問題児だらけの駐屯地が召喚されたようです(絶望)   作:CARUR

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設定をミスってしまったので、場所名を変更しました。まことにすみません


第五十五話「フェン王国騒乱」

フェン王国北東部 中央歴1641年4月20日11時50分

 

 

 アルタラス王国でゲリラ戦が起きている間、ここではアデムとパーパルディア皇国の大将の率いる部隊が、通信施設を破壊したのち、近隣の村で略奪と殺戮の限りを尽くしていたのだ・・・。

 

 

 

「まぁ・・・こんなものか。」

 

 

アデム「奴隷にするために、あえて殺さずにしておくのですか?男や老人だけ殺せばよいのと思うのですが・・・。」

 

 

「いや・・・。あるお方から極力殺さないように命令が出たのでな・・・。まぁあとは捕虜にして脅しながら敵兵の武器を奪う時に使えばいい。たしか貴官は亜人の母娘を凌辱したといたな。」

 

 

アデム「えぇ・・・。でももしかするとニホンの女性兵がいるかもしれませんな・・・!見た目はいいと聞いています・・・!最悪貴族に売り飛ばすとよいかもしれませんな!」

 

 

 

 ニヤニヤと邪悪な笑みを浮かべる彼である・・・。その話を聞いて興味を示す対象であった。そして彼らは、捕虜の話を聞き、王国内にある小さな駐屯地のある町に3時間かけ向かっていったのだ。そして武器を奪い、車両を窃盗・・・捕虜を集めたり、破壊工作などをして警察や軍の行動を飽和させて、比較的発展しているアマノキに向かっていったのだ・・・。

 

 

 

 

______________________________

 

ニシノミヤコ南部 午後13時05分

 

 

 

 ここでは駐屯地娘の宇治が飲食店のマネジメントを行っていたのだ・・・。指導を受けたフェン式寿司の板前であったの教習生が、自分で店を開き人気を博したためその二号店を作ろうとしていたのだ・・・。ここでフェン式寿司について解説しよう。これは日本との寿司と区別をするためにできた言葉で、正式名称はジュカサと呼ばれ、寿司と違い塩を使うことで菌の繁殖を抑え、なおかつワサビの代わりに梅を用いる寿司である。話を戻そう・・。2日前からロウリア合衆国からやって来た経営者育成の講師と混ざってはなしていたのである。

 

 

 

「近年では衛生環境が良くなっていて、小型の冷蔵庫が一般でも流通したり、合衆国の貴族層が自前で寄付をしたりして、持ち帰りや配達の業務もいいかもしれません。」

 

 

宇治「デリバリーサービスですか。それはいいかもしれません。お年寄りなどや町から離れた山間部でも楽しめますね。」

 

「それはいいですn・・・」

 

 

DOOOON!

 

 そう話していると爆発音が響き建物が揺れ始める・・・・。そしてその後に銃声と悲鳴が響き渡り、一瞬で空気が変わる・・・・。そのことに気付いた宇治は避難を促す・・・。そのほかの駐屯地娘も気づいていたのだ。

 

 

 

 

春日井「銃声!?それにロケットランチャーの音もするな・・・・。あたい達で防衛するよ!武器持ってこい!」

 

 

「作業を止めろ!そして近隣の陸軍基地に援護を要請しろ!!」

 

 

「反乱か!?だがそんな情報はなかった気g・・・・うわっ!!」

 

 

 BOM!BOM!  DADADA!!

 

 

「あれは・・・皇国兵か!?なんてこった!あいつら武器を鹵獲しやがった!01年式擲弾筒(強化版十年式擲弾筒)が鹵獲されたか!」

 

 

春日井「ともかく、一般人を避難させろ!!とりあえず装甲車でもいいから呼べ!!」

 

 

 

 そう慌てふためく施設科陸自隊員の元に擲弾が炸裂する・・・。運よくケガをしなかったが、マグマとの戦争でも無かったことに慌てていたのだ・・・。だがその中でも的確に指示を出す彼女・・・・。急なゲリラ攻撃が確認されたことにより、ことを重く見たフェン王国政府は国中に国民保護サイレンを鳴らし始め、フェン王国の全軍に出撃命令が出されたのだが・・・。

 

 

VOOOOOOOOOOON!!

