問題児だらけの駐屯地が召喚されたようです(絶望)   作:CARUR

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今回はムーとの同盟を結ぶきっかけになる回です。次からはマジでパーパルディア戦の始まりになります。


第四十九話「ムー一団、駐屯地に行けり。」

ムー国 首都オタハイトの空港 (中央歴1642年2月20日8時15分)

 

 

 

 ここではマイラスの率いるムー国の一団・・・外交官や技術者、軍人、政治家が40人ほど空港に集まっていたのだ・・・。今回彼らがこの空港にいるのは、駐屯地と同盟を結ぶための見学である・・・。今回はマイラスと同期の技術士官・・・ラッサン・デヴリンがついてきたのであった。彼は駐屯地の技術力と戦力・戦術に関して疑問を抱いており、あまりにもあり得ないと評していたほどである。

 

 

 

ラッサン「しっかし・・・本当なのか?プロペラを使わずに飛ぶなんて・・・・。しかも文明圏外国のあたりにあって・・・・。」

 

 

マイラス「まだ言ってるのか・・・。まぁ・・見てろって!。さて・・・そろそろ来てもおかしくないが・・・。」

 

 

 そう会話をしている二人・・・・・。すると徐々に高度を下げて滑走路に向かってくる航空機がやって来た・・・。まず先に入ってきたのは、駐屯地の政府専用機として新たに生み出された武装旅客機「大喰」がやって来たのである。その見た目は某社から発売された144分の1富嶽改のような機首をし、翼のデザインは地面降下翼機のようなデザインで、翼上にエンジンが乗っている状態である。

 そして機体上下には12.7mm3連レーザー砲塔が10基装備され、翼下には対空ミサイルと、無顎類のトレマタスピスに似たようなデザインの寄生戦闘機「素兎」をつけている。なおかつ全長105mの全幅96m、全高28mと言うと言うあまりの物々しさに驚くムーの視察員であった。

 だがそれだけではなかった・・・。護衛機としてパトリバード部隊部隊の4人がその後に着陸する・・・。ペンギンをモチーフとした、黒白のラインが描かれた機体を目にした彼らは驚いたのであった。そして計5機の航空機が着陸した。

 

 

 

マイラス「なっ!」

 

ラッサン「何だこれはたまげたなぁ・・・・。」

 

 

「まるで要塞だな・・・・。」

 

 

「すべてプロペラがついてない・・・。これでどうして飛べるのかが理解に苦しみますね・・・。」

 

 

 マイラスもにっこりし彼に語る。そして議員たちが騒めくと、褐色肌の長い三つ編みが特徴のフィリピン陸軍のFH70三姉妹の長女サンジェラ・ストーニアが大喰の搭乗口から姿を現し、駐屯地専用のタラップ車によって降りてくるのである。

 

 

サンジェラ「お待たせしましたムー国の視察団の皆様・・・。私達の住む駐屯地行きの飛行機が到着しました。今回の旅をお連れします、サンジェラ・ストーニアです。どうぞよろしくお願いしたします。」

 

 

 

 挨拶を終え、視察団をタラップに上がらせて、機内に座らせる・・・。機内の様子は現代的な略期のような壁面で、座席はプレミアム席で座席数は990席と言う座席数を誇っている。そしてトイレも男女と多目的トイレも備え付けられ、テレビだけではなくノートパソコンもあり、インターネット(と言っても1997年以前レベルの試作環境であるが)も備え付けられている。

 

ガヤガヤガヤガ・・・・

 

 

マイラス「ロウリア合衆国の旅客機よりすごいな・・・。」

 

ラッサン「物々しい外見とは裏腹にすごい座席だ・・・!まるでベットじゃないか・・・。」

 

 

PooooooN!

