問題児だらけの駐屯地が召喚されたようです(絶望) 作:CARUR
パーパルディア皇国 海軍港 中央歴1641年6月3日 午前8時00分
「おらぁぁ!早く直せ!!時間がねぇんだよ!!」
アルタラス人は鞭で叩かれながらも必死になって船の修復作業を行っていた。彼の目の前にはボロボロになった戦列艦や竜母であった。彼らはつい最近までは駐屯地によって近代的な生活を行っていたものの今は奴隷としての生活を強いられていた。そして昼くらいになるとようやくアルタラス人は解放された。
だが、彼らは食事は腐りかかっている食べ物か人糞・・・。女性かつ容姿が比較的良い女性工員には性欲処理も課せられているためか、ややマシな食事ではあるがそれでも不味い物を食べさせられている。
そんな彼らは逃げないよう収容所に入れられ食事を行うのであった。一方連合軍はと言うと・・・。
VOOOOOOOONN・・・・・・。
「編隊長!時間です!」
「よぉぉし!我々は皇国軍に奇襲攻撃を行う!!偽電を敵にばらまけ!『我奇襲失敗セリ!トキ・トキ・トキ』だ!」
「はい!!」
攻撃機「天音」の編隊長と通信員が命令を伝達すると、偽電を打ち込む・・・。こうすることにより皇国軍を油断させようというのだ。そして一方の皇国軍はその通信を傍受したのにも関わらず、詳細を確認せずいつも通り過ごしていた。その慢心が後に悲劇を引き起こす。そして天音の編隊長の連絡により強襲揚陸艦の陸軍兵士用の休憩室にて待機していたルミエス王女とルミノの耳に入ったのであった。
ルミエス「・・・・やはり来ましたねこの時が・・・!」
ルミノ「えぇ、あの憎きパーパルディアめが・・・」
ルミエス「私達の手でこの世界に革命を起こさねばなりません」
ルミノ「そうですね。必ず復讐してやりましょう」
2人の顔つきが変わった瞬間だった。一方連合軍の航空隊と大規模な上陸を知らない皇国軍はのんきに旗を揚げていた。皇国兵が楽しそうにしているのを見たパイロット達は、機関砲掃射で彼らをなぎ倒す。 突然の攻撃に驚いた皇国兵は慌てふためく。だが、彼らは何が起きたのか理解できず混乱に陥る。そして移殖してきた皇国人は見慣れぬ航空機・・・A-03サーヴァント(ジェット化したA-2サヴェージ)を眺めていた。すると・・・・。
HYURUUUUUUU・・・・DOOOOON!!
「うわぁっ!なんだ!?敵襲だ!!」
A-03サーヴァントは皇国軍の基地にある燃料タンクにロケット弾を撃ち込み、燃料タンクに引火させるとそのまま滑走路に突っ込んでいく。そして燃え盛る炎の中を突き進み、爆撃していく。さらにもう一機のA-02アヴェンジャーが爆弾を落とし、ワイバーンロードの宿舎を破壊していく。それだけではなくマグマ攻撃機24號による対地攻撃も開始された。
ズドォン!バゴォーン!!
