問題児だらけの駐屯地が召喚されたようです(絶望)   作:CARUR

16 / 138
今日はアサルト戦車アーケードで15撃破なので初投稿です。

今回は短めです。

あたごとたかおの性格間違っていました!修正しました!


第十一話「変わり行く文明圏外国」

駐屯地 整備場 7時29分 (中央歴1639年 10月10日)

 

 

ここでは輸出される兵器を作るために、白良と雷亞、ツリーフロゴンの模型だけでは無理なので、武器娘を車両形態にし、内部を模写もしくは、スキャンしているのである。

 

五式中戦車「あ・・・あのうあまりジロジロみられると・・・・////////」

ポイズアラゴ「黙って・・・・!!集中力が欠ける!!(4時間しか寝てない。)」

 

97式中戦車改(AMTRS)「私もやったんだからさ(日本特有の同調圧力)」

ポイズアラゴ「はぁ・・・・こんな時、バーバニマル部隊が居たらなぁ・・・・」

 

ここでバーバニマル部隊について話そう。

 バーバニマル部隊とは、マグマ軍によって作られた合体陸娘舞台で、パトリバードの失敗を生かし、人間への憎悪を最大につぎ込んだアニマルガール部隊である!!そしてたかが知能の低い動物部隊と思うなかれ。

 

 隊長のサバンナクロー(サーバルキャットに変形)の知能は、おおよそIQ790で、機械的な口調が特徴的で、ジャンプ力ぅですかねぇ・・・。

カラード(カラカル)は、繁殖しか考えていないが、効率的なマグマ歩兵繁殖を確立したり、中古ショップのガラクタで、長距離ミサイルを作ったりする知能を持つ。

 

バイオレンダ(ジャイアントパンダ)の口調は、いかにも知能の低いバケモノのようなしゃべり声をし、なおかつ怒りっぽいが、近くにあった電線がついたままの電柱(半壊)と壊れた発電機でレールガンを作る知能を持つ。

 

センザハーテ(センザンコウ)は、硬いうろこを持ち、自身の発明に約立てることが多い。人間への憎悪が強く、人肉が大好物(嘘、実はマグマ歩兵)。笑い声がうるさい。

 

アルマーテ(アルマジロ)の背中はかなり強靭で、戦車砲すら弾く。笑い声がうるさい其の2.

 

フォアボンバー(カルガモと思い込んでいるマガモ)。人間や陸娘をフォアグラの如く育成し、生産工場を持っていた残忍な性格のため、いまだに刑務所から出られない。ホームセンターをレベル4級の細菌研究所に変えられるほどの知能を持つ。

 

ちなみに今回駐屯地にいなかったのは、動物園でのアルバイトをしていたため・・・・。

 

ポイズアラゴ「サバンナクロぉぉ・・・・・」

五式中戦車「あの・・そろそr・・・」

ポイズアラゴ「うっせだまれ!!ああああああ!?」

 

M26「荒立ってますねぇ・・・・。」

 

 

一方

同時刻駐屯地 乾ドック

 

いぶき「まさか艦艇まで輸出するとは・・・・。」

たかお「分割して一個おきの長さを9m作ってるとはいえ印刷?音が結構するな・・・・。」

 

 いぶき達自衛艦娘住居の前方には稼働しているサバンナクローとカラード、センザハーテ&アルマーテ兄弟特製の10×10m3D金属プリンター・・・・・。稼働しているのは、クワ・トイネ公国から海軍艦艇の受注も入ったためである。すると海自航空士の友永がやってきた。

「・・・・たかおとあたごに仕事が来たぞ・・・。」

 

 

たかお「仕事・・・・?どんな?」

「なんでも、かこ型駆逐艦が完成次第、教官としてクワ・トイネ海軍港に行ってくれと。」

 

あたご「ああ・・・・あのイージスシステム付初代むらさめ型護衛艦・・・・」

 

護衛艦娘が困惑した、かこ型駆逐艦のスペックとは?

