問題児だらけの駐屯地が召喚されたようです(絶望) 作:CARUR
フェン王国 首都から50㎞の港 (中央歴1641年4月4日 午後11時50分)
ここではフェン王国で行われる軍祭と呼ばれるイベントが行われており、各文明圏外国の艦艇と航空機、車両がこぞって展示していて、中には未交流国家の軍人と民間人も集まっていた・・・。未交流国家の軍人や外交官は発展した様子を見て驚いた表情である。どの程度集まったかというと・・・。
駐屯地
10式戦車、CM-11、F-2、M1A2、OH-1改、護衛艦あたご、空母いぶき、KCB-52タンカーフォートレス、ライボルト。豊川かるら、福知山凛子、善通寺琴。その他隊員・兵士19人。
クワ・トイネ
零一式主力戦車(Ⅱ型も合わせ)3台。ジソイ3両。タイミ装甲車4両。飛雀。かこ型駆逐艦「きゅるる」「ともえ」。田所型巡洋艦「三浦」。高木型航空母艦「宇崎」。新世代特殊作戦部隊「マザント」所属兵士を8人。兵士20人
ロウリア合衆国
MN10、M01A2チェリーシャーマン2両。M09トニートニー4機。P-02B、4機。ビリー・ヘリストン級航空母艦。シンプソンズ級駆逐艦「サウスパーク」。マグマ武器娘3人、歩兵12人。
クイラ
MN10、零一式主力戦車Ⅱ型を4両。PJ-01スタータウン。改マン級駆逐艦「ファザーケン」「マザーマリー」「キング」。E-01アキネイター。マブヤ級航空母艦「マブヤ」「イヴァライガ」。歩兵30人。
トーパ
フリートコレクション級防空巡洋艦、きずな型駆逐艦。P-01Aエアロ・スミス4機、零一式自走砲ジソイ4両、歩兵34人。
エスペラント
Ar01ブリッツマウス3機(展示をせず海上護衛を兼ねた遊覧飛行を行っている)。J01-1を3機。L-02アルビオ3両。
ガハラ神国
零一式水上戦闘機「桃鈴」2機。零一式戦略水上「群山」3機。上海型水上機母艦「上海」「型月」。
と、軍祭に参加した軍は比較的少なめだが、それでも異世界では異常なまでの技術力と軍事力である・・・。見学に訪れた未交流の文明圏外国や、その他の文明圏の諜報員や一般人は驚いていたのだ・・・・。
「まるで要塞だな・・・・。これが海上に浮かぶのか・・・?」
「まるで城ですわ・・・。それに彼らはムー国の船より大きな戦列艦のような物を作るらしいです・・・。」
「例の模型ですな・・・。比較の小型艦艇と我が国の軍船(戦列艦)を見てもあからさまに大きいですな・・・。しかもクイラ王国は自前でニホンと同じものを作りだそうとしてますね・・。」
軍祭には加盟国の兵器の展示だけではなく、次世代型の兵器の模型やユニットの説明や展示が行われていた。次世代兵器の模型の展示はどのようなものかというと、クイラからは次世代国産イージス艦の350分の一の模型である。性能的には前回説明したように限りなく日本のイージス艦に近づいたものである。
その他の国はというと、クワ・トイネからは新型小銃と戦車のモックアップ。ロウリア合衆国からは、混血マグマ師団専用の支援装備品。各国からは最新軍用食の展示・試食だったり、騎士向けの新世代型軽量甲冑の展示などであった。
アイン「警備中ではあるが他国の次世代兵器は気になるな・・・・。」
「隊長・・・。自分試供品の缶詰貰っちゃいました・・・。結構おいしかったです・・・。」
「お前っ!何をしている!副長!何か言って・・・」
「すまん・・・私は駐屯地の兵士が作ったぱいん飴と呼ばれる菓子を食べていた・・・・。」
ため息をつく隊長のアインと若年の兵士・・・。そしてしばらくすると各国の兵士・・・未加入国も含めた戦闘部隊の閲覧式が始まる・・・。するとアインの元にクワ・トイネからやって来た家族が会場はどこかと聞いてきたため、指をさし案内したのである・・・。
アイン「最近はクワ・トイネからの観光客が多いな・・・。映画の舞台地にも選ばれたかららしいが・・。」
