問題児だらけの駐屯地が召喚されたようです(絶望)   作:CARUR

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GWなので初投稿です。


いよいよ魔王戦が近づいてきます。


第十八話「魔王復活・研究報告」

グラメウス大陸 とある土地・・・・・。(時系列としては中央歴16401月5日)

 

 

「ふっふっふっふっふ・・・・とうとう我らラヴァーナル帝国が復活する時よ・・・・・。まぁ・・血は薄くなってしまったがな・・・。」

 

 鎧を身にまとい不敵な笑みを浮かべるのはダクシルドであった。彼はアニュンニール皇国の魔帝復活対策庁復活支援課支援係所属という名前からして、魔帝の復活を主とする部署の役員であり、今回はグラメウス大陸に、アニュンニールからはるばると部下4人を引き連れこの辺境の土地にやってきたのである・・・・。

 

 

「しかし、本当に効果あるのですかね?それ」

 

「馬鹿!!魔帝様の作ったビーコンと魔族制御装置があるんだぞ!効果がないわけがない!」

 

「だといいんですけど・・・。」

 

 

 部下の男の疑問にキレるダクシルドと、不安がる女性職員・・・・すると・・・。

 

 

ビキッ!!!ビキビキビキ!!

 

 

 突如として近くにあった石碑が割れ始める・・・・。そして邪悪な霧を撒き散らしながら現れたのは、魔帝の作った生体兵器である魔王ノスグーラであった・・・・。そして口を開け・・・・。

 

 

 

「うむ・・・・。さすがに一万年も寝ると魔力も復活するものだな・・・・グハハハッ!」

「しかし魔王様が負けてしまった時に作られたせいで、私たちの魔力はゼロに近いですわぁ~~」

 

「太陽神の使いの鉄竜女犯す・・・。殺す・・・・。」

「あの金髪の野郎め・・・・殺す・・・!」

 

 

 しかし様子がおかしいのである・・・・。伝説では魔王のみで、あとは知能の低いオーガやゴブリン程度しかいなかったはずで、知能の高い配下はいなかったはずである。そして配下も、悪魔の翼と尻尾を蓄えた女性と、ドラゴンやオークと、さらには虫の羽や触覚を備えた男であった・・・。

 

 

ノスグーラ「・・・なんだお前たちは・・・・?」

 

ダクシルド「ふっ・・・私は魔帝様の子孫であるダクシルドである!!控えろ!!」

 

ノスグーラ「魔帝様の子孫・・・・?クックックックックッ・・・グワーッハッハッハhッハhッハ」

 

「魔帝様の子孫??アッハッハッハッハッ!こんな片方の羽が黒化している雑魚が!?」

「魔帝様ってのはお前らのような下等生物とは混じらないのだよ!!」

 

「なんだと!?」

「私はこれでも魔帝様の血が比較的濃い女性として賞を取ったことがあるのよ!!!」

「そうだ!!跪け!!」

 

 

 残念なことに魔族制御装置が利かなかったのであった・・・。それもそのはず、魔帝がこの世界から去ってから一万年もたっているのである・・・。そしてアニュンニール皇国にいるのは、その時取り残された残党であるのと、他国の侵攻により徐々に血が薄くなったため、制御装置を操るほどの魔力も持っていなかったのであった

 

 

 

 

ノスグーラ「しかし目覚めさせた褒美に我が魔王軍の贄として使わせてもらおう・・・・。魔力は使えないがお前の淫香なら足止めができるであろう・・・・!」

 

 

「あまり効くかわからないんですが・・。わかりましたわぁ~~~~!」

 

シュバァッ・・・・

 

 悪魔のような女性が体をくねらせ、ピンク色と紫色の鱗粉をばらまく。その粉には痺れ効果と催淫効果を持っており、少しでも吸ったり肌に触れるだけでも効果を発揮する。

 

「かっ・・・体が動かない・・・!」

 

「体が・・・あつい・・・/////。」

「なっ…何をするつもりだ!!」

 

 

ノスグーラ「お前らを魔力量産の家畜として扱うまでよ・・・・グハハハハハハッ!」

 

 

その後5人の職員を見た者はいなかったという・・・。そして時系列を4月18日に戻そう・・・・。

 

 

_________________________________________

 

 

 

 

駐屯地 地下会議室 (中央歴1640年4月18日 21時30分)

 

 

