問題児だらけの駐屯地が召喚されたようです(絶望)   作:CARUR

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今回は神聖ミリシアル帝国から始まります。外伝を色々と投稿してからパーパルディア編に行くと・・・思います。思ったほど外伝やらないと気が済まないというか、気持ち悪いというか・・・。


間章~新時代~
第三十六話「新たなる時代」


神聖ミリシアル帝国 港町 カルトアルパスにある酒場 (中央歴1640年9月15日18時56分)

 

 

 

 世界有数の魔法と技術を持つ神聖ミリシアル帝国にある、交易の場と知られているここの港町の酒場では主に夕方時には、仕事終わりの男性たちが集まり、酒盛りをしバカ騒ぎをしていたのであった。そこではビア樽のような中年の親父が同じ港湾作業員や商人と一緒にと話していた。

 

 

 

「いやはや!!最近準第三文明圏の商人たちが日本の話ばかりしかしねぇwwww。ロウリアガッシュ国?だが知らねぇが、クワ・トイネと合同軍事演習をやるとか言ってたなwwww。文明圏が国が対抗したってたかが知れてるだろwww。」

 

 

 

「日本のかかわった国はミリシアル並みによくなるらしいぜ。」

 

 

「本当かよwwwww。ま、世界最強の俺ら国は揺るがないがな!!!アッハッハ!!!」

 

 

「よく商人たちが、『日本は魔導空母一隻で2200隻の木造船を破壊した!女性の兵士が無秩序軍団を絞め落とした!!』とかありえない話ばかりだしな!!!情報操作もいいところだ・・・。」

 

 

「最近だと魔王軍を倒したと言ってたらしいな・・・・。ご丁寧に魔写を映して砂になった魔王を映していたが・・・・。まぁこれに関しては本当だろうな・・・第三文明圏のパーパルディアでも、雲が黒くなったのが話題になってたし・・・。あと今まで自分たち以外の人類は滅んだと思い込んでいたエスペラント王国という、魔王軍討伐隊の末裔によって作られた国が発見され、さっそく日本は同盟を結んで武器の輸出をしたんだとよ・・・。」

 

 

「ま!魔王関連はともかくあとは胡散臭いな!!」

 

 

「日本の兵士は若い美人と美少女だらけらしいぞ。しかも胸が大きいのから小さいのより取り見取り。」

 

「おいおいまじかよ!!新手の風俗かよwwww。夢見すぎじゃねーのwwww。」

 

 

 

 

 

 男たちの話に聞き耳を立て、考えていた人物がいた・・・・。神聖ミリシアル帝国情報局で対第二文明圏情報部門に所属するメツルというエルフの男であった。彼は第二文明圏での情報収集任務に当たっていた諜報員であった。彼はここ最近ムーの空港に見慣れない飛行機械がやって来てるのを目にしたり、商人たちが上質な紙や反物を持っていたりしていたため調べていたところ、日本・・・もとい駐屯地がかかわっていることが分かったのだが・・・・。

 

 

「(いやどこだよ!!!第三文明圏にもなかったぞそんな国は!!)」

 

 

 

そう!!駐屯地の位置がわからないのである・・・。無理もないだろう。位置的にはクワ・トイネ共和国の最北端にあるのである・・・。探すのにも交渉するのにも探すのに苦労するところではある。なお皆様はご存じだろうが、ロウリア王国での軍事裁判で記者がいっかい来たのハズで場所は大体わかるはずであるなのにもかかわらず、情報局自体が「まぁ・・・大したことはないだろう、どうせ天の船もこの国しか使わないだろう」と思い、駐屯地に関する資料を捨ててしまったのである。

 

 

「さて・・・どうするべきか・・・。」

 

 

 彼の悩みは続く・・・。だがこれだけで住めばまだよかったものである・・・・・。後に神聖ミリシアル帝国の威信が崩壊しまくることが起きるのはまだ先の話であった。

 

 

 

___________________________________________

 

 

チィシン国沿岸部  サンサツァイユ港  海軍基地の地下港  (中央歴1640年2時20分)

 

 

 

ここではある新兵器・・・・、それもこの世界のパワーバランスを変えかねないほどの兵器が開発され配備されていた・・・・・。あくまで試験的に配備が決まった兵器ではあるが、ほとんどの兵士にも秘匿して作られたものとは・・・・?