 

「北東部が占領されかけているのか・・・。早めに周囲の町を治安維持をしておかなければ。だが戦車隊と警察の機動隊で大丈夫だろうか・・・。」

 

 

「航空隊もいるのです!怖気ついてはいけません!あなた様!」

 

「うむ・・・そうだな!妻のお前の言う通りだ!ミルファ!」

 

 

 ニシノミヤコの近隣都市カシノキのスブヨ基地から出撃した、M01中戦車と現場指揮官車(日産オースターJXタイプ)、警察の機動部隊の46年型隊員輸送車(九一式広軌牽引車)、一型護送車(トヨタ:タウンエースに網戸をつけた車両)が、連なる車列の先頭を走行している指揮官型零二式中戦車チイの姿があった。そしてその指揮官型のハッチ上部で会話してたのは、夫婦であろうか?怖気つく司令官の夫と副官の妻が話していた。護衛機にIL-10が10機とワイバーンが130騎が護衛についていたのだ。ここの部隊は比較てき問題なかったのだが・・・・。ほかの部隊ではいうと・・・。

 

 

 

「周囲には敵の様子は見られません。」

 

 

「油断するな・・・!ゲリラ戦が起きてもすぐさま対応にできるよう・・・避けろ!!!」

 

 

ドォォォン!!!

 

 

PAPAPAPPAPAPAPAPAN!!!

 

 

 

「戦車隊!前に出ろ!!ガハラ王国は何をしているんだ!救援が遅いぞ!」

 

 

「くっそ!一般人に爆弾をつけて突撃させている!よっしゃ!ボタンを持った敵兵を撃ったぞ!」

 

 

PASYUUUUUUUUUUUUUUUN!VOB!!!

 

 

 

 別のグループではゲリラ兵の攻撃により、後続の46年式が大破する・・・。戦車と他の装甲車は無事であったが、油断しなかったこともあり、問題なく応戦した・・・。あまりの救援の遅さに嘆く兵士と、爆弾をつけさせ突撃を指示させた皇国兵を撃破したことに喚声を上げた兵士もいた。だがそれもつかの間二発目のロケットランチャーが戦車の側面に炸裂する・・・。

 

 

「くそっ!車長がやられた!撤退する!」

 

 

「鹵獲防止で爆破処理をしておきます!」

 

「任せる!」

 

 

 側面に大量の複合装甲を張り合わせたため、ハッチにいた車長が破片により死亡した程度でとどまったのだが、履帯が外れたのと砲塔部分が歪んでしまいこの状況では修理も不可な為、爆破処理をして鹵獲を防止したのだ・・・。その後も乱戦が続き、中には持っていた刀を使い敵の首をはねていくものもいた。   そして何とかアマノキに付いた一行は、一般人や他国の観光客を護送車や装甲車に乗せていく・・・。乗せられない一般人に関しては警察官や武士団の馬やパトカーに乗せて避難していったのだ・・・。だがアマノキの外径部ではそれどころではなかったのである。

 

 

DODODDODO!

 

 

春日井「誘導をしろ!おい!警官が逃げるなよ!」

 

 

「俺は死にたくねぇ!!」

 

 

「逃げるな!誘導しろ!」

 

 

反町蘭「くっ・・・駐屯地の援護はまだですか!?」

 

 

「ダメだ!通信の反応が悪い!衛星通信で連絡を取る!」

 

 

 

 無線での通信でのつながりがあまり良くなかったため、衛星通信で連絡を取ることにした隊員・・。すると勢いよく突っ込んで来る物体があった。それは鹵獲された乗用車であり、窓から64式小銃を持った皇国軍兵士が発砲するが、狙撃銃を持ったフェン王国軍兵士によるタイヤを攻撃したため、パンクをした影響でホイールが地面に擦り合い、その音に耐え切れなくなった運転席側にいた皇国軍兵士は操作を誤り、近くの建物に突っ込んでいったのである・・・。一方の隊員たちはアマノキ内にある小規模駐屯地から武器を持ってきた補給科の隊員により、重機関銃やグレネードなどの口径の大きい銃などを持ってきたのだ・・・。

