問題児だらけの駐屯地が召喚されたようです(絶望)   作:CARUR

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Warthundeで第四号駆潜艇をつかい、速射砲を使ってスツーカを倒したので初投稿です(そのあと爆撃されたけど)。

さぁロウリア王国解体の始まりや。


第九話「空の神兵」

高度7000m クワ・トイネ公国とロウリア王国領空の間  7時00分

 

原州「zzzzzzzzzz・・・・・」

朝霞「起きなさい!!時間よ・・・」

原州「・・・む。そんな時間か・・・起きろ!!」

「ふぉ???もう時間ニダか?」

原州「隊長でそれじゃ困るぞ」

「そうニダね・・・。って原州さんも人の事言えないんじゃ・・・・。」

練馬「確かに人に起こしてもらったら、人の事言えないわねwww。」

 

チハ「そろそろエンジンを点火しておかないといけないな・・・・。」

 

エンジンをふかすチハ。

 

「ゴホッゴホッ!」「ウォエッ!!!」

「くっさ!!!」「エンジン臭じゃなくて生ごみsy・・・わっ!撃つな撃つな」

 

チハ「おい!!乙女にそんな言い方はないだろう//////////!!!」ババババババババババ

 

「ふざけんな!馬鹿!!やめろ馬鹿!!」

 

エアンペル「」イライライラ

 

エアンペルが無言の急旋回と添え物切り戦法を繰り返す。

 

 

内部

「ウァッ!!!すごいGが・・・・。」

練馬「チハ!!エアンペルが怒ったじゃない!謝りなさいよ!!」

チハ「だが断る!!!人のエンジン音を放屁扱いしやがってぇぇぇぇ!!ゆるさ・・・・」

相浦「おい白良から電話だぞ。」

 

『おとなしくしねぇと。アマテラスFH70の母体にしちまうぞ。』

 

チハ「なんでクソ雑魚りゅう弾砲の母にならなければいかんのだ!!!!」

 

『ならばドバークイーンで常時発j・・・・』

 

チハ「わかったわかった!!撃つのやめるから!」

 

ようやくいつもの平行飛行に戻るエアンペル。

 

原州「ごめん・・・空挺部隊じゃないし、私の欠陥場所、輸送機に乗ったら吐きやすいとこだった・・・」オエッ・・・

エアンペル「あっ・・・それは済まん」

 

 

クワ・トイネ公国 ギムの町(同時刻)ロウリア王国東部諸侯団

副将アデムはイラついていた

 

アデム「どうなっているのですかぁ!」

 

「現在調査中でして・・・」

 

アデム「なめてるとぶち殺すぞ・・・・・・!」

 

将軍パンドールが話し始める。

 

パンドール「まあ仕方がない。出来る事をしよう。我が軍の護衛は?」

 

「ワイバーンが50騎常時直衛にあがります。残りはギムの竜舎で休ませています。もちろん、命あれば、いつでも出撃いたします。」

 

パンドール「50も?多くないか?」

 

「いえ、今までの軍の意味不明の消失、もしかしたら敵はとてつもない力を手に入れたのかもしれません。本軍が壊滅したら、今回のクワトイネ攻略作戦は失敗します。しかもワッシューナ導士の魔信によると、クワ・トイネ公国の新部隊も投入されると・・・・・」

 

パンドール「そうか・・・・。」

 

アデム「将軍!!先ほど司令部から直々の追加命令が来ているので、いったん指定の場所に行ってもよろしいですかな?」

パンドール「直々とな・・?まぁよろしい。行ってきなさい・・。」

アデム「ありがとうございます・・・。」

 

馬を駆りギムから去っていくアデム・・・。しかしこれは真っ赤な嘘である。

 

アデム「(何か・・・何か嫌な予感がする!!)」

 

上空には多数のワイバーンが編隊を組み、巡回している。その雄姿は何者が来ても勝てると思わせるほどの威容だ。伝説の「魔帝軍の行進」でさえ、これほどの軍があれば、きっと跳ね返せるだろう。

 

パンドール「念のため撤退j・・・・」

 

巡回していたワイバーンのうち、16騎が突如として煙に包まれ、騎士ごとバラバラに寸断される。さらに8騎!見えない何かによって24騎がいきなり消える。

 

パンドール「なっ何だ!?何が起こったのだ!?」

 

やがて、東の空に黒い点が4つ、轟音を立てやってくる。ナムサン!!!問題児空自隊員のF-15J4機各機がAAM-4を1発づつを放つ。AAM-4は超高速で飛行し、それを避けようとするワイバーンに喰らい付く。

