問題児だらけの駐屯地が召喚されたようです(絶望)   作:CARUR

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外伝二十四話「特撮ブーム4」

フェン王国 とある撮影所

 

 ここでは白良率いる駐屯地の経営する映像班が、騎士ジョッキーシリーズの9作品目の作品『騎士ジョッキーXY(エクワイ)』の撮影のためにやってきたのだ。この作品の特徴は、何と言ってもシリーズ初の悪の組織によって作られた改造人間ではなく、悪の組織が作ったAI搭載のアンドロイドと言う設定で、そのためだけにメル・オイレに女優型アンドロイドを設計してもらったのだ。撮影場所で監督のもと中華人民解放軍の兵士の李嵐龍がスタッフに指示してる合間に例の女優型アンドロイド・・・ゼクシア・ドール1型がトレーラーから出てくる。

 

ゼクシア・ドール1型「本日もお願いします・・・・。」

 

李嵐龍「相変わらず劇中の主人公みたいに堅苦しいなぁ、その口調。」

ゼクシア・ドール1型「そう言われても、私のAIはこう言う風に設定されているので・・・。」

李嵐龍「まぁ!だからこそ徐々に人間の心を学ぶっていう主人公の成長が際立つから良いけどね。」

 

 こうして撮影が始まる。騎士ジョッキーXYのあらすじとしては『騎士ジョッキハイパー1の活躍によって悪の軍団の刺客を倒し、人々の平和と安全を守った。そして先輩の一号から六人目のストラトジョッキーは悪の組織の残党を蹴散らしながら戦っていた・・。その時にすべての悪の組織・・・ダーティーベース、ガルバトロン軍団、デッド機関、クロプシー帝国、プルス・ダーティーベース、ジャポ・ンサムラ軍団を作った新たなる悪の軍団ネオルミティが現れた・・・。そしてネオルミティが大首領ゴズミューダの変わり身として作られた人類殲滅汎用機械人リリン(ゼクシア・ドール一型が演じる)が誕生した。

 リリンは最初に戦った相手は騎士ジョッキーストロング(富山かるらが演じる)とジョッキーナイトであった。リリンの強さは過去のジョッキーを上回っており、2人で掛かれば何とか互角に渡り合うが、それでもリリンは圧倒的であった。その後、騎手ジョッキー一号に経験値の差で負かされるが、何とか逃げ切ることが出来た。その後、なぜ世界中の軍隊が壊滅状態になっても人類は諦めずネオルミティに反抗するか考えたリリンは人間を知る為、街に出る・・・。そして町で出会った盲目の少女、ミリアと友達になったリリン。だがその平穏な日々はそう長くは続かなかった。彼女はネオルミティに送り込められたB-29型の怪人ジェノサイド・グルジェによって町を破壊され、ミリアが生死不明の重傷を負ってしまう。そしてリリンは短い間ではあったが人間の勇気・愛を教わったミリアの仇を討つため、ネオルミティに戦いを挑む。』という物語である。

 ちなみに騎士ジョッキーXYの外見は機械的な竜を模したデザインに戦国時代の甲冑を合わせたような外見である・・・。ちなみに今回はゼクシアが演じるリリンこと騎士ジョッキーXYを一号などの先輩ジョッキーが『人類の平和を守る騎士ジョッキーに名乗る資格はあるのか!』というテーマの元、戦い合う話である。

 

李嵐龍「よーい・・・アクション!!」カチン!