「な・・・何が起きているんだ・・・!ま・・・まさか!奴らが攻めてきたのか!?くそったれ!!」
皇国兵の指揮官は慌てて指示を出す。皇国兵たちは大急ぎで格納庫に向かい、ワイバーンオーバーロードに乗り込むと迎撃に向かう。しかし、相手はジェット機である。ワイバーン相手では勝てるはずがない。しかも燃料満載のため速度は速く、あっという間に撃墜されてしまう。
「クソッ!速いぞこいつら!」
「な、なんて速さなんだ!」
「くそぉ・・・」
次々と皇国兵の乗るワイバーンは撃墜されていく。一方の皇国海軍も無事では済まない。停泊中の戦列艦や竜母が次々と撃沈される。天音に向かって鹵獲した歩兵携行対空ミサイルを用いて撃墜しようとした兵士もいたが、全体的に木製の天音に対してはロックオンが出来ずにいたため、その隙に天音が放った機銃で撃ち落とされる。そしてついに市街地にも及んだ・・・。
ドガァーーン!ガララララッ・・・。
「な・・・なんだ!一体何が起きてるんだ!」
突如としてアルタラスの町に砲弾が降り注ぎ、皇国人が悲鳴を上げる。パーパルディア人にとって見たこともない兵器であり、恐怖の対象であった。アルタラスの町の上空には多数のP-02シールダーが現れ、パーパルディア人の目に映った。
「あぁ・・・あれは悪魔の使いじゃ・・・」
「我が皇国軍は何をやっているんだ!!早く敵を殺せ!!」
皇国人は叫ぶ。だが、その叫び声は空しく響くだけだった。そしてそうしている間にアルタラス社会主義共和国軍と王国解放軍の乗る揚陸艇と揚陸艦が海岸に上陸したのであった。
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アルタラス王国の浜辺 午前8時50分
「さて、我々の出番だ。準備はいいですか?王女の二人さん!」
ルミエス「問題ありません」
ルミノ「大丈夫です」
「よし、行くぞ!」
上陸用舟艇から陸軍の兵士たちが砂浜に降り立つ。そして彼らはアルタラス軍のいる要塞に向かいそこで、王女自ら籠城していたアルタラス軍を励ます・・・。
ルミエス「兵士の皆様・・・!私は帰ってきました!!そして私も兵として戦いたいと思います!!私と共に戦ってください!そして・・・!祖国を取り戻しましょう!!!」
ルミノ「私達の戦いはまだ終わっていないのです!」
すると兵士達は一斉に歓声を上げた。
「「うおおおぉぉぉぉ!!」」
「俺達の戦いはこれからだ!!」
「パーパルディア人をぶっ殺す!」
「絶対に許さないぞ!!」
「ルミエスさま万歳!!」
「ルミノさまばんざーい!」
こうしてルミエス王女は自ら武器を手に取り、戦場に立つのだった。一方その頃では連合軍による爆撃がまだ続いていた・・・。このころになると戦車を扱えるようになった皇国軍兵士もいたが、戦車は優先的にP-02Cの30㎜機関砲により撃破されていった。旅客機の撃墜された空港付近は対空砲が連合軍の爆撃機を迎え撃っていたが、高度一万を飛ぶマグマ爆撃機に対しては何も意味は成さなかった。
「何なんだあのバケモノは!!」
「速い!速すぎる!」
「ちくしょう!俺たちを舐めやがって・・・!」
皇国軍の兵士は次々と爆撃されていく。そして対空砲を破壊していくとA-01Cエボルによる機関銃掃射が行われる。その攻撃で皇国兵はバタバタと倒れていく。しかしそれでもまだ残っている兵士がいた。彼らはなんとか反撃しようとして、小銃を乱射するが、銃弾が当たらないどころか、逆にA-03サーヴァントに射殺される。そして、BTAブルーティカスが地上に爆弾を落とす。
ズドォン!ドガァーン!!!
「ぎゃああぁぁ!」
「助けてくれぇえぇ!」
ブルーティカスが投下したのはクラスター爆弾であり、小型の鉄球が無数に飛び散る。それによって皇国軍の陣地は地獄絵図となる。この攻撃で統治軍は全体的に混乱に陥っていた。海軍部隊は全滅し、沿岸部と内陸での防衛を担当する部隊に編成し治していたが・・・・。だがアルタラス社会主義共和国の進軍は止まらない・・・。彼らはソビエトマーチを元にしたアルタラス・マーチと呼ばれるアルタラス社会主義共和国を鼓舞する歌を歌いながら突き進む。
アルタラス・マーチ(歌詞)
(作詞:アネトーフ)
