問題児だらけの駐屯地が召喚されたようです(絶望)   作:CARUR

19 / 139
最近テンパっちゃっているので初投稿です。

(某フレンズ2要素は)ないです。大丈夫だって安心しろよ~~^^。


第十四話「おうちにお帰りなさい」

クワ・トイネ公国 午前9時03分  (中央歴1639年11月19日)

 

 

 

リーン・ノウの森・・・・・・

 

例の鉄の地竜を探しに来た、白良と雷亞、高田・・・・・。

 

雷亞「ちょ・・・ちょっと待ってぇぇぇぇぇ……」ゼェゼェ

 

白良「ったーく・・・・おっせぇなぁ・・・。それでも陸娘かよ。」

 

高田「無理しなくてもいいですからねーーー?」

 

雷亞「馬力あっても脚力とスタミナはねーーーんだよぉぉぉ~~~‥‥‥‥」

 

「あら・・・軍人さんなのに・・・・」

「ほんとにお姉さん、エジェイで活躍したの?」

 

 軍人のわりにあまりにも遅く歩く雷亞を心配するミーナとウォル。今回は神話の調査のために、白良自らと、歴史に詳しい(99%ネット)の雷華、歴女の高田でリーン・ノウの森に来たのである。

 

雷亞「私は砲弾部隊ですぅぅーーー!」

 

案内人としゃべっているうちに祠にたどり着く一行・・・・・。

 

ミーナ「ちょっと草木がまとわりついていますけど・・・・。えいしょ・・・。」

 

白良「よし手伝いましょう。」

雷亞「草むしりの腕前みとけよみとけよ~!」

 

高田「サバイバルナイフで・・・・」

ウォル「しょうがねぇな~。」

 

10分をかけて、草木を刈り取る一行・・・。すると石扉が見え始めミーナが解説し始めた。

 

ミーナ「この祠は私たち種族にとって大切な遺跡であります・・。神話の時代に魔王が現れロデニウス大陸に侵攻してきました・・・。魔王軍に対抗するため、種族間連合という同盟を結びましたが。それでも魔王軍の勢いを止めることはできませんでした・・・。

 そして種族間連合はこのリーン・ノウの森に退避しました・・・。しかし魔王は逃げ込んだ種族間連合に向けて火を向けようとしました・・・。

危機を募らせたエルフの神は、創造主である太陽神に頼み込みました・・・。そして太陽神の使者が現れたのです。

 その太陽神の使いは、強力な爆破魔法を使い、鉄竜から少女に変形し、なおかつ女性の兵士もいて、魔王軍を追い払いました・・・。そのあと魔王軍を追い払いました・・・。その時の鉄の地竜がここに眠っています・・・。」

 

雷亞「鉄竜から少女に変化する・・・。もしかして・・・・武器娘のことかな・・・?」

 

ミーナ「では扉を開きます。」

 

扉を開けて内部に入る一同。中は青白く発行していた。そして驚く白良たち

 

白良「まさか嘘だろ・・・?

 

雷亞「ま・・・・まさか想像上と言われた100トン戦車・・・・。」

 

高田「えっ・・・・なぜ古代文明にこのようなものが・・・。」

 

ミーナ「どうかいたしましたか?たしかにこの世界にはないものですが・・・?」

 

不思議がるミーナ、白良たちが目にしたものは・・・・?

 

白良「大日本帝国陸軍が考えたオイ車・・・・・!」

 

雷亞「え・・ちょ・・・パンツ新しいのにしとけばよかったよ・・・やべぇよやべぇよ・・・・」

 

高田「近代史にはあまり興味ないのですがこれは調べなければ・・・!