 

 何もない荒野で二人の騎士ジョッキーが睨むシーンから撮影が始まる・・・。某ライダーとは違いスーツアクターが入らず演者本人が入るという珍しい撮影である。ちなみに今撮ってシーンは騎士ジョッキー一号と騎士ジョッキーXYが戦うシーンである。一号いまだ復讐のみで戦うXYに語り掛ける。

 

騎士ジョッキー一号「XY!何で君は復讐だけで戦うんだ!」

騎士ジョッキーXY「私を人類を抹殺するために作ったネオルミティに復讐する!それだけだ!!」

騎士ジョッキー一号「復讐で戦っても、ミリアちゃんは喜ばないぞ!」

騎士ジョッキーXY「復讐しないで何とする!組織は、ミリアを殺し・・・・。お前たちを改造した!!!お前達も恋愛して家族を作りたかったはずだ!!・・・なのに!!力を調節できない力にされて・・?子供を産めない体になり・・・!なぜ復讐心に走らない!!」

騎士ジョッキー一号「それは今救える人類を悪の手から守るために・・・私たちは戦う・・・。そして悪によって作られた能力を弱き者を助けるために使う!!」

 

 

李嵐龍「はい!カット!!うん・・・。いいけどもっと・・!自分で脚本書いておいてなんか・・・なぜ一号が人類のために戦うのかっていうのを書いたけどう~ん。いざ演説すると・・・・。もっと長くしたいな。」

 

本郷ももこ「う~んこれ以上長くしてもねぇ・・・・。」

 

李嵐龍「そうだな・・・。ちょっと休憩を入れよう。」

本郷ももこ「えっ、もう!!?」

李嵐龍「いや~。少し脚本見直すよ・・・。納得いかない所が多すぎる・・・。」

本郷ももこ「そんなあ~!!」

 

 李嵐龍は持ってきた脚本を見直して考え込むとスタッフや演者と話しあいをする。撮影が再開されるが、一号の演説シーンに四苦八苦する李嵐龍であった。そんな感じではあったが何とか撮影は成功しとうとうテレビで流れ始める・・・。パーパルディア帝国のとある家庭で少女がテレビにかじりついて見ていた。

 

少女「今日はどんな話なのかな~?」

 

 

ナレーター『本日の話は一号達先輩ジョッキーが復讐に燃えるXYを諫める・・・・。果たしてXYは先輩ジョッキー達の言葉を聞くのか?それではご覧いただこう・・・。』

 

ドガッツ!!バキャ!!

 

一号『グハッ!』

XY『弱い!!弱い!!復讐心を持たないから弱いのだ!!』

復讐に燃えるXYは一号を一蹴。その強さは圧倒的であった。

ドガ!!ズバ!!シュン!!

 

 

XY『喰らいなさい・・・!!風力爆裂原子閃光弾(ウィング・ボブ・アトミック・ボンバー)!!』

一号『ぐわぁぁぁぁぁ!!!』

 

 一振りで空気中の原子核を振動させて核爆発を起こすというとんでもない技を繰り出し一号を吹っ飛ばすXY。 

 

XY『お前達には復讐心がない!!あるのは人間に対する愛だけか!!』

一号『うぐっ・・・。』

XYは一号の首根っこを掴んで問いかける。

一号車『ぐうっ・・・。』

XY『愛など必要ない!!力こそ正義だ!!力ある者に人を救う権利がある!!』

 

少女「ああ・・・!お父さん!!負けちゃうよ!!」

「ああ!手に汗握るな!がんばれ一号!!」

少女「うん!頑張れ!!」

 

 親子は固唾を飲んで見守る。すると一号が名言を放つ・・・。

 

一号『それは違うっ!!!!その力を愛に変えてこそ正義!!そして復讐は悪だ!!悪に対して何をしてもいいとあっては救うの意味がない!!』

XY『なにっ!?』

一号『この力はただ壊す為のものでない!!弱き者を救い!悪から人々を守る為の正義の力だ!!