 

 

 

「貴殿達だけでもなく整備員達にも言うが、この艦艇に乗るにあたって、絶対に口外してはならん・・・。この兵器は世界の秩序を壊しかねない物だ!!心して乗るように!!」

 

 

「「仰せのままに」」

 

 

ヤンメイ「まさか本当に潜水艦・・・・。それも戦略ミサイル、潜水空母、そして強襲輸送潜水艦を作るなんて・・・。」

 

 

 国王であるリュウホンの訓示と共に、チィシン式の経緯を示す姿勢をとる兵士達。ヤンメイの目の前にあるのは伊401に似た潜水艦が3隻並んでいる・・・・。艦艇の名前はのいおり型潜戦術潜水艦である・・・・。この艦の特徴としては、本来は潜水艦問わず一番艦同様に兵装を同じに合わせのが普通だが、この艦艇の特徴としては、将来増える任務に対し、同じ戦術ミサイル潜水艦と通常型潜水艦をそろえるのは財政に負担をかけると予測した白良は、一つの型の姉妹艦に対し3種類分の艦艇を一つにそろえることにしたのである。スペックは以下のとおりである

 

 

いおり型戦術潜水艦

 

一番艦いおり

 

全長210m、24ノット。武装500mm魚雷発射管前門に6門(電気魚雷とクラスター魚雷を主武装とする)。対空20mm連装機関砲、VLSを6基(AIM-01、UGM-01マチェット)。

 

二番艦かぐら

 

全長240m、18ノット。武装500mm魚雷発射管4門、VLS3基、20mm連装ガトリングCIWS2基。搭載航空機、零一式水上戦闘機「緑仙」(飛燕を水上機にしたもの)を2機、零一式水上攻撃機「葛葉」(水上機仕様にした銀河)1機。

 

三番艦ふたば

 

全長240m、19ノット。武装、VLS2基、20mm連装機関砲3基。搭載数、試製大型発動艇級の揚陸艇2隻、零一式水陸両用戦車スセイ(特五式内火艇の砲塔を五式戦車にしたもの)を搭載可能。

 

 

 というロマンあふれる超兵器軍のようなものであった。ちなみに彼らに与えられた任務は主に試験運用もあるが、白良がパーパルディア皇国の属国にされている国家の国民に対し、革命を起こすための工作や司令官になる人物を承諾するために作られたのである。そしてその潜水艦は地下港から進水式・・・まぁ簡易的なものであったが、見事成功し、さっそく任務を始めたのであった。

 

 

_____________________________

 

 

ロデニウス大陸から120㎞離れた海域   ()

 

 

 ここでは今異世界で初めて行われることがあった・・・・。近くにはOTOに加盟した国の一般人や外交官・・・、そしてまだ国交は結んでおらずあくまで視察に来た外交官が客船に乗っていた・・・。そして彼らの目の前には、灰色の船・・・駆逐艦や空母、巡洋艦から小型の対潜哨戒艇まで並んでいた。そして上空には戦闘機から爆撃機、対潜ヘリまで飛んでいたのである。この催しは何かというと、異世界初の合同軍事演習であった。そして客船からアナウンスが入る。

 

 

「本日は大東洋条約機構による軍事演習にお越しいただき誠にありがとうございます。今からご覧になられるのは環大東洋合同演習ジャパリパシフィック『アードウルフの送別作戦』となります。今回の演習内容は列強国との戦い・・・そして民間船の護衛の演習となっております。ぜひご覧になってください。」

 

 

 

 アナウンスが終了したと同時すべての艦艇から戦闘開始の鐘が鳴り、客船からも聞こえる声で配置に着く声が聞こえる・・・。なお今回参加した国とユニットの数を記入しよう。

 

 

参加国、クワ・トイネ共和国、ロウリア合衆国、クイラ共和国、トーパ王国、マオ共和国、チィシン国、アワン国、ガハラ神国、日本(一部は敵役として参加)。

 

 

