問題児だらけの駐屯地が召喚されたようです(絶望) 作:CARUR
今回は二次創作でも珍しい広告が謝罪する回です。
パーパルディア皇国 皇帝の部屋 (中央歴1641年4月4日 午後21時50分)
「誰だ!!無断で作戦を実行したものは!?許さぬぞ!」
前回の最後にワイングラスを砕いたのは、ルディアスであった。本来なら気持ちよくすぐに寝たいところが、無断で作戦を決行されたために、魔信を用い夜中に全員に怒鳴りながら犯人を捜そうとしたが、就寝しているか、泥酔して判断力が鈍っているものが多いためかほとんどあてにならず、ストレスがある状態で就寝し翌日に会議を行ったのであった。
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同日 駐屯地 地下会議施設 21時59分
ここでは会議が行われていた・・・・。主に軍祭に皇国軍が襲来したことである・・・。いまだサンレアの証言を基に、この攻撃には裏があると考察しあう兵士達と白良・・・。
白良「パーパルディアの外交官達は、技術力の差に気付いているから、監察軍を使ったとは考えられないな・・・。」
「いや・・・ただ単に狙っていただけじゃないか・・・?あの国のことだ・・・。」
冬川「皇国軍に関してはどの程度情報が進んでいるんだ?それによっては来た艦艇の種類が、本陣か監察軍にもよるが・・・。」
白良「ほとんど情報は集まった・・・。だが軍人と国家元首の性格までの情報はないな。」
その後も会議が翌朝まで続く・・・・。結果として、司令官である白良と雷子・・・そして諸々の軍人や外交担当をYAGR-3BやCH-47jなどで外務局を訪れ、技術力を露骨に見せて交渉するという作戦に打って出たのだ。が、皇国側も例の一件で調整がつかなかったため、16日以上掛ったのである。
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駐屯地 海岸部 4月20日 午前4時20分
駐屯地の港は朝から慌ただしい様子であった・・・。皇国の外交部との連絡が取れ、思惑通り航空ユニットを使っての外交官・・そして国家元首相当の輸送が可能になったためである。あらかじめ揚陸艦天下原丸の甲板上で航空機娘化したYAGR-3Bの3号機と、航空科の明野と兵士の操縦により着艦させたCH-47が1機のっており、護衛を兼ねた護衛艦「かが」にはCH-47Jが4機(そのうちの2機には高機動車を搭載)とAV-22オスプレイが甲板に並んでいたのである。護衛として空母いぶき、護衛艦あたごがついたのであった。白良はYAGR-3Bの3号機に乗り、雷子と副官の市ヶ谷達兵士&陸娘と外交官はCH-47Jに乗っていくのである。
なぜ白良だけ攻撃機に乗るのかというと、ただ単に技術差を見せつけるためパフォーマンスであり、現地に到着後には、操縦席から現れるということをするためにこの機体を選んだのだ・・・。
YAGR-3B三号機「ドキドキしますね・・・。この世界では珍妙と思える飛行機を見せつけるなんて!どのような反応をするのでしょうか!?」
白良「まぁ・・・魔帝扱いされるだろうなwwwww。ま・・・とりあえず着くまでに結構時間がかかるから俺は艦内で寝てるぜ。」
車両形態で話す彼女の相手をすると本番に備えて、最終準備と仮眠を行う白良・・・。他の兵士も寝ているものが多かったのだ。そして数時間の航行が続いた・・・。
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パーパルディア皇国 皇都エスシラント ワイバーン基地 10時30分
ここの飛行場にはパーパルディア人の群衆には貴族や外交官、軍人、その中には皇帝のルディアスもいた・・・。彼が居たのは、フェン王国の攻略が漏れ出したため自身みずから外交官の迎えを待っていたのだ。なお外交官としてパーパルディアに宿泊しているサンレアもこの場にいて、スマートフォンからの情報を元に時間を教えていたりしていた。