 

 白良達が汗をかきながら驚愕したモノ・・・・・・・。それは大日本帝国軍のペーパープラン戦車「重戦車オイ」である・・・・。

 

ミーナ「そこまで知りたいのなら次元魔法を解除いたしましょう・・」

 

呪文を唱えるミーナ。すると青白い光が解除されれる。するとバシャバシャと写真を撮る保守ウヨコンビと歴女。

 

白良「うっそだろ・・・模型や想像上の設計図と全然ちげぇや・・・・」

 

雷亞「あああ・・・・・やはり日本陸軍は弱小じゃぁ・・・なかった・・・・。天皇陛下ばんざぁぁぁぁぁぃ!!!!」

高田「これは内部の調査も必要ですねぇ!!!!」

 

 

雷子「はっ!!!もしかして!太陽神の使い手とはまさか我が大日本帝国なんじゃ・・・!?」

白良「は?何言ってんのお前(ガチギレ)?これだから自国万歳すぎるウヨは困るね。いくら何でもそんn・・・」

 

ミーナ「伝承によると、太陽神の使者の紋章は日の丸と言っていたそうです・・・。」

 

高田「日の丸・・・・・・。」

 

雷子「しっかしなんでこんな世界に・・・。」

白良「ついでだから内部も見てぇなぁ・・・・・。ミーナさん・・・・ためしに中に入ってもいいですか?」

 

ウォル「ねーちゃん・・・・。あんな小さい偉いのか池沼なのかひでたるとじゅんぺいみたいな人とみつあみに見せていいのか?」

ミーナ「ウォル!失礼だよ!・・・・私の弟が失礼なことを言ってすみません。そこまで気になるのなら見ても大丈夫です。」

 

許可を得てライトを照らし、ハッチの中に入る白良、

 

白良「どうぁぁぁぁ!!!

 

高田「どうしたんですか!?」

 

白良「ひっ・・・人が・・・・」

 

ミーナ「そんなことは・・・・。かれこれ数千年閉じられていましたし・・。」

 

 

雷亞「引き上げればわかるんじゃないか?」

 

白良「ん・・・そんな重くはないが、俺の手の長さ的にハッチに出すのはきついな・・・・。紐をくれ!」

高田「とりあえずヒモを・・・・」

 

オイ車の内部に人間を見つけた白良・・・・。一同は疑問に思ったので引き上げることにした。

 

そして数分後に、引き出されたのはショートカットの少女だった・・・・。しかし服装はこの世界の物ではなく、軍服モチーフの露出がたかい衣装で、体の所々に武装をつけるための接合が開いている・・・。

 

雷亞「ん~~・・・?人間にしてはこの世界の住人っぽくないし、あと武器娘にしては、武装の接続箇所的なのが多いなぁ・・・。」

 

白良「・・・・心音はあるんだな・・・・。」

 

少女を揺さぶる白良・・・。すると・・・

 

「ん・・・・・・ふぁぁぁ~~・・・・・」

 

少女が突如起き上がる・・・。

 

「ん~?あなたは・・・・」

 

白良「えっ?俺ぇ?」

 

「あなた・・・・その顔つきと服装・・・日本軍兵士ですね・・・」

 

白良「日本・・・軍・・・」

 

会いたかったぁぁぁぁぁ!!

 

白良「えっ?えええ!?」

 

急にじゃれつく少女・・・。白良の体には少女の胸が当たる。

 

白良「ああっ!胸の形的に嫁よりいい!やめ・・やめろう!」

 

雷亞「ぬぉぉぉ・・・!不倫だぁ!」パシャパシャ!

ミーナ「ウォル!見ちゃダメ!」

高田「日本兵・・・・・?」

 

「ああ・・ごめんなさい!紹介が遅れました・・・・。私の名前は``001``式重戦車オイです・・・・。」

 

白良「001式重戦車・・・・?」

 

オイ「あなたの名前は?」

 

白良「私の名前は白良和影、地位は陸将。」

 

オイ「陸将・・・・・将軍・・・・・。はっ・・・・!!!」

 

雷亞「いや・・・将軍・・・・まぁ・・ね」

オイ「そ・・・そうなんですね・・・。あなたは・・・・。」

 

雷亞「私は155mm榴弾砲FH70・・・・。そこの陸将になずけてもらって雷石雷亞と名乗っていますがね。」

高田「私は高田駐屯地を元にして作られた、高田沙織と申します」

 

オイ「武器娘と・・・・駐屯地娘・・・・・・。また戦いのためにこの世界にいらっしゃったのですね・・・。」

 

白良「戦い・・・?」

 

オイ「まo・・・・・・・・・・・・」

 