「よく言った一号!!」

「正義のヒーロー万歳!!」

 

親子が盛り上がっていると、XYは一号を地面に投げ飛ばす。

 

XY『その正義がお前たちを弱くしたと分からないのか!!』

 

 XYはそう叫ぶと周囲の空気中にある原子核を集めて巨大な日本刀を作り出す。

 

XY『喰らえ!!超新星爆発核大閃光刀(スーパーノヴァ・ソード)!!』

一号『ぐわぁぁぁぁ!!』

 

 XYは巨大な刀で一閃。一号を切り裂こうとしたが、歴戦の猛者の一号は躱し、羽を生やすと一気に顎を蹴り上げ、上空へ飛び立つ。

 

XY『くっ!!!』

一号『ジョッキー地獄斬り!!』

 

 XYは巨大な日本刀で一号に襲い掛かるが、一号は隙を狙い、ジョッキーソードでXYの日本刀をぶった切る。そしてその衝撃で空中でコントロールが効かなくなった彼女を救う一号をカメラが映す。

 

一号『大丈夫か?』

XY『くっ!!どうして私を助ける・・・!』

一号『お前が復讐心を持っていることは知っている・・・。だが!このまま行けばお前は悪の組織と同じになってしまうぞ!!』

 

 一号はXYに説教をする。彼女はその説教を聞いて一号を睨みつける。

 

XY『悪の組織と同じだと・・・?』

一号『ああ、お前はっ・・・・ミリアに愛を教えて貰ったんだろう!!?』

XY『っ!!』

一号『ミリアはお前の心を開いた!だからこそお前は人類を守ろうと思ったんだろう!!?ミリアを・・・・ミリアを愛していたから!!その愛が、ミリアが託した心があるからこそお前は戦うのだろう!!なら復讐なんてやめろ!!力に吞まれるな!!』

XY『ううっ・・・!』

一号『ミリアを失った悲しみは分かる!だがそれを復讐心に変えちゃいけない!!』

 

 一号の説教にXYは涙を流す。そして彼女はミリアとの思い出を思い出した涙を不思議に思う・・・。機械であるのにもかかわらず、涙を流す自分に・・・。涙を流す昨日なんてないハズなのに・・・。

 

XY『うっ・・・!うっ・・・!』

一号『ミリアは復讐を望んでいない!!ミリアが託した心を大切にしろ!!お前はお前の進む道を決めろ!!』

 

一号はXYにそう叫ぶと、XYの手を取って彼女を助ける。そのシーンを見て親子は興奮し、XYが正義のヒーロとなる事を願った・・・。そして最後は一号がXYの耳元で彼女に囁いた。

 

XY『・・・ミリアとの思い出は、私にとって大切な思い出・・・。でも私は兵器として生まれた機械・・・。』

一号『いや!お前は魂を得た!!!ミリアから受け継いだ魂を!これからどんな道を選ぶかはお前次第だ!!』

XY『私は・・・ミリアのように平和を望みたい・・・。』

一号『・・・なら、それを示せ。』

XY『えっ?』

一号『ミリアの愛を、彼女が望んだ平和を守る為にその力を使え!!そして悪と戦うんだ!!』

XY『私の力を使って、守る為に・・・!』

一号『そうだ!!それがお前の強さであり!正義だ!!』

 

 そして最後に自殺しようとして崖から飛び降り自殺しそうになった若者を救うXYが映った・・・。親子は感動しながら感想を述べあう。この回は視聴率30%超えだったという・・・。

 

少女「ねぇねぇ!昨日見た騎士ジョッキーXYの話どうだった!?」

「ああ!とっても良かったよ!来週も楽しみだね!」

少女「うん!!だって騎士ジョッキーXYは正義のヒーローだもん!!」

「俺はストロングの方が好きだなぁ~なんたってシリーズ初の男主人公だしなぁ~

。」

「えー?俺は狐牙(フォンガ)が好きだけどなぁ」

「バーカwwwそれちょっとHな奴じゃんww」

「いいじゃーん!!」

「それもそうだな。あ、今日18時から『白銀ゴブリン』(この世界初のオリジナルのヒーローアニメ作品、黄金バット的な内容である)

あるけど見る?」

「マジかよ!?」

「おうよ!!見なきゃ!!」

 