「(1番歌詞)さぁ行こうぜ! 我らの同志よ 共に歩もう 我等の故郷へ 見渡す限りの果樹園♪! 青い空の下 大地を踏みしめよう 我等が祖国の 美しい 素晴らしい 誇り高い 我が祖国 今こそ立ち上がれ さあ いざゆかん 愛すべき故郷に 全ての同胞たちよ ともに行こう 勝利の歌を 共に歌い 共に踊ろう!母なる海 父なる砂漠兄弟たちの住む家へと 帰ろう 友よ家族のもとへ 故郷の土を踏んで 喜びの声を上げよう 愛する者たちが 待っている 懐かしい風景が 広がるだろう ああ 我が祖国 アルタラス !!」
「(2番歌詞)我が共和国はルミエス王女の名の下に さあ 共に行こう 我が国の民よ 我が同志よ 共に歩むのだ 偉大なる指導者 ルミエス王女 我らの心に 熱い炎 燃やして いざ 進め さあ 共に行こう 我が祖国のために ♬!!さぁ いざゆかん!愛すべき家族の命と純潔を守るためにともに行こう勝利の歌を 共に歌い 共に踊ろう!母なる海 父なる砂漠 兄弟のいる家へと 帰ろう 友よ家族のもとへ 故郷へ 故郷へ 戻ろう 故郷へ 戻ろう 祖国の土を 踏みしめよう 喜ぼう 共に 勝利の声をあげよう!!」
そう歌いながらアルタラス軍は進軍を続ける。その歌声は波のように広がり、アルタラス人の心を掴む。アルタラス人にとって、ルミエス王女が帰ってきたという事実が心の支えとなった。そしてとうとうアルタラス人は皇国人に対して反逆し始める・・・。
アルタラス軍が同胞を救助すると早速武器を持たせ仲間に加え入れる。そしてルミエス王女自ら指揮を取り始める。彼女はアルタラス軍兵士から尊敬され、兵士たちは王女に付き従うようになるのであった。そしてついにアルタラス軍は大規模な革命を地下で潜伏したライアル大尉が確認すると・・・。
ライアル「皆の者!!!ルミエス王女のお帰りだ!!!ついにアルタラスは反逆を起こせる!!皇国人を追い出せ!!我々の手で自由を勝ち取るんだ!!」
「「うおおぉぉ!!!」」
こうして残存した旧アルタラス軍は一気に蜂起し、皇国軍を圧倒していく。その勢いに気付いた一般人も皇国人に対して反逆を行う・・・・。この戦いに導入された連射可能なクロスボウガンXBGー1と、アサルトライフルAT-1が皇国兵と皇国人に火を噴き始める!!
「良いか!!性犯罪だけはするな!!これは聖なる戦いだ!!アルタラスの戦士として戦うぞ!」
「「おおお!!」」
「敵は皇国軍だ!皆殺しにしてやれ!」
「「殺せ!殺せ!殺せ!」」
「死ね!皇国野郎!」
「この悪魔めが!」
「くたばれぇ!!」
こうしてアルタラス軍と皇国の戦いが始まる。皇国は今までの戦いで消耗しており、まともに戦える状態ではなかった。そして、アルタラス軍に降伏するものまで現れる。しかし、降伏したものは容赦なく処刑される。それはパーパルディア側の一般人も例外ではなく、捕らえられた者は処刑されていた。また、降伏した兵士は捕虜として捕らえられるのではなくその場で殺された。
「こいつ!!よくも俺の女房を!!」
「ガッ!!」
「おい・・・!やめろ!俺の妻に・・・ぐあっ!!」
「あんた・・・!!今まで私の娘に手を出しておいてよくそのことをいえるわねっ・・・!!!!」
「許さない!!私と殺された弟の屈辱を死で償え
!!このクソ野郎ッ!」
「いやああぁぁぁぁ!!!」
BANG!BANG!
このようにアルタラス人は怒り狂っており、捕まった皇国人はすぐに処刑された。そして女子供は一人も犯さず復讐のまま殺し始めたのであった。同様にロシア軍兵士や人民解放軍兵士も同様に、皇国人を殺していた。
「(3番目歌詞)さぁ行こうぜ! 我らの同志よ 共に歩もう 我等の故郷へ 見渡す限りの果樹園♪!青い空の下 大地を踏みしめよう 我等が祖国の 美しい 素晴らしい 誇り高い 我が祖国 今こそ立ち上がれ さあ いざゆかん!愛すべき故郷に 全ての同胞たちよ ともに行こう勝利の歌を!!我ら8.51インターナショナルで世界を真の平等にしよう!!我らが祖国の帝国主義の敵は滅ぼすのだ!さあ 共に行こう!祖国のために さあ 共に行こう!祖国のために さあ 共に行こう!祖国のために さあ 共に行こう!」
「く・・・狂ってやがる・・・!」
「くっ・・・!もはや逃げるしか!早く逃げないと殺されるぞ!!」
「助けてぇ!!」
ルミエス「許さない!!!裏切り者!!!」
KYUIIIINN・・・・・BUOOOOOOOOOOOOOOOO!!