 

 

サンジェラ「今からこの航空機に乗る際の注意事項とサービスをご説明します・・・・・。まず離陸・上昇・下降・着陸時に客席に緒立ち上がりになるのは大変危険なのでご遠慮ください。次に・・・」

 

 

 

 驚いている一行であったが、旅客機になるブザーが鳴り、彼女が注意事項とサービスの内容を、解説する・・・・。そして説明が終わると、着陸準備に入る・・・。窓側にはパトリバード部隊部隊が並んでおり、いつでも飛び立てるようにエンジンをふかしていたのであった。そして150mを滑走しきると、105mの機体が浮かび上がる・・・。そして時速980㎞のスピードを上げ、数分後には高度1000mまで上昇したのである。その後に高度5000m地点まで上がると、追従してきたパトリバード部隊が変態を組みなおし、左右2機で並列するように護衛に移ったのであった。

 

 

 

 

ラッサン「すごい・・・すごいぞ・・・!衝撃も少ない上にもう5000mを超えたぞ!」

 

 

マイラス「そろそろ水平飛行に移ったようだな・・・。しかし我が国の旅客機とは格段の性能だな・・・。」

 

 

 

サンジェラ「皆様、左側をご覧になってください。左側の奥側を飛行しておりますのは日本の駐屯地所属となります戦闘機F-15Jイーグルです。そして隣を飛行しているのは国産で作られたT-4練習戦闘機となります。右側を飛行しているのは、手前からF-35AライトニングⅡ、その隣が国産機のF-2ヴァイパー・ゼロとなります。」

 

 

 

「おおっ・・・!まるで神聖ミリシアルの空の箱舟ではないか・・・。」

 

 

「この旅客機もすごいが、戦闘機もすごいな・・。物すごく美しい機体をしている・・・!」

 

 

 

ラッサン「あれがお前の言う日本の戦闘機か・・!?すごいな!」

 

マイラス「ちなみに今は護衛でスピードを落としているが平均時速2100㎞で飛ぶらしいぞ。」

 

ラッサン「嘘だろ!?想像できないな・・・・。」

 

 

 ムー国の軍人や政治家たちが、駐屯地の戦闘機を見て驚く・・・。そしてマイラスの解説を聞き驚くラッサンとそれを聞いた使節団であった。そしてしばらくは7時間の飛行をかけ、途中で第二マグマ帝国に所属する男性型マグマ機動要塞用補給要塞マイダス(IL-78擬態)とマグマ戦闘機24號(MIG-24擬態)と交代し駐屯地に向かうのであった。

 

 

 

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駐屯地から30㎞県内の空域  2月21日 7時30分

 

 

 

 

 長い飛行時間をかけ、駐屯地の近くまで到達した剣山。その歓迎と護衛としてきたのは、音速愚連隊のF-15J4機とマグマ戦闘機141號・20機が大喰の周囲を護衛する・・・。そして滑走路に着陸するためスピードを徐々に落としていき、脚部と離陸フラップを出して着陸したのであった。この時機体の関係上航空機よりやや強めの着陸時の振動であったが、軽自動車でゆっくりブレーキを踏んだ際の振動で済んだのであった。

 

 

 

マイラス「おぉ・・・?通常の旅客機に比べるとほんの少し・・・・微妙に揺れたな。」

 

ラッサン「そうなのか・・・・?機器の悪い戦車に比べれば格段にましだが・・・?」

 

 

 

 そう話す二人である。そしてサンジェラが、労いの言葉をかけ忘れ物を忘れさせない様に声をかけ乗車させたのであった。そしてマイラスが乗降口から見た光景とは言うと・・・?