彼は心配そうな顔をする・・・。それもそのはず・・・。フェン王国は、徐々に軍備が進んでいるがまだ弱小であり。魚雷艇を多く購入し特型駆逐艦を一回り大きくした多塚型駆逐艦を何とか2隻購入したのだが練度は低く。航空部隊も何とか比較的安い99式襲撃機を強化した零一式攻撃機を3機そろえたが、雀の涙程度である。ただミサイルや150㎏爆弾を2発を搭載したり、元の機体と違い機銃をなくした分、10mm機関砲をつけたため、比較的ないよりましだが・・・。
いくら日本と同盟を組んでいても、ここ近年は危機感のない同盟国観光客が多かったのだが、駐屯地側や大東洋条約機構軍も海上警備等を強化しているが・・・・。
アイン「なにも起こらなければよいのだが・・・。」
彼の不安は見事に的中した・・・。だが彼ら・・・・そして駐屯地や同盟国も思いもよらないことが発生したのだ・・・・。だが彼らは知らずに任務をこなしたり、観客を楽しませたり、楽しんでいたのであった。
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????????? 同時刻
とある場所では魔信を使い、ある人物と会話している人物がいた・・・。高貴そうな女性が不敵な笑みをしながら報告を聞いた。
「現在私の操っている艦隊はフェン王国に移動中・・・。艦長は私に操られていることも知らずに・・・。現場の士官をだますのは大変でしたよ・・・。犯罪者を乗せていたんですから。」
「ご苦労・・・・。私の忠実な部下よ・・・。」
「それにしても愚かですね・・・。ニホンは・・・。船団護衛なんてまるで偽装してもいいと教えているものですからね。まぁそれはさておき・・・。飽和攻撃部隊のワイバーン部隊を射出した後、またおかけになります。」
「うむ・・苦しゅうない。」
そういいつつ魔信の通信を切る彼女・・・・。彼女の部屋には皇帝ルディアスの魔写がおかれていたのだ・・・。果たしてこの人物は一体・・・・?
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フェン王国 午後12時30分
話を戻そう・・・・。港ではいよいよ各国軍の戦闘部隊の閲覧式が始まる・・・・。まず初めに披露されたのはフェン王国の次世代部隊・・・第一歩兵師団と第4哨戒連隊が現れる・・・。新たな歩兵の格好は、旧日本軍の昭和13年制式に、防弾チョッキを追加した物であり、色はフェンと王国にあった迷彩柄で、持っている銃は64式小銃改Ⅱ型。一方の紹介連隊の乗る装甲車は、偵察用機材を搭載したM706コマンドウ・・・・駒式装甲車である。
「あれが我が国の戦闘部隊か・・・。礼服に比べれば地味だがあれが新しい戦いなら致し方ないか・・。」
「我が子の雄姿・・・撮らないと…」
「あれが新しい軍服か・・??色味がないな・・・。」
「まさしく蛮族の格好ですわね・・・。新しいとは思えませんわ」
会場では自国の兵士の格好を評する物もいれば、我が子の雄姿をとるために隣家から借りてきたフィルムカメラを使い息子の雄姿をとるもの女性もいた。一方未交流国家の貴族や一般人には、迷彩服が汚らしく見えたのである・・・。その次のロウリア合衆国軍第12歩兵連隊、第4機甲戦車師団所属のMN10、その舞台に所属する重戦車1號1型を見た反応は・・・・。
「ほう・・・?やけに灰色みのかかった肌の女性がいるな?」
「あれは最近になって公表された鉄竜に擬態するとか言うキュルギュルという奴だな・・・。」
『先ほどのフェン王国や他国群とは違い、彼女らは蟻や蜂の生態に近い人種「キュルギュル」と呼ばれる種族の混血児がロウリア合衆国には存在します。歩兵隊にいるのは歩兵タイプであり、亜人の7倍の耐久力があり、魔砲の攻撃を受けても余程の強烈なものでなければ命に別状のない程の強靭な体を持ち、力は獣人の3倍はあります。一方は車両タイプと呼ばれる地底人で、幼少期に車両などを見させたりすることによって、その車両の能力を受け継ぐことができるのです。』
「ほう・・・かなり変わった種族なのだな・・・。」
「確かにほんの少し虫っぽいですわね。」
