問題児だらけの駐屯地が召喚されたようです(絶望)   作:CARUR

17 / 139
Life is a gameが韓国製だったのを知ったのと、保守でいるより中道右派でいるのが楽になってきたので初投稿です。

今回はほぼ日常回です・・・・。


第十二話「鍬・杭・蝋政治改革」

中央歴1639年   10月23日 14時30分

 

駐屯地、臨時地下会議室

 

 今回はクワ・トイネ公国と、クイラ王国、ロウリア民主国(仮)の首脳・王国陣が、駐屯地の極秘会議室に集結した・・・・・。

 会議初めの挨拶をした後クワ・トイネ公国のカナタが、質問をする。

 

 

カナタ「白良司令官は、なぜこのような議会を?しかもクイラ王国のジャーファ国王殿下まで呼び出して。」

 

白良「今回は軍用機・技術を輸出するための条件を飲んでもらいたく、お集まりいただきました。ロウリア民主国は、現在政治形態を変えるようにしてあるのですが、改めて参加してもらいました。」

 

レイシト「条件・・・?」

 

白良「条件は以下の書類に書かれております・・・。了承できる内容でしたらチェックをお書きになり、指印を押してください・・・。すべて穴埋めしなくてもよろしいですし、必ずしも実行しなくても大丈夫です。」

 

その条件の内容は。

 

1.基本的人権の尊重、差別撤廃、男女平等、近代的な法律を施行。奴隷廃止。

2.一般人に対する兵士の暴力を起こさないよう教育。

3.亜人の名称を廃止。

4.全国民に戸籍を与える。

5.王国は立憲君主制。民主国家は、選挙制を導入。

6.識字率を向上、数学力を向上。

7.公害対策を立てる。

8.階級社会廃止。

9.駐屯地兵士の犯罪及び、駐屯地兵士に対して行われた犯罪の取り締まりや裁判権の法律を制定

 

するとジャーファ国王が質問を出した。

「立憲君主制とはどのような法律なのだ?」

 

白良「はい、立憲君主制というのは、主に議会で決め、可決された後最終的な判断を国王などの国家元首に可決してもらう制度です。」

 

ジャーファ「ふむ・・・メリットはどのようなことがあるのだ?」

白良「はい、大統領や首相制と違い国王が判断を決めるので、即決に決められるのが利点です。難点は元首の思想にもよりますが、大規模な変更ができないというデメリットがありまして・・・。ロウリア王国は立憲君主制の大統領制にしました。」

 

ジャーファ「その大統領制にもすこし教えてもらいたいのだが」

白良「はい、大統領制は主にアメリカ合衆国・ロシア連邦・フランス共和国・アフリカ連邦などが使っている制度で、わかりやすく言えば大工でも元奴隷でも、選挙で勝てば元首になれる制度です。デメリットとしては、政治的な混乱が起きやすいのと、議会の解散及び法案提出の権利を持たないのが欠点です。」

 

ジャーファ「ふむ・・・そうか」

 

 

 

30分後

 

 

カナタ「記入が終わりました。」

白良「はい。他の皆様は書き終わりましたか?」

 

 記入終え提出する三カ国・・・。クワトイネ公国は全部記入し、一方のクイラ王国は、「幼少期に嫌となるほど、元首のふるまいを叩き込まれた」ということで、君主制は維持するも各国家機関の長を決めたりするために普通選挙制を導入を約束した。

 一方ロウリア王国は、パーパルディア皇国から多額の借金を背負っており、借金をゼロにするため通貨をロデンからロウルに変更し、そして立憲君主制の大統領制に変更をし、首都もジン・ハークからストー・キリDMに遷都、DMの意味はDistrict of magma(治安維持にマグマ軍がかかわっていたため)。そして州制度を導入した。

 

白良「ご記入ありがとうございました。一応兵器は私どもから輸出する準備はありますが、あくまで組み立てる前なので、まだ完成していません。作業教官はすぐ派遣できる手筈になっています。今回は会議にご出席いただき誠にありがとうございました。」

 

こうして極秘会議が終了した。

 

 

_____________________________________

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

サンレア「勝田ちゃん、起きて・・・?頼むからぁ・・・」

 

勝田(暴力陸娘ですよん)「zzzz」

 

サンレア「あ・・・あなた・・、勝田ちゃんさ、狸寝入りしているんでしょ?さっさと起きて起きてよぉ・・・・」

 