 そんなヒーロー談義をする小学生たちであった・・・。そしてその二年後・・・。新しい作品が作られた。タイトル名は『騎士ジョッキーブラッド』である。主役として選ばれたのは兵士として活躍する元パーパルディア皇国の皇族のサディスが演じる。彼が選ばれた理由は歴代の騎士ジョッキーを演じた女優並みに体が柔らかく、なおかつ打撃系の技を放つ動きが他の男性役者よりも優れている点である。そしていよいよパーパルディア帝国で第一話が放送される。

 

 

『みなさんおはようございます!!朝8時57時になりました。本日新番組「騎士ジョッキーブラッド」の第一話の放送です!どうぞお楽しみください!!』

 

 ニュース番組のアナウンサーがそういうとCMを挟み第一話が放送される・・・。その様子を一人の少女が見ていた。わくわくドキドキとしながら楽しみにしていた。オープニングには赤い騎士ジョッキーが機甲馬に乗り縦横無尽に移動する映像が流れる・・・。騎士ジョッキーブラッドのあらすじとしては『主人公の大学生サイガ・フォールアウトは彼女のレァ・ニッタ(サンレアが演じる)と付き合いながら平和な日常を謳歌していた。だがある日、その日常は終わりを告げる。

 二人はこの地球を作った創生帝王ガ・ブール・サキューと創生女帝ガ・ゾーラ・マレーノにより魂を入れる器として改造されたのだ!そしてその創生帝王の作った悪の組織・・・ザジンド帝国の三魔官に追われるサイガとレァはガ・ブールと創生女帝により魂を入れる機械として改造され、何とか脱出したサイガは隠れて暮らしていたが・・・・。』というストーリーである。

 第一話になんとパーパルディア帝国の元首ルディアスが研究者であり主人公の父親役として登場するという豪華な作品である・・・。シーンは中盤に移る・・・ルディアス演じるα・フォールアウトがザシンド帝国に脅され、創生帝王と創生女帝の器を作る研究に加担したと主人公のサイガに語るシーンになる。

 

アルファ『もう人類はザジンド帝国に従うしか道はない!!!お前達二人が生き残るだけでも・・・・・っ!!わかってくれ!!』

サイガ『理解できるかよ!!!父さん!!俺の体は・・・俺の体は人の体じゃなくなったんだぞ!!』

 

バキィッ!!!ドゴォッ!!

 

 

彼は勢いよく廃工場の機械を破壊する・・・・。そしてそのあとザジンド帝国が送り込んできた自爆怪人オウカ・ジ・ブーオと戦う羽目になる。世界征服をばらしたアルファを始末しに来た五体のオウカ・ジ・ブーオ。この怪人は特攻兵器の桜花を模しており、自爆機能のある腕を振り回し、なおかつロケットエンジンの推進力で突っ込みサイガに襲い掛かる。

オウカ・ジ・ブーオ『この星は我らが征服する!!お前達は消え去れぇ!!』

 

「ひぇぇぇっ!すごく早い!!怖い!!」

 

 そしてアルファはオウカ・ジ・ブーオに踏み抑えられ、廃工場の機械を巻き込んで爆発する。そのシーンを見た少女は怯えながらもその戦いに魅入られていたのだった。そして父親を殺されたサイガは怒りと悲しみにより覚悟する。

 

 

サイガ『父さんの・・・!父さんの仇!!絶対にゆるさぁぁぁぁぁん!!!変っ身!!』

 

 その時、彼の体は赤いオーラをまとい、その姿は一瞬赤い竜の化け物になるが、その後に竜を模した鎧を身に纏う・・・。その姿は赤い竜の騎士と言える姿である。

 

サイガ『俺は・・・・・。騎士ジョッキーっっブラッド!!!貴様らの野望は・・・俺が止めるっ!!』

 