ルディアス「小規模の軍事集団と言ってたがどれほどなのか・・・?どうやら竜母のようなものが沖合に泊まってると言っていたが・・。」
そう彼が口を開くと、徐々に大きな音が近づく・・。基地の周囲に集まった民衆や、近隣の民家にも気づき始める。彼らの目に入ったYAGR-3Bは異形の物体に見えたのであった。魚のように平べったいようなものにガラス部分が2付いており、そして飛行機械なのにもかかわらずムーのような回転する部品もなく、翼に当たる部分には薄い盾のようなものが回転している・・・・・。その場にいた物はだれしも「どう飛ぶのか・・?」と考えていたのだ・・・。そして後続のCH-47Jを見たときも同様に感じたのであった。
話を戻そう・・・。ある程度基地の上空に近づくと旋回せず、VTOLの機能を用いた垂直着陸を見せつけるかのように着地する。そしてオレンジ色のハッチが開くと、司令官の白良が顔を出す・・。
ルディアス「あれは・・・竜騎士の付ける防護眼鏡と防具のようなものか・・・?」
サンレア「あれはヘルメットと呼ばれる破片などから頭を守ったりしていて、無線機能が付いた防具ですね。」
レミール「近づいてきましたよ・・・。皇帝陛下・・・。」
白良がYAGR-3Bから離れると、続々と後からやって来た輸送ヘリが着陸する・・・。ヘリのブレードから発せられる風でよろめきそうになるが、ヘリから降車する雷子達と駐屯地娘と兵士達の様子を確認したのであった。白良がルディアスの元に歩み寄る。
白良「どうも・・私が日本国○○駐屯地の司令官を務めている白良和影です。白良が苗字で和影が名前です。そして彼女が私の妻である雷子です。本日は皇帝自らご出席いただきありがとうございます」
雷子「どうも妻の雷石雷子です・・・。苗字は違いますが妻です。よろしくお願いいたします。」
いつもの制服から振袖に着替えた雷子を紹介し、彼女も自己紹介を行った。そしてルディアスは航空機に見続けていたが、我に振り返り自身の紹介をする。
ルディアス「あっ・・・ああっ!我が名はルディアス・エスシラウム14世である。」
アルデ「貴官が例の司令官ですか・・・。私はアルデ・アーサーと申します。」
ルディアスの挨拶の後に、皇国軍の総司令官であるアルデとその他の政府機関の長がが自己紹介を行う。そして少しばかりか談笑をする二人・・・。
ルディアス「貴殿は若いのにもかかわらず、このような軍団を束ねているのか・・・?すごいな・・・。」
白良「いえいえ・・・。これでも30近いですよ・・。」
またしても年齢を間違われる白良であった。無理もなかろう・・・この世界では寿命は短いが、フェン王国やガハラ神国のような日本に近い民族ならまだしも、パーパルディアやムーのような、それ名入りに裕福・・もしくはヨーロッパ圏のような肉食を主にする国々では165㎝以上は当たり前である。白良のような低身長な男性はドワーフ並みか、貧困家庭か未開の民族位なものである。なお雷子の年齢は表向きは23と偽ってるが実際の所、元のFH70から作ったので実の年齢は40歳以上である・・。その後もなぜ別称なのか聞かれたが、実際の所そこまでの雷子が好きではなく、白良の姓を受けたくないというのもあるが、実際は彼が自分の姓を捨てるか、雷子に白良姓にしてもらうか悩んでいる所であった。
ルディアス「さてちょっとした話はここまでにしておこう・・・。我が国の兵が無断で攻撃し会談中なのにもかかわらず攻撃して申し訳ない・・・・。まさか貴国が蛮z・・・文明圏外国の祭りに参加していたとは・・・。」
白良「まぁ・・・各国の独立と健全な民族意識を育成を支援していて・・。ある意味今回は行き違いということで・・・。それと我が国とフェン王国で折半して、なくなった兵士の遺族に送る賠償金を4000万パソ(日本円にして)を持ってまいりました。」
エルト「な・・・なんと・・・!?」
