問題児だらけの駐屯地が召喚されたようです(絶望)   作:CARUR

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飛行艇ばっかしか出ないやんけ!!!と思いますが・・・・。今回は異世界に輸出された飛行艇の紹介と、前回最後にベルゼファンとMe001の作っていた発電機の正体が発覚します。


そして大きなイベントとは・・・・?


第三十七話「大水上機時代」

ガハラ王国  タマガハラ海軍基地  (中央歴1640年9月18日)

 

 

 

 ここではある機体が並んでいた・・・・。その機体の形は一見機首周りは連山であるが、問題は翼の位置と、脚部であった。まるで二式大艇のように機体上部に翼の付け根に翼があり、脚部の周りはほぼ飛行艇のようになっていたのである。

 この機体の名前は零一式水上戦略爆撃機「群山」。主に大型航空機の運用をするのが不向きな国に輸出された爆撃機であり、装弾数は元の機体より少ないが着水し専用の補給艦や、空中給油機から燃料を受け取ればかなりの距離を移動できる機体だ。

 そしてその爆撃機の隣に隣接しているのは、零一式早期警戒機を水上機に改良した零二式水陸早期警戒機。零二式の特徴としては、風竜の基地から発艦できるようタイヤをつけ改良された機体であった。そしてガハラ王国の若き元首のアマナカミとその妃であるカカムスフヒが、旅客機や政府専用機としてマーティンJRMをジェット機として改良した、マーティンA01に乗り離水し、先ほどの爆撃機6機と早期警戒機と共に、空に飛び立つと驚いていたのであった。

 

 

 

「おおっ!!すごいな・・・・飛行機の外では轟音がしているのだろう・・・?それなのに対しほとんどこの中は音がしないな・・!」

 

 

「あの飛行機は特別な光を出すことによって敵を見つけるというのですか。日本のおかげで生活がよくなってきますわね・・・。あなた様・・・。」

 

 

 そう話す若き夫婦・・・・。するとさっそく野良のワイバーンが彼らの乗る飛行艇に狙いをつける・・・。本来は風竜に追い出されるはずだが、今現在動員されている風竜は他国(主に航空機の購入が難しい国)に乗り手ごとレンドリース及び輸出、もしくは鋼鉄製竜母に乗せているため今地上に基地にいるのは5匹程度であった。

 そして近く居た爆撃機が、3連装12mm機銃砲塔6基による攻撃を開始する。

 

 

BABABABBABABBAABABABA!!!!

 

 

 

 

 

「ギシャーーッ!!!!」

 

 

 

 

 周囲に肉の砕ける音と、機銃の轟音が響き渡る。政府専用機に近づいてきたワイバーンを、ミンチにするように粉砕する〇一式水上爆撃機・・・・。それを眺めていたカカムスフヒは直視してしまったためか気分が悪くなってしまう・・・。場所をチシィン国に移そう・・・・。

 

 

 

 

 

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チィシン国 港

 

 

 ここでも飛行艇が並んでいたが、それよりも多いのは水上戦闘機と水上攻撃機であった。格納庫と波を打ち消す水上消波レンズの上に並んでいるのは、烈嵐を水上仕様にした01式水上戦闘機「桃鈴(とうりん)」が30機程度輸出されていたのであった。  

 それを眺めているのはチィシン国海軍の女性司令官であるエンセーが、水上機母艦「能登呂」をもとにして輸出された水上機母艦「夜兎」の艦橋から眺めていた。

 

 

 

 

「すごい・・・・!まるで木造船と鮫人しかいなかった時代とは大違いね。」

 

 

「それだけではありません!湯たんぽによって私たち鮫人の活動時間が増えたことによって寒冷期でも温泉に浸かったりする必要がなくなりましたからね!!」

 

 

 

 清王朝時代の衣装と初期の中華民国軍の制服を赤くしたの軍服に身に纏いながら話す二人・・・・。なおチィシン国の現在の収益は外伝でも説明したが、食料を除けばほとんど成人向け製品と売春(イメクラ系)、競技用ボウガンで儲けていたのであった。ちなみに土地的に空港を作ることが不可能なのもあるが、環境保護の為水上空港を2か所作っていたのであった。

 

 

 

 

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駐屯地近海 モンタナ艦上

 

 

