問題児だらけの駐屯地が召喚されたようです(絶望) 作:CARUR
パーパルディア皇国 皇都エスシラント
ここでは駐屯地率いる連合軍とパーパルディア皇国の裁判の判決内容が決まり、被疑者に判決が言い渡される。被告人は連合軍からは白良和影、春日井樹、李・原州その他兵士。皇国からはレミールとオーゼラリア・マートランド中佐と、海軍の竜騎士であるメテオラ・アリン少尉・・・。レミールの部下のベイスの判決内容も合わせて、その判決内容が読み上げられる。
サンニアー「・・・まずは連合軍の白良司令官から判決を言い渡します。白良和影・・・・あなたには永久軍属刑を宣告します。賠償金は日本円として40億円を支払い、司令官職を破棄し、政策提言の職に就くように。」
白良「了解した・・・。」
レミール「なっ!死刑ではないのか!?ずるいぞ!」
白良の罪状に文句を浮かべるレミール・・・。だがレミールの判決内容は言い渡される番ではない為、口出しはできない。
サンニアー「続いて、春日井樹・・・永久軍属刑と賠償金は日本円にて30億円の支払いを命じます。李・原州には永続軍属刑及び階級を育成教官に降格します。また、それぞれに5か月の自宅謹慎を命じます。一部の兵士に関してはそれぞれ永続軍属刑と5億3000万円の支払いを命じます。」
白良や樹達はかなりの非戦闘員の殺害を指示したりしたため、それなりの罰が与えられた。そして最後は皇国側に移る・・・。
サンニアー「レミール・エスシラント・・・。あなたは懲役50年及び皇族から降格し平民へ格下げです。それと全財産を没収、賠償金は皇国人も合わせて12億パソ(日本円にして80億円)を支払うように命じまs・・・」
レミール「ふざけるなぁぁ!!私は皇女だぞ!!」
サンニアーの言葉の途中で突然大声を上げるレミール。その言葉を聞いたサンニアーはすぐに制止する。
サンニアー「静かになさい!ここは裁判所ですよ!黙らなければあなたの罪を重くしますよ?」
レミール「黙れこの売女め!私を誰だと思っt・・・」
ドカァッ!!!
レミールがサンニアーに暴言を吐こうとした瞬間、後ろにいたメテオラが思いっきりレミールの頭を殴りつけた。その様子は東京裁判で東条英機の頭を叩いた大川周明の姿を彷彿とさせるような光景だった。
レミール「痛いな貴様!何すr・・・」
バシッ!!!
メテオラ「うるせえんだよてめぇ!人の話も聞けないとか犬にも勝るクソアマだなお前!」
レミール「きさm・・・」
ガツゥン!!!
今度は隣にいたベイスがレミールの胸を靭帯が切れそうなくらい無理やりつかみ、引っ張っり始める。
ムニィィ!ムギュゥ!
ベイス「あー?今何か言ったかなぁ?聞こえないんだけどぉ?」
レミール「ひぃっ!」
トウガ「・・・もういい、やめなさい!!これ以上するなら裁判官にもっと重罪にするように進言しますよ!!メテオラさん!ベイスさん!貴方もレミールと同じですよ!!裁判中は静かにしていなさい!」
あまりの惨状に判事であるトウガが止めに入り、なんとか場を収めたのであった・・・。そして裁判長のサンニアーが兵士二人の判決内容を言い渡す。
サンニアー「オーゼラリア・マートランド・・・・。貴方は永続軍属刑と貴族の身分をはく奪及び追放、賠償金は5億パソ(日本円で9億円)です。メテオラ・アリン・・・あなたは一介の海軍兵士なので重い刑罰はこれと言ってありませんが、民間人を少なからず狙って攻撃したりしたので、懲役10年とします。罰金は1億パソ。そして懲役を終えたら空軍に異動してもらいます。ベイス・モローについては成人になった際に賠償金の支払いを命じます。しばらくは超能力の研究に協力していただきます。」
そして最後にそれぞれ連合軍・・・駐屯地とパーパルディア皇国に国家としての賠償金がそれぞれ駐屯地は、50京円(連合軍側の国民の遺族への慰霊金も含む)。パーパルディア皇国は日本円にして2兆4000億円を支払うように命じられたのだった。パーパルディアに関しては領土の一部を独立した国に割譲したのだ。それでもすべては割譲できなかったのだが、若干は削られたことにより皇国人は悲しんだ。
その後、白良達駐屯地サイドの兵士はは護送車により、自宅謹慎の者は駐屯地の自室に、永続軍属刑の者はそれぞれ収容施設に送られた。皇国サイドの人物はそれぞれ刑務所や自宅に送られる。こうして、長い戦争は終わった。だが、この戦争の本当の終わりはパーパルディア皇国がいかに復興するかであった。
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駐屯地 地下会議室
白良が帰ってくるまでの間、日米英露そのほかいろんな国の大佐、指揮官クラスの人物が次の司令官を誰にするかを決めるために集まっていた。今回の戦争で戦死した者もいれば、負傷によって療養中の者もいる。そんな中、会議は始まっていた。
