問題児だらけの駐屯地が召喚されたようです(絶望)   作:CARUR

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前回次回予告がしょぼかったので初投稿です。


今回は、オリジナル国家であるコリョーン王国に軍事力がやって来る。準第三文明圏のパーパルディア皇国に属領にされている国の革命軍兵士候補を回収したり、新たに革命工作を行うためにパンドーラ大魔法公国と同盟をしようとする回です。


第四十話「文明圏の超越」

コリョーン王国  (1640年11月4日 7時20分)

 

 

 

 第三文明圏の西側にある朝鮮半島4つ分くらいある国。韓流時代劇に出てきそうな李氏朝鮮のような建造物の見た目をしているが、全体的にきれいで日本人が見たら詫び寂びを感じるような文明を持つ、コリョーン王国。しかし整備された湾岸には6隻もの駆逐艦と海防艦が並んでおり、日章旗をつけた揚陸艇からはM01シャーマンキングの改良型M01A2チェリーシャーマンが12両運び込まれ、その後も続々と車両が乗り込んできたのであった。

 

 

 

 

「素晴らしいな!!このために皆が一眼となって働いたかいがあったな!!」

 

 

「流石ムルキチ様!!これで積み荷を盗まれずに済みますね!!」

 

 

「まぁ!まずそもそも鉄の船だから攻撃が通らないし・・・。盗む前に高圧水流の放水銃に流されるか、護衛艦艇に攻撃されるのがオチだがな・・・。」

 

 

 

 

 国家元首のムルキチが笑いながら国民と共に語る・・・・。国民の規律が日本人に近かったためか、数か月で現代の道具・秩序に適応し、そのほかの国の品質に比べマオ王国並みに高かったため、年間の収益がただでさえ高かったのに3か月で800億モルス(日本円にして1000億円)という高収入を得たために、艦艇とやや割高の最新兵器を買ったのであった。

 

 

 

ムルキチ「うむ・・・ますます生活がよくなってくるな!」

 

「あなた様・・・2時間後にはクワ・トイネとの会談ですわ。」

 

ムルキチ「おおっ・・!そうだったな!クワ・トイネは青果品の生産が多いからバランスを調節しないと、我が国の農家に影響を与えかねんからな・・・。とりあえず昨日考えた案を移動中、会議して調節するか・・・。」

 

 

 そう自分の伴侶の妃と話し、浜辺から去っていく国王であった。戦車のほかにも、H-21ワークホースを基にし大型化した輸送ヘリコプターCH-01クロコマホース、戦闘機は烈嵐2型、装甲車はダイムラー装甲車を強化したM06ダイムラー改であった。

 

 

 

 

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元クーズ王国  浜辺 同日 午前1時20分  

 

 

 

 ここでは数か月前にチィシン国の極秘潜水艦艦隊による革命軍のリーダーと兵士を誘致するために訪れたのであった。ハキに10人以上集めてほしいといったのだが・・・・。

 

 

「これは・・・・想定外でしたね・・・・。」

 

 

ハキ「戦うにはこれくらいが必要だろう??」

 

 

 

「俺も戦うぜって言ったら・・・。うちの妻まで乗り気になっちゃって・・・。」

 

「親に協力して影武者を近所の子供でだましてやって来た・・・。まだ16歳の少年だが戦いたい!!」

 

 

「わしだって死ぬ前には戦って死にたいからな!!それが騎士団員としての本願じゃ!!」

 

 

 

 

 なんと彼女の想定した10人と違い、500人という破格の人数を連れて来たのであった。念のためいおり型戦術潜水艦三番艦「ふたば」の揚陸艇格納庫の中に揚陸艇のみ入れていたのであったが、想定外の多さに、移動中食料が尽きかねないため、駐屯地のマグマ飛行艇12號チャーイカと自国の零二式噴式水上輸送機「小鳥遊」(ジェット化したキ105)を用いて何とか隊長格に選ばれたハキを含む320人ほどを連れて行った。あとはあらかじめ用意した残置兵5人を残し、あとの180人はその兵士によって夜な夜な徹夜して訓練したのであった。

 

 

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エスペラント王国   新エスペラント空軍基地  11月5日 午後12時40分

 

 

 

 ここでは近隣諸国に準第三文明圏と判定された国。エスペラント王国があることを行っていたのである・・・・。しかし読者の方々は疑問に思うだろう・・・。場所的にはどちらかというとトーパ国のような文明圏外国に判定されるのも無理はないが・・・・。