 

全長全幅は初代むらさめ型護衛艦と同じだが、武装は、簡易CIWS3門、14㎝連装速射砲4門、短SAMランチャー1門、VLS 8セル(縦2マス、横4マス)。イージスシステムの迎撃率は60%である。

 

え?迎撃率60%は低い?へーきへーき、ワイバーンしかいないし、大体のことは速射砲で事足りるのだ!

 

 

あたご「それでも建造に3か月はかかるだろう?」

「つーても、あとクワ・トイネ人に溶接や電気配線教えるついでにもってくし、あと配線は後付け改装ができるように、カートリッジ式なんで、4日で完成するぞ」

 

たかお「4日!?それ本当に戦えんの!?」

 

「だからこそ頼まれたんだよなぁ・・・・。」

あたご「しょうがないな・・・・。受け入れよう。」

 

教官になるのを承けまわったたかおとあたご、・・・なお後にたかおは、(理性)破壊大使たかオーバーロードと不名誉なあだ名をつけられるのは後の話。

 

 

______________________________

 

 

 

 

 

 

 

クワ・トイネ公国  9時10分   町はずれのモーコシ市にある収容所

シャークン「ふぅ~~~~む・・・・久しぶりの新鮮な空気だ!」

 

ようやく保釈され、外の空気を吸うシャークン海将とその兵士たち・・・。

 

「いや~~まさか、収容所にしては楽園みたいでしたね!!!」

「三食付きで本もいろんなのを見られましたし!」

シャークン「早速ロウリア王国に帰りたいぞ・・・。」

 

シャークン達一行は、簡易バス(プリンスリバー)に乗って、ダイタル高原に作られた簡易空港まで行き、ダイタル発、ストー・キリ着の、エアンペルに乗り、帰ってった・・・・。

 

のちにシャークンは、海軍准将となり‘‘戦う海将(シー・コマンダー)‘‘として大活躍し、人道的な収容所であった体験談をまとめた本「モーコシ日記」が世界的に大ヒットしたのは後々の話・・・。

 

 

 

 

 

 

____________________________________

 

 

駐屯地 工場

 

ここでも駐屯地乾ドック同様、3Ⅾ金属プリンターが稼働しており、陸軍車両・火器・航空機がどんどんプラモデルがの如く作られていく。

 

白良「好調だな・・・・。さて・・・・、この人数で作業員育成教官を派遣すればいいか」

 

雷子「模型感覚で完成する軍用機って・・・。」

 

作業員(実は特戦群)「ほんとにラジコンじゃないですか・・・これ。」

 

今津(AI付き無人攻撃機で、民間人誤爆したため送られた)「人乗せるんだったら、無人でいいじゃん!!有人なんてゴミゴミ!」

 

白良「おまえまだ反省してねぇな。いいか?人を殺すのは兵器が決めるんじゃない・・、人間が決めるんだ。こいつを連れてけ。」

 

雷子「えぇ・・・・(人のこと言えないと思うですが・・・)」

 

「しっかし、こんなに輸出しても大丈夫なんすかね?もし反逆されたら。」

 

白良「へーきへーき、ちゃんと輸出基準設けてあるから。おっと!この先は軍事機密だ。」

 

 

________________

 

ロウリア共和国(現在統治下にはいってるため一時民主制。) 竜の酒

 

昼前になると活気があふれる、酒場竜の酒、あわただしく注文が舞い降りる・・・。

接客様式を西洋・・・もとい日本のファーストフード店のシステムにし、噂伝々で「異世界からやってきた人の料理を食べれる」ということで大繁盛したのである・・・。

 

もう一つ要員が・・・。

 

「女王様!!!注文はいりました!!ハンバーグ1つのサラダ1つ!!」

レイシト「はっ・・・はい!!」

 

C1アリエテ(忙しいのでキレ気味)「ほらっ!!出すの遅い!!そんなんじゃ客逃げるよ!!」

 

レイシト「わかりました!!」

 

そう後継者になるはずのレイシト姫が調理担当になっているのである!

