にされるという状況もあったためか大半の国民は同情した。
「私にどのような命令が・・・・・?」
「実は、日本からあるセレモニーに参加してほしいという手紙が来てな・・・・。」
「私にですか・・・?」
司令部の司令官室にて、上官に呼び出され駐屯地のセレモニーに来てほしいといわれたのは、OH-1改と戦った竜騎士のムーラであった。エジェイの付近の偵察の際に、巡回していた際に偵察していたOH-1改と接触し、何とかミサイルの攻撃から逃れた竜騎士である。
「おそらく罠ではなさそうだが・・・・・。現に犯罪を起こした兵士たちは処刑されなかったからな・・・・。まぁ・・・あのヘリとかいう巨虫に火炎弾を当てたというのを褒め称えて差し上げるとも読めるぞ。」
そう話す上官だが、ムーラは信用していなかった・・・。歴史上、こういった甘い言葉で要人を誘い出して処刑した例はいくらでもある。そして続いて上官の話した言葉で衝撃が走った。
「なお家族を連れてくるようにとだ・・・・・。どうやら戸籍管理している最中にお前に妻子がいることに気づいたようだ。」
なんと家族で来るように命じられたのである。さらに最悪な予測をしてしまうムーラ。
_______ただでさえ甘い言葉で容人を誘い処刑する例があるのに、それを「家族で来い」と言ってきたのである・・・・。自分の妻は美人の方であるが、もし自分が処刑されたら妻が凌辱され、息子たちは奴隷にされるだろう・・・。
その後話しを終え仕事をつづけた後、家に帰り妻に話したのであった。その時の妻は涙を流していた・・・・・。
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その4日後。
前日に両親に今生の別れを告げ、ムーラは正装を纏い妻はいつ体をささげられるように体を丁寧に洗い、下着はつい最近オープンした下着屋で買い、家族と一緒に車両形態のアウタームーンに乗りクワ・トイネにある在鍬・駐屯地基地に連れて行ったのであった。そしてヘリ格納庫のドアの前で彼は深く考えた
ムーラ「(ああ・・・・これで俺達家族の人生は終わるのか・・・・。)」
そう思い扉を開けた瞬間・・・・・。
パシャパシャパシャ!!!
「「「「!?」」」」
突如焚かれたフラッシュに驚くムーラ家一同するとアナウンスが・・・
『今回のロデニウス紛争で、単騎で偵察ヘリOH-1改オメガの攻撃をよけ、一矢報いた旧ロウリア王国の竜騎士……ターナケインさんです!!』
ムーラの前に現れたのは灰色のショートヘアーの女性が現れた。
OH-1改(3ath)「どうも黄芽忍といいます。偵察ヘリOH-1改の操縦士をしています。あなたが私と戦った竜騎士さんですね・・・・?」
ムーラ「は・・・はい。」
「勇敢な方ですね。まさか単機で、戦場の煙に紛れるほどの低空飛行で飛んでくるとは思いませんでした」
同僚達を殺した憎き敵のはずなのに、何故か憎悪の感情は生まれなかった。駐屯地の兵士も、命令で動いていたに過ぎないからだろうか。2人は堅い握手を交わす。
ムーラ家はこの時、日本国が自分を殺すことはないと悟った。敵国の兵を「勇敢」と称えるなど、駐屯地・・・いや日本人は他の国とは完全に異なる考え方をしているのだろう。
まぁ・・・実際は、白良が国民の情緒を統制するためのセレモニーなのだが・・・。ともあれ何も起きずにそのままセレモニーが続き食事をしていたムーラ家・・・・だがここであることが起きる!!
食事の後、セレモニー最後のOH-1改とクワ・トイネ陸軍に配備されたAH-01(攻撃仕様のR-70)の編隊飛行が行われたのであったが、ここでムーラの黒歴史が始まったのである
『では、最後に駐屯地のOH-1改とクワ・トイネ陸軍の第一対地ヘリコプター隊の編隊飛行を行います!!』
BARARARARRARARARARARARARARARARRARAR‥‥‥!!!
HYUIIIIIIIIIIIIIIIIIN!
「あなたすごいわね!!」
ムーラ「ああ!すごい風だな!!」
ヘリの周囲には強風と轟音が靡く・・・・・。そして離陸した瞬間ムーラたちの居る所に突風が吹き、よろけるムーラ・・・・。だが、ヘリに近いワイバーンを操る兵士なのでよろけた程度であったが、兵士ではない夫人は風圧に耐え切れず倒れこんだのであった・・・。が先ほどの説明に書いた通り妻はいつでも辱めを受けれるようにかなりきわどい下着を買ったのである・・・・・!!
「「「「!!!!!?????」」」」
そこにいた老若男女はまるで某ケムリアニメのもじゃもじゃのように目を丸くし驚き、しかもその状態から「ギャグかな・・・?」レベル転がったため、紅潮する以前にあまりのバランス力のなさで笑いも超えて唖然とした状態であった。なおいうまでもなくこのことはムーラにとっては永遠・・・いや死ぬまで抱えられなければいけない黒歴史となった・・・・・(ちなみに例の下着は着用後夫婦が美味しくベットでいただきまして、子供をもう一人作りましたとさ)。なおこのことはのちのロウリア合衆国軍全体に広まったのであった。