 

 

 

 

白良「皆様!!お待ちしておりました・・・。我が日本の駐屯地へ・・・!」

 

 

 

猪名野キラリ「演奏開始!」

 

 

雷華「祝砲開始!」

 

 

 彼女達の演奏開始の合図によって、演奏をし演奏服装を身にまとった隊員と兵士達。主に君が代とアメリカの国歌を演奏したのである。そして世界各国のFH70と105mm榴弾砲による祝砲が行われたのであった。

 大型の大砲・・・もとい榴弾砲と速射性のある小型の榴弾砲に驚く一行であった。そして演奏が終わると、白良がマイラス達の元に駆け寄る。

 

 

 

 

白良「お待ちしておりました・・・。私がここの司令官を務めています白良和影と申します・・・。そして彼女が私の妻の雷石雷子です。」

 

雷子「どうも・・・雷石雷子と申します。駐屯地の兵士と代表と司令官の補佐をしています・・・。」

 

「私は服指令の冬川月尾です・・・。と言っても定年近い大佐ですが・・。」

 

 

 

 いつもの軍服でムー国の使節団に挨拶をする白良と初老の陸佐・冬川、ただ雷子に関しては正式な礼装を身にまとっていたのである。そして日ム双方の記者と撮影担当が持っているカメラのフラッシュが眩しくたかれている状態で握手を交わす彼らであった。なおこの時ムー国の持っていた、カメラが昔ながらのマグネシウム製のフラッシュで眩しすぎるためなのか、目のあたりがしわくちゃピカチュウになったのは言うまででもない。

 そして握手を終え、駐屯地を紹介する映像の時間に入る・・・。ちょくちょく一般公開する際に、陸娘や兵士たちのライブ演奏を行えるように作ったステージに大型スクリーンを置き、そこからプロジェクターで公開したのであった・・・。その後質問に答える。

 視察団の質問を受けるが、これ以上は長くなりそうなため15個まで絞り、すべての質疑応答を終えたのである。そして見学が始まるが、長旅でやや疲労している可能性を考え、20分休ませ後に見学が始まったのであった。

 

 

 

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駐屯地 本部練 中央指揮所

 

 

 ここでは主に指揮系統の視察が行われていた・・・。本来なら同盟国の軍人しか居れないが今回はムー国の元首にも紹介できるように撮影担当を入れたのでる。大きな液晶画面には人工衛星からの偵察情報と、スパイ・パトローラーの情報が逐次表示されるのである。視察団員は画面の情報量にも驚いたが、やはり一番目に入ったのは液晶の画質であろう・・・。

 

 

「ものすごい大きな画面だ・・・!それに色鮮やかだな・・・。」

 

 

「あれは何でしょう・・?何重もの丸が書かれて・・・?」

 

雷子「あれは私たちの基地の防空レーダーです・・・。これで駐屯地に侵入する飛行機を特定します。まぁ・・とはいっても野良ワイバーンしか引っかからないため、今現在は空の攻撃はないです。」

 

 

ラッサン「たしか、音より早く飛行する偵察用の航空機娘と、宇宙から情報を監視している女性がいると言われてましたが、彼女は今どこに・・・?」

 

 

 

白良「今日は偵察中ですが明日までには戻って来るでしょう・・・。もう片方は・・・。あっ、この緑色の表示が彼女達です。あまりにも早すぎてコンピューターの計算が追い付かず、時々マークが飛んでる時がありますが・・・。」

 

 

オーディグス「はぁ・・・そのくらい早いのですか・・・?しかし彼女たちは休む時はあるのですか?」

 

 

 説明を受けるがややついていけないのと、あまりの技術の差に愕然として驚いていたのである。その中で常時飛び回っている彼女たちに休憩時間があるのか質問するオーディグス。

 

 

白良「スパイ・パトローラーには一応休暇時間はあるのですが、スパイ・サテライトに関しては今現在は休暇の予定はありません。まぁ・・・人工衛星なので寝られたら困るというか・・・。ただ生態的に睡眠をすることは多少あって、イルカのように片方の脳を休ませている状態なので、健康には問題がないでしょう・・・。」

 

 

オーティグス「えっ・・・イルカは片方の脳を休めることができるんですか!?」

 

 

白良「ええ・・・。結構前に私たちの世界ではもう実証されています。まぁ・・・海の世界じゃそうしないと鮫などに食べられますからね・・。」

 

 

 