 ここでは司令官である白良が妻の雷子、研究者コンビ3人と一緒に艦艇形態のモンタナの艦橋にいたのであった。

 

 

白良「すごいな・・・!核融合炉を搭載したことによってこんなに早くなり軽油を使わなくてもいいようになったのか・・・・。」

 

 

 

ベルゼファン「はい。私と母上特製の低温核融合炉によって、低温かつ低汚染で済むように設計しました。そして今までは稼働凍結中だったレールガン砲塔とコイルガン対空砲をいつでも使えるようになりました。」

 

 

モンタナ「34ノットも出るのはすごいわね・・・・!今まで7ノットでしか航行できなかったけど・・・。」

 

 

ポイズアラゴ「これで何とか莫大な量の軽油とかを買わなくて済みますね・・・。」

 

 

 この時モンタナを動かすときのため、世界最大のタンカーであるノックネヴィス9隻分の燃料及び魔石を、原油産出国のクイラ王国及び、魔王との戦いの後に同盟を結んだアルタラス王国の高純度の魔石を大量に購入したため、ありとあらゆる兵器を輸出しても借金は減らなかったのだ。それを核融合炉に変えたため、燃料を必要としなくなったので、駐屯地の出費を減らすことに成功したのである。

 

 

白良「ただ買った石油と魔石はどうするっかなぁ・・・・。お前たち使う???あの量の精錬済みの魔石・・・。重油は必要だが・・・。」

 

 

ポイズアラゴ「私はそんなに・・・10tレベルあれば・・・。」

 

ベルゼファン「第二マグマ帝国の分を含めても58トンあれば・・・。」

 

 

白良「うーーーん・・・・。」

 

 

 

 出費を減らしたのはいいがあからさまに置き場所に困るほどの重油・・・そして魔石の量・・・・。その結果軽油は何万トンか残す方針であったが、一番は魔石の量である・・・。開発者組でもあの量の魔石の量は扱いに困るといったため、結局極秘会議を通して決まったのは、借金の返すのを含め魔石をインゴット状にして売り出したのであったが、一番割を食ったのはアルタラス王国である・・・。

 ただでさえ工業化とグローバル化に押されるアルタラス王国・・・・、今まで碌に産出量がなかった国でも他の魔法文明より魔石を早く錬成及びエネルギー化するのである。いうまでもなくアルタラス王国の対文明圏外圏の輸出量が大赤字になり、駐屯地に対する感情が悪化したのは翌年であった・・・。

 そう悩んだ後彼の携帯電話に通話を知らせるベルの音が鳴る・・・・。

 

 

白良「おう・・・?雷禰か?どうした?」

 

 

雷禰『実は・・・ジョンさんが・・・・・』

 

 

 

白良「えっ・・・ちょっ・・・・ンアーッ!!!(≧Д≦)」

 

 

 そう汚い声を浴びせる白良・・・・。いうまでもなくその音声を携帯越しで叫ばれた雷禰の耳は破壊されたのであった。

 

 

 

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駐屯地 応接室  (9月19日10時45分)

 

 

 

 ここではあることが行われていた・・・。部屋では司令官ある白良とその妻と代表の雷子が座っていた。市ヶ谷と初老の陸佐は立っていた。そして頭に手を当て壁によりかかっていたのはアメリカ軍兵士のアーサー大佐と、イギリス軍兵士のジェームス中佐が立っていた。そして白良と雷子の目の前にいたのは、アメリカ軍兵士のジョンとつい最近クワ・トイネ共和国陸軍の総司令官(若干アメリカ参謀長に近い)に任命されたイーネ・コルメスが居た。

 白良がため息を吐きながら、いちゃついているくらいくっついている二人に話しかける。

 

 

白良「ふぅーーっ・・・!まさかいつの間にそのような関係になっていたとは・・・・。」

 

 

イーネ「お恥ずかしい限りで・・・・・。」

 

 

ジョン「じゃあ改めて言うか?イーネ。」

 

 

 

 彼に催促され、相槌を打つ彼女・・・・。そしてかしこまった顔をして報告する。

 

 

イーネ「私達二人はこの度・・・・結婚することになりました。よろしくお願いします」

 

 

ジョン「俺からも含めて・・・・。よろしくお願いします!!!」

 

 

 

 そして二人の言葉を聞いた白良・・・・。厳つい顔をしソファから立ち上がり、応接室のウィンドウから外を除くすると・・・・。

 