 王国軍もその様子を見て負けじと、戦車や装甲車が現れ戦車砲により鹵獲した対戦車砲や乗用車を撃破し、『救援にやって来た部隊が刀を使い皇国軍を斬りかかり、敵を討ち取った』というのが無線で流れると、家族を救うため銃から刀に変え突撃戦法を仕掛けたのだ。中には軽機銃を持ちながら発砲し、小銃先に刀を付けて銃剣突撃をする者もいた・・・。一見無謀に思える攻撃であるが・・・・。

 

 

「いぇああああああああああああああっ!!!」

 

 

「わがアスガル家の刀を受けて見よ!!!!!」

 

「わたくしの射撃を味合わせてあげますわ!!」

 

 

 

BABABABABBABABBAABBA

 

ウワアアアッ!!!ZASYUN!

 

 

「こっ・・・こんな奴らに・・・!」

 

 

「鉄竜を撃破する弾を持っていた奴がやられたぞ!弾を体に巻き付けていたのが誘爆して、周囲の兵士が死んだ・・・・。」

 

 

「くっ・・・意外と馬鹿にできないな・・・!とりあえず作戦通りここの都市の城をを選挙するぞ!」

 

 

 蛮族と思っていた敵兵の逆襲にあい、撤退し始めアマノキの城を占領をしようとする皇国兵たち・・・。一方の沿岸部ではというと・・・・。

 

 

 

「がら空きだな・・・・!まぁ・・・あらかじめ破壊工作部隊が入ったのもあるが・・。」

 

 

「ああ・・・。それに今は観光客に扮した、我が国の下級層民が必死に妨害している処だな・・・!ハハハハハッ!!」

 

 

 

 沿岸部には多くの帆船と木製の揚陸艦が並んでいたが・・・・。本来ならいくら近くても、風神の涙を用いても10時間以上はかかるが、PAPA同盟国から買った、小型ボートのエンジンを流用しそれを船舶につけて、時間を短縮したのだ・・・。そこから先行した皇国軍兵士が車に乗りピストン輸送で、近代的な銃器や車両の使い方を教えてもらい、竜母から発艦したワイバーンロード45機と合流をすると電撃戦を一気に行うのである・・・。一方海軍は何をしているのかというとガハラ神国にやってきた皇国人観光客によってボートで妨害され、ガハラ海軍の艦艇と一緒に動けずにいたのだ・・・。

 

 

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アマノキから南10㎞地点の上空  同時刻

 

 

 

BUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUNN・・・・・!

 

 

 

「脱出に成k・・・・うわぁぁっ!!!」

 

 

 

「なんてこった!焼き殺されたぞ!!!」

 

 

「なぜ対空ミサイルを持っているんだ!?チャフがいくつあっても足りな・・・・うぉっ!?」

 

 

 ここではワイバーンロードとの戦いが行われていた・・・。が元機体のファスタールではワイバーンロードの速力に勝てず、尚更武器が鹵獲されているため、いとも簡単に落とされていたのだ・・・。比較的飛行時間の長い航空士は何とか避けれたが、そのほかの航空士は間に合わず堕とされるのだ。

 

 

 

 

「本当にっ・・・!なんで来ないのよ!!ガハラ王国は皇国に遠慮しているの・・・!?」

 

『こちらガハラ神国海軍第3航空隊!皇国人によって妨害されたため中々艦艇が出れなかった!』

 

 

「やっとか!待たせやがって!」

 

「本当に・・・遅すぎるわよ!!」

「こちら王国空軍!相手は我が国の対空ミサイルを鹵獲している!!厳重に注意すべし!以上」

 

 

 女性の飛行士が苦虫をつぶしたかのような顔で、同盟国がやってこないことに腹を立てるが・・・。やっとのことで神国海軍所属の桃鈴が8機と水上機型P-81『F04Fシーシューター』の8機が現れたのだ。翼の上部につけた対空ミサイルがワイバーンロードの方に向かていき、跡形もなく消し飛ばしたのだ・・・。そして桃鈴が皇国軍の居る方向に向かい100㎏級の百番爆弾を投下していき、制空権と王国陸軍が攻撃しやすいように皇国軍歩兵をひるませようとしたのだ・・・。

 

 

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ニシノミヤコ中心部

 

 

 