しゃべろうとした瞬間急に眼を閉じて倒れるオイ・・・・。すかさず白良がだきかかえる。

 

雷亞「なんか武器娘形態の時に燃料がなくなったやつってスリープモードに入っちゃうらしいね。」

白良・高田「え・・・そうなの?」

 

ミーナ「どうしましょう・・・。」

ウォル「なんか厄介なことになりそーだな・・・。」

 

白良「うし!待機しているUH-1で連れていこう。オイ車は・・・・美味い事ひっかけてエアンペルに持ってってもらうか・・・?」

 

雷亞「それは無理でしょ・・・。」

 

高田「回収車で・・・・、と言いたいところですがまず道の起伏的に無理ですね・・・。」

白良「ウーン・・・・あ、そうだ(池沼)。ポイズアラゴにあれ作ってもらったんだよなぁ・・・。」

 

高田「それは・・?」

 

白良「チャッチャチャ~~~!ワームホールプルトン~~(のぶ●voice)!」

雷亞「ME●ALGEARの・・・・。」

 

 白良がポケットから出した丸みを帯びた、四角い物体(体積あってないとかいうな)、それはワームホールプルトンである・・・・。説明するまでもなく、ワームホールで物を輸送するやつだ。

 そしてそれをオイ車につけ、スイッチを押すとワームホールが現れ、吸い込まれていった・・・・。さてそのオイ車の行先は・・・・・。

 

 

 

駐屯地周辺の森

 

練馬「パピヨン…(創作薄い本のキャラクター)。あっ・・♡」

74式戦車(AMTRS)「寝ろ!一週間●ナニーサボってよぉ!」

ドンデュタイン「にぎにぎ薄い本なんか読んじゃってぇ・・・・!」

 

 

練馬「私・・・私・・・ロジーナ・カミハラ(HIRKO部隊の隊員)のことが好きなの!」

ドンデュタイン「おお~そうですか~(恋のキューピッド)」

74式戦車(AMTRS)「んん~?そういう・・・関係だったのか・・・(オタク仲間が減るのを寂しがる)」

ドンデュタイン「ウン・・・どうしますぅ?」

74式戦車(AMTRS)「じゃあ特別な(嫁修行)稽古つけてやるk・・・・」

 

 

ドォォォォン!!!!!!!!!!!

 

 稽古をしようとした瞬間に練馬達の居る4m隣に振ってきたオイ車・・・。そして着地時の振動が3人にも伝わってきた。

 

三人「・・・・・!!!!」

 

 

 

再び祠に戻って・・・・

 

 

 

白良「転送されたかもうこれわかんねぇなぁ・・・・。」

 

高田「自信ないんですか・・・・。」

 

雷亞「えっこいしょ!」

 

自身がない上に危うく部下3人を殺しかける人間の屑白良と高田のやり取りを、無視するがごとくオイを背負う雷亞。

 

白良「とりあえずオイを駐屯地に迎えるが、遺跡の調査・・・・と思ったがただの祠みたいだなぁ・・・・。どうする?調査するか高田・・・・。」

高田「どうせならお二人方に伝承を聞きたいので、残ります。」

 

白良「じゃぁ俺らはオイの調査だな。後は頼む!」

 

高田「了解しました。」

 

白良「ではミーナさんとウォル君、案内ありがとうございました。」

雷亞「ありがとうございました!」

 

そして去っていく白良と雷亞・・・・。そして高田はミーナが話す伝承や、伝説を調べた・・・・・。

 

 

_____________________________________

 

翌日  8時00分

 

 大宮とポイズアラゴの決死の研究により、燃料を入れ、オイ車の故障個所の修復に成功し、そろそろ目覚め始めるオイ・・・。しかしなかなか目覚めない。

 

白良「ちょっとー‥‥目覚めないんだけどーー?」

大宮「そんなはずは・・・・・・。というかあからさまに最近の武器娘じゃないですよね?」

ポイズアラゴ「まず人間形態で燃料入れれるわけがないじゃないですか・・・・。」

 

すると喇叭を持った五式中戦車がオイに近づき。

 

パッパラパーーパーーパッパパー!!!