説明を聞き不思議がる未交流国家の一般人と貴族達であったが、やはり服装に関しては先ほどの反応と同じくマイナス評価であった。その後も各国軍の紹介が続き、一番会場を驚かせたのはエスペラント王国と、駐屯地であった。エスペラント王国は、今まで発見されず閉ざされた王国でありながら、航空機や地上車両を作成し、駐屯地の支援を受けつつも、他国の展示された機体と比べても隔壁したような航空機と歩兵用兵器を持っていたためである・・・。そして駐屯地は言うまでもなかろう・・・。第二マグマ帝国とロウリア合衆国にいるマグマにツテがあり、各国に配布した兵器よりも高性能なものを持っているためであった。そしてある程度の閲覧式が終わると、今度は模擬射撃などが行われるがこれも各国の観光客を驚かせたのであった。
「美しい女性ばかりでしたね・・・それでいて強いなんて・・・憧れますわ。」
「うむ・・・我が国ではありえんな・・!前線級で活躍する女性兵士なんて・・・。」
「すごかったよお父さん!かっこいいぞ!」
「あらあらこんなにはしゃいじゃって・・・。」
そう楽しんでいるフェン王国民と興味を持つ未交流国家の民間人と貴族達・・・。その後も何事もなく終わるはずであった・・・・。だがこの後に起きることなど誰一人も知らずに・・・。それに気付いたのはクイラ国のE-01アキネイターである・・・。
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フェン王国北東海域 午後14時00分
クイラ国空軍所属の早期警戒機のE-01アキネイターには17人もの搭乗者が居た・・・。彼らは会場周辺を警備し、不審な他国群の艦艇や船舶を見つけ報告する職務についていた・・・。
「ふぁぁぁ・・・・!」
「オイ!勤務中だぞ!あくびが移っちまうだろ・・・。」
「いやいや・・・。あまりにもやることがなくて・・・。反応も民間船しかないし・・・。」
兵士のネルムがあくびをして、頭の後ろに手を付け、背もたれに体重をかける・・・。そして周りの兵士が呆れた顔で注意する。そして弁明をする・・・。
「にしたって、他の国の戦闘機も護衛でついているから、安心して眠くもなるよそりゃ・・・。」
「ほぉぉ~~~ん?で、君は気を抜きすぎじゃないかぁ~~~?」
「ゲっ!!隊長!」
女性隊長の恐怖を感じるような笑顔を見て驚き、職務に戻り画面を見るが・・・。彼はあることに気付く・・・。
「ん?隊長・・・。この反応はどこのでしょう・・・?未交流国家なのでしょうか・・・?」
「どれどれ・・・・?むっ・・?これと言って表記がないわね・・・。木製かしら・・・。念のため警告機を要請して」
「はい!」
機内はあわただしくなる、そしてガハラ神国の水上機母艦に搭載された、零式観測機を基に作られた零一式水上警告機が発艦される・・・。前回忘れていた警告機の細かい補足としては、失速寸前でワイバーンとの飛行ができると言ったが、移動時には最高速度で移動するため、実際の最高速度は300㎞を超えるのである・・・。
話を戻そう・・・。そして警告機が発見したの物とは・・・・・・。
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フェン王国とパーパールディアの中間海域 14時37分
警告機には二人の搭乗員が居た・・・。彼らが見たものはというと、護衛船団方式でパーパルディア皇国船籍の観光船3隻の周りを戦列艦50隻が護衛していたのである。現在ガハラ神国とパーパールディアは同盟国の関係があるので、彼らは「我が国に来た旅客船」と判断したが、念のため今日の来港予定を本部と国土交通省に確認したところ、今日と今週はそのような予定はなく、翌月に観光船1隻の新型戦列艦4隻の予定だったため、本部は不審に思い警告機に対し臨検を命じたのであった。
その命令を聞いた彼らは、水上機母艦と巡洋艦に援護要請をし警告を出したのであった。そして周囲を護衛していたワイバーンに幅寄せし、魔信で通信を行う・・・。
VOOOOOOOOOOOOOOOOON!