 だがエスペラント王国は他国と違った・・・・。新たに作られた空軍基地では見慣れない航空機が並んでいた・・・・。それはどことなく後退翼を持ちベトナム戦争辺りに作られた航空機のような翼と機体の隙間を持つのは、エスペラント王国の最新ジェット機・・・ジャポーニオⅠであった。それが35機・・・・。そしてそれだけではなく魔族対策として給与されたP-59を基に作ったPJ-01スタータウンが30機並び、ジェット爆撃機でアラドAr234を基に作られたAr01ブリッツマウスを14機並べていたのであった。

 

 

 

「まるで、駐屯地のような戦力だな・・・・。しかし魔族を寄せ付けないためにこれ以上必要なのか・・?」

 

セイ「国王様・・・相手は話の通用しない相手です・・・!抑止のためにはこれくらいは作っておかないと・・・。」

 

 

「陸軍と海軍に関してはどうであるか・・・?」

 

 

セイ「はい・・・。陸軍は幹部との戦いで用いたヴォルバウス戦車を本格的に改良し、ヴォルバウスMark2を40台生産しています・・・。そして旧式自走砲バスゲトゥール1の主砲を130mmに換装し射撃装置をつけ新交流国家に輸出する車両にしました。多連装ロケット砲に関してはトーパ国と同じものを17両購入しました。」

 

 

 いつもより落ち着いた声で話す・・・。その原因は同国の最新ジェット機ジャポーニオⅠの開発であった・・・。ジェット機の構造とターボプロップ機の構造を理解したセイはそのまま戦闘機の開発に移行したのだが・・・・。グライダーの実験でどうしてもつまずき、何としても自分の作品を完成させたいが為に2か月以上徹夜の期間が続き、ようやく寝たのは10月のはじめであった・・・。その後はセイと同期の研究者でありファスタール1の開発者であるハルンケルと協力し、並行して試作して作ったジェットエンジン『EPKG2』を乗せ10月32日には完成し、武装を装備させた状態の飛行実験を130時間以上行ったところ、王国国防省の目に留まり本格的生産に移ったであったが・・・。その影響のためかテンションが下がったのである。

 ちなみに例の一件以来、鬼人族の国であるヘイスカネンと同盟を組み、駐屯地からもらった零二式中戦車チイ(97式中戦車)、M09ローゼンメイデン(M22)、零一式戦闘機、BTMメナソーを貰う。そして各国の寄付金と旧式になったエスペラント王国機及びワイバーンをもらい受け、ファスタール1を偵察機として20機もらい受け、ワイバーンを40騎、バスゲートゥル2を14台貰ったのであった。

 

 

 

 

 

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パンドーラ大魔法公国   首都ファンドルフ

 

 

 

 今回ドイツの榴弾砲姉妹であるシュタインカ・ドンナーとその妹のシュタリナとシュタンネ、そしてⅢ号戦車とドイツ軍兵士のを連れて、世界各国でも二か国だけの特有な国家元首制を掲げているパンドーラ大魔法刻々の首都に訪れたのであった。

 同国の特徴的な元首制とは、学院連合総長と呼ばれる変わった制度であり、後に第二文明圏のアガルタ国も似たような制度をとっており、民主主義に近い選挙制を持っている。が、今現在はパーパルディア皇国に属国(といっても自治権と弱小レベルの武力保有権は保持して)にされており、魔法の技術力を献上しているためか何とか奴隷は輸出されてないため比較的他の属国に比べればマシだが・・・・。国民や指導者層の我慢は限界状態であった。

 

 

 

「例のニホン・・・チュウトンチと呼ばれる、別の世界からやって来た軍事集団・・・というのはここ最近噂に聞きます・・・。我が国の諜報員がよく噂するの耳に入ることが多いので・・・。」

 

 

シュタインカ「それは何よりで・・・。今回私達がやって来たのは主に革命を起こす支援にやってきました」

 

 

 彼女がいきなり革命を起こす支援があると言う・・・。一瞬総長と部下の物たちはざわめき始める・・・。

 

 

 

「シュタインカ殿っ!?確かに貴国の技術力は素晴らしいと聞きますが、流石に列強国相手には・・・・。」

 

 

「そうです!!彼らの物量に押された国は少なくありません!!」

 

 

 

シュタインカ「いえ・・・。あくまでも包囲するように革命を起こすのです・・・。何も1か国だけではありません・・・。今現在我が国の諜報部隊とチィシン国の極秘艦艇部隊によって、革命軍兵士の育成を行い革命後に就任するトップや技術者等を育てたりしています。」

 

 

「革命を終えた後のトップや技術者を育てるのには何か理由があるのでしょうか?」

 

 

 