さらに12騎がバラバラにM61バルカン砲で、騎士の肉体を寸断され落ちていく。

 

「オラッ!!落ちろやがれ!!」 「俺の操縦テクニックなめんなよ!!!ウイッヒ!」

「アハハハハハハ!!!ザマー見なさい!!」「アヒャヒャヒャヒャ!!!タマランタマラン。」

 

徐々に数を減らしていくロウリアワイバーン部隊・・・。暴力教官、加山曽賀。飲酒暴力煩悩野郎、赤樹來雄。風紀乱し姦淫女流パイロット、蒼井龍子。ヤク中狂戦士パイロット、猿飛龍。

 

加山「雑魚が!!」

赤樹「酒を飲みながら戦うのはいやはや、最高だねぇ!!!」

蒼井「あーあー!!エンジンにドラゴンの肉は挟まっちまったよ!!」

猿飛「キキキキキキキ…!!!サイコーサイコー!」

 

さんざん暴れまくって、ワイバーン部隊を壊滅させ、去っていく音速愚連隊・・・。

 

地上

「ワイバーン隊壊滅!!」

パンドール「まずいな・・・!!ん・・?まだ何か来るぞ」

 

高度900mで飛行し、F-15Jの後にやってきた黒い鉄竜・・・・・いや魔王!!!ベトナム戦争で死の鳥と恐れられた、B-52の末裔・・・・。

 

B-52Hストラトフォートレス。

 

Mk.82(270㎏)爆弾を胴体内に27発、翼下に18発を搭載するバケモノ爆撃機であり。ベトナム戦争だけではなく、湾岸戦争での空爆に参加した。

そして今回は、マグマとの戦争で、CBU-87/Bを改良したクラスター爆弾、23式時雨爆弾を全部で50発爆装。

 

ジョージ「いつも道理落としてくれよ」

マイルス「ヘイヘイ。しかし一般人の死体回収できなくなるんじゃないですかね?これ」

ジョージ「OH-1によると全部ドラゴンに食わしちまったらしい」

マイルス「Oh・・・ジーザス・・・。・・・・・投下開始」

 

ギムの町にいるロウリア軍に時雨爆弾を落としていくB-52・・・。

 

「将軍!!何か落としてきます!!!」

パンドール「糞か!?各自汚くなりたくなければよけろ!!!」

 

パンドールは兵士たちに散開を命じた・・・・。爆弾から逃れる倒置法としては正解である。

 

しかしそれは通常爆弾だった時である・・・・。23式時雨爆弾は、元のCBU-87/Bとはちがい、一発につき約6㎝の小型爆弾を800個を有している・・・。それが50発・・・・・どうなるだろうか・・?

 

時雨爆弾が高度60mで小型爆弾がばらまかれる・・・。

 

パンドール「なっ・・・なんだ!!??クソにしては急に増えたぞ!?」

「将軍!!まだおとしてk・・・・・・・・・・」

 

パンドールと兵士の会話は急に終了させられた・・・・・。4万発の子爆弾により、骨どころか肉片すら消し飛ばされたのである・・・・・。そしてさらに不発弾を除去いるように弾頭を変えた地雷処理車とM270のロケット攻撃でさらに攻撃されたロウリア軍・・・・・。もはやギムの町はロウリア兵の居た場所は耕されていた・・・(まぁ血だらけで衛生環境悪そうだし・・・。区画整理するにはもってこいじゃない?)。

 

ジョージ「よし任務終了・・・。帰投する!!」

 

駐屯地に帰投していくB-52H・・・・・。一方。

 

_____________________________________________________________________

 

ロウリア王国上空。

 

 

エアンペル「これより敵基地を攻撃する!急降下及び旋回、榴弾砲の付近の座席に注意せよ!!」

 

ロウリア王国に低高度侵入をするエアンペル。今回の武装は、JDAMを合計6発である。

 

 

ジン・ハークから13㎞離れたストー・キリのワイバーン基地

 

 

『敵騎襲来!!!!竜騎士は迎撃に迎え!!繰り返す迎撃に迎え!!』

 

「とうとう王都までやってきたぞ!!!」

「なんて奴らだ!!」

 

血気盛んに迎撃をしようとする竜騎士たち・・・・。しかしエアンペルの攻撃は、飛び立つことを許さなかった・・・・。

 

エアンペル「ピングイーンスリー!!!!!」

 

パトリバード部隊特有のコールサインを出した後、吉に降り注ぐ40mmガトリング砲。

 

 

VoooooooooooooooooooooooooN!!!!!!!!!!

 

「なんて咆哮だ!!」

 

そしてその1秒後・・・・・・。

 

GaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaNN!!!!