白良「・・・・それは本当か?」

 

大宮「ええ・・・・。例の虫から炭化ホウ素並の科学式が出ました・・・・。そし駐屯地娘であるメリーンの卵子で実験したところ、受精を確認できました・・・。さらにマグマ歩兵や武器娘でも確認できました・・・・・。」

 

「この女性率を考えるとまずいな・・・司令よ」

ジョージアナ「炭化ホウ素っていうと装甲車で使われている金属よね?しがみつかれたら、自爆する以外振りほどけないわね・・・。」

 

 

 大宮の話を聞き、危機感を表す白良と中年の一等陸佐、ジョージアナ・・・。会議室の空気が重くなる・・・・。

 

 

白良「高田の調査により、魔王軍の主力はゴブリンとオーク・・・。それとキメラだそうだ・・・・、このモンスターたちが、長い間を経て強くなってないか心配なんだよなぁ・・・。」

 

習志野「今現在人工衛星では、魔王が現れたという情報はない・・・。ただGPSだけじゃなく偵察衛星も欲しいぞ・・・」

 

マリア・K・プリングストン「しかし炭化ホウ素ね・・・・。歩兵の標準装備を小銃からグレネード、もしくはレールガンにした方がいいんじゃないかしら?」

 

「Mrシラ。世界の扉のあるトーパ国には、今どのくらい駐屯している?」

 

 

 各国の兵士が話す中ドイツ軍の青年少佐のヘンドリックが白良にたいして質問をした。

 

 

 

白良「今現在、歩兵は相浦とリヴォルノの日伊合同部隊20人と戦自20人。戦車師団は第5戦車連隊の10式とレオパルド2SGと001式重戦車オイ。自走ロケット砲部隊は多連装墳進砲21號3体とM270(第1機甲師団仕様)。榴弾砲部隊はクロンシュタットとラァフィー・ハジャード。航空戦力は、AMTRSコブラとYAGR-3G部隊3人とMi-28、F-2が1機・・・あと今津が作ったMQ-9リーパー(今津仕様)が10機ほどだな・・・・。あと警備にアイドリング部隊だな。海軍は・・・・トーパにアトランタ型巡洋艦もどきと、まぐも型護衛艦もどきを送ったから問題はない・・・・。」

 

 

ヘンドリック「輸出した兵器は、海軍以外に何を?」

 

白良「えーっとちょっと待ってな・・・。ああこれだな。陸上車両は、零一式中戦車シュイを20両・・・。対空砲を30門。105mm級榴弾砲を20門。MAR-01(MAR-240の改良品)を30両。そして世界の扉の周りに特殊改造をしたクレイモアを400発・・・。空軍戦力は、P-01と飛雀を合計30機くらいだな・・・。とりあえず、あとの輸出した機体は皆で回して見てくれ。」

 

 

 

 クリップで止めてある紙の中からトーパに輸出した兵器を確認をし説明をする白良。なぜトーパに関してはこのような過剰な戦力を駐屯させ、兵器を輸出しているのであるか?

 それは、条約を結んだ際に国王から魔王の話を聞いたために、本来なら平均日本円にして200万円もする兵器を後払いとレンタルではあるが、なんと50万円で売り裁き、ほかの輸出兵器に比べ火力や性能を上げているのであった。

 

 

雷子「ただ駐屯している隊だけでは、足りないのであらかじめ魔王戦に備えて編成を決めといた方がいいのでは?」

 

白良「おっそだな(池沼)。高田ぁ・・伝説によると魔王は一回につき何体出せるんだ?」

 

 

 司令官のくせに妻の発言に左右される司令の屑ムーブをした白良、そしてリーン・ノウの森で調査をしていた高田に質問をする白良。

 

 

 

高田「はい!召喚する数はわからないですが、封印間際に新たに淫魔とドラゴン・・・そして海魔を召還したとか・・・。そして太陽の使者に損害を与えた・・・というらしいのですが・・・。ほとんど故障か、勇者パーティーと呼ばれる小隊クラスの軍勢のみらしいです。」

 

「勇者パーティーとは?」

 

高田「勇者パーティーは、主にいろんな人種が集った4人のパーティとなっており、名前が桃太郎みたいなのが特徴で、終戦後には人間のタ・ロウ、エルフ族のルーサとケンシーバのみとなっているそうです。」

 

 