 そして彼は「うぉぉぉっ!!」と叫びながらオウカ・ジ・ブーオに突っ込む。怪人は腕のロケットエンジンから火を噴き、加速する!だがブラッドはカウンターパンチをお見舞いし、オウカ・ジ・ブーオがよろけると剣『創生剣アブソリュード・ブレード』で何度も斬りかかり、怪人を機能停止まで追い込む。そして三体を切り捨てると最後に残ったオウカ・ジ・ブーオ二体はロケットエンジンを使い逃げるが、そこでブラッドの愛騎機構馬・・・『グラン・ヴァルキュリア』が現れ搭乗する・・・・。

 

ブラッド『お前がおれの相棒か・・・。行くぞ!グラン・ヴァルキュリア!!父さんの仇を討つんだ!!』

グラン・ヴァルキュリア『ヒヒィィィン!!』

 

 

 ブラッドは騎竜が加速したのを確認すると、その後を追う。そして二体のうち片方のオウカ・ジ・ブーオのロケットエンジンがきれたのを確認すると、その隙を見逃さず、渾身の力で『アブソリュード・ブレード』で斬る。するとロケットエンジンは爆発を起こしオウカ・ジ・ブーオは機能停止する。そして最後の一体に狙いをつける。

 

ブラッド『はぁぁぁぁぁ!!』

 

 ここで必殺技のブラッド・スラッシュが決まる・・・。ブラッド・スラッシュは飛び掛かりそのあと錐もみ回転しながら相手を斬り付ける技だ。この技を受けたオウカ・ジ・ブーオは機能停止する。そしてオウカ・ジ・ブーオは爆発を起こす。

 

ブラッド『俺の父さんの仇は取ったぞ!!ザシンド帝国!!絶対に許さない!必ずお前に勝ってみせる!!そしてお前を倒し、世界を救うっ!!見ていてくれ!!』

ブラッドのナレーションが終わり、エンディングに入る・・・。そしてエンディングテーマが流れる。そして次回予告があり終了となる・・・。

 

少女「男の騎士ジョッキーが怪人との死闘の果てに敵を倒したシーンがすごかった!!それにかっこいい!」

「だよねぇ!!お母さんもそう思ったよ!!」

 

 一方父親は感動し口を噛みしめながら号泣していた。なお今作に関しては男子人気が高かったがそれでも某ライダー作品と比べるとやはり女性ファンの数が圧倒的に多いという。少女は数か月後学校で同級生と話し合っていた

 

少女「やーん!すごいよぉ!!騎士ジョッキーブラッドかっこよすぎ!!」

「うん、そうだよね!」

「私騎士ジョッキーブラッドのヒロインのレァになりたいわ・・・!っていうか絶対レァは終盤に怪人・・・!それもラスボスの妃のガ・ゾーラ・マレーノの器にされるってことは、騎士ジョッキー的な見た目の敵になるでしょ?その状態で戦わせられるに違いないわ!ああ・・・殺されたい・・・!!」

 

「「「(え、怖・・・・)」」

 

 同級生のヤバいオタクにドン引きする少女たちであった・・・。なおこの同級生が言った言葉は後にの続編の47話にて的中してしまう事になる・・・。そしてこの『騎士ジョッキーブラッド』は翌年続編である騎士ジョッキーブラッドGRとして新たに作られる事になる。

 あらすじは『騎士ジョッキーブラッドことサイガはザジンド帝国を壊滅した・・・。だが三魔官は先兵の先兵であり、ザジンド帝国の将軍バッズ・ギューオ率いる本陣が全世界に宣戦布告する。そして拉致られたサイガはザジンド帝国破壊工作大臣ベルゼブ・バットラーにより変身ベルトごと体を貫かれ死んでしまう・・・。だがその時、サイガの父アルファがザジンド帝国に隠して作った物質・・・ネオ・ガ・ゾーラによりサイガは騎士ジョッキーブラッドGRに変身し、さらにグラン・ヴァルキュリアはパワーアップしてクリムゾン・ヴァルキュリアとなる。一方ザジンド帝国は騎士ジョッキーブラッドGRの戦意をくじくため彼が愛したレァ・ニッタをダークジョッキーにし、シャドー・ニッタとして彼を襲わせる・・・。果たして人類は騎士ジョッキーブラッドGRに未来を託すことができるのか?それともバズ・ギューオ率いるザジンド帝国軍に滅ぼされてしまうのか!』というものだった・・・。