「ぐあぁぁぁぁ熱いぃぃぃぃ!!!体が燃えるぅ・・・!!」
ルミエスは火炎放射器で裏切り行為を働いたアルタラス人浮浪者を射殺していく。彼女の眼光は国民を思う優しい目から、革命のために敵を憎む厳しい目に変わっていた。彼女の持つ火炎放射器・・・FG-1はROKS火炎放射器を元にして作られた火炎放射器であるが、元のROKSと違うのは魔法と科学技術を掛け合わせた構造であり、炎魔法を得意とするものが持てば火炎の威力は凄まじく、人体など一瞬で炭化させるほどだ。彼女はその性能を最大限に生かし、裏切り者を次々と焼き殺す。
ルミエス王女は燃え盛る死体の山を尻目に、革命を成功に導くため国民を鼓舞する。一方妹のルミノはと言うとAT-1に氷結魔法を付与し、次々に皇国軍の兵士を撃ち抜いていく。彼女もまた革命の成功のため、そして姉の手伝いをするために必死だった。
「うおぉ!!なんだあの武器は!?」
「う・・・撃て!!撃ちまくれ!!」
BABABABABABABA!!!
ルミノ「効かぬ・・・・効かないな!」
PAPAPAPAPAPAPANN!!
ZUTYAZUTYAZUTYA!!BIKIBIBIKI!!
「ぐぁぁぁっ!!なんだこれ!?凍っている!?」
「ぎゃああぁぁ!!」
「ひいいいぃぃ!!」
ルミエスとルミノの二人にやられる浮浪者アルタラス人・・・。その様子を見ていた皇国人は「まるで悪魔のようだ」という。そしてアルタラス人の二人は口々にこう言った。
「俺たちはこの国を救うために戦っているんだ!!侵略者に屈したりはしないぞ!!」
「そうだ!!お前たちはこの国を地獄に変えやがった!だからこそ俺たちは取り戻す・・!この国の未来を取り戻すために戦う!!」
彼らの言葉を聞いたパーパルディア人は恐怖した。彼らは正気ではないと思った。しかし、元をたどれば皇国人がアルタラス人に戦争を仕掛けてきたことが原因である。だが、そんなことは関係なかった。彼らにとってこの戦争は正義の戦いなのだ。
「「造反有理!!造反有理!!造反有理!!!!」」
「「yapaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!」」
ルミエス「BMP-01!砲撃支援を頼む!!」
『了解!目標指示を確認!』
「照準良し!発射準備完了!」
「撃てっ!!」
BASYUBASYUBASYUBASYU・・・・DODODODODODODDON!!
ルミエスの砲撃支援によりBM‐21を元にして作られた自走ロケット砲BM‐01タスが砲撃を行う。この兵器は180㎜ロケット弾に爆破魔法を付与し火薬との爆発力を増幅させたもので、着弾すれば大爆発を起こす。それを60連装と言う数である
「ぐあぁぁ!!熱いぃぃ!!体が焼けるぅ・・・!!」
「いたいよぉ!!おかあさぁん!!」
「死にたくない!!助けてくれぇ!!」
DADADADADA!!BASSTAAAAA!!
皇国人の住む住宅地にロケット弾が着弾すると、激しい爆音が鳴り響き、辺りは火の海となる。住民は慌てて逃げ出していく。だがアルタラス人とアルタラス軍人は許さなかった。逃げる皇国人に対してKa‐22を小型化し、プロペラ部分をジェット化させた垂直離陸攻撃機Pin-01アナナズと、ターボプロップ戦闘機Ahi-1ショコラートが襲いかかかる。アナナズの特徴としてはVTOL機能の他に、翼下に搭載している20ミリ機関砲と機首の12.7ミリ機銃による対地攻撃が可能であり、更に垂直離陸時の飛行時間も長い。
AHI-1は初代Su-9をターボプロップ機にしたものであり、整備性が良く航続距離が長い。そして翼内に12.7㎜機銃を4㎜・・・。そして大きさ10㎝しかないが強力な爆破魔法を付与したミサイル「ミニ・モスキート」を搭載している。
BOBOBOBOBON!!DOOONN!!