勝田「これは寝言だけどママのミルクを飲まなきゃ起きねーー!それに仕事もあるからこれも解消しないとねぇ

ーーーー?」

サンレア「ふぇぇぇ・・・・・?朝っぱらからおっぱいほしいなんて~やっぱり赤ちゃんなんですね・・・。」

 

勝田「早くしないと仕事に遅れちゃうけど言うとおりにしてくんなきゃ一生寝たきりのままなんだなぁ~」

 

サンレア「まったく、しょうがないですね・・・。フフッ・・・。」

 

ブラジャーのホックを外し、豊かな乳房が弾けるように飛び出す。中身は特濃ミルクがたっぷり詰まっており、勝田は毎朝これを紅茶に入れてから訓練しているのだ。

授乳を施そうと、勃起した薄桃色の乳首を勝田の薄く開かれた口へと当てがう。呼応するように、乳首の先に歯が当たる。

 

サンレア「もっと甘えてもいいんですからね・・・・♡」

 

勝田「ママーッ!!!!!!!!」

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

17時30分   休憩室(施設科の隊員が占拠)

 

勝田「ファッ!?」

勢いよく飛び起きる勝田。

岐阜「うっせーんだよ軽装甲クソ雑魚イキリ駐屯地娘がよぉ」

春日井「黙ってろ声優に君扱いされた雑魚が‥‥」

 

施設課の駐屯地娘に(メタい)罵詈雑言の寝言を言われつつも、顔をごしごしした後、仕事場に向かう・・・・。悲壮感漂いながら歩く勝田。

 

ああ・・・、もう指揮するのめんどくせぇな・・・・誰かに奴当たる気もねぇぜ・・・。さっきの夢みたくサンレアママが甘えさせてくれればどうにかなるんだがなぁ・・・。

と、よこしまな考えをしながら歩いていく勝田。すると。

 

 

サンレア「あっ・・勝田さん・・・・。お仕事ですか?」

勝田「ああ・・・まぁ・・・。」

サンレア「顔色がよくないですよ・・・・。それに目が腫れて・・・・・。」

 

勝田「・・・・・・ママ」

サンレア「えっ・・・・?」

 

勝田「ママぁぁ!!!!」

 

急にサンレアに抱き着く勝田。身長差は歴然で、勝田は195㎝に対し、サンレアは140㎝である。

 

サンレア「ひ・・ひゃっ!どうしたんですか急に!?私はママじゃないです!!」

勝田「もう仕事したくねぇよぉ……。現地民に技術教えたりさぁ・・・・・」

 

なおもサンレアに抱き着く勝田。するとサンレアが、勝田の頭をなで。

 

サンレア「・・・・・そんなに大変なんですね。よしよし・・・・・。」

 

白良「こ↑れ↓なにをしている!勝田!早く出ろ!」

 

勝田「あっ・・・あと5分いやあと10分待ってくれ・・・・。」

サンレア「おじいちゃん!!!勝田さんに休みを与えてあげてよ!!こんなの・・・かわいそうだよ・・・・」

 

白良「構わんいk・・・・・」パシュッ

 

雷亞「休みだって!よかったわね勝田。」

勝田「おまえ・・・・。」

 

サンレア「どうしておじいちゃん寝ちゃったの??」

雷亞「おじいちゃんはね~。とっても大変な会議をしてたから眠くなっちゃたのよ」

サンレア「そっかぁ・・・・」

 

 

 さりげなくサプレッサー付きの麻酔銃で眠らされる白良。なお勝手に休んだ判定なので、白良はともかく、副官の市ヶ谷にド叱られた、雷亞と勝田であった。なお勝田がいなかったことによって、いつもの倍建築が進んだとか。

 

 

______________________________________________________

 

 

ムー大陸  ムー国の首都オタハイト。   (1639年10月25日) 10時49分

 

 

 

ムーの首都オタハイトの、国防省で、初老の男と若い男が面と向かって話しあおうとしている。

 

「マイラス君・・・。君に折り入って、行ってもらいたいところがあるのだ・・・・。君もあの新聞を見たらわかると思うがね。」

「はぁ・・・・文明圏外国のクワ・トイネ公国ですか?」

 

「惜しいな。そのクワ・トイネ公国を支援したニホンの○○駐屯地だ。」

 