 

オイ「わぁぁぁぁ!!遅刻しちゃう!!」

 

五式「やっぱりこれに限りますね。」

大宮「鼓膜破裂しそうになりましたよ・・・・・(汗)」

 

オイ「あっ!五式先輩!!!!お久しぶりであります!!大日本帝国はどうなりましたか?」

五式「えっ・・・・先輩・・?大日本帝国・・・?」

原州「偉大なる大日本帝国はなくなった・・・・。今あるのは戦前のフランスのような平和ボケした日本だ。」

オイ「えっ・・・・」

 

白良「もう平和ボケしとらんぞ!」

オイ「どういう・・・ことですか?」

 

参考BGM~けものフレンズbgm けものたちの哀しみ~

 

衝撃を受けるオイ・・・・・・。そして白良が重くしゃべり始める、第二次世界大戦がはじまり、日本が負けたこと、戦後急速な復興とともに、舐めているような国防体制、数々の紛争、大規模な災害、そしてマグマ帝国との戦いを語った。。

 

 

オイ「そ・・・そんな・・日本がそんなことに・・・・。」

白良「これが俺たちの知っている歴史だ・・・・・。」

 

オイ「私の知らない所で・・・・そんな・・・・。」

 

あまりの歴史に涙を流すオイ・・・・・。すると雷魅が・・・。

 

雷魅「ま・・・まぁ、せっかく孫世代のみんなにあったから、見学していかない?」

オイ「グスン・・・・わかりました・・・・。お言葉に甘えて・・・・。」

 

 

 

 雷魅の提案により涙をぬぐい見学を始めるオイ。まず初めに見学したのは演習場であった。研究室には全員来たわけでないので、かなりの兵士と陸娘が演習をしている。

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴ………BANG!!!

 

       タタタタタタタッ!Vooooooooooooooonn!

 

オイ「わぁ・・・・。ものすごい轟音ですね・・・戦車娘たちのスピードも速い・・・。」

 

白良「現代の戦車は80㎞はざらで走ることができるんだ。オイ車のスピードは?」

オイ「は・・・80㎞・・・・・!わっ・・・私は36㎞です・・・。」

 

白良「150tで時速36㎞はおかしいんだよなぁ・・・・。残った資料によると最大23㎞だったし・・・。」

オイ「ふぇっ!?そんな遅い扱いされていたんですか!?」

 

10式戦車「あっ・・例の祠に眠っていた人だ。」

 

 

 話をしている白良とオイたちに近づいてくる10式戦車・・・・。

 

白良「紹介しよう、我が国が誇る主力戦車・・・・・まぁ重戦車か?10式戦車だ」

 

10式戦車「よろしくお願いします!!10式戦車です!!コンピューター付きで70㎞で走行します!!」

 

オイ「主砲の太さは・・・?」

 

10式戦車「44口径135mm滑腔砲です。そちらは・・・」

 

オイ「150.1mmくらい・・・です。」

10式「(さすが重戦車というだけあって、口径が・・・・。)ためしに腕試ししてみませんか?」

 

オイ「腕試し・・・?」

 

 

10式「1時間の間にどちらが撃破判定くらうまで勝負です!」

白良「若干脳筋じゃ・・・・。」

雷子「現代の無駄口廉也とゴミ内寿一の屑永恭二は黙ってろ。」

白良「んだと?そのゴミに毎回犯されてるのはどこの白●ぼ●ンコは。」

雷魅「あーもうケンカしないケンカしない・・・。」

 

オイ「わかりました・・・!受けて立ちましょう。」

10式「先輩だからって手は抜きませんよ!!」

 

 

 念のためルール説明。制限時間は1時間、一回でも側面、もしくはエンジン部分に喰らったら負けのルールである・・・。機銃・機関砲の使用は禁止、煙幕も禁止。車両形態と人間形態での二回戦勝負。スタート地点はお互い700m離れてスタート。なお適当に施設科の隊員をこき使い、木や掘っ立て小屋を作らせた。

 

 

市ヶ谷「お互い準備はよろしいでしょうか・・・・?開始!!」

 

 

 

10式戦車「(さて・・・・相手は150・・・・・・。軽くリンダーさんよりかは口径は小さいですが油断は禁物。)」

 