「いやっ乱暴しないで!!」
「このレミールと同等の屑女が!!お前は自分の夫を使い俺の妻を凌辱して楽しんでいた!!お前は絶対に許さない!!」
「わ・・・わかりましたわぁ・・・・!私の体を好きに・・・・・・ゲホァッ!!」
とあるアルタラス人の夫婦が復讐に燃えた顔で皇国人の夫妻の女性の腹部に蹴りをかましていた。けりを行っている彼の妻は強姦されていたために、自分が不利になり都合よく性的な奉仕をしようとする皇国人女性を犯さず、暴力を加えアルタラス人の妻も参加する・・・。これが皇国人の住む町でも行われていた・・・。
人々によっては、娘を凌辱され殺されたからと言う理由で皇国人の家庭の次女を全裸にしてその長男に無理やり姦通させたのち彼らが許しを請うとすると殺して埋める。逃げ惑う皇国人女性をアルタラス人娼婦たちが銃を持ち追い回した挙句撃ち殺し、生き残った容姿のいい皇国人女性は顔面を醜くはれ上がるほど殴られたり蹴られたりしたのち沿岸部に捨てられたのであった。アルタラス人にとっては皇国は敵なのだ。彼らの怒りは収まらない。
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アルタラス王国 首都ル・ブリアス 午後18時20分
ルミエス「我が国民よ!!いよいよパーパルディア皇国の統治機構の建物までやってきた!我々の目的はただ一つ!この国から皇国人を徹底的に排除することだ!!奴らは我が国の民を虐げてきた!!我々はそれを許すことはできない!!だからこそ我々の手でこの国の未来を取り戻すのだ!!さぁ行こう!!この国の未来を取り戻すために!!」
ルミエスの言葉はアルタラス全土に伝わり、人々は奮起する。彼らはこの国の未来を自分たちの手で取り戻すために武器を手に取った。
一方そのころ、統治機構ではシュサク率いる統治機構の職員たちが恐怖に震えていた。彼らは今までにない事態に直面している。それは、アルタラス王国が反乱を起こし、既に首都アルタラスが陥落し、アルタラス軍が侵攻してきたという情報が入ったからだ。
シュサク「そんなバカな・・・。アルタラス人が反乱を起こしただと!?」
「はい!間違いありません!すでに統治機構にした議事堂にまで攻め込まれています!奴らは皇国民を問答無用で殺戮しています!!」
シュサク「何てことだ・・・。これは悪夢か?」
「悪夢ではありません。現実です。」
「なぜこうなったんだ?我々が何をしたっていうんだ!」
「そんなのあんたら男が蛮族の女どもを犯して殺しまくったからでしょ!」
「なんだと!?そういうお前は少年と淫行した後で殺しただろう!!」
「うるさい!!」
職員たちは恐怖に支配されながらも互いに責任をなすりつけあい罵声を浴びせ合う。だが、彼らにはどうしようもなかった。なぜなら彼らは、武器を持っていなかったからである。そもそも弱者を痛めつけるのが趣味の連中だ。そんな奴らに武装して最後まで戦おうと考える人間がいるはずがない。
シュサク「くそっ!なんとしてもこの状況を打破せねば・・・。おい!奪った財宝を帰してやれ!!そしたら奴らは許すはz・・・・・・」
ルミエス『貴様たち統治機構職員に次ぐ!!死して償え!!」
「「「「「yapaaaa!!」」」」」
シュサクは奪った宝を帰して許しを乞おうとしたが、ルミエスの声を聴き慌てて窓から外を見るとそこには無数のアルタラス人たちがいた。
「こ・・・こんな馬鹿なことがあってたまるか!!我々は誇り高きパーパルディア人だぞ!!どうして蛮族などに殺されなければならない!!」
ルミエス『敵は黙っているだけね・・・・。自走ロケット砲!前進せよ!!敵を皆殺しにしろ!!』
ドガアァァァン!!!バゴオオォォォォン!!!