マイラス「ええっ!軍事基地があの戦争の勝利の要因に!?ニホンいう国が、やったのではないのですか!?」

 

「それがどうも違うのだよ・・・。彼らはとてつもない技術を持っていて、航空機は音速、小型の電話や高画質印刷機・・・。そしてクワ・トイネや周辺国のクイラ王国・・・・。果ては負けたロウリア王国までもインフラを整備している・・・・。」

 

マイラス「なんと・・・・」

「極めつけは、兵士の大半が女性らしいのだ・・・・。」

 

マイラス「女性!?確かに連合国司令官が、女性だったのは覚えていますが・・・・。」

「まぁ・・・とりあえず一応、クワ・トイネ公国に打診している処なんだ」

 

マイラス「なぜクワ・トイネ公国に打診に?」

 

「その駐屯地があるところがクワ・トイネの領地に入っているから、一回簡易空港を経由しなければいけないんだ。」

「軍事基地なのに国と称しているのですか・・・・。」

「まぁ変わってはいるな・・・。打診が終わり次第また呼ぶよ。」

「わかりました・・。」

 

部屋を去っていくマイラス・・・。果たして彼にどのようなことが見えるのか!?

 

 

__________________________________

 

 

 

クワ・トイネ公国  公都にある学校の体育館(施設科が作った。) 13時00分

 

ここでは成人や政治家たちが説明会に集っていた・・。そう・・・文明圏外国初の普通選挙を行われるための説明会である。なお体育館に入らない成人たちは理科室や、家庭科室に集まっていた。

 

ユーリア・キリシマ「ということです・・・。まだわからないことはありますか?」

 

1人の女性が手を挙げる。

 

「もし、代表に選ばれたときにその間の収益はどうなりますか?」

 

ユーリア「はい、前の職業はいったんやめてもらう形になりますが、その間は税金で支払われます。もちろん大切な国民・市民が汗水たらした大切なお金です。着服や賄賂などはしないようにしましょう。お次の質問は・・・。」

 

1人の獣人の男が手を挙げる。

 

「警察っつーのは、その警察ってのが犯罪をしたときはどうするんだ?」

ユーリア「その時は、公務員の犯罪を取り締まる法律があります。賄賂や職務外の殺人問わず、適用されます。」

 

 異世界初の選挙方式は、民主主義国家同様の選挙方式だが、資金が異なり1万クル(10万円)と比較的低めなのである・・・(クワ・トイネ人の平均収入が日本円として8万円)。

 

ユーリア「ほかに質問は・・・?ありませんね。では今回はこれでお終いです。長い時間ありがとうございました・・。」

 

選挙説明を終えた説明会。一方学校の教室は、

 

 

雷華「はい。ここの計算式を解ける人はいますか?」

 

黒板に書かれた、12×4の問題を我先に答えようと元気に挙手する生徒たち・・・。その中には教育を承けれなかった成人たちもいる。

 

雷華「え~では、コーバインさん」

 

「はいはい・・・。えっこいしょ・・・・・」

「おじいちゃん間違えないでよ~?」

 

 獣人の老人が立ち上がり、半獣の孫が言葉をかける。

 

「えーーーと、2×4は8だから・・・・48じゃな?」

 

雷華「ご名答です♬よしよし・・・・。」

老人の頭をなでる雷華

 

「やったねおじいちゃん!」

「わしをなめんるんじゃないぞ!」

正解を出し喜ぶ老人と孫。一方・・・・・・。

 

「ぐぬぬ・・・あいつめ・・妻子がいるのにもかかわらず、若娘教師に花をのばしおって・・・」

「次こそはわしの番じゃぞ・・・・」

次こそは我先に頭をなでてもらおうとする老人たち・・・。地味に教育を承けれなかった浮浪者たちも狙っていた・・・。

 

雷華「(小学校なのか老人ホームなのか、職業支援センターなのかわからなくなってくるわね・・・・。)」

 

 

 

 

 雷華が教室に漂う謎の空気感に包まれ困惑していた。そのころ別のクラスでは、鉄棒が行われていた。

 

運動上

 

富山「おし!つぎっ!!モイちゃん」

 

「は・・はいっ!」

 

体操着を着たエルフの少女が、逆上がりに挑戦する・・・・。しかし弱弱しい口調を出しながらばててしまう・・・。本来なら逆上がり用の台があるはずなのだが、(そんな細かいものまで用意でき)ないです。