艦艇

かこ型駆逐艦4隻、田所型巡洋艦2隻、高木型航空母艦1隻、シンプソンズ級重駆逐艦3隻、ビリー・ヘリストン級航空母艦1隻(フォレスタル級空母)、サンダー級巡洋艦1隻(オールバニ級原子力巡洋艦)、マン級駆逐艦3隻、ゴレヤ級巡洋艦2隻、マブヤ級航空母艦1隻、きずな型駆逐艦2隻、フリートコレクション級防空巡洋艦2隻、ワンカラ級情報収集艦、月野型駆逐艦2隻、SS型巡洋艦2隻、ガーゴル級駆逐艦2隻、ホヴォクリム級巡洋艦2隻。伊弉諾型鋼鉄竜母1隻(鳳翔とハーミースを合わせたような艦艇)、織田信奈型駆逐艦(秋月型駆逐艦)3隻、悟空型駆逐艦三隻(元艦艇丹陽)

 

 

航空機

飛雀(艦載型も含め)22機、TBAブルーティカス40機、TBA-1メナソー(偵察攻撃型ブルーティカス)7機、A-01デカルチャー13機、零一式哨戒機東陸5機、F01Fマタキャット24機、F02Fノラキャット(F6F)12機、零一式早期警戒機、風竜28騎。

 

 

 

 

駐屯地からは、いぶき、あたご、かが、高天原丸、B-52H、ロイヤース、ライボルト、エアンペル

 

 

 

 

敵役として、フロッガー部隊3人、ロックシューター、ジェーバー、たかおが選ばれた。

 

 

 

模擬弾頭は砂と油で固めたクレヨンタイプの砲弾。

 

 

 

 

 以上の戦力であるが、おそらく異世界の国々としてはかなり驚異的な数であろう・・・・。それも軍事演習の戦力にしては・・・・。そして演習開始が始まったため、適役のフロッガー部隊が数キロ先から現れるとアナウンスが入る。そのアナウンスの後に偵察仕様のTBAであるTBMメナソーが発艦する。

 

 

 

「現在この海域に近づいている飛行体は日本の所属するドラゴン部隊とジェット戦闘機隊で、今回は仮想敵軍ワイバーンと敵航空機の役を演じています。ちなみにドラゴン部隊は時速789㎞を出し、各々特別な攻撃をしてくるので、模擬演習の際苦戦した海軍は数知れずとか・・・・。」

 

 

 そうするとまず最初に行われたのが対空戦闘であった。まず最初に攻撃をし始めたのは、ロウリア合衆国軍のシンプソンズ級重駆逐艦「シンプソンズ」「ファミリーガイ」が対空ミサイルを発射する。だが早速チャフの代わりに熱源を持った鱗を投下するブルーフォレスゴ。がしかし、この対空ミサイルは事前に行われた作戦会議で考案されたものであり実は囮である。

 

 

ブルーフォレスゴ「へっ・・・相変わらず進歩してねーなぁ!!」

 

ツリーフォレスゴ「いや・・・何かあるよこの攻撃は・・・・総員注意して!!」

 

 

ストロベリゴ「了解した!!!」

 

 

 

 

 3人が戦闘の準備にかかる・・・。そうすると各国の戦闘機隊・風竜隊の第一陣が発艦する。そしてロックシューターとジェーバー、たかおが海域に接近してくる。一見ジェット機とターボプロップ機では不利に見えるが、各国の軍人としては味方側に駐屯地の8人もいるので、ぶっちゃけ地獄のような演習よりかはマシであったのもあるが・・・。一方田所型巡洋艦二番艦「三浦」の艦橋にいた獣人の女性、元駆逐艦司令官シーナ・バートレットは、強かな顔をして冷静に式に移っていた。そして部下の男性が話す。

 

 

「演習の時に比べれば生易しいものですね・・・。しかし提督は駆逐艦の艦長の方がよかったのでは??」

 

シーナ「いや・・・彼とはいい関係が組めそうだったけど・・・。ちょっとした戦術の食い違いでね・・・・。一時告白手前まで言ったんだけどね・・・。さ!そろそろ戦闘機隊が攻撃を仕掛けるわ!作戦会議同様、味方が追い掛けて当艦に近づいてきた敵目標に対してミサイルで攻撃!!友軍を狙わないように!!」

 

 

「「了解!!」

 

 

 上空では戦闘機隊による攻撃が始まっていた、そして単横陣から空母を囲う様に輪形陣に移行していく駆逐艦・・・。ガハラ神国の風竜部隊がブルーフォレスゴを追尾し、味方艦艇の攻撃範囲に追いこもうとする。

 

 

 

「こちらスサノウ!!現在青い敵ドラゴンを追尾中!!!自軍艦艇への誘導は戦闘機隊に任せたい!!」

 