白良「ウーム・・・封印間際に新たなる幹部か・・・こいつらの強さがわかんねぇんだよなぁ・・・。淫魔に関しては武器娘をぶつければいいが・・・。ドラゴンに関しては劣化ウラン弾の使用も考えねぇとな・・・・。」

 

「ワイバーンならともかく、ドラゴンじゃさすがに鱗が堅そうだな・・・・。」

「砂漠に現れたの虫が、2月8日ってことは今現在はかなり増えいているってことだな。」

 

 目を閉じ顎を触りながら考える白良・・・・。

 

 

白良「海魔ねぇ・・・・、爆雷も輸出すっかぁ・・・。アスロックじゃ高いし・・・。各国に空の警備を厳重とするとともに、女性兵士に強固な重装甲戦闘服を配布した方がいいな・・・・。ポイズアラゴ!前に作った単三レールガンを量産できるか?」

 

ポイズアラゴ「500万円くれたら・・・・。とは言いませんが、量産には向かないんですよあれ・・・・。ただでさえ開発費4億3000万円しましたし・・・・。」

 

白良「うちで使う分の5丁じゃ話にならんのだが・・・・。」

 

ポイズアラゴ「レールガンは無理ですが、二時間稼働のコイルテーザーガンなら・・・・。」

 

白良「威力はどれくらいだ・・・?」

 

ポイズアラゴ「拳銃タイプか小銃タイプかで、変わりますし・・・弾を込めれば、大きさにも場所にもよりますが80年代の戦車を倒せます。弾がなくても人間程度の生物だったらマグマ歩兵を吹きとばすか、人だったらザクロのように、着弾個所を吹きとばしますね・・・・。」

 

 

白良「そう・・・か・・・。それで妥協するしかないか・・・・。」

 

 そうして深夜まで会議は続いた・・・・。

 

 

_________________________________

 

 

グラメウス大陸地下

 

 ここではノスグーラたちが淫魔たちを使い、戦力と魔力を増やしているのであった。そして部下のマラストラスを使い男女をさらいモンスターの繁殖をしていた。

 

 

ノスグーラ「グワッハッハッハッ!!戦力を徐々に増やしつつあるな!おかげで皆だけではなく我にも魔力が集まってきたわ!!」

 

「おほめ頂き感謝しますわぁ~。」

「でもあまり増やしたら空が変色するのではないか?」

 

 上司のノスグーラに褒められ喜ぶ淫魔と、戦力の増強で魔力を探知されるのを危惧するドラゴン

 

 

ノスグーラ「そうなのだ・・・サキュバスどもの出産時間は早いのだが・・・。魔力を探知されたら元も子もないからな‥‥。これくらいに打ち止めて、あとは侵攻した際に我の魔力を蓄えつつ、オークやゴブリンを召還する作戦はどうか?今なら90万体召喚できるが・・・。侵攻して倍に増やせばよかろう・・・」

 

「私どもの虫部隊と魔力も徐々に増えつつあるので、あとは奇襲するのみですな・・・。ただ一匹だけ帰ってこないのですが・・・。」

 

ノスグーラ「なぁに・・・・もしたった一匹やられても愚かな人類には解明できまい・・・。金属並みに硬いのからな!」

 

「ま・・私の杞憂ですかね・・・。あの黒十字の軍勢には思い出しただけでも反吐が出ますね・・・!」

 

 

ノスグーラ「それに太陽神の使いとともに来た星の戦士の巨船もあるのだからな!!この船女のエネルギーをもってすれば今侵攻しても勝てるわ!!!グワーハッハッハッハッ!!!!」

 

 

 まがまがしい臭気に囚われ、時間遅延魔法によって保管されている女性を見て笑うノスグーラ。しかし、ここで魔王ノスグーラはある間違いを犯してしまった・・・・。人類はこの戦いのために力を蓄えていることを知らなかったのであった・・・。

 

 

 

 




魔王とゴブリンとオークだけでは足りなかったので、幹部をマラストラスだけではなく8人に増やしました。まぁ・・・駐屯地側の戦力が地味にえぐいのでバランス調整で出しました・・・。それはさておき。


次回予告

フィルアデス大陸の近くにあるアルタラス王国では、ルミエス王女の妹であるルミノがクワ・トイネ共和国に入国していた。そして彼女はクワ・トイネ共和国で何を見たのか!?

次回第十九話「ルミノ来鍬」


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