 慎重に進んでいく10式(車両形態)。確かにいくら口径に差はあっても、スピードや速力には勝っているが・・・・。

 

一方オイ車

 

オイ「(相手は、私より80年も上の相手・・・・。しかし技術が進めば進むほど繊細な機会を積んでいるはず・・・。)」

 

 このオイの発想あながち間違っていないのである。10式の砲塔上部には横風センサーと360度を見渡せる車長用展望塔、前部には暗視探知と砲口照合装置と、繊細だったり精密な射撃を行えるようにする機器、部位があるのである。それがもし旧式の150mm砲であっても、横風センサーがダメージを受けたら精密な射撃はダウングレートするし、砲口照合装置にすこしでも直撃すれば、10式の得意分野のスローラム射撃が困難になるのである。

 

しかし・・・・。

 

オイ「ようやく遮蔽物のある所につ・・・・」ガキィン!!!

 

オイ車の履帯に響く重低音・・・。なんとか撃破判定は防げたが・・・。オイの40m先には10式の姿があった・・。

 

10式戦車「ああ・・惜しい・・・・。よりによってバイク部隊の坂の残土でずれましたねぇ・・・。」

 

オイ「えっ・・・?いつの間に・・・・・・・しかも走りながら・・・・!」

 

 驚愕するオイ車、無理もない・・・。この世界線の10式戦車は、史実の10式とは違い無理やり自足78㎞にあげているのである。(エンジンが大きくなったら胸も大きくなるのでは?という人もいるだろうが、胸は大きくなって)ないです。

 

オイ「ならばお返しです!!」

 

 オイの副砲である57mm戦車砲2門が砲撃をする・・・・が、土ぼこりを起こすだけで外れである・・・。なおオイ車自体の主砲の回転は、若干遅いために徐々に離れていく10式・・・・。

 

10式「さぁ!今度こそ!撃ぇぇっ!!!」

オイ「そうはさせません!!撃ぇーーーー!!!」

 

同時に射撃する二人・・・・。そして着弾・・・・・・・。判定は・・・・。

 

市ヶ谷「カメラ判定により・・・・引き分けです!!」

 

オイ「・・・・いい腕でした!」

10式「かなり強力でした!!武器娘形態でも対決しましょう!」

 

 なおその後、武器娘形態でも勝負したが、武装がでかすぎるあまり、射影物にはみ出てタコ殴りにされたのは内緒・・。

 

 

 

12時30分  食堂

 

白良「ここでは多国籍の兵士・陸娘・陸男子などが食事するところだ。日によって調理する人員が変わったりすることで、いろんな国の料理が楽しめるんだ。」

 

オイ「はえ~~・・・・・。今までカレーかおにぎりしか食べたことしかないので、楽しみです!」

 

雷子「今日はイタリア料理だそうで。」

オイ「伊太利亜料理・・・・・どんなものなんでしょう?」

 

トゥーリア・ピエートラ(イタリアFH70)「はい!あなたが例の戦車ね!どうぞ!!」

 

本日のメニュー

 

主食、アラビアータ。前菜、モッツアレラチーズのサラダ(なお白良の要望)。おかず、ピカタ。汁物、ミネストローネ。ちなみに中東などのイスラム組は、日本流のビーガン食材で代用。

 

オイ「モグモグ・・・・・おいしいです!!」

 

トゥーリチタ・ピエートラ(イタリアFH70の4女)「そうか!それはよかったな!」

 

 オイに絡んでくる背が小さいむっちりイタリアFH70のトゥーリチタ・・・・。このFH70には問題があり、なんとファイストである・・・・(なおやってることは在●会より下)。

 

トゥーリチタ「かつての日本はファシズムと聞いた・・・・。さぁともにファシズムを広めようではないか!」

 

オイ「なんですかそれ?」

 

トゥーリチタ「」

 

原州「イタリアの料理は美味いな!!」

スリオン「イタリア料理の起源は日本だからな!!」←原州がうるさいため泣く泣く乗った。

 

 

そして昼食を終えて、次に一行が向かった先は工廠である。ここでは主に輸出する兵器や、陸娘の武器を修理する場所である.