 

白良「やれやれ・・・いつ元の世界にわからないのに結婚するとは・・・・・。ふっ・・・・。まぁ・・・にんかしよう!そして盛大に祝おう!!」

 

 

 

ジョン「なっ!?」

 

イーネ「それは本当ですか!?ありがとうございます。」

 

 

 

 白良の認めた言葉を聞いて「これは止められないな」と悟った一同は拍手を二人に浴びせていたのであった。このことは駐屯地中に知れ渡り、イーネとジョンが家に帰るときには兵士一丸となって迎えたのであった。そして・・・・・・

 

 

 

 

 

 

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駐屯地  モンタナ艦首付近

 

 

 

(参考BGM~りっく☆じあ~す結婚式BGM~)

 

 

 イーネとジョンの報告から6日後・・・・。艦艇形態でモンタナの艦上にて結婚式が行わなわれていたのであった・・・・。この時にクワ・トイネ共和国首相のカナタと、陸軍長官となったハンキと各国の王族が参加したのであった。ちなみに結婚式は、キリスト式の結婚式とクワ・トイネ式を二回に分けるため、この場ではキリスト式ために、イーネの両親は来ていなかったのであった。そして備え付けられた金を鳴らすモンタナ・・・・。

 シスター・・もとい一番牧師っぽい仙台に向かって歩き出す二人・・・・・。新郎のジョンはアメリカ軍の正装をし、新婦のイーネは純白の長いドレスを着ていた・・。周囲には各国の軍隊の正装をした兵士が椅子から立ち上がる。そして・・・・

 

 

 

仙台「あなた方二人は異なる世界の住人ですがここで会えたこと、兵士同士で恋に成就したことを神に感謝しましょう・・・・。」

 

 

 

お互いの宗教方式で神に感謝の意を述べる二人そして・・・・。そして軍人同士なので、軍人にありがちなたとえで誓いの言葉を話す・・・。

 

 

仙台「新郎ジョン・スミスは、イーネ・スミス、あなたを健やかなる時も、一般人を殺めてしまって病める時も・・・・。豊かな一家団欒の時も、育児や戦場で苦しい時も、彼女を愛し、あなたをなぐさめ命のある限り愛と忠心を尽くすことを誓いますか?」

 

 

 

 間を開けて緊張しながらも誓うジョン・・・・・。

 

 

仙台「新婦イーネ・スミスは、ジョン・スミス、あなたを健やかな時も、部下をまとめるという職種上精神が病める時も、愛と新兵の練度を上げる時も・・・・・、任務上離れ離れになる時も・・・、あなたを愛し、あなたをなぐさめ・・・命のある限り中心と愛を尽くすことを誓いますか?」

 

 

 

 いつもの癖で大声で敬礼をして誓うイーネ。なおこのことは先祖代々ネタにされたとかされてないとか・・・・。話を戻し駐屯地の幼い武器娘達によるキリスト教の讃美歌を歌う・・・・。そして指輪の交換をし、改めて駐屯地用の婚約届を書いたのであった。

 

 

仙台「では誓いのキスを・・・・・。」

 

 

 

 神父に促されキスをする・・・・。そして艦橋の方に向かっていき、何事(敬礼以外は・・・)もなく終わったのであった。そしてその後は披露宴が始まったのであった。料理の上手い兵士や隊員を使い、調理したので、ビュッフェ形式になり世界各国の料理が集まった状態であった。

 

 

 

カナタ「これはサウジアラビアのカプサですか?独特の触感のお米と香辛料・・・そして羊肉と魚が入っていて、魚の身にすればこれは森エルフの人たちにも喜ばれそうですね・・・。」

 

 

レイシト「このクワ・トイネ産の無花果を使ったキセリ(ロシアの果実飲料、本来はイチゴなどで使用することが多い)もおいしいですねわね。」

 

 

白良「新郎新婦っていいよな。懐かしいわ~~~。まぁあんときはお互い軍服だったけど・・・。」

 

 

雷子「入隊当初は、まだ賢かったのに・・・どうしてこんな性豪に・・・。」

 

 

 

 

 立食を楽しむ各国の元首たちと、新郎新婦を見て懐かしむ夫婦(言わずもがな)・・・・。一方兵士たちはというと・・・・。

 

 

 