 

『こちらタカギ1!!了解した!!』

 

 

 山伏の格好をし、編隊長のワッペンをつけた中年の男‥‥スサノオが魔信をつかい追尾を空母高木の戦闘機隊に代わってもらうよう連絡をとる。そうして敵を味方艦の駆逐艦みらいに追い込むクワ・トイネ海軍の零一式艦上戦闘機烈嵐5機。そのほかの風竜隊もロウリア合衆国軍のF02Fノラキャットに代わってもらったり、クイラ海軍のF01Fと交代していたのである。

 そして追い込まれたフロッガー部隊は何とか攻撃範囲から逃れようとしたが、駐屯地の航空ユニットや異世界最強の艦艇と言える護衛艦あたごがいるので簡単には逃げれない。だが彼女たちに救いの手が入った。きずな型護衛艦二番艦「かぐや」にクレヨン砲弾が着弾する。しかもその着弾判定の出た場所は主砲全基という、実際の戦闘であったら攻撃ができない状態であった。そしてクワ・トイネ空軍の飛雀にも撃墜判定の解けたクレヨンが掛かる。その攻撃をしたのは護衛艦たかおとジェーバー・ロックシューターであった。

 

 

 

「まずい!!本格的に敵艦がやって来てしまったか!!!とりあえず巡洋艦に頼もう!!。そして打電!!『我、主砲損傷セリ!!この海域から対空支援を行いつつ撤退ス!!』」

 

 

 戦闘不能・・・にはなってないので撤退の電文を打ち、対空攻撃を行いながら海域から撤退する。そしてトーパ国所属の世界最強の巡洋艦と言えるフリートコレクション級が対空攻撃を始める。そしてその報復と言わんばかりに空対艦ミサイルとトマホークを発射するジェーバーとたかおに対し、搭載量が限られているためか自分より遅い風竜を撃ち落とすロックシューター。

 異世界の艦艇には迎撃するのを撃墜二番艦のアズールレーンで対処するのも大変な為、少数の艦艇でも国を守ることができるように設計されたSS型巡洋艦「KAPPA」「SUSRO」のVLSから対空ミサイルRIM-01マッカレル2を発射し、ロウリア合衆国の新型艦艇のサンダー級巡洋艦が発射管から大型対艦ミサイルRGM-03ケッピンミサイルを打ち出す・・・。一方アズールレーンは、魔王との戦いに比べると対空兵装の数を減らされたものの、チャフを撃ちつつ未だえげつない投下量を誇る連装CIWSと三連ガトリング砲が対艦ミサイルを迎撃し始める。

 

 

「迎撃開始!!fire!!!」

 

 

VAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAANN!!!!

 

VURUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUNN!!!

 

 

POSYU!POSYU!!

 

 

 

VOONN!VOONN!!

 

 

 

「すっ・・・!すごい音だ!!」

 

 

「ワイバーンに乗ってこの船を攻撃しようとモノならゾっとするな・・・。」

 

 

「おおっ!?船に近づいたミサイルという兵器が爆発したぞ!?これは恐ろしく強いな・・・!」

 

 

「うちの国の巡洋艦が対艦ミサイル敵に向けて撃ったぞ!!いけるか!?」

 

 

 

 周囲には大騒音が響き渡る・・・・。一応客船から20㎞離れているもの、まるで近くで聞いているようなくらいの音であった。観客席ではフリートコレクション級の迎撃の様子を見て驚きの表情を浮かべる観客たち。一方味方の撃った対艦ミサイルはというと・・・・。

 

 

あたご「地味に多いわね・・・・。迎撃開始!!」

 

 

 

 本来ならCIWSや水上妨害装置NOLQ-2Bで撃ち落とせるが、異世界に輸出した艦艇のミサイルはどれも小さいため、迎撃は至難の業であった。

 

 

 

BOOONN!!

 

 

VOOOOOOOOOOOOOOOONN!!

 

 

PASYUUUUUUUUUUUNN!!!PASYUUUUUUUUUUUNN!!!