 駐屯地と王国軍の兵士が何としても建物に敵兵が入らないようにするが、人間の盾を使い迫りこんできたのだから、止めるに止めれなかったのである・・・。そして首都の方から在笛駐屯地基地から10式戦車と99式戦車、自走榴弾砲3號が4体、異世界生まれのマグマ戦闘ヘリ6號キラーエッグが15体。駐屯地娘は駒門麗香、高知夜明、北熊本立花、今津と自衛隊員20人が96式装輪装甲車で先行し、援護として豊川かるら、出浦が向かっていったのだ。一方のアマノキにいた駐屯地娘は2方向から迫りくる皇国軍に押されつつあり、郡山未鈴と神町さくらと自衛官15人、フェン王国兵37人に一般人の避難を任せたのだ・・。

 

 

PAPAPAPAPAPAPAPAN!!!

 

春日井「弾がなくなって来たな・・・!あのバカ護衛用の銃弾もっと用意させろよ!」

 

「口径が違いますか?私たちの銃ですが弾はかなりあります!」

 

 

春日井「いや!口径は大丈夫だ!弾だけくれ!」

 

 

「わかりました!!」

 

 

 一応駐屯地の兵士は移動時には護身用の小銃と拳銃を持ちそれぞれの弾倉を5セット持てるようになっているが、施設課の兵士の場合はほとんどは作業の邪魔になると言う事で持ち込みを制限されており、両方合わせ2セット分の弾倉しかなかったのである・・・。だがグレネードランチャー(40発)、06式小銃てき弾(5個入りケース2箱)、ポイズアラゴ謹製のテーザー銃(低出力型対人用)と、暴徒用として催涙スプレー13個という、比較的無いよりましに見えるが相手は銃や車両などを鹵獲している・・・。近くにいた駐屯地娘の大久保は少し心配になったのである。だが彼女はこれから起きることは予想できなかったののだ・・・。

 

 

 

 

大久保「ワイバーンもやって来た!どうしましょう!」

 

 

「誰か対空ミサイルを持っているか!?」

 

 

「無誘導ロケットならあります!!」

 

 

宇治「確か46年式対空噴進砲でしたね・・・。それで結構です!!」

 

 

 

 ガハラ神国海軍の援軍が来たが、それでもワイバーンの数は多く、牽制としてビルなどの頑丈な建物に火を吐いていて、いつ地上に導力火炎弾が着弾するかもわからないほどであった。だがたまたま兵士の持っていた、強化型フリーガーファウストの46年式対空噴進砲を貰い、ワイバーンを撃墜しようとする宇治・・・・。

 一方のアマノキの基地では・・・。

 

 

 

PAPAPAPAPAPAPAN!DODODODODODO!!

 

相馬原「いい加減に!増援はまだか・・・・。」

 

 

「未鈴殿曰く、避難した市民までも帯刀した刀で攻撃しているような状態です・・・。」

 

 

群山『こちら未鈴!市民の避難を完了しました!輸送車を増員して引き続き誘導を行います!』

 

 

相馬原「こちら相馬原!よくやった!」

 

 

春日井「だがいつになったら戦車隊がやって来るんだ!?なかなか来ないじゃないか!」

 

 

 

 避難させた市民の一陣230人が安全な方に誘導が完了し、輸送車を増員して向かっていく報告を聞き褒める相馬原・・・。一方の春日井は戦車隊の到着が遅いことに腹を立てるのである・・。戦車隊の援護が遅い理由とは・・・・。

 

 

___________________

 

 

10式「榴弾を多めに持ってきたけどテクニカルに阻まれて進めない!!」

 

 

99式「一気に突っっこみなさい!!敵に情けを掛けている場合じゃないでしょ!」

 

 

 

BULUUUUUUUUUUUUUUUUU!!バキバキバキッ!!ズチュッ!!!

