問題児だらけの駐屯地が召喚されたようです(絶望) 作:CARUR
それはさておき・・・。いよいよパーパルディアの戦いが近づいてきました。
フェン王国 アマノキ城 (中央歴1642年2月15日午後14時3分)
駐屯地と同盟を結んでから早数か月・・・。王宮ではパーパルディア皇国の外交官がやって来たのである・・・。そして彼は国王のシハンのに対して舐め腐ったような態度をとっていた・・・。
「貴国はいつ我が皇国の大使館を置くのだ!未だに我が国の駐留を拒否しているが・・!」
シハン「失礼だと思うが貴国はなぜ我が国に用があるのだ・・・?自分で言うのもなんだが、このような貧乏な国を得ても得はないと思うが・・・・。」
そうするとフェン王国担当の外交官が怒りをあらわにする・・・。
「これは皇帝陛下の意思だ!!皇帝陛下が正しいと思ったことを遂行するのが我々の使命だからな!!だが・・・・。貴国はすでに3回も拒否した・・・。それ相応の不幸が訪れるであろう・・・。」
こうして去っていく皇国の外交官であった。ちなみに彼らの皇帝陛下の意思と言っているが、第三文明圏で活動している外交官の中で、実際に皇帝の意思を持って行動しているのは全体の3割であり、ほとんどは収益を出したり美女を奴隷のように扱うのを楽しみにしている者だらけであった・・・。特にこの外交官は、彼の妃でもあるニナデと二人の娘を狙っていたのである。
会談を終えたシハンは各省の大臣を集め会議を始めたのだ・・。
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フェン王国 首都の東側5㎞地点の都市 ナグノ 同時刻
ここでは建築の実験を含めた、モデル都市の建造が行われていた・・・・。主にフェン王国は土地の地盤が柔らかいところもあるため、その建築技術の向上や試験、研究が行われており、町には昭和初期の煉瓦作りの建築と鉄筋コンクリートのビルがそこそこ建てられており、今も建築が続いているのであった。
春日井「その調子!!次は電気の配管だ!」
「わかりました!!」
岐阜「ちょっとー!そこの部門遅れてるっすよ~!」
「へっ・・・へぇ・・・。すいません(いつ見てもどこから声出してるんだ・・?)」
「すいません!(恐ろしく肉体と声があってない・・・。)」
今現在春日井と岐阜の筋肉駐屯地娘の指導によって作られているのは、高さ34mの百貨店であった。フェン人の作業員は彼女ら自衛隊の施設科とアメリカ軍工兵部隊・・・。そして政府のODAとして支援に来た、クワ・トイネの重工業メーカー『エウテル・ファクトリー』、ロウリア合衆国の建築会社『グローバルズ』の社員と作業員が技術支援をしていたのであった。
そのほかには合衆国の大手ロシア料理ファースト店『チョールナローザ』、そして同国の家具メーカー『ステイツ・チェアー』などが食料の技術の発展と、貧困層や日本で言うところの被差別部落民に対し食糧支援などを行っていた。なお駐屯地関連の企業では、宇治が創設した『宇治屋』、自衛官山本二佐の開業した『山本科学教材社』などが集まった。
そして同じ町では前述の宇治屋の創始者ともいえる宇治彩椛がやって来たのである・・・。彼女は社員としてきた王国民に近代的な調理機器の説明をしていたのである。
宇治「今回は電気式の炊飯器の使い方を学びます!前回と違い水と電気を使います。ですがこれを使えば釜土より簡単に・・・そして美味しく仕上げれます。準備はいいですか」
「「「はい!!」」」
公講習生たちの声が教室中に響き渡る。ここでは、電気調理器具の使い方や魚の捌き方、そして食品衛生、関係法令を学んでいるのである・・・。今回は駐屯地によって持たされたコシヒカリの焚き方について学んでいたのであった。
宇治「基本的に洗い方いつも通りで大丈夫です・・・・。」
「あの・・・すみませんがいつも通りとは・・?男だからどのような洗えばいいのかわからなくて。」
宇治「そうですね・・・・。優しくこするように回しながらやや白っぽくなるくらいまで洗えば大丈夫ですよ。」
「わかりました!」
米の焚き方を知らない元武士の男性に優しく説明を行う彼女であった。そして次の講習では食品衛生などを学び、食中毒の恐ろしさを学んだのであった・・・。なおすべての講習を終えると彼らには試験(技術、法令の問題)を受けてもらい、そこで合格すれば正式に社員や調理師として働くことが出きるのだ。ちなみになぜ試験性にしているのかというと、水道設備が間に合ってないのと、中途半端な生鮮食品を外国人に食べさせた際食中毒を起こさせないためである。
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首都アマノキ ヒッテラ基地
一方ここでは新たに駐屯地の支援によって戦闘訓練を行っていたのである。主に軍事訓練を指揮しているのは001式戦車、97式戦車(AMTRS)、5式中戦車(AMTRS)の三人である。今回は新たにこの国に無償に送られたのはロウリア合衆国に大量配備されてた主力戦車M01シャーマンキングとM01A2チェリーシャーマンであった。
無償で送られたのは、合衆国軍の主力戦車がM04からM26パーシングモチーフのMN10パルスィに移り、戦車種のマグマ武器娘を導入したため、そのMN10とそのマグマ娘を入れるためにM04の維持費を下げるためにフェン王国で無償に輸出されたのであった。
ちなみにNの意味は駐屯地の重火器及び兵器と混合しないように、NEWの意味合いも含め10番以降のナンバーにNをつけることになったのである。決してNuclearからとったわけではない・・。
話を戻そう・・・。今回の教官はオイが教官を務めていたのである。
VUuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuun!