白良がスーツを身にまとった外交担当の雷華と兵士達に慰霊金の入ったジュラルミンケースを7ケース以上持ってこさせたのである。その量と美しい程の金属の箱に目を見開いて驚いていたのであった。ある程度屋外での会話が終わると、馬車に乗るように指示され王宮の会議室に招かれた一行であった。行く道中での高機動者で一部の兵士が追従したため、そこで急遽皇帝も交えた、会談が行われたのである。
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パラディス城 10時50分
ルディアス「なんという触り心地の良い紙だ・・・・。女性のような肌さわりだ・・。それに白い!」
アルデ「陛下・・・!落ち着きになさってください!あと例えが少し・・・。」
ルディアス「あ・・・。すまない・・・。ちょっとはしたないことをしてしまったな・・・。」
駐屯地が配った資料の印刷しを見て、人より数倍はしゃぐ彼・・・。そして会議が始まったのである。主な内容は、謝罪・・・おそらく今までも珍しい皇国側の謝罪から始まり、文明圏外国諸国に対しての賠償金を支払うと宣言した。なお皇国側は文明圏外国の通貨の価値が不明な為、属領と自国産の魔石、芸術品、皇族御用達の職人によって縫われたドレスを各物資400tと40点を各国に贈呈すると発表した。
その後は、駐屯地の番が巡り改めて活動内容を紹介し、同盟国・・・どちらかというと衛星国に近い第二マグマ帝国との同盟を結ぶ補助をすると宣言した。
ルディアス「(これは・・・。フェンを属領にするよりはるかにいいぞ・・・。いや・・・あえてフェンをパンドーラ魔法国のようにして、ニホンを第一・第二文明圏に格上げするべきか・・・。だが我と国民のプライドが許すか・・・?)」
白良「(この提案に興味を示してくれたか・・・?だが勇逸の同盟国のガハラの船舶を見ているからこれ以上の干渉はしばらくやめるか・・・?)」
ルディアス「(それにしても・・・。相変わらず魅力的な女性だな。思い返せば返すほど、惹かれるな・・。確か・・・外交官のライカという人物だったな・・・。先月見た時より美しくなっているな。)」
白良「(だが、もしかしたら張りぼてだろうと思われたり、もしくは家臣がそそのかす可能性もありそうだな・・・。もう少し押してみるか・・?それか神聖ミリシアルに派遣して、世界最強の国に認めてもらうか・・・?)」
国家元首のルディアスと、その国家元首相当の司令官である白良が脳内で、今後どう相手が動くか思考し始める。白良は肝心な時に役に立つ思考・発想力で考えているのに対し、ルディアスに関しては、途中から雷子の隣にいる雷華に釘付けになっていた・・・。なお彼は築いてないが、彼と出会ったのは雷亞であり、体系は雷亞の方が小さいのだが、あの時はそれほど興味なかったためか、髪型で判断していたのであった。本人は気付いてないが雷子や悪落ちFH70の三人はともかく、雷華と雷亞はまるで別人であり、雷華はやや体系は太く目つきは細い・・。たいして雷亞は三白眼寄りで、少し目が小さく、おまけに髪もややくせっけである。
それを知らない彼はある行動を起こす。会談が無事に終了し、相談役ルパーサの考案により視察がてら皇宮の案内をすると駐屯地側に持ちかけたのだが、それを聞いた彼は雷華をエスコートをしたいために自ら紹介すると言ったのである。それを聞いた白良達は驚愕したが、一番驚いたのは皇帝自らが雷華に対し手を添えたのだ。
ルディアス「さぁ・・・わたしこの私が差し伸べてしんぜよう・・・・。」
雷華「は・・・はい・・・!ありがとうございます。」
白良「雷子・・・皇帝ってあんな感じなのか?報告が少ないからわからないが・・・?」
雷子「でもなぜ彼女を選んだのでしょう・・・?思い付き・・?」
エルト「(この近さは・・・明らかに惚れているわね・・・。)」
レミール「う・・・羨ましい・・・・。」