 

 

 あたごの電子妨害により海に着水する対艦ミサイル、そしてチャフを撒きつつCIWSが迎撃に移り、SM-3がVLSから発射されるとすぐさま着弾しダメージを追わずに済んだ・・・・。するとストロベリゴがマタキャット5機に囲まれ、着弾判定のクレヨンに翼が当たっていたのである。

 

 

ストロベリゴ「くっ・・・!まさかやられるとは・・・・。」

 

ブルーフォレスゴ『こっちも艦対空ミサイルにやられた・・・・。奴ら上手くなってる・・・。』

 

ツリーフロゴン『私はライボルトにやられたわ・・・。まぁ結構フリートコレクション級の攻撃もよけなきゃいけなかったっからねぇ・・・。まぁ撤退するか・・』

 

 

 

 胴体に大きなクレヨンを食らったブルーフォレスゴと顔面にクレヨンを食らったツリーフロゴン・・・。いつもは訓練で対魔帝戦を想定した戦いで動員されているが、徐々に進歩している各国の海軍の成長を見て撤退していくのであった。

 その後も2時間にもわたって攻勢が続いた・・・。中でも異世界の民が驚いたのは鋼鉄製の竜母であったが、やはり両チームにいるイージス艦であろう・・・。砲数が少ないのにもかかわらず百発百中の攻撃を繰り出すので客船にいた第三文明圏の諜報員や貴族・・・商人も驚いていたのであった。そして最後に残った艦艇は駆逐艦7隻(3隻中破)、空母撃破なし、巡洋艦4隻、情報艦被害なし。航空機は戦闘機27機、中型小型攻撃機20機、偵察・哨戒機4機、早期警戒機損害なし。

 なお駐屯地側は護衛艦「かが」、ロイヤース・エアンペルが撃破判定を受けたのみであった。一方的側は、ジェーバーとあたごがいまだに顕在しており、攻防が続いたものの流石にジェーバーは機関砲の弾薬も僅かなため、あたごの元まで寄せ付け彼女に撃墜してもらうような作戦に移行したのであった。

 

 

 

あたご「流石にやばくなってきたわね・・・・。魚雷もないし・・・。」

 

 

ジェーバー「ああっ!!クソッ!!撃破された!!!」

 

 

 

 とうとう中距離ミサイルであるAIM-03ソリーに撃墜判定を食らうジェーバー。そしてあたご一人となり、徐々に追い詰められ速射砲での攻撃に移り、近づいてきたTBAブルーティカスを4機撃墜判定にする・・・。が、攻撃機が撃墜される前に投下された魚雷が彼女の方に向かってきたのである。そして巡洋艦から魚雷がさらに投下されたのである。しかも巡洋艦から発射された魚雷の中にはクラスター魚雷が入っており、当たればどんな艦艇も喫水から下の動力に影響をきたすほどの威力である。異世界の艦艇には対魚雷用の爆雷をつけてはいるが、駐屯地のイージス艦にはつけておらず、ただのダミー魚雷があるだけである・・・・。

 

 

 

あたご「くっ・・・ここまでね・・・・。」

 

 

 

 

DODODODODODODODDO!!

 

 

 

 

 航空魚雷は何とか避けれたものの、巡洋艦から模擬のクラスター魚雷を食らい、航行不能の判定になる・・・。そして動けない所を、駆逐艦から発射された小型対艦ミサイルにより艦橋部に撃破判定を食らいった。そして審判の結果、見事OTOのチームが勝利したのであった。各国の艦艇の艦橋では歓喜に包まれていた。

 

 

 

「やったぞぉぉぉぉ!!!俺たちの勝利だ!!」

 

シャークン「ふぅ・・・・やはり駐屯地の勢力は手強いな・・・・。まぁ・・副官よ今日は一杯日本酒でいっぱい頂くか!!」

 

「じゃ!お供させていただきます。」

 

 

 

 そうシンプソンズ級重駆逐艦でため息をつきながら、虹色の肩掛けをつけた青色の士官服を着た初老の軍人シャークンが副官に対し問いかける。そしてシャークンが手に入れた日本酒で肴盛りを提案しご馳走になる副官であった。一方の観客席はというと・・・。

 

 

 

「やはり我が合衆国は強いな!!」

 

「でもいろんな国の陸軍と模擬演習したら、どの国も強すぎて中々終わらず、12時間にもわたって膠着状態が続いたらしいけど・・・。」

 

 

「そういえばそうだったな・・・。」

 

「でもまぁ・・・それくらいみんな強い方が戦争が起きにくいってことですかねぇ?」

 

 

 