 

富山「しょうがねぇな・・・ほら先生の背中をけってみろ。」

「で・・・でもそれじゃ先生の服が・・・、しかも痛そう・・・」

富山「平気平気、服なんていっぱいあるから!私は兵士だから、モイちゃんの蹴りぐらい大丈夫だ!」

 

「ほんとぉ・・・?」

富山「大丈夫だって安心しろよ~~(富山ひみ子、GO説)。」

 

「じゃあいきます!!えいっ!」

 

エルフの少女が勢いよく富山の背中を蹴り上げ、見事に逆立ちができたのである。

 

富山「よしっ!!やればできるじゃねぇか!その感覚を忘れずに!」

「はい!!」

 

富山「よし!次っ!!」

 

 其のあとも授業が終了するまで鉄棒をやったり、いつ来るかわからないので、ケイドロで遊んだ。なお服が汚れたまんま、熟睡していた岐阜の上によりかかったので、危うく締め落とされそうになったのであった。

 

____________________________

 

 

ロウリア民主国(仮) 首都ストー・キリDMの隣町のホーワトイ 15時30分

 

 街には有色人種とキュルギュルたちが、市民と触れ合っていた・・・。ロウリア人も最初は、インディア系や黒人、キュルギュルを見たときは亜人に殺されると思っていたが、宣撫班とレイシト姫の頑張りにより徐々に仲良くなっていった・・・。

 

アルマータ「どうだ?見晴らしはすごいだろう・・・・。」

 

「おおっ・・・・まるで俺の愛馬より・・・」

アルマータ「馬・・・・・女性に馬とは失礼ねぇ・・・・。」

「馬にムカデみたいな尻尾はないと思うわ・・・」

 

アルマータ「あなた達ねぇ・・・・・・・。」ピキピキ

 

 アルマータは先週結婚したばかりのカップルを乗せているが、馬だのムカデだの言われてご立腹だったのである。なお二人を乗せ終わった後、マグマ軍が陸娘を発情させるために作った媚薬を酒と偽って渡した(そのカップルは子宝に恵まれたとさ)。

 

とある男がとあるマグマ歩兵を見て、何かつぶやいている・・・・。

 

「なぁ・・・あの子かなり美人じゃないかって思ってきたんだ・・・。」

 

もう一人の男がマグマ戦闘ヘリ24號をみてつぶやき始めた・・。

 

「でも一つ目だぜ?確かに黒髪がセクシーだが・・・。俺ならあのシスターさんだな・・・。」

 

「いやいや、あの子はきれいな流し目で、あのほほえましいバストがいいじゃないか!あの腕で抱き着いてもらいてぇなぁ・・・・。」

 

「ちっちっちっ!お前のような一つ目ずきじゃないんだな!あの丸い眼鏡に、クールな目つき・・・・。大きな手・・・。芸術品みたいな黒い前髪・・・。そしてちち!ふとももー!尻尾---!

 

「結局むっちり好きじゃないか・・・たまげたなぁ・・・・。」

 

 

一方、帰宅をしようとするハインドと歩兵

 

マグマ歩兵「・・・・・ハインド・・・・あの雄からフェロモンがむんむん出てるわ・・・」

 

歩兵が、大きな細目を野獣の眼光如く見ていると、ハインドが話す。

 

戦闘ヘリ24號「・・・・。もう体内卵ばかりなのよね・・・・。ちょっと位いいでしょ・・・♡」

歩兵「話を聞いてると、私たちのことを好いてたからいいよね・・・・・・♡」

 

 なお二匹?のキュルギュルは、マグマ軍の話をしていた二人の男とによりそい、夕飯を食べた後夜戦しまくったのは言うまでもない。なお当然胎内に卵があるので一発で子供ができたので例の男とおめでた婚をし、異世界初のキュルギュルと婚姻した記録を生み出した・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




韓国は、反日という負のイメージが付きまとっていますが、個人的に親日はともかくノンポリの人たちなら仲良く・・・、とまではいきませんがまぁ・・・近い距離ではあってみたいですね・・・。個人的にはlobotomycorporationの発想はいいんじゃないですか?音楽もいいですし。

さてそんな政治要素からは離れて・・・・。

各国に送られていく兵器が徐々に完成していく・・・・。果たしてどのような機体なのか・・・・!?

次回13話「新たなる力」

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。