 

 

「バッ!!!」

「アg・・・・・゙!!!」

 

ただでさえ、木か石でできている建造物に30mmガトリング砲は致命的なのに、40mmガトリング砲である・・・・・。ワイバーンや兵士たちをこの世から消し去っていく・・・・。

 

エアンペル「衛星情報から南にワイバーン基地・・・!!!移動する」

 

 

 

 

ジン・ハークから南に4㎞の都市、ム・アーダのワイバーン基地。ストー・キリ部隊とは違い、離陸に成功したワイバーン部隊40騎。

 

 

「前方に敵発見!!!」「敵は何を使ってくるかわからん!!!気を引き締めろ!!」

「仲間の仇を討ってやる!!!」

 

 

 

 

エアンペル「総員対空ミサイルポッドに接触しないよう注意せよ」

相浦「ぜってぇ人乗せる航空機じゃねぇだろ。」

エアンペル「ピングイーン2!!」

 

エアンペルの貨物室上部から対空ミサイルポッドが動き、カーゴドアが開きポッドが機外に出る・・・。そして飛びだって行く対空ミサイル「シジャー(ダツの沖縄名)」が発射される。

 

改めてシジャーミサイルの説明をしよう。エアンペルの装備の一つであり、マグマ軍によって作られたのだが、いまだに解明ができておらず、エアンペル自身が現在作っているのだが、その作っている間の仕組みを忘れていて、アメリカ等の国はどうにか作ったりしたいが、いまだに量産化が確定されていない兵器である。

探知方式としては、AIM-120等の視界外射程ミサイル(撃ち放し能力)に近い。しかし普通の対空ミサイルと違い、敵に近づいたら爆発するのではない・・・・・・。

 

敵のエンジン部分に食らいつくのである。

 

赤外線反応で追尾し、なおかつ魚のように姿勢制御し、エンジンに刺さった後爆発をし、搭乗者は脱出する前に殺される地獄を味わうが、もしそれが航空機娘やヘリ娘ならどうなるか?

マグマ戦闘ヘリ28號に命中させた際は、心臓部を貫いた後、頭部と胸部を二つに分けるかのように殺し、悪堕ち

ヘリ娘に対して使ったときは、無言で恐怖におびえた表情でミサイルを引き抜こうとしたが、ほとんどが抜けずに爆散しているのである。そのことから「ダツミサイル」「ファイターレイパー(もしくはガンシップレイパー)」と悪名がついているのである。

さてそんなミサイルをワイバーン相手に使ったらどうなるか?

 

 

 

「導力火炎弾発射y・・・・・」ボォン!!

 

口を開けるワイバーン・・・・・。口の中では炎・・・・つまり戦闘機のエンジンと同じ赤外線が出ているのである・・・。シジャーがワイバーンの口に突っ込み、竜騎士ごと爆散させた・・・。

 

「なんだ!?矢がワイバーンの口n・・・ッガ!!!!!」

「総員旋k・・・・・グアッ」

「追ってくるぞ!!きおつ・・・・・・」ドォン!!

「なんて数の導力かえんd・・・・・」

 

徐々に数を減らしていくワイバーン部隊・・・・・。他の基地からも増援が来るが、40mmガトリング砲の餌食になるのみであった・・。

 

 

エアンペル「敵陸軍基地を発見。よし・・・・投下するから、だれかチハの履帯についてるバンドを切ってくれ!」

相浦「なぜそんなめんどくさい縛り方をしてしまったのか・・・・。」

「しかもこれ包装用のバンドじゃん・・・・」

 

文句を言いつつバンドを切る隊員たち。

 

チハ「パラシュート良し!!!投下準備良し!!!」

エアンペル「投下!!」

 

アクセルを全開にし、飛び降りてゆくチハ・・・・・・。

 

 

エアンペル「首都ジン・ハークに近づいた!!これよりジン・ハークワイバーン基地を攻撃する!!!旋回と榴弾砲に注意せよ!!」

原州「やめてくれよ・・・・・」

 

 

ジン・ハーク基地ワイバーン隊

 

「敵は空で地竜を生んだぞ!?どうなっているんだ!?」

「光の矢に注意しろ!!」

 

ブァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!!!!!