アルタラス軍の自走ロケット砲が火を吹き、砲弾が飛んでくる。着弾と同時に爆発し建物が破壊されていく。アルタラス軍はこの建物を完全に制圧するつもりのようだ。そして、自走ロケット砲の砲撃が終了すると一斉に兵士たちが迫りくる・・・。
「まずい!!何として・・・・」
KYUIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIINN!!
「ぎゃぁぁぁぁっ!!」
「たすけてくれぇぇっ!!!」
兵士の一人がアルタラス人の放つ火炎放射器の炎に焼かれる。だが、彼らの攻撃はまだ終わらなかった。今度はボウガンによる攻撃である。
ダラララッ!!タッタタッ!!
「ぐああぁっ!!」
「助けてくれぇ!!」
「やめろぉ!!」
銃弾が飛び交う中で逃げ惑う者、反撃を試みるものもいた。だが、アルタラス軍の一般人の持つXBG-1はクロスボウガンとは思えないほどの連射速度を誇る。また、アルタラス軍の魔導士による炎魔法を付与した矢も放たれており、抵抗を試みたものは一瞬で火だるまにされる。
ルミエス「進め!!アルタラス人の未来のために!!」
「Yes,Sire!!!」
アルタラス人にとって皇国人は憎むべき相手であり、その国を元の状態に戻そうとするのは当然の行為だった。彼らはこの国の未来を取り戻すために戦い続ける。たとえそれが残忍なものでも・・・・。そしてルミエス率いるアルタラス軍はシュサク達統治機構の職員のいる部屋に到着、ドアを蹴り破り突入する。
「なんだお前らh・・・」
BOSYU!!
「貴様はh・・・・!」
PIKIPIKIPIKI!!PRYAN!!
ルミエスとルミノは魔力を最大にして職員二人を消し炭と氷塊に変貌させる。その様子に怯えるシュサク達であったが彼女たちは容赦しない。
ルミエス「ようやく出会えた・・・。よくも・・・!私たちの国民に手を掛けたわね!?許さない・・・!」
ルミエスはシュサクを睨みつける。
シュサク「お・・・お前たちは!ルミエス・・・!ルミノ!生きていたのか!?」
そう驚く彼であったが彼はルミエスの部下に連れられ、アルタラス人の民衆の前につられる。
「こいつらがシュサクか?」
「そうだ。俺の母ちゃんを犯すだけじゃ飽き足らずに殺した最低な野郎どもだ!!」
「殺せ!殺せ!」
「そうだ!奴らは殺すべきだ!」「殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!」
シュサクたちは怒り狂った群衆に取り囲まれ、罵倒されながら殺される運命にあった。
シュサク「ま・・・待ってくれ!俺が悪かった!!助けて・・・!」
シュサクは命乞いをするが、そんなことは聞き入れられるはずもない。
ルミエス「黙れ!今までアルタラス人の少女を犯すだけ犯しておいてお前は殺した!!お前は死して償え!!!」
ルミエスは怒鳴りつけ、そのまま彼の首を斬り落とした。アルタラス人は悪の根源を断ち、自分たちの平和を取り戻したのだ。そして残った死体には火炎放射器が向けられた。
「燃やしてしまえ!アルタラス人の苦しみを思い知らせるんだ!!」
「そうだ!俺たちの怒りをぶつけろ!!」
「殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!」
「死ねぇぇ!!」
「ひぃっ・・・!」
「助けてくれ・・・!!」
アルタラス人たちによって次々と焼かれていく職員たち。
ルミエス「もう終わりだ!アルタラス人の恨みは晴れた!!皆の者!勝利を祝い歌え!!パーパルディアを滅んだ!!我らが祖国を取り戻せ!!復讐は果たされた!!自由万歳!!独立万歳!!」
「「「我々は自由だ!!アルタラス社会主義共和国万歳!!ルミエス同志万歳!!」」
ルミエスは大声で叫ぶとそれに呼応するようにアルタラス人たちは歓声を上げる。こうしてパーパルディア人による統治が終わり、元のアルタラス人の時代が戻ったのであった。
次回予告
自国のアルタラス島を奪還した新生アルタラス社会主義共和国・・・。その一方とうとうパンドーラ社会主義共和国はクーズ王国の革命を支援するため陸軍と空軍を進軍させる・・・。
次回、第七十一話「黒いアマゾネス」