雷魅「あれ?雷禰ちゃんは?」

 

10式戦車「例のトラウマ発症しかねないから・・・・。」

 

 

「まぁ・・・しょうがねぇな。そればっかりは」

 

 

サンレア「ジョンさん良かったね・・・・・。イーネさんもあんなに喜んでる。」

 

雷亞「えぇ・・・・。いつかはサンレアもこの世界で一番大事にしてもらえる人を選ぶのよ・・・・?」

 

 

サンレア「うん!!」

 

 

 

 

 一方人間の結婚式を見た魔王とその幹部の孫たちはというと・・・・。

 

 

能須グリエ「これが人間の愛なのですね・・・!!美しいですね・・・・。」

 

 

ストラトファイター「そっか?俺はわかんねぇなぁ・・・・。とりあえず余ったらパックに詰めるぞ。」

 

ミラルマ「こっ・・・これが愛!?ドキドキが止まらない!!!」

 

 

スパイホーネット「う~んいくら父親に似てるからって息子たちと結婚するのはちょっと・・・確かに我ながら頭おかしいわ・・・・。」

 

 

「確かにこう・・・親は親でいいけどやはり子孫を残すには別の個体と残すのが一番いいというしな・・。」

 

 

 そう8人の子供の母となった彼女が言うとその息子のスパイファイターが言う。それに同調する兄弟たち・・・。彼・彼女たちは諜報偵察部隊「スパイジェッターズ」という部隊を組んでいるが、今回は説明を省こう。そして結婚式を生まれて初めて見たベルゼファンはというと・・・・。

 

 

 

 

ベルゼファン「これで結婚の儀式を行うのですね・・・。いつか母上に私の伴侶と子供を見せてあげたいですね!!」

 

 

フォウル「う・・・うん!せめて18歳超えてからね!!(これは・・・結婚した方がいいかな・・?でも体が幼女なんだけど・・・・。どうしよう・・・)。」

 

 

 

 自分の息子に当たるまだ生後1ヶ月も満たないの青年に、せめて責任のとれる年まで諭す女子小学生という謎の会話ができているが、孫を見せたいと発言したベルゼファンに対し困惑したフォウルであった。

 その後も立食は問題なく終わり終了したのであった。そしてこの結婚式の8日後に、クワ・トイネ共和国首都の結婚式場にて異世界初の異世界カップルが誕生したことが国中・・・いや同盟国の新聞・テレビを通じて話題になり、このニュースを機にクワ・トイネでは黒人男性にアタックする女性が増えたとか・・・・・。一方・・・・・。

 

 

 

 

ジョン「ハハハハハッ!!フードファイトが始まったなwwww。こりゃいい思い出になるな!!」

 

イーネ「私たちより目立ってますけど・・・。ふふっ!!可笑しっ・・!!」

 

 

 

 

モンタナ「あのーーー。これでも私今回少なめに食べようとしたんだけど・・・。」

 

かが「ちょっと!人の結婚式だからって食べ過ぎだよ!」

 

 

 

 そう言いあう二人だが、お互い取り皿には45cmくらい積もっており、その近くにはモンタナと「かが」専用の料理・・・、ワイバーンの腹部のステーキ(大きさ60㎝)を二枚、ピラフ(釜土2つ分)、水の入った2ℓジョッキで食事をしていたのであった。あまりにも食べている量が多いため、新郎新婦や参加者も結婚式そっちのけで眺めていたのであった。まぁ結局終わった後白良に怒られたが・・・(食費が予算内を超えたため)。

 

 

 

 

 




はい異世界初の異種人種同士カップルが誕生しましたね・・・・。水上消波レンズの元ネタは紺碧の艦隊に登場する海洋集波レンズをに元出しました。ちなみに水上機などの名称法則はVtuberの苗字を使うことにしました。全然外伝がかけませんね・・。



それはさておき・・・。



次回予告。


今まで準第三・第三文明圏、第二文明圏などの上位文明圏の国々に来てもらうことをしていたが、今度は駐屯地自ら上位文明圏の国に使節団を送ることを決めた白良・・・。まず目をつけたのは第二文明圏のムーに市ヶ谷とジョージアナ、マリアの三人を送った・・・。果たしてムーはどのような国なのか!?


次回、第三十八話「駐屯地、ムーに行けり」



モンタナ「さーて!来週も!!service!!service!!」
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