 イルカを例題に出しそう説明したのが、イルカが片方の脳を眠らせ泳ぐことを知った彼らであった。次に紹介したのは陸娘の生活する生活錬でる。前日に掃除をしたり、数か月間に寮を改築したため、比較的豪華になったのである。

 

 

 

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生活錬 新米・中流兵士寮

 

 

 

 彼らの目の前に見えたのは、マンション型の新米兵士と中層兵士の寮である。主に部屋は軍隊にありがちな一部屋4~5人の兵舎である。一応男女分けて建てられており、女性寮には、武装したオーク混血のキュルギュルが重武装でパトロールしていたのであった。今回は男性も女性寮に特別にはいれるようになっていたのであった。今彼らの居るのは、宇治彩花・熊本あおな・八尾 巴萌・反町 蘭の部屋である

 

 

 

 

「すごく整っていますわ・・・。まるでホテルのような・・・。」

 

「兵舎とは思えないな・・・。内装もまるで家だな・・・。さぞ住み心地がいいでしょうな!」

 

 

反町「いえ・・・以前の兵舎でも比較的綺麗だったですが、最近ではこのように真ん中に置ける広さになったのと、各部屋にキッチンがつけられたことがいいですね。」

 

熊本あおな「以前は建物自体平屋建てか2階建ての寮で、ベットとロッカーが一人一個でした・・・。一応解体前にとっておいたのですが・・・。」

 

 

 

 新兵舎のきれいさに驚く一行・・・。そして熊本あおなが、古い部屋の写真を出すが現役の若い女性兵士達が声をそろえて「羨ましい!!」と言ったのであった。その後も3室くらい回ると次は男性寮に行き、こちらも見学し、兵舎の新品差に驚いたのであった。その次は本来は解説したかったがこれ以上は長くなりそうなので省略しよう・・・。一応解説しておくと、武器娘の寮と家、所属して婚姻を果たしている兵士同士用の一戸建ての家と、練度と勤務日数の長い陸娘の住む平屋建ての家と、特作群(一般人に扮している)の住むマンションを見学したのであった。

 

 

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駐屯地 演習場

 

 

 ここでは使節団たちに武器娘とマグマ軍の説明をしたのである。彼らの前には人間形態で武装をつけた武器娘と航空機娘が待っていたのである。彼らには甲冑を身に着けているように見えたのである。

 

 

マイラス「これが先ほど言っていた武器娘という人たちですか?」

 

白良「一応宗教上の理由で男性のもいますが・・・。ちなみに駐屯地娘と違い耐久力は人間並みなので、割と病気になったり業務外の死亡事故が多いのですが・・・。ただ握力などは元になった車両並みにはあるのであまり変な気を起こそうとすると・・・。」

 

 

 

グググググ!!!

 

 

「おおおっ!?リンゴをジュースに・・・。」

 

「わっ・・・幼女が小銃を・・・!」

 

白良「こうなります・・・。」

 

 

 10式戦車が手の握力でリンゴをジュースにし、16式自走擲弾投射装置が輸出用のM16小銃を飴のように曲げ、さらに新聞紙を丸めるように圧縮したのであった。それをにこやかに解説する白良の顔は使節団には、恐ろしさを感じたのであった。

 

 

ラッサン「そういえば車両形態があると言ってましたがどのようにあの大きさになるのでしょうか・・?」

 

 

白良「それを今からお見せします・・・。10式!解説は俺がするから車両形態になれ。」

 

 

10式戦車「了解いたしました。」

 

 

 彼女が武装のスイッチをつけると、本物の10式戦車同様に大きくなるのである。その様子を見た使節団員は、驚きの表情を浮かべる・・・。だがこれで終わるはずがない・・。さらにそこから腕につけた砲塔を手前に出し、正座に移ると発光した後に現れたのは本物の戦車であった・・・。軍人たちの目には、かなり洗練された機体に見え、その上明らかに家のように大きな車体に驚いたのであった。

 

 

マイラス「これは・・・回転砲塔ですね・・・。それに大きいですね・・・。」

 