 

 

 

 こちらではテクニカルが戦車隊をかく乱するかのように、ふさいでいたのだ・。10式は躊躇い3台の乗用車に囲まれたが、99式はエンジンを勢いよくフカし、中の皇国兵ごとテクニカルを踏みつぶしていったのだ・・。だが兵士だけ乗っていてをひき殺すのならまだしも、それだけではなかった・・・。

 今度は三輪トラックに一般人を4人乗せた兵士が機銃を発砲しながら戦車隊に近づいてきたのだ・・・。だがそれを知らない99式戦車は連続でひき殺そうとするが、マグマ戦闘ヘリの戦闘ヘリ6號キラーエッグ

が発見しそれを報告したため、ひき殺さず微速で待ち構え三輪トラックをぶつけさせたのであった。皇国兵はスピードを落としたのだが、40㎞で衝突したのとシートベルトをつけていなかったが原因で窓ガラスに頭をぶつけ死んだのだ・・・・。荷台にいた一般人は衝突した際の振動で、かなりの重傷を負ったが大事には至らなかったのだ・・・。

 

 

 

99式戦車「まさか車両に捕虜を乗せていたのか・・・。なんていう戦法だ・・!」

 

 

10式「下手にひき逃げや追突はなるべく避けたいですね・・・。」

 

 

駒門「さぁ!お話はそこまで!早く助けに行くよ!!」

 

 

 

 フェン王国機動隊の武装救急車によって運ばれる一般人を見つめながら、皇国軍のやり方に嫌悪感を示し、次も使ってくることを予測していた二人であったが、話を駒門に遮られ進軍を開始したのだ。その後もヘリコプターの支援を受けながらシイノキの中心部に向かおうとしたのだ・・・。だがここである事件が起きる・・・。それは刑務所を襲撃した皇国軍が囚人を唆し自軍に加えたのである。そのことを知らないフェン王国軍と駐屯地の陸娘達はいち早く開放するため、中心部に移動していたのだ・・。

 

 

 

_____________________________

 

 

ニシノミヤコ中心部 シイノキ城

 

 

 この国では江戸時代相当の奉行相当の権力者が、市長や県知事相当の役職についているものが多く、天守閣を市役所として使っており、中には日本の岡崎城クラスの城を未だ我が家のように使っている権力者がいるほどである・・・。そしてこのシイノキ城もかなりの大きさを誇る城であったのだが、今や最後の砦の象徴となった・・・。

 内部は戦火を逃れようと入ってきた市民と、囲まれているのを気付かなかった王国兵、そして籠城して何とか凌ごうとする駐屯地娘の姿であった。

 

 

DODODODODODODODOD!!!

 

 

BASYUN!!BASYUN!

 

 

 

 

「撃て撃て!!何としても持ちこたえるのだ!」

 

 

「報告します!!第一の城壁が破られました!!相手魔法を乗せたトラックを用いて攻撃しています!早すぎて火砲では撃破できません!」

 

 

「なんてこった!仕方ない!民間人を城内に入れろ!!」

 

 

春日井「トーリ県知事!我が国に救援を申請しました!もう少しで来るはずでz・・・」

 

 

 

BOM!!!BOM!!

 

 

 場外には機銃や対空砲を鹵獲した皇国兵が城門を破壊し、軽トラックに魔砲を乗せたテクニカルが走りながら出鱈目に射撃しているため、中々火砲や対戦車ロケット弾の攻撃が当たらず、ほとんど避けているのだ・・・。そして部下と元代官のトーリが指示を行っているが、第一陣の壁・・・・市役所敷地内が突破され、武器や銃弾を奪った皇国兵が押し寄せてきたのだ・・・。

 第二陣はサービス所の近くであったため、かくまった民間人を天守閣内に入れたのである・・。そして第二陣では榴弾砲と重機関銃が、4門と14艇あり敵を寄せ付けないようにしたが弾薬も少なくなり、持ち運びの可能な重機関銃部隊は徐々に撃ち終えると、城内に移りそこからの狙撃に移ったのである。比較的数の多い榴弾を使い、C4爆弾を付けそれを春日井達施設課武器娘に投げさせ爆破させる作戦に移ったのだ。

 

 

BOM!!BOM!!

 

UWAAAAAAAAAAAA!

 

 

相馬原「うむ・・・。これで凌ぐしかないか・・・・。そろそろ援軍が来るか・・?あれは・・マグマ戦闘ヘリのありんこ野郎・・・・?」

 

 

PI!

 

 

『こちらキラーエッグ!10式戦車の率いる戦車隊が出撃したがゲリラ戦が酷く進めない!耐えてくれ!』

 

 

 それを聞いて瞳から光を失うほどの言葉であった・・・・。すでに自分の育てた兵士の過半数が捕まるか、殺されるなり凌辱されるなりされている状態である。そのうえせっかくの援軍はゲリラ戦が酷く来れないと聞かされ、無線の中継機として近くを飛行していたキラーエッグも撃墜されたのだ・・。

 

 

ZCU!!BOM!!