その後2時間にもわたり皇宮の全体を見学させ、常時雷華を我が妻のように付き従わせたのであった。なお彼女はどうかというと、レズビアンの雷華にとってはとてつもないストレスとルディアスの気持ち悪さを感じ、どことなく困惑していたのであった。
そして何とか会談が終わると、無事に閉幕し駐屯地の記者である福知山が最後に白良とルディアスの拍手した写真を撮った後、その後護衛のF-35Bを連れ難なく帰ってたのだ。が、その後の皇国側の会議が問題であった。その日の夕方・・・。
「たかが少数精鋭の軍事集団・・・せいぜいたかが知れているでしょうな・・・。」
「皇国海軍の司令があの飛行機械の速さを見たのにもかかわらず何たる油断だ!!」
「そうだ!あんななまけたような若造の司令官と対等に当たっては我が国の覇権に劣る!!」
会議室では喧々諤々の罵詈雑言の溢れる会議であった・・・。しかも皇帝の前でやるのだから質が悪い・・。案の定ルディアスの最悪の思惑が当たってしまったのである。ダルそうにため息をつくがここで鶴の一声が入る。
レミール「おやめなさい!!あなた達!!」
エルト「全く・・・このさき我が皇国はこのような局長たちに任せないといけないのですか。」
「うっ・・・それは・・・。」
「(アルデ殿が油断したそぶりを見せたからこそ叱っただけなのに・・・。巻き添えを食らってしまったぞ・・・。)」
カイオス「(まぁ・・そうだろな・・・。全くみっともない)」
外務局とその関連の局長のレミールとエルトが、この場を沈める・・・。争っていた彼らも皇族の女性となると口が出せなくなったのだ。その様子を見ていただけのカイオスは不機嫌そうな顔で、内心共感していたのであった。彼女らのおかげで静かになったため、感謝を述べるルディアス。そして皇帝自らが国家経営などを語り始めたのであった。
ルディアス「良いか?確かに我が皇国はいずれ世界を収めるほどのポテンシャルを持っている・・・。なのに、今ここで争っていてはいつまでたってもの文明圏の蛮族しか抑えることしかできずに、余が天寿を全うするとなったときに第三文明圏程度しか納めれなかった・・・・なんてなったら年齢的に先に逝っていったお主らも悲しいだろう??」
「そ・・・それは・・・。おっしゃる通り・・・。」
ルディアス「それに・・・。もし今日の出来事を国民に公表するとしよう・・・。だが国民はそれ程度では揺るがないだろう・・・。それに我が皇国は他国の優れた技術を吸収してここまで大きくなった・・・。つまりだ・・・ニホンとあえて同盟を結び、そこから吸収すれば今日来た飛行機械より素晴らしいものができるかもしれない・・・!」
彼の言葉に心を打たれ始める彼ら・・・。一見素晴らしい演説のように聞こえるが、ルディアスはこの国の腐敗具合を知らないのだ・・・。いや、知らされてないだろう・・・。そして本人はかっこつけているが、実際は雷亞(雷華)に惚れてしまい、プライドと国民の意思よりも雷華と寄り添いたいのが深層心理にあったのだ。
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皇都エスシラントから離れた商業街 4月21日午後20時15分
ここでは、パーパルディアで滞在し在羽(パーパルディアの漢字表記)大使館のサンレアが比較的夜遅くに出歩いていたのであった。・・と言ってもまだ8時くらいなのだが・・・。遠巻きで護衛のチルドレン・ホーネットが監視しているため、これと言って問題はなかったのだ。
サンレア「この時間帯だとお酒飲むとこしか空いてないねぇ・・・・。お土産を買いたいけど・・・。あっ!あれは・・・!」
突如として建物の通りに薄暗い古物商らしき店の看板を見つけ祖父に当たる白良に対する土産・・・絵を買ったのだ。その絵は女性が描かれた絵であったが、髪型が雷子っぽく見えたため買ったのである。すると通りでは人通りが多く仮面をつけた老若男女が集まっていた。時間帯のわりに騒がしかったため、疑問に思った彼女は高い位置にある住宅街の高台から双眼鏡を使い見た物とは・・・?