ラッサン「近づいてみてもいいですか・・・?」

 

白良「ええ・・。問題ないですよ。」

 

 

 

 そうして近づいて凝視する使節団たち、10式の履帯をまじまじと見たり、砲塔上部のハッチに乗り、大きさを実感したりしたのであった。そして白良の解説によって、陸軍人たちは回転砲塔と大型戦車・・・そして自走砲、機関銃などの擲弾筒などの研究を進めさせた。一方空軍や海軍の軍人は革新的な見た目のF-2やマグマ戦闘機141號、艦艇を見ても、革新過ぎたためこれと言って研究を進めることができなかったが、単葉機や大型機・・基戦略爆撃機などの研究につながり、艦艇は大型化と駆逐艦などの小型艦艇の開発につながったのである。

 

 

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駐屯地 研究所連

 

 

 昼食を食べ終えた後に、新しく改築されさらに大規模になった研究所練に来た一行に移ったのは見慣れない電子機器や試作兵器のモックアップ模型が置かれていたのである。そして白良の呼びかけにより、使節団の前に現れたのはポイズアラゴと、その配下の女型音速巨虫混血種のマグマ戦闘機であった。

 

 

 

ポイズアラゴ「どうも。私が研究所の所長・・・・ポイズアラゴと申します。そして彼女たちが、ベルゼファン・フォウルの甥に当たる研究員たちです。」

 

 

「どうも・・・。研究員戦闘機1號です」

 

「2號です。」

 

 

 その後も形式番号を語る研究員たち・・・。マイラスはなぜ名前がないかを、白良に聞いたのだが答えが「地底人の血を受け継いでいるのと、本人の意思で軍用機的な名前を持っています」と答えたのであるが、流石に幼女から生まれたモンスターの混血種とは言えなかったのである。

 

 

 

マイラス「今現在お作りになっているこの機械は何ですか?」

 

ポイズアラゴ「これは新たに作る大型船舶用3Dプリンターの電子基板ですね。今までのは積層式という、そのまま金属樹脂を合わせるため、積層面がほんの少し出てしまい一度表面を熱線プレートでほんの少し均す必要がありましたが、今現在の者とは違い光造形式と呼ばれる、特定の光で降下する樹脂に変更して、台座を用いて下からゆっくり上昇させて、そこから光を当てながら硬化させていくことで、100%積層面を減らすことができるので、工程の削減につながります。」

 

 

マイラス「あの~私以外にもわかりやすいように説明していたただけると・・・。」

 

ポイズアラゴ「では、この試作型と教練用の3Dで解説しましょう。」

 

 

 そう言って通常の3Ⅾプリンターを使い説明を始める・・・・・。そしてポイズアラゴの居る部屋を見学し終えると、次に向かった今津の居るドローン製造室に向かい、偵察ドローンについて見学したのであった。

 

 

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駐屯地 軍港

 

 

 駐屯地流の持て成しを受けた一行が翌日見学に訪れたのは、艦娘寮と陸上自衛隊港である。艦娘寮ではモンタナの身長の大きさと過去の話を聞き驚く一行であったが、やはり一番は艦艇形態の艦娘達であろう。

 

 

 

マイラス「強襲揚陸艦はすごい発想ですね・・・。空母と揚陸艦を一体化するとは・・・。そして沿岸部まで寄せられるのは・・・。」

 

 

白良「ええ・・・!まぁ元の設計は90年前の物で、それを強化し大型化したモノですが・・・。一応元の世界にいたときの同盟国アメリカ合衆国海軍所属のイオー・ジマに比べれば垂直離陸機の搭載数が限られてしまいました。」

 

マイラス「いえいえ、十分すごいですよ!それに彼女達がこのような大役を任せられるなんて!」

 

高天原丸「お褒めに頂きありがとうございます。」

 

アマテラス「ありがとう!」

 

ツクヨミ「どうも・・・。」

 

 

 