「我が軍はガハラ神国空軍!貴官たちの目的はなんだ!」
『何だ!?我が国の魔信に割って入って来たぞ!?・・・こちらパーパルディア皇国軍竜母第4騎竜部隊だが・・・・。我が軍は現在貴国に向かう観光客の護衛を行っている。』
「こちらガハラ空軍!現在そのような来港予定はない!!臨検を実施してもよいか!」
『同盟国なのになぜだ?する必要がないだろう?』
魔信で通信を行う・・・。事情を話したのだが、同盟国だからという理由で臨検を断られたのだ。だが、同盟国だからとはいえガハラ神国から見れば、実際は情報収集をするだけの仮想敵国であり同盟国ではないのである。その後もメガホンを使い艦艇の方にも声をかけだが、事情を話さず航行を続けるパーパルディア海軍・・・。そして数時間後に、ガハラ王国軍艦艇がやって来たのだ。その行動に、艦隊司令官が弁明した。
「我が国は今後物資や観光客を輸送する第一段階としての護衛訓練を行っており、まぁ事前通達もなしにやってしまったが、別にやましいことはない・・・。」
「そうですか・・・。では問題はなさそうですね・・・・。ただ各国には領海と領空が設定されているので、不用意に近づかないように・・・・。」
「うむ・・・承知した・・・。」
そう弁明した皇国軍の艦隊司令官は誤解がわかない様説明した。一方のガハラ神国軍の臨検隊員は信頼はしなかった。それもそのはず・・・、第 話にてアワン国にパーパルディア海軍が報復として来たことがあり、信用に値しないのである。なおアワン国での出来事はなかったことにされている・・・。
そしてそのまま他国の領海と領空に入らない様、進んでいったのである。だが実際の皇国軍護衛艦隊はそのまま軍祭を行っているフェン王国に向かう・・・。だがこれはただの船団護衛訓練ではなかった・・。
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パーパルディア皇国 第二外務局応接間 15時15分
応接間にはとある人物がいた・・・。第二外務局の局長と務め、後続の女性でもあるエルト・・・。彼女の相手をしているのは護衛を合わせ、たったの二人でやって来たサンレアが会談をしており。奴隷制廃止や自由に開かれた経済、魔帝復活及び逃げた魔王軍幹部の壊滅させる協定のメリットを説明していたのである・・・。その話を聞いたエルトは、専属の諜報員と部下の情報を元に脳内で照らし合わせ、プライドを曲げても同盟を組んだ方がいいと感じたのであった。
エルト「その考えは我が皇帝陛下もお考えになられています。」
サンレア「ありがとうございます・・・。3回にわたって交渉を続けたおかげです。」
すると応接室の外から、あわただしく走る音が響き渡る・・・・・。
「大変です!!独断で皇国監察艦隊がフェン王国に向けて出撃しました!!そして一部の第三竜母艦隊も無断で出撃しました!!」
エルト「なんですって!?一体だれが・・?」
突如として泡立たしくなる様子を見て、目を丸くするサンレア・・・。彼女もただ見てるだけではなく、護衛としてついてきたスパイ・チルドレン・・・と言っても一時的に成長させる薬品によって、別人のように大きくなっているが彼女に通達し、白良に報告したのである。
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フェン王国 領海60㎞ 午後16時23分
ここでは第二四一号型魚雷艇を基にして作られた、哨戒中の零二号魚雷艇12号機が航行していた・・・。そろそろ時間的にも軍祭も終了に近いため、母港に戻ろうとしていたのだ・・。するとあるものが飛んでくる。
「あれは・・・ワイバーン・・?同盟国の展示にあったか?」
「いや・・・。まだ未交流国家のワイバーンかもしれん・・・。念のため連絡しておk・・・・。」
VOF!!VOF!!