 

オイ「工廠・・・・・・。私に知っている交渉とだいぶ違いますね・・・・。」

白良「まぁ・・・異世界じゃそんな重工業やったら環境をぶち壊しちゃうし…。一応金属粉を使って3Ⅾプリンターで武器を作っているけど車両に関しては樹脂を3割含んでるんだ。」

 

オイ「ええ・・・いくら輸出機体でも・・・。」

白良「平気平気!さすがにその上に金属や衝撃硬化剤を入れてあるから。」

 

白良「おい!佐藤!今組み立て中の機体はどこにある!」

「はぁ・・・。たしかここの向かい側に・・・。」

 

白良「ありがとよ!」

オイ「組み立て中の機体とは・・・?」

 

白良の案内により、組み立て工場に入る一同。

 

 

雷子「確かにこれはこの先必要になってきますね・・・・。」

 

オイ「手前の機体はプロペラがない・・・・!」

雷亞「奥のは完全にあんたの趣味でしょ・・・・・。」

 

組み立て工場にあるのは、B-52の給油機仕様のKC-01ストラトタンカーと幻の戦略爆撃機・・・・富嶽であった。

 

白良「会議の結果、給油機と戦爆ほしいって言うのが出たんだ。それでまぁ・・・・俺の趣味も含みつつ・・・、富嶽っ!!」

 

オイ「手前の機体は、なぜ噴式なのですか??かなり大型機なのに・・・・。」

白良「まぁ技術の進化によって大型機にも使えるようになったってことだ。」

 

雷子「フライングブーム方式とプローブアンドドローグ方式の混合ってかなり無茶な気もするんですが・・・。」

白良「そ・こ・は!ポイズアラゴの技術力よ!」

 

 

 ここでフライングブーム方式と、プローブアンドドローグ方式の解説をしよう。フライングブーム形式は、アメリカ空軍で、採用されている形式であり、給油側がブームを動かし被給油側の燃料口に挿し込む。メリットとしては、被給油側はブームが届く位置に保持すればいいので負担が少ないのと、時間に対し大量の燃料を補給させることができるので、輸送機や爆撃機にも応用が可能。しかしデメリットとしては、給油側にブームを操作する人員が必要な為、設備が大掛かりになり小型機ではやりずらいのと、相手が小型機の場合は給油量を抑えないといけないのである。

 プローブアンドドローグ方式は、主にアメリカ海軍航空隊で採用されている形式である。主に艦載機同士での補給で行われ、方式としては給油側に漏斗型のエアシュートをつけたドローグを伸ばし、被給油側が漏斗の内側のプローブを差し込み給油する方式である。メリットとしては、設備が小型なので戦闘機でも運用ができるのと、ヘリコプターにも給油をすることができる。デメリットとしては、時間当たりに対し量が少ないのと、プローブに異物が入りトラブルを起こす可能性も無きにしも非ず。

 

 なお今までは異世界入りした際、空中給油はエアンペルが担当をしていたのだが、かなりの武装量を誇るためタンクを後付けにすると、バランスの問題や攻撃時邪魔になるので、給油機の開発が決まったのと、戦爆1つではいくら圧倒的でも心もとないということで、会議にて新たなる戦爆と給油機の製造が決まったのである。

 

オイ「空中で給油ができるとは、便利な時代になったのですね・・・・。」

白良「じゃあつぎ行こうか。」

 

 

駐屯地湾岸 艦娘寮

 

いぶき「くそう・・・・・全く眠れないな・・・・・・。」

かが「・・・・・・」ゲッソリ

 

オイ「お邪魔しm・・・・わぁ!!」

 

白良一行が艦娘寮客間を通ると、ゲッソリとした艦娘達(イージス艦二人は教練に出たまま)。そう、会議で揚陸・輸送艦艇が欲しいと決まったので、寮の近くの3Ⅾプリンター工場がさらに2練増えたおかげでもっと眠れなくなったのである。なお工場には防音設備はない。

 

かが「眠い・・・・・・。模型でもやろうかn・・・・」バタン!