「まずは俺は雷子を司令官に任命にするべきだと思う。彼女は優秀だし、白良よりかは戦略は良い。政治に関しては裁判の結果白良が政策提言の役職に就くから問題はない。」
「いや・・・ここは副指令の冬川を推すべきだ!年功序列で考えれば彼が妥当だ!落ちつきがあり前線での活躍もまだ期待できる。」
「何を言っている・・・。冬川さん本人も年だ・・・。初老の副指令に重責を負わせるべきではない。」
「では誰が適任なのだ!?言ってみろ!!」
「・・・それはわからないが、やはり鯖江だろう・・・。女性の司令官ってだけでも諸外国に女性の社会進出を印象づけられるし、何よりも女性特有の勘というものがある。それに彼女には参謀としての才能がある。彼女の意見を参考にすれば軍事作戦も円滑に進むはずだ。」
「確かに・・・。しかしなぁ・・・」
そして翌日候補に挙がった人物に司令官になってみないかと頼んでみた物の・・・・。
「何!?誰も拒否だと!?雷子は!?」
「あくまで陸娘代表として活躍させてくれと・・・。」
「冬川は・・・?」
「老人を労われだってさ・・・。」
「鯖江はどうだ?彼女も拒否か・・・」
「彼女はもう司令官になる気は無いと言っている。」
「クソッ!あとの候補に挙がる人物は・・・?ん?そういえばあいつはどこにいる?」
「ああ・・・宮川なら拒否ったよ。なんでも俺の仕事じゃねぇってさ・・・。」
最終的に白良に頼むことになったのであった・・・。白良は「まだその時ではない・・・。まずは仲間を弔う時間が必要だ・・・。」と言い、葬式の後に正式に着任すると言った。そして彼は皇国との戦争と同様に雷禰を臨時司令官として指定したのであった。一週間後雷禰はパーパルディアに赴き世界中に向け統治内容を公表する。内容はパーパルディアの統治体制の改革、軍の解体と再編成、奴隷制度の廃止、科学技術の発展など主に平和的な内容を上位文明圏やPAPA締結国のマスメディアの前で話したのであった。
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6日後 駐屯地の演習場
フェン王国での戦闘で皇国兵に拷問され、死んだ駐屯地娘や兵士の遺体の入った棺桶を燃やしているのを白良と北軍リクヤ・・・。その他100名の兵士がその様子を眺めていたのだ。
白良「・・・本当にこれでよかったのか。」
リクヤ「さぁな・・・。でも中にはお前に殺してもらったことで楽になった駐屯地娘もいるかもしれない・・・・・。」
白良「・・・お前は死んだ北熊本の体と自分の体を掛け合わせてたらしいが。」
リクヤ「一応すべては掛け合わせれなかった・・・。あの燃やしている棺桶の中に立花の予備の服と体の一部を火葬するようにした」
白良「そうか・・・・。」
2人はそう会話する・・・。その燃えている棺桶はしばらくすると炎で、耐久度が低くなったのと焼けた死体が水分がなくなり起き上がるかのように、委縮するとしばらくして熱に強いマグマ歩兵が、焼けた死体の火の通りを良くするため棒で突きながら、良く骨になるよう形を整えていったのだった・・・。しばらくすると火を弱めると遺骨と遺灰が露出した。白良達はそれを骨壺に入れていく。そして基地内にある桜の木の元に遺骨を埋めようとするのだが・・・。
リクヤ「・・・・・この木の下に埋めるのか。」
白良「ああ・・・。」
そう言うと彼らは木の根元に遺灰や遺骨を埋めようとする・・・。だがその時リクヤがある行動をし始める・・・。北熊本立花の遺灰を眺めじっと眺めていた・・・。リクヤは健軍サクヤだったころの記憶を思い出しながら立花との思い出を振り返っていた。
『姉さん!!また無茶な戦いをして!!』
『姉さん・・・。お米ほっぺに付いてますよ』
『あーもう!姉さんはいつもそうなんだから!』
そう思いながらも、涙を流すリクヤ・・・。しばらくすると立花の遺灰を舐め、小さな遺骨を口に噛み砕いたのであった。その様子に他の兵士は穴を掘るのをやめたのである。すると骨壺のふたを閉め、白良に話す・・・。
リクヤ「立花を木や微生物の餌にしたくない・・・・!」
白良「・・・散骨をやめるのか・・・?」
リクヤ「‥‥‥白良。遺灰を礼装用のブローチの宝石部分に加工しないか・・?それを身に着けて諸外国の式典で見せれば、立花はいつまでも俺たちと一緒にいられると思う・・・。」
白良「・・・仲間の元で輝き続ける・・・・。死してなおも・・・。」
そう話す彼女の言葉を聞き全員に散骨をやめさせ、人工宝石にして礼服に着けるブローチを作ることにしたのであった。その後桜を模したブローチが完成すると、全員が礼服か制服に着けるのであった。
次回予告
終戦を迎え復興をする皇国。永世中立を貫くフェン王国。PTSDとなった兵士の対処に追われる駐屯地。
次回第八十五話「戦後」