「まずい!!全員降りろ!!」
そう連絡を入れようとした途端魚雷艇に火炎弾が向かってくる・・・。木製だったためすぐさま全体的に燃え移るが、何とか全員船内から飛び出し事を得たのだが・・・。通信ができなかったが、たまたま兵士の一人が持っていた軍用携帯に搭載されている緊急司令部伝達を開き、本部への報告を行うと、救助要請を出したのである。
そしてその情報を聞いた司令部は、軍祭に参加した軍や観光客などに対し通達を行い、避難要請などを行った。そして参加した軍は自国民を守るため攻撃態勢に入る・・・。が、「あまり自分たちが積極的に参加してしまっては、その国の独立意識が下がる」と考えた艦長が多かったため、駐屯地の艦艇以外は湾岸付近で待機していた・・。一方のフェン王国は魚雷艇と航空機も出せるだけ出撃させ、練習艦は後方待機だが、戦意は上がりに上がっていた・・・・。
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フェン王国から35㎞付近 16時50分
ここには50隻という大艦隊がひしめいていた・・・。その中には竜母が10隻あり、それに搭載されているワイバーンは一隻当たり15匹を搭載。通常の物よりも2倍強いワイバーンロードが第一・第二陣も含め20騎発艦しており、竜騎士には新しく開発された連発銃を持っており、火炎弾と合わせ強力になっていたのだ・・・。
VOOOOOOOOOON!
「良いか皆の衆!やや他国や他の部隊の航空機と比べ我らはエスペラント製の旧式複葉機だ!!だが練度を生かす時が来た!!敵が警告機の交信を無視し臨戦態勢になった際には、心してかかれっ!」
「「「承知!!」」」
エスペラント王国から無償でもらい、歩兵携帯対空ミサイルを5発搭載したファスタール1・・・46年式戦闘機に乗るのは、浮世絵のような釣り目の老兵ゴベイが6人の若い兵士を連れる。そして同盟国の哨戒機からの情報が入る・・・。報告によると警告機の警告は耳に入らず、皇国軍のワイバーンが火炎弾を吐いたため、交渉は不可能となり全軍に戦闘状態が敷かれたのだ。そして数十分後には会敵をしたのである・・・。
「へっ・・・どうやら俺たちの相手は、警告に来た飛行機械とは違い、さらに弱そうなやつらだな!!」
「そうですね・・・。ただ何やらつけてますね・・・・。」
そう会話している皇国軍竜騎士・・・。すると46年式から対空ミサイルが発射される・・。竜騎士もよけようと命令するが、それを知らない彼らはまっすぐミサイルにぶつかるように飛行してがために、一瞬にしてこの世からなくなったのであった。生き残った皇国軍兵士は何とか連発銃を旋回中の46ねんしきにに向け発砲したが・・・。
所詮オルガン砲を小型化し二十連発斉発銃の強化版に毛が生えた程度に程度であり。銃に比べたら比較的弾頭はとがっているものの、避けられるか当たっても機体の塗装が剥げるのみだ・・。
「む・・・?どうやらガトリング砲のようなものを持っているな・・?どうだ・・・?オトキ?」
『私は彼らの持っている銃器に攻撃されましたが、問題ないようですわ・・・。おおよそ飛行中に使うような武器ではないようですね。』
『ただ単葉機・・・それも完全に操縦席を覆っていない航空機でヘッドショットされたら、流石に死にますね・・。』
編隊長であるゴベイが敵の持っている武器を見て部下の意見を聞く・・・。女性航空士の乗っていた機体には塗装がはがれた後があるが、全く問題はなかった。むしろ初陣で4騎もの撃墜したのである。他の兵士は危うくヘッドショットされそうになったためか、内心ビビっていたが3騎を撃ち落とした。が、所詮は飛行時間が少ない兵士が多いため、搭載されている機銃の弾を打ち尽くすものが多く、基地に戻る機体が多かったのだ。だがいまだにワイバーンロードがまだ18騎程度が残存していた・・・。そのせいか、フェンに近づきつつある艦隊から第3陣と4陣の40騎が発艦され、フェン空軍機が補給中に、沿岸部まで到達したのであった・・。
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沿岸部 17時18分
「敵航空部隊接近中、我が国の駆潜艇と練習艦が迎撃準備にかかっています。」
「駐屯地の軍人の教練で強くなってればいいが・・・。」
「いえ・・・。全員の練度は他国並みではないですが、それでも人間をやめているような強さを持ってますよ。」
何とか映画の収入と、オーガニックな食料や繊維製品によって購入ができた、特型駆逐艦を基に作られた大柄型駆逐艦の艦橋でレーダ員と司令官らしき人物が会話する。そして先陣を切って出撃した魚雷艇30艇が猛スピードで敵艦艇に向かっていく・・・。炎魔法を付与した機関砲弾を使いつつ、パーパルディア軍の艦艇のマストや側面を攻撃する・・・。木製と鉄製の船体に付与した防御魔法は所詮対象物を15倍に強くするだけもあり機関砲では、あまり延焼の効果を得られなかった。だが後続してやって来た第十三号型駆潜艇を基に作られた、17艇の零一号駆潜艇の80mm高角砲が戦列艦の装甲を食い破る・・・。
VOOOOOOOOOOONN!!VOOOOOOOOOOONN!!