 

ブラッドGRの外見はシャープな龍の顔をしており、アーマーも赤い龍のボディを模した鎧でできている。そして話数が進むごとに新フォームの憤怒のの騎士リキッド・ブラッド(液状化能力を持つ)、悲哀の騎士ファントム・ブラッド(魔術を操る能力を持つ)、憤怒の騎士クリムゾン・ブラッド(炎を操る能力)、傲慢の騎手フォールン・ブラッド(重力を操り圧殺・4次元移動できる能力を持つ)、暴食の騎手グラトニー・ブラッド(食らったエネルギーを吸収・放出できる能力)というかなりの強化とフォームチェンジ要素が追加されている。そして例の47話ではブラッドGRとシャドー・ニッタの戦う回である。

 

少女「おおお・・・・!すごくかっこいいよ・・・!」

 

騎士ジョッキーGR『シャドー・ニッタ・・・!いやレァ!!目を覚ますんだ!シャドー・ニッタ!』

シャドー・ニッタ『創生帝王様・・・・私たちはこの世を作った時誓ったじゃなぁい!私たち二人でこの星を作ろうって・・・!』

騎士ジョッキーGR『違う!!!創生帝王じゃない!!俺とお前はこの星に住む人間で・・・・!まだ付き合って3か月の恋人同士・・・』

 

シャドー・ニッタのデザインは爬虫類のワイバーンと反する、哺乳類のキメラをモチーフにしたデザインであり。騎士に対してモチーフは戦国時代の甲冑をモチーフとしている。日本刀を模した武器『双剣・創生乃剣 焔』と日本刀を模した武器『双剣・創生乃剣 冷』を所持しており、700垓℃の炎と-2000億°Cの冷気を操る能力を持つ。また必殺技は炎と氷の属性を合わせた『次元誕生の火と氷(ディメンション・ノヴァ)』と双剣を使った二刀流による連続攻撃である『創世之双乱舞(ディメンション・ダンス・ディバイド)』である。

 

騎士ジョッキーGR『うぉぉぉっ!!』

 

 ブラッドが華麗に攻撃をよけると、目くらまし技の『シャイニング・イレイザー』でシャドー・ニッタを目くらましする。そしてさらに追撃として『アブソリュード・ブレード改』による高速突き『サウザンド・シャイニング・スラスト』が炸裂する。この技はアブソリュード・ブレードの能力を強化した姿であり、破壊力とスピードがアップしている。シャドー・ニッタはブラッドの攻撃の速さに避けることができずに攻撃を受ける・・・。

シャドー・ニッタ『ぐはあっ!?ま、まだよ!!はぁぁっ!』

 

シャドー・ニッタは両手首の鉤爪『愛憎の爪(ジェラシー・イズ・クロー)』で攻撃する。ブラッドはジャンプしてよけるが、シャドー・ニッタがその隙をついて後ろから攻撃を仕掛ける・・・。だがブラッドはその攻撃も華麗に避ける

 

シャドー・ニッタ『そ、そんな!?』

騎士ジョッキーGR『はぁぁぁぁ!!!!でやぁ!!とりゃぁぁぁ!!』

 

 シャドー・ニッタの隙をつきブラッドは連続攻撃をする。だがシャドー・ニッタも負けておらず、ラッシュを繰り出す。さらにシャドー・ニッタは両手首をくっつけ、相手の腹に向かって発射する技『愛憎砲(ジェラシーキャノン)』を使う・・・。だがその攻撃もジャンプして避けられるのだった・・・!