「大井教官殿!この車両はどのくらい強いのでありましょうか!」
オイ「そうですねぇ・・・・。まぁ元は敗戦国や戦争犯罪を起こした国に送る車両なので、クワ・トイネの戦車隊と戦ったら勝ち目はないですね。」
「まぁ・・・タダ同然で手に入れたものですからね・・・仕方ないところです。」
オイ「さぁ・・お話はここまでです!目標が見えましたよ!師団長が指示するのですよ!」
戦車についての性能を聞き出し、無料で入手したそれ相応の性能を聞いて仕方なく思う師団長であった。そして数多くの戦車を連れていたためか、オイに指示されたのであった。その一方では富山ひみ子が女性兵士たちを連れ長距離歩行練習をしていたのであった。
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同時刻 フェン王国 山間部演習場
「はぁ・・・はぁ・・・!もう歩けない・・・。」
「頑張って!あと24㎞・・・。」
「教官は私たちの4倍で歩いているのよ・・・。がんばっ・・・・」
ドサッ・・・! モウムリ・・・・ ドサドサッ・・・。
一人の16歳の少女が3,5㎏の89式所銃と14㎏の装備を持ち、初めて長距離移動をしたためか疲れ、歩くのを止めようとしたのである・・。そして周りの武家の女性や同い年の少女に励まされるが・・・・。励ました本人が倒れた途端、徐々に連鎖的に倒れていったのだ。だが、その状態でも歩く女性兵士もいるがここで富山が怒る。
富山「何だお前らぁ!!バテた奴を見捨てるのかぁ!?全員で帰投しなければこの訓練の意味がねぇだろ!!」
「教官!この子は過呼吸を発症してます!もう精神的に持たないかと・・・。」
「この子は疲れて寝ちゃいました・・・。農村部出身です。」
富山「あーっ・・・・。これだから貴族上がりはいきなり入れんなって言ったんだよなぁ・・・あのバカ!しょ~がねぇ~なぁ~・・・!倒れた奴は後送だ!残ったやつらで訓練を続ける!わかったか!?」
「「「了解!!」」」
白良に対する文句を言いつつ、倒れた彼女たちを後送して残った者で訓練を続けることにしたのであった。彼女たちはその後も歩行訓練を続け、何とか乗り越えたのであった。ちなみに先ほどあと24㎞と言ったが実は、歩く距離は87㎞を25㎏の装備で歩くという、入隊して2が月の女性兵士・・・それも武家出身者も平等にこの訓練である・・・。言うまでもなかろう・・・。一方の海軍はと言うと。
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同時刻 フェン王国沖 北から32㎞地点
ここでは駐屯地から派遣された護衛艦「あたご」が、新生フェン王国海軍の教官を務めていたのであった。主にシオス国から無償提供された魚雷艇と、ロウリア合衆国の過剰建造によって余ったスチュアート級駆逐艦を基にして作られたDD-01試作量産輸出型練習駆逐艦・・・、練習艦剣女(ツルメ)で訓練を行っていたのである。
「方位97・・・!砲撃開始!撃て!!」
BOM!BOM!!
SYURURURURURURURURURURURU・・・・・・ボチャンッ!!
あたご「また外れたか・・・・。」
「うーむ・・・。我が国は今まで弩弓で牽制や錯乱を狙い、その後に剣で突撃する戦法が主だったのでどうやら頭を使うことになれてないようですなぁ・・・・。」
白い軍服を纏い歌舞伎役者のような顔をしたクシラがそう語る・・・・。現在この船が無償で提供されて一週間もたつが、やはり上達してないのである。原因としてはあまり算術を使う人数の兵士が少なかったことと、学力の低い者も兵士にし、計算能力を基礎レベルしか学んでいない状態で訓練に参加させたため、外しまくっているのであった。なお海軍航空隊と空軍に関してはエスペラント王国から無償提供された、ファスタールⅡとトーパ国のワイバーンで訓練を行ったがこちらは、ワイバーン自体そこまで計算力が必要というわけではないので、比較的上達する兵士が多く一か月後には航空機はファスタールを乗り回せるほどであった。
あたご「うーむ・・・我ながらこれは厳しすぎて、ちょっと早すぎたか・・・・。たかおに頼むしかなさそうだな・・。これじゃ侵略されたとき太刀打ちできんぞ・・・。」
「その心配には及びません!隣国のガハラ神国がもし何かあった際は派遣してくれるそうなので、もし練度が低い状態で侵略されても隣国が・・・。」
あたご「だといいがな・・・。」
やや楽観視している士官の言葉を聞き、顔をしかめる彼女であった。歴史上戦争になった際肝心な時に援護が来ないということは多々あることである。それに突如として条約や協定を破り侵略した事例も無きにしも非ずである・・・・。徐々に変わりつつあるが一抹の不安を背負うフェン王国・・・・。果たしてこの国の運命は如何に・・・?
これと言って書くことはないです・・・。
次回予告。
会談が上手くいき、ムー国の視察団を迎え入れる駐屯地・・。果たしてムーの使節団に移った駐屯地の姿とは・・・・?
次回四十九話「ムー一団、駐屯地に行けり」