BOM!BOM!
「何だあの船は!!続々とやられているではないか!!さっさと攻撃し・・・うわっ!!」
「大変です!どうやら奴らは誘導魔導弾を使ってきてます!!ワイバーンロードが徐々に撃墜・・・グァッ!!」
見慣れない艦艇に攻撃され、パニックに陥る船内・・・。そして兵士が伝令をすると、襲撃機の投下したロケット弾の攻撃によって意識を閉ざしたのであった。その後も執拗な攻撃が加えられたが、沿岸地域を狙えるほどの距離に近づいてきたのだが・・・・。
「こちらフェン王国海軍の練習艦剣女の艦長・・・。我が国の艦艇に先陣を切らせてもらえないか?」
たかお『了解しました。我が国は援護に回ります。』
そう練習艦の艦長が護衛艦たかおに報告するやいなや、剣女と駆逐艦大柄が全速力で皇国軍に向かっていき、CIWSや対空ミサイルによる攻撃を始める・・・。駆潜艇などの艦艇ではなかなか排除できなかったワイバーンを徹底的に撃ち落とし、建造物の防衛に阻止したのだ。そして同盟国の早期警戒機の座標によって、後続にいた竜母に数少ない対艦ミサイルを3発程度発射し、2隻の竜母と戦列艦を撃沈したのである。
DoooN!DOON!!
「なんてことだ!!攻撃する前に壊滅するたかが蛮族にやられるとは・・・!」
「被害が甚大すぎます!!撤退を・・!」
周囲には艦隊旗艦の司令官がうろたえる・・・。部下が撤退を進言したのである・・・。そして結果上陸もできず、騎竜も150騎の内60騎士以上撃墜され、戦列艦は17隻が撃沈及び航行不能に陥ったのであった。そして皇国の客船の操舵室にいた人物が連絡を取る・・・・。
「作戦は失敗しました・・・。どうやらフェンの軍事力はムー以上です・・。そして艦隊との距離が離れており、私の能力では散開してしまいました・・・。」
『そうか・・・・。よろしい・・・。偽装した客船を撤退させろ。』
「承知しました・・・。」
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パーパールディア皇国 某所 21時10分
ここでは豪華そうな恰好をした男が葡萄酒を嗜み、就寝前の飲酒をしていたのだ・・・・。すると部屋に備え付けらえていた、魔信が鳴る・・・。彼はグラスを揺らしながら応答する。
「なんだ・・・?この時間に・・・余は酒を飲んで寝ようとしているのだが・・?」
『大変です!!無断で極秘部隊が出撃しました!!!その報告がなぜか5時間も放置されていました!』
「な・・・・なぁぁぁんだとぉぉぉぉ!?」
パリンッ!!!!
グラスの薄い飲み口の部分を勢いよく握ったためか、砕け散ってしまったのだ・・・。果たしてこの人物の正体は如何に・・・?
久々に戦場描写を今後書けるかどうかわかりませんね・・・。あと兵器ユニットやオリジナル陸娘の紹介を書かなければ・・・。それはさておき次回予告。
次回予告。
極秘裏に進んでいたフェン王国侵攻を無断かつ早期に実行され怒りを覚える、皇帝ルディアス・・・。そして会議の結果陳謝を兼ねた交流を含め、日本を招き入れることにした・・・。そして日本は、牽制も込め垂直離陸機と輸送ヘリで入国しようとする・・・。果たして彼らの反応は・・?
次回五十二話「陳謝」