なぜ調理担当になっているか?それは立憲君主制に移行した際、慎ましい生活を送らせるために、白良が自炊・家事を自分でこなせさせるよう仕向けたはず・・・なのだが、まさかのレイシト姫が「庶民の目線で調理したい」といったんで、息抜きにバイトしているイタリア・アメリカ陸娘と一緒に働くことになったためである。

 

 

「注文はいりました!!ステーキ1枚、アンチョビピザ2枚とチーズハンバーガー3個!!」

 

「下積み時代お思い出すな・・・・」

M1A2「クワ・トイネ産の麦を使ったけど、あの人たち結局食べるのね・・・。」

 

「さっさとやれ・・・。考えてる暇があるならな・・・。」

 

M1A2「はいはい分かりましたよ!missリヴォルノ」

 

水色のロングヘアーの女子中学生の姿をしたイタリア基地娘リグベルティーナ・リヴォルノが、催促をする。

 

 

一方テーブルの方はというと・・・。

 

「モグモグ・・・・美味いな!!!」

「いつもだったら酒以外食べるつまみみたいなのがなかったが、今回は日本と姫のおかげでこんな美味い飯が・・」

 

「ハンバーガーうめぇ~~~」

「ハンバーガーの起源は日本だからな!!」

 

M2ブラッドレー「(アメリカなんだよなぁ・・・・・)」

 

 

そして営業終了した30分ごの20時30分・・・。

 

店主と店員とレイシト姫、バイトに来た陸娘たちが座って休憩した。

 

「どうだい?姫様!前もあんな風に接客していたんですぜ!!」

 

レイシト姫「はい・・・・。2日だけでしたが、とても飲食業に努めている人の気持ちが大変なくらい分かりました・・・・。」

リヴォルノ「一応、体操した方がいいですね・・。二日も働きましたし・・・・。」

 

レイシト「どのような体操をすればいいのでしょうか?」

 

リヴォルノ「ふむ・・とりあえず・・・・。」

 

翌日筋肉通で、仕事どころではなくなったレイシトであった(原因軍隊式体操)。そしてのちに広がるファーストフード店の賃金を上げ、国民を喜ばせたのはそう遠くない話・・・。

 

________________________________

 

 

クイラ王国 シェール村 10月11日  6時50分

 

「よし!いい腕だ・・・・・。次は電気配線だ!!」

「わっ・・わかりました!!」

 

革命防衛隊上がりのアブドーラが、クイラ王国軍の兵士や、大工たちに近代的な、建築技術を教えているのである。

 

勝田「やだもう無理無理ぃぃぃ!!もうーーーやーーー!」

「勝田が狂いだしたニダ!!サンレアを呼ぶニダ!!」

春日井「もう連れてこなくてもいいんじゃないか?」

 

勝田「サンレアママぁぁーーーー!!!!」

「サンレアはクワ・トイネの病院に訪問しているから無理だゾ」

 

勝田「うぁぁぁぁぁぁぁん!!!」ガチ泣き

岐阜「さすがにここまで行くと、悲しくなりますね・・・・。」

 

シェール村中に勝田の泣き声が広まった・・・。なお勝田に休みを与えない白良は屑司令の鑑、はっきりわかんだね。

 

 

 

 




オリジナル陸娘紹介

リグベルティーナ・リヴォルノ

フォルゴーレ空挺団通信大隊の基地娘。今は通信科と師団長だが、マグマとの戦争時は第186空挺連隊と掛け持ちしていた。水色のロングヘアーに稲妻のヘアピンをつけている。性格はクール。Bカップだが本人は気にしていない。




__________________________

もう20日ですね・・・・。(時が進むのが早すぎて人間)やめたくなりますよ~~~。


次回「桑杭蝋政治大改革」


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。