 

騎士ジョッキーGR『さぁ!これでトドメだ!』

 

ブシュッゥゥゥ!!

 

シャドー・ニッタ『ぐぁぁぁ・・・!』

 

ブラッドはシャドー・ニッタにアブソリュード・ブレード改を振り下ろす。するとシャドー・ニッタの体から血しぶきが出る。そしてさらに斬撃を繰り出し、とどめをさす。

騎士ジョッキーGR『うぉぉぉっ!!』

ザシュッ!ザシュッ!ザシュッ!ザシュッ!ズシャッ!!ズシャッ!!スパッ!!

 

 ブラッドは剣を振るいシャドー・ニッタの鎧を切り刻み続ける・・・。しまいには顔の鎧も剥ぎ落され、シャドー・ニッタは素顔があらわになる。その素顔はどこか悲しげな表情を浮かべていた・・・。そしてシャドー・ニッタの素顔を見たブラッドは・・・

 

騎士ジョッキーGR『レァ!?俺だよ!サイガだよ!』

シャドー・ニッタ『勘違い…しないで・・・!私は創生女帝ガ・ゾーラ・マレーノ・・・・!お前の・・・恋人じゃない!!』

騎士ジョッキーGR『レァ・・・』

 

 サイガは声を掛けるがレァは否定し、自身が創生女帝ガ・ゾーラ・マレーノであることを語り去ろうとする・・・・。が、彼女の向かった先には人質となったレァの甥っ子二人が泣き叫んでいた・・・。そしてレァがサイガに対して・・・・。

 

シャドー・ニッタ『エルと・・・マルスを・・・・頼む・・・・・ね・・・・♪!!サイガさん!!』

 

 シャドー・ニッタは最後の最後の力を振り絞り甥っ子を助けに向かったのだ・・・。その後最後のシーンに移る。シャドー・ニッタは甥っ子の住む孤児院で銅像のように立っている・・・。そして甥っ子たちは揺さぶるが彼女が反応しない為、死んだのではと思い悲しげな顔をする・・・。そして偶々来たサイガが・・・。

 

サイガ『なに・・・・。戦いに疲れて休んでいるだけだ・・・・。心配するな』

 

 そう甥っ子を励ますが、レァはもう二度と目を覚ますこともないし、朽ちて死にたくてもザジンド帝国の技術力のせいで一生銅像として生き続けなければならないことを甥っ子たちは知らない・・・・。サイガは彼女をお姫様抱っこしながら、最後の決戦に向かおうとする・・・。エンディングが終わりそれを見た少女は救いのない展開に涙したがそれでもエンディングはしっかりと見ていた。

 

少女「ううっ・・・!涙が止まらないよぉ・・・!」

そしてエンディングが終わったのち、次回予告のテロップが流れる・・・。この回の視聴率は48・5%を記録した。翌日彼女は学校で同級生と話し合っていた。

少女「次回予告の後も泣いちゃったよぉ・・・!」

「でもやっぱり、最後は感動したよな~・・・」

少女「うん。最後の動かなくなったレァが、サイガにお姫様抱っこされるシーンはよかったよね!『騎士ジョッキーブラッド』はやっぱ最高だね!」

「だな!!」

 

「・・・・・・・」←例の激やばサイガ推しクラスメイト

 

少女「あーーー。まさか本当にああなるとは思わなかったね・・・。」

「んまぁ・・・。あそこまでじっとりした終わり方するとは思わなかったね・・・。」

「でもサイガ様に殺されるなら本望ねぇぇぇえ!!!そうだ!なんかの記念に客演するかもしれないから、その時怪人役で私出るわ!!!私の将来の夢は特撮女優よ!!」

「あ・・・うん。いいんじゃない?(棒読み)」

 

 そしてこのクラスメイトが将来本当に特撮女優になるのだがそれはまた別のお話・・・。

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