「導力かえn・・・」ビチャビチャビチャ

「ヴ!!!!!!!!」

 

邪魔なワイバーン隊を蹴散らしジン・ハク基地上空を旋回するエアンペル・・・・。いつもの建造物なら右舷の155mmりゅう弾砲では心もとないが、今回は木造の建築物である。

 

エアンペル「攻撃準備良し!!!撃ぇぇぇぇ!()

 

5秒カウントで発射される榴弾によって、吹きとぶ基地・・・・。そして制空権確保と陽動のチハを落として、最後の任務の、空挺団降下が残っていた。

 

 

参考BGM、GATE~Mainetheme~

 

習志野「降下一分前!!!!!!!」

相浦「一番機!!!立て!!!!」

 

「おう!!」「sir!!!」

 

習志野「コンボイ一番機!コース良しコース良し!よーいよーい投下投下!!」

「投下!!」

 

エアンペルから徐々に飛び降りていく空挺部隊・・・・・。最後に相浦が出る。

 

相浦「後部ハッチよし!!お世話になりました!!」

 

 

ロウリア王国 ハーク城、王専用浴場。

 

朝一番の風呂を楽しんでいたロウリア34世・・・。しかし先ほどの攻撃によりそんな気分でなくなり、エアンペルから降下した空挺部隊を眺めていた。

 

ロウリア34世「なんだあの空に舞うキノコは・・・・・・?まさか魔帝・・・!」

「どうかなさいましたか!?」

ロウリア34世「まずいことになった!!!敵だ!!」

 

 

 

 

空挺部隊降下から6分後・・・。ハーク城東エリア・・・。

 

 

相浦「周囲に敵なし・・・・GO!!」

「城内のはしでよかったな・・・・。」

 

相浦「周辺に注意し進め!!」

「ラジャー・・・」

 

原州「HILKO部隊で赤外線探知できるものはいるか?」

「私ならできます・・・」

原州「うむ・・頼んだ.。」

 

今回空挺部隊についてきたHIRKO部隊・・・。主にマグマ歩兵もしくはマグマ車両と人間(駐屯地娘や武器娘もっ含む)の混血部隊である。HILKOの意味は「Human Incect Lost.antimagma combat Oid」。顔は人に近いものもいればマグマ軍・・いや地底人特有の一つ目の者もいる。しかし部隊名に、なぜ日本神話に出ている、蛭子から名前をとったかのか。

ほとんどの人間と地底人のハーフは、マグマ遊泳ができ、人間の血が入ってるため海水も平気であり。生命力はマグマと人間の8倍。混血の男は容姿端麗だらけなので、旧来の地底人男(見た目が虫みたいな怪人)は人間の女性と交わっても受精しないため、容姿と生産性の観点で抹殺されたくらい、優秀な地底人種である(人種に優秀もクソもねーんだよ!!)。

しかしすべてが公平に能力を得るわけがない。主にHIRKO部隊のメンバーは、マグマと地底人の混血児なのだが、海水もダメ、溶岩もダメ、生命力も人間同様な為、自ら日本神話の忌み子として生まれた水蛭子から

とったのである。しかし、わずかながらも爬虫類や武器娘等の赤外線探知もしくは暗視機能を受け継いだものもいる。

 

「今の所戦闘員はいませんが、近くに従者が二人います・・・。」

相浦「よし城内を案内してもらおう・・・。GO!!」

 

ハーク城内 倉庫

 

「えっ・・!ここで?///////」

「いいだろ!もう我慢できなくなっちまったよ」

 

倉庫の中で盛りあいそうな男女の従者二人、しかしそれを邪魔するものがいた。

 

バタン!!!

 

ライナ「GO!!GO!!」

「clear!」「clear」

 

「なんだおまえr・・・ムグッ」

「お楽しみのとこ悪いが、この城内の案内してくれねぇかな?頼むよ頼むよ~」

 

「わt・・・わかった!」

相浦「とりあえず、警備所は無力化したいな・・・。」

「兵士の集まるところはどこだ!言えっ!」

 

「こ・・ここから6m歩いて左に曲がれば・・・・」

ライナ「ふむ・・・そうか・・・。寝てろ!!!」(あて身をして失神させる)

「「ウッ・・・!!」」

 

相浦「よし、6m歩いて左に向かうぞ!!」

「「「了解!!」」」

 

 

ハーク城 とある部屋

 

「まずいですわ・・・・このままでは・・・」

「では姫様・・・・・」

「部下たちもいます・・・決起するのは今です!」

 

 

一方、ハーク城詰め処。

 

「敵は空からやってきたというが、どう対処すればいいのか・・・・」

「光の矢を撃ってくる兵士に勝てるわけがない・・・・」

 

詰め処に突如ボールが転がってくる。

 

「なんだこれは・・・?木の実k・・・・」ピカッ!!!!