 そう語るOTOに加盟している国々の国民は語っていた物の、他の準第三・第三・第二・第一文明圏の国民は目を開いて驚いていたのであった。

 

 

「なっ・・・これが文明圏外国の能力なのか!?」

 

「風竜の竜母だって!?そんなのムーどころかパーパルディア皇国でも勝てないじゃないか!!」

 

「(これはまずい…!本当のことだったか!!)」

 

「一番強いのは日本ではないか!?ミサイルとかいう兵器はアルタラス王国の風神の矢より早いではないか!?」

 

 

 ただでさえ異世界の民としては最新技術の詰まった客船の上で優雅な旅を楽しんでいる上に、自分の国・・もしくは世界の五大列強に匹敵する兵器を用いて、世界各国に見せつけるか如く合同演習を行っているのである。ちなみにこの極秘で演習を行わず、一般公開して演習を見せるのは白良の考えでもあり、目的としては「我々と同盟を結べばこんな技術が手に入ります。でも、怒らせたらこの演習のようになりますよ?(ドスの利いた声)」というのを諸外国に見せつけるのが目的であった。

 その後は空中給油・・・もしくは空母に着艦し燃料補給を済ませたのち、両陣営のユニットによる艦隊行動と、爆撃機を中心にV字状に編隊を組んでいき、合同軍事演習は無事終了したのであった。

 

 

 

______________________

 

 

 

 ロデニウス大陸から離れた、第二マグマ帝国の入り口のある離島(同日午後20時40分)

 

 

 

 ここの離島の地上施設ではあることが行われていた・・・。メリーンの倫理観の狂った実験ではなく、平和利用を目的とした実験であった。

 

 

 

フォウル「調子はどう・・・?」

 

 

 

ベルゼファン「危うく暴走しかけましたが母上の考案したコードと形式によってどの通りで計算しても、被害を最小に抑えることが確認できました」

 

 

フォウル「まぁ・・・人類が扱うにはこれくらいがいいかな??」

 

 

 

 

 志願を募った異世界生まれのマグマ歩兵たちが防護服を着ながら、大きさ5mの機械の最終調整を行う。そして歩兵たちが去ると、フォウルたちの居る指揮所では、司令担当である男性個体の歩兵が電源のスイッチを押すための警告ブザーを鳴らす。そしてブザーが鳴った後に電源のボタンを押し、他の歩兵が色々な部位のボタンを押し始める。

 

 

 

「現時刻午後20時59分!!!温度最大値上昇開始まで10!!9!!8!!」

 

 

 

 モニターには素人には難解な文字が羅列し、カラーバーの進展状況がどんどん早まっていく。そして10秒カウントの半分になりだすと、心配をするベルゼファン。

 

 

 

ベルゼファン「前回の実験ではここで暴走しかけたのですが・・・。心配ですね・・・。」

 

フォウル「自信持って!きっとうまくいくから!!!」

 

 

 

 温度の最大値に行くと、暴走防止のために若干温度が下がる・・・。そして発電が開始される。そして計測器から一時間のうちに99万Vの電力が発生した。そしてその後も最終動作のために40時間かけ発電をしたところ実験は成功に終わった・・・・。

 

 

 

ベルゼファン「成功しましたね!!!これを彼女に搭載すれば!!」

 

フォウル「今度こそ・・・・・。このエネルギーを平和利用に使わないと・・・!そして軍用にするのは稼働エネルギーのみにしなきゃ・・・!」

 

 

 

 

 実験に成功し腕を握り喜ぶベルゼファン・・・。一方のフォウルはいつもの可愛らしい顔から、一国の指導者のような真面目な顔をし、発電機を見つめる・・・。果たして二人の知恵の詰まった発電機は何なのか・・・・。そしてベルゼファンの口にした彼女とはだれか・・!?

 

 

 




最初の神聖ミリシアル帝国の国民のセリフは、某ヒャッハー世界のやり取りが元ネタです。最初は挿絵入れようとしましたが神聖ミリシアル人の服装が判らなかったため諦めました。



それはさておき

次回予告。


小さい国々では、空港が作られない代わりにとある航空機が導入され、その数が増えていき、精強な海軍と空軍が作られていった。一方駐屯地ではとあるイベントが起ころうとしていた・・・・。




次回第三十七話「大水上機時代・atomicboat」


K1・K2「「もしかして・・・永久に出番ない・・・?出番無くなく無い??」」
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