 ざわつき始めたものの彼女が言った最後の言葉に気付く総長・・・・。そしてシュタインカが説明をする。

 

 

シュタインカ「理由は革命を起こした時というのは、予め国家方針が決まっていても大体が前政権の問題を受け継ぐことが多いのです。その際に少しでも問題解決・・・主に国民の欲求関連で失敗すると、武力で抑えなければならないほどの不満が発生し、下手をすれば国民との100年戦争になりかねません。そうならないように政治の指示力を高めたり、予め私たちの民間技術・教育を施した兵士を革命に参加させます。

 そしていきなり国家運営させるわけではなく、しばらくは私たちが防衛とよりよい経営のアドバイスをするため少数ながらも駐留する様な感じになります。それだけではなく未来の人材を生かすために、教員資格のある兵士を派遣することになっています。」

 

 

 

「なっ・・・なんと・・・革命が終わった後もしばらくは駐留してくださるのですか!?」

 

 

シュタインカ「えぇ・・・革命した国同士で戦争状態になっても、こちらが困るだけですのでその抑止もありますが・・・。」

 

 

 

 

 しばらく防衛上の観点と人材育成のために駐留することを聞いて目を丸くする総長たち・・・。なぜここまでするのか?それは白良が今までの近代史上の歴史で革命の歴史を学んだところあることに気付く・・・。近代史間で見るとで革命を起こせるほどの軍事力を与えておきながら、発展途上国の国を最後まで責任を持たず中途半端に本人たちに国家経営を任せ、そして政府と国民が紛争を起こし続ける負のスパイラルになることが多い・・・。もちろんただ金銭の目的で支援する場合もあるが、大体は軍事力を与えるのみで終わる。

 そして人材の育成をせず・・・・、したとしても何とか紛争が終わった状態で、ただ作るだけ・・・・!ただ配るだけ・・・!それをしたせいせっかく作った学校が隣村に破壊されるわ、我慢をして得る物を教えていないが為に井戸のポンプを売りに出す。それに気付かずに永遠に支援してはお互いに特をしないため、駐留することを考えたのであった。

 

 

 

「国民も我々も限界が近い・・・。理性が跳んで大規模な革命になる前に・・・。これは・・・乗るしかないか・・・・?」

 

 

「駐留してもらうのであれば、簡単に発展できますからね・・・。」

 

 

 

 シュタインカの前で話し出す総長たち・・・。そして5分間の会話の後口を開く・・・。

 

 

 

「わかりました・・・!今は人員を策定はできませんが・・・・。貴国の支援をありがたく受け取り致します・・・!」

 

 

シュタインカ「ありがとうございます・・・。そしたら1か月後にはまた来ますので、それまでに人材と兵士を100人を確保していただきたいのと、我が国の教官を兼ねた工作員・・・と演説の達人を10人ほど送りますが・・・。大丈夫ですか?」

 

 

「心配はいりません・・・。こうすれば理性的な革命を起こすきっかけになるのですから」

 

 

 

 その後も会談は続いたのであった。だがここである疑問が残る・・・。シュタインカの言った演説の達人とはだれか・・・・?

 そして勢力圏を伸ばしつつある駐屯地・・・・。そして異世界で革命の花が咲こうとしていた・・・・・。果たして成功するのか!?はたまた地球のように永遠に続く紛争の元凶になってしまうのか・・・。

 

 

 

 

 

 

 




オリジナル国家

コリョーン王国

朝鮮半島を4個分合わせたような国であり、気候は温暖である。建築様式は韓流時代劇の建物に近い。国民のほとんどは人間種で獣人は8%程度である。勤勉さ・学習能力・親切心は日本人以上だが、騙されやすさは異世界一位で近隣諸国の悪徳商人に法外な値段で購入を押し付けられたり、後に発覚したが今まで1500人の女性が奴隷として連れ去られるなど、人の好さは日本人を上回る。なお国民の全員が甘党。



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やべぇ・・・ものすごい量で兵器が増えてる・・・・。これユニット紹介に書ききれますかねぇ・・・?(自分でやっといて読者に聞く作者の屑)


今回登場したチェリーシャーマン・噴式水上輸送機「小鳥遊」の元ネタは某ライブのおじさん巫女と、限界化不死鳥アイドルです。




次回予告


パーパルディア皇国を包囲するように同盟を組んでいく・・・。一方では交流をしていない国々に諜報活動を行いつつ、各国の軍に諜報員の育成をする駐屯地。そして各国で暗躍するスパイジェッターズ・・・。果たして彼らの正体は!?



次回第四十一話「諜報戦の時代」



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