 解説をする白良を傍らに、彼女たちを褒めるマイラスであった・・。なおラッサンは写真を撮れるだけとったおり、フィルムをすべて使い切る程であった。他の視察団員は他の艦艇に乗船し、そのすごさを実感したのである。

 このことをムー海軍は重く受け止め、同盟を早期に結び技術と扱い方を手に入れ、対空能力と造船技術・航空技術向上を目指したのであった。そしてこの報告は国王に報告され、有意義なものとなり2か月後には、同盟を結び技術協力を得ることに成功したのであった。

 その後彼らが帰る際に現れたのは、彼らの帰国を行う戦略武装旅客機「大喰」と素兎・・・。であったが、武器娘形態で座っており、余ったパーツで作られたためか、親子として認識しているためか、素兎に補給という名の授乳を施していた。休憩時間に入り帰投してきたスパイ・パトローラーが現れたのである・・・。独特な形をした機体を見て、珍妙そうに眺めていると光に包まれ、そこから奇抜な恰好をした女性が現れる・・・。

 

 

 

「まさか・・・彼女が・・・?」

 

 

白良「ええ!彼女が世界で一番早いスパイ・パトローラーです。今お呼びしましょう。」

 

 

 無線機を使いパトローラーを使節団に向かわせる・・・。そして自己紹介をする・・・。

 

 

 

スパイ・パトローラー「どうも・・・。私がスパイ・パトローラーと申します。私は時速5100㎞で飛行し、各国の上空を偵察飛行を行い地形情報を的確に報告しています。この任務に就いてからかなり前に貴国の上空を偵察しました。」

 

ラッサン「えぇっ!?我が国を偵察したんですか!?」

 

「もしや・・・軍事基地まで・・・?」

 

 

スパイ・パトローラー「ええ・・。世界中をほとんどの場所を飛行しました・・。まだ行ってない場所というとグラメウス大陸と第二マグマ帝国・・・そして第一文明圏の南側ですね・・。燃料の提供をしてくれる同盟国がまだ近くにないので・・・。」

 

「そうだったんですか・・。」

 

スパイ・パトローラー「いつかは同族の居る第二マグマ帝国に行ってみたいものですよ。あと先輩と母親・・・仲間達もいますし・・・。」

 

 

 

 そして話も終わり、貴国を始める使節団員・・。そして別れ際に集まってきた陸娘と兵士達の声を聴いて、航空機形態に変化した大喰に乗り、帰路に就いたのである。そして帰国途中で、駐屯地に関するレポートを書いたマイラスであった・・・。

 




オリジナル航空機娘


武装旅客機 大喰


〇スペック
全長105m。全高28m。全幅96m。最高時速マッハ1.7。客室、縦300席/横24席。
武装、12.7mm三連レーザー砲17基、6連式対空ミサイルランチャー、20基。翼下に寄生戦闘機を射出・発射ウェポンラック二機装着

設備、インターネット完備(ただし87年代相当)。調理室完備。男女個別のトイレだけではなく、車いす用トイレも完備。

外見、身長212㎝。Hカップ。竜のような角を生やし灰色の長髪。瞳は赤と白の二重丸のようなデザイン。



寄生戦闘機 素兎うさ太&素兎2ぺこ子

スペック
全長5,7m。全高2.4mm
武装、20mmレーザー1門。め式空対空誘導弾2号(射程38㎞)を4発。行動範囲19㎞。

外見、瞳と髪の色は大喰と同じであるが頭に兎の耳を生やしている。人間形態では1歳児であるが、武器娘形態では3歳児まで急成長する。


___________


並列で書いているとはいえ、やや描くのが遅くなりましたか・・・?
・・・?

それはさておき・・・。




次回予告。


現在不景気真っただ中のアルタラス王国・・・。その国ではある不審な出来事が起きていた・・・。そして来るべきに備えて鍛錬を行う兵士達・・・。果たして彼らの運命は如何に・・・。


次回第50話「風雲!波風高しアルタラス王国!」







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