 

部屋に閃光があふれる・・・・。詰め処に投げ込まれたのは、スタングレネード(ただしギリギリ失明しない程度に調節済み)

 

相浦「GO!!GO!!」

「殺されたくなければ降伏しろ!!」

練馬「犯s・・・・殺されたくなければ降伏しろ!!」

朝霞「このビッチオタサーBBA!お前黙ってろ!!」

 

 

他の詰め処

 

「何事だ!!」

「敵か?」

 

原州「動くな!!!!」

「死にたくなかったら動くな!!」

 

「このアマがぁ!!」

原州「柔道くろおb・・・・テコンドー上級者の私をなめるなよ・・」

 

テコンドーより空手の方が得意な原州が、掛ってきたロウリア兵をともえ投げで確保した。

「clear!!clear!」

 

金・門佳「君、そろそろ韓国武器娘に刺されるよ・・・」

原州「テコンダーの腕は、上級だからな。黒帯も持っている(黒帯はテコンドーでは一番下)。」

門佳「黒帯上級なのは空手だからね?」

 

_________________________________________

 

 

 

 

 

 

 

一方 ロウリア王国、ム・アーダ陸軍基地

 

あたり一面にM2機関銃と97式車載重機関銃AMTRS仕様の銃声が木霊する・・・・。

 

チハ(AMTRS)「(クソォッ!!!敵の死体だらけで機銃掃射も間に合わん!!)」

 

「なんという虫だ!!弓矢が通らぬではないか!!」

「そして相手は光の矢をう・・・グハアッ!!!!!」

 

チハ(AMTRS)「(ならばとっておきを出すしかないな・・・。)」

 

攻撃を一旦やめるチハ・・・・。

 

「攻撃がやんだぞ!!一気に攻めろ!!!」

「魔力切れているうちに焼き殺せ!!!」

 

 

チハ(AMTRS)「(焼き殺されるのは)お前じゃい!!!」

 

チハの主砲から炎が思いっきり吹き出てくる・・・・。近づいたロウリア兵は、暴れ、転がり込み、阿鼻叫喚の光景が出現した。

 

「熱い!!!水っ!!みず!!」

「がぁぁぁぁ!!助けてくれぇ!!」

 

 

 

 

_________________________________

 

 

ロウリア王国 ハーク城、会議室前

 

相浦「会議室前に来たぞ。今何人いる、霰」

「今現在、体温の高い人物・・・・。おそらく入浴を終えた後と思われるハーク34世らしき人物と、政治家級8人です。」

 

先ほど倉庫で従者を見つけた、大和霞(母親は大和雪子)が会議室の中にいる人物の体温で見つけ出す・・・。

 

相浦「しかし、レイシト姫・・・・。ほんとに捕まえてもいいんですか?場合によっては死刑も・・・」

「・・・・・構いませんわ・・・・。これ以上戦っても、亡国になるだけです・・・・。それに・・・・。先代の王が、強烈な純血主義者だったもので・・・・・。・・・・優しかった父上はどこに・・・・。」

 

涙ながらに語る、レイシト・ロウリア姫・・・・。

 

相浦「そうですか・・・・。では準備はいいですね?」

レイシト「はい・・・!!」

 

ライナ「スモークグレネード!!!」

 

 

会議室

 

「っ!?なんだこの煙は!!!!」

「ゴホッゴホッ!!」

 

ライナ「GO!!GO!!」

朝霞「全員床に伏せろ!!!」

「城内の兵士は姫の傘下に入った!!降伏しろ!!」

 

ロウリア34世「レイシト・・・・!」

 

レイシト「父上・・・・もう争うのはやめましょう・・・。これ以上は、大切な国民が悲しみます!!それに・・・・・・、昔のお優しい父上はどこに行かれたのですか!!!」

ロウリア34世「・・・・・そうか。お前は昔から国民思いだったからな・・・・・。我も亜人は毛嫌いしているわけでないし、私の父でもあるジェーノ王の夢をかなえるために戦争を起こしたのだ・・・。裁かれても仕方がない・・・。」

 

ライナ「では降伏かな?」

ロウリア34世「そうしてくれ・・・・。そしてレイシトを臨時後継者にする・・・・。」

 

 

数週間に及ぶ戦争は終結した・・・・・。レイシト姫による降伏宣言が行われた。それと同時にカナタ首相による紛争終了宣言が発表され、歓喜に沸いた。

 

しかしこれで戦争が終わったわけではない・・・・・・。一つの国が降伏となればどうなるか・・・・?

 

 

 

 

 




夜勤なのに、土曜の朝出ろっていうのはおかしいだろうがYO!!!
まぁしょうがないね☆(レ)

ロウリア34世が捕らえられた、ロウリア王国・・・・。そして裁かれる王や兵士・・・・。果たして彼らの運命はいかに・・・・・・。

次回、第十話「ロウリア軍事裁判」

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