 

春日井「おい!タイミングが遅い!!地上で爆破させても意味ないぞ!!」

 

「すいません!!」

 

 

宇治「対空ミサイルを装備しているなんて・・・。これではヘリコプター部隊が・・・。」

 

 

 

相馬原「諦めてはだめだ・・・!あともう少し待つんだ・・・!」

 

朝霞「なるべく正確に頭を撃ちなさい!もし生きて帰れたら士官学校を卒業よ!」

 

 

 

 

 春日井の投げた榴弾の爆発が遅く、地面で炸裂した状態であったため大した数しか倒せず、怒りをあらわにする彼女・・・。囲まれている状態ではあったがまだ諦めず籠城を決め、援護を待つがここで周囲に笛の音と太鼓の音が鳴り響く・・・・。すると兵士たちが徐々に去っていき隊列を組みなおす・・・すると各位のある将軍が現れる。

 

 

「諸君らは包囲されている・・・。これ以上は国家間の交渉に使うためこれ以上の戦闘は避けたいのだが・・・。」

 

 

 

春日井「降伏だぁ・・・?急に何を言っていやがるんだ・・・・?」

 

 

 

「なら・・・この娘の命は容赦しないぞ・・・・。」

 

 

ドサッ・・・・。

 

群山「うっ・・・・。すいません」

 

駒門「申し訳ありません・・・・。戦車隊から逸れていた所を囲まれて・・・・。」

北熊本「くっ・・・」

 

 

 

 降伏を促される春日井達・・・当然拒否をするが、移動用の乗用車から縄を結ばれ乱雑に出されたのは、避難誘導を担当していた群山、そして戦車隊に追従していた駒門と北熊本、大久保、・・・そして戦争末期や戦後に入隊した自衛官10人と連行された一般人1095人がそこにいた・・・。

 

 

 

相馬原「人質か・・・!卑怯な!」

 

 

 

「もし・・・降伏を拒否すれば・・・どうなるかわかるかな?」

 

 

相馬原「くっ・・・・!わかった・・・降伏しよう・・。」

 

 

「なっ・・!?どうして!」

 

 

相馬原「ここで戦っても殺されたりするのがオチだ・・・。ただ相手は少なくとも国家の交渉で使うといっている。なにか計画通りに沿っている感じがした。ここで司令の外交センスを信じるしかない・・・。」

 

 

 

春日井「この状況では降伏をするしかないのか・・・。クソっ!」

 

 

 

 状況の悪さを考え降伏を受け入れる彼女・・・・。周りの駐屯地娘や王国兵は戸惑いを隠せなかったが、相手も戦闘を停止させる意思を示したため、受け入れたほうが被害は少なくなると思い実行したのである・・・。春日井も悔しさをにじませるが、仲間を守るためには抗するしかないと悟り、賛同したのであった。

 そして午後16時をもってこのエリアでの戦闘が終わり降伏に移ったのだ・・・・。この戦いでのフェン王国側被害は、死者87人、怪我人300人、拿捕された一般人540人(重傷者を除く軽症の捕虜も含む)捕虜240人となったのだ。一方皇国側は死者40人、怪我人60人、魔信が聞こえなかったのと逸れて王国軍に捕まった兵士500人。駐屯地側は、陸娘は相馬原、春日井、宇治、朝霞、郡山、駒門、今津、大久保の8人、隊員57人

 このことは丁度フェン王国上空を飛行していたスパイ・パトローラの報告と、フェン王国に駐在していた97式中戦車(AMTRS)の元に届き衛星通信で駐屯地に情報を届けたのだ・・・。果たして彼女たちの運命はいかに・・・。

 




突如起きたパーパルディア皇国による、フェン王国侵略・・・それと同時にアルタラス王国が侵略されたことを聞き慌てふためく駐屯地・・・。翌日に司令官自らフェン王国に赴く白良・・・・。そして第一外務局に呼び出された彼らに現れたのはエルトではなくレミールであった。果たして彼女の思惑とは・・・?



次回第五十六話「開戦!!!」
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