「はい!皆さん!今回は新たな奴隷を連れてきましたよ!!まずは属領のクーズから取り寄せた側室の家計に当たる娘!!とコリョーン王国の女性!そして女性の扱いが上手い属領の男性の奴隷!さぁ!まずは200パソから!」
そこでは、恰幅のいい男が属領各国の美男美女を集めての奴隷を売りさばくオークションであった。その後も3組4人の男女や少年少女が買われていったのであった・・・・。その様子は現代人から見たら、人身販売を地図で見れるほどの町でやることであり、重大な人権侵害を報告するため、動画で保存したのだ。この国の恐ろしさを身をもって知ったのサンレアであったが・・・。その帰りにもっと恐ろしい体験をしたのだ・・・。
いつもの大使館代わりにしているホテルに帰ろうとする彼女。建物の上にはステルス迷彩を身にまとったチルドレンホーネットか追従していたが。サンレアの通り道には二人の男がいた・・・・すると・・・。
サンレア「ひゃあっ!?誰ですk・・・ふぐっ!」
「よくやった相棒!小さいがなかなか大人びた餓鬼じゃねぇか!!」
「へっへっ!兄貴ぃ!胸がありえないくらいにでけぇですぜ!早速脱がして商人に見せてもらいましょうよ!」
サンレア「ぷはっぁっ・・・!誰か・・・・っ!誰か助けて!!やめてよっ!」
彼女の口を押えようとするが、体を捻られ助けを出されてしまうが、二人の男が再び体を押さえつける・・・。彼らの正体は奴隷商人に対し、売りさばく人身窃盗団であった。流石にサンレアも無知ではないので、暴れて逃げようとする。
だが本来の力を出せば人間をいとも簡単に殺せるほどの筋力を持っているのを知っているためか、ただ体を揺らす程度でもはやなすがされるままであった。だが、護衛として遠巻きで見ていたチルドレン・ホーネットが麻酔銃を使い二人の窃盗団を眠らせたのであった。
サンレア「はぁっ・・・・!はぁっ・・・!」
シュタッ!
チルドレン「大丈夫!?」
サンレア「だっ・・・大丈夫・・・・。お土産の絵も大丈夫だったから・・・。」
チルドレン「なるべく危ないところに行かないでよ・・・・。ここは同盟国じゃないんだから・・・。」
サンレア「ご・・・ごめんなさい・・・。」
そう注意されしょんぼりするサンレアであったが、祖父の土産が買えたのでそこまで苦ではなかったのだ・・・・。念のためチルドレン・ホーネットは証拠を隠滅するため麻酔銃の針を抜き取り、帰る二人であったのだ。だがこれを悪用されるとはだれしも思わなかっただろう・・・・・。彼女たちが去ってから20分後・・・・・。
「ん・・・・?あれ・・・?眠っていたのか・・・・。あっ!!!女はどこ行った!?」
「あ・・・兄貴ぃ・・どうかして・・・・なっ!いつの間に!逃げられたか!」
ようやく起きた二人であったが、目をつけた少女はいなくなっており怒りにくれるのであった。すると・・・・。黒いローブを身にまとった少年が二人の元に歩いてくる。
「へぇー・・・。なるほどね、ニホンの外交官の少女を連れ出そうとしたら、護衛にやられたっことか・・・。丁度いい。」
「何だこの餓鬼!」
「ですが兄貴!あの素肌と見た目を好きそうな女性貴族や軍人はいるので代わりにあの餓鬼にしましょう!!」
「そうだな・・・!何も収穫ないのは酒が上手くねぇ!!やっちまおうぜ!」
そう少年に襲い掛かるが・・・・。少年の手には魔法陣が浮かんでおり、そこからビーム状の鞭が飛び出る・・・。それを窃盗団の一人に向ける・・・すると腕と胴体がが勢いよく跳ねられる・・・。そしてもう一人の弟分の男の首をはねる。
「これでニホンが悪く見せれるな・・・。周囲の人物の記憶を改変したし。それにしても馬鹿だなぁ・・・証拠の針を残しておいておけば悪人を懲らしめたって証言で来たのに・・・・。」
そう去っていく少年であった。彼の目的は一体・・・?サンレア達はこの正当防衛が、後々関係悪化を推進させることには気づかなかったのである・・・。
ニコニコ静画で新しく公開されたコミカライズ版で、ルミエス王女登場しましたが、わりかし露出高かったっすね・・・・。書籍版でのあのトルコっぽい衣装はどこへ・・・。
それはさておき次回予告。
女性警視庁長官の女性が惨殺され、国内で不審なことが起きるアルタラス王国・・・・。一方ではありもしない周辺住民の証言により奴隷商人を切り捨てたと言われ、外務局に呼び出されるサンレアと、チルドレン・ホーネット・・・。
果たしてアルタラス王国の運命と、駐屯地と皇国の外交関係は如何に・・?
次回第五十三話「不穏・黒い野望」