白良「これは・・・・まずいみたいですね・・。あとで工場に防音設備つけねぇとなぁ・・・。」

 

魅雷「(対応が後手後手なんなんだよなぁ。)」

 

 

しばらくして見学を終えると休憩をはさみ、オイを休ませた。しかし・・・・。

 

 

司令室  16時30分

 

白良「あーーーさっぱりした」

 

雷子「・・・・!/////////////」

 

市ヶ谷「司令!!オi・・・・・クサァっ!!!!オイさんが・・・!どこかにウォェェェッ!!!」

 

 事後の時に白良と雷子の元に駆け込んできたのは市ヶ谷であった・・・。市ヶ谷の言うところによると急にオイが居なくなったということである。

 

白良「うおっ!まじか行くぞ!!雷子!」

雷子「あっ・・・・はい」

 

白良「あ!!!そうだ!!!」

 

市ヶ谷「なんですか」

 

白良「着衣ックス(アメリカの空母なんで問題ないです)したから服汚れたんだけど、変えていい」

雷子「私もなんですが~~~・・・。」

 

市ヶ谷「勝手にやってろバカップル!!!(マジ切れ)」

 

 

 駐屯地中捜索をする陸娘や隊員たち。しかしそれでも見つからない。なお守衛担当のマグマ歩兵のノーバ・パートンが、守衛にもかかわらず寝ているという失態を犯したのでなおさら探索時間が伸びた

 

 

サンレア「もしかしたら・・・・。外に出ちゃったのかも・・・・。」

 

雷子「ありえますね・・・・。」

白良「監視カメラも、塀についた奴に移ってたから確定だな・・。よし行くぞ!」

 

______________________________________________________________

 

 

 

一方オイ・・・・・・。

 

オイ「(・・・・魔王が復活する前に祠に戻らなくては・・・・・。)」

 

 

1人で祠に戻ろうとするオイ。常人では背負うのがきつい武装を持ちながら・・・・・。しかし駐屯地からもう860mは離れているがここから、祠のあるリーンノウの森には数十㎞歩かなければいけない。

 

オイ「(私なんて・・・・旧式機体・・・。)」

 

 

ウォォォォーーーーーーーーーーーン……

 

オイ「この音は・・・?」

 

徐々に近づいてくるトラックの音・・・。

 

 

 

 

「待って!!!」

オイ「!!!その声は・・・・。」

 

 

 

そしてオイのもとにつき、トラックから降りる白良達。

 

サンレア「どうして・・・・?」

雷子「なんで帰る必要が・・・・。」

 

オイ「私は・・・祠に戻ります・・・・。私のような旧式の試験機体を持っていても仕方ありません。」

サンレア「ううん!そんなことないよ!!」

 

オイ「白良将軍殿!!本日はありがとうございました。私はリーン・ノウの森を見守り続けるのが私の使命なのです・・・。」

 

白良「オイ・・・・・・」

 

オイ「最後のご命r・・・・・・・ひゃっ!」

 

急に抱き着くサンレア・・・・・。

 

サンレア「もう・・・・我慢しなくてもいいんだよ?」

 

オイ「わ・・・私は将軍殿の命r・・・・」

白良「サンレアの言う通りもう我慢しなくてもいいぞ。001式重戦車オイ車!!」

 

 

オイ「はいっ!」

 

名前を呼ばれ急にかしこまるオイ。

 

白良「貴殿をわが○○駐屯地の所属につくことを任命する!!」

 

オイ「将軍殿・・・・・」ポロポロ

 

雷禰「結局寂しかったのね・・・・。」ニコッ

サンレア「オイさん!!よかったね!今日からここがお家だよ!!!。」

 

オイ「ここが家ですか・・・・?」

 

サンレア「おうちにおかえりなさい・・・・。」

 

 

 

「ただいま・・・・・・・・・!」

 

 

 

 

 




新たに仲間になった001式重戦車オイ・・・・・・。この出会いで、邪悪な力が目覚めるのは皆知らなかった・・・・・。


異世界初のクリスマスを迎える駐屯地!果たしてどのように過ごすのか?
そして選挙が始まるロデニウス大陸の国々・・・。

次回第十五話「異世界でのクリスマス。」

あっそうだ(知将)。今現在りっく☆じあ~すで陸娘選挙が行われています!!至急FH70 に投票してくれやというかやれ(日本軍特有の強制)。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。