IS-蒼き鬼神ー リメイク版   作:種電

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IS学園入試試験問題。
次の漢字の読み方を答えなさい、【凹凸】。

神楽坂 幸の答え。
おうとつ

教師のコメント
正解です。

セシリア・オルコットの答え。
でこぼこ

教師のコメント。
おしいです、でこぼこは【凸凹】です。
答えはおうとつになります。

織斑一夏の答え。
テトリス

教師のコメント。
テトリス面白いですよね、不正解です。

篠ノ之箒の答え。
すけべ椅子とペ○スバンド

教師のコメント。
あなたは何を書いてるんですか?

更識簪の答え。
陥没○首と突起○首

教師のコメント。
先生、生まれ初めて貴女みたいな答えをみました。


第十五話 第一章開幕

ーーー東京湾。

そこは日本の首都東京にある湾であり、他の都道府県に比べ、小さな東京にとっては大事な場所であった。

だが、時代の流れにより、東京湾の殆どが埋立地になり、昔ほどの面積を持たずにいた。

 

その理由は広がり過ぎた埋立地である、その埋立地の一つに世界唯一のISパイロット育成専門の学校“IS学園“があった。IS学園の敷地面積は広く、現に東京湾の面積の約三分の一以上はIS学園の敷地であった。

IS学園は他の埋立地と違い、東京と陸続きで繋がっておらず、埋め立てによって出来た島の上にあった。

IS学園のアクセスは、東京とIS学園を繋ぐモノレールか船かヘリなどによる空路のみであった。何故、島の上に作り、東京とは陸続きにしなかったのかというと簡単に言えば、機密保持のためだ。

陸続きにしてしまえば、IS学園の侵入は簡単だからだ、他にも理由はあるがそれは後ほど。

 

ーーーちなみにだが、IS学園の近くには、ある自衛隊の部隊の基地があるらしい。だが、場所が場所で、そこは別名左遷部隊、無能部隊、金食い虫、ちくわ大明神、ペンペン草も生えなくする部隊、東京の鬼瓦、役立たずなどなどと不名誉な言われ、その基地のライフラインがいつ潰れてもおかしくない中華料理店の出前のみの自衛隊基地があるとかないとかの噂があり、またその基地というか東京全体にゲームのRPGのダンジョンのように無駄に広大に広がる地下排水溝があり、その排水溝はIS学園に繋がっているとかないとかの都市伝説がある。

 

IS学園が埋立地にある理由は機密保持以外にはもう一つの理由が“バビロンプロジェクト“である。

バビロンプロジェクトとは八十年代に考えられたプロジェクトで簡単に言えば、日本全土を巨大な防波堤で囲むという、途方もないプロジェクトである。だが、しかし近年進む温暖化による海面上昇や地震の際に起きる巨大津波などに対する手段でもあり、万が一に諸外国が日本に攻めてきたときの防衛策でもあった。

もちろん、批判はされたが日本政府はそれを無視し、現在日本全土の約80%までの可動式の巨大防波堤が完成し、九州、沖縄、四国、北海道はすでに防波堤による囲みが終わっている。IS学園には専用の防波堤があり、防波堤というより防壁と言った方が良いような作りである。

日本全土を囲む防波堤は名前の通りに対津波や海面上昇を想定して作られているが、IS学園のは対弾や対爆などといった対策がされている防波堤である、最早防波堤ではなくただの防壁である。

 

 

 

そんな東京湾に浮かぶ埋め立ての孤島にあるIS学園は今日が入学式であり、始業式であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーIS学園。

東京ドーム数十個分の敷地面積を持ち、世界中の最新技術が集うこの学園は当たり前だが女子学校である。

ISのパイロットを育成を専門とする学園なので、学園内にいる人間の約九割が女性であり、その大半はIS学園に通う生徒である。IS学園の教員のほとんども女性であり、男性教員は少なく、またその全員が高齢者である。というよりも、若い教員や中年の教員などでは問題を起こす可能性があるとして、男性は高齢の教員のみを雇用している。

教員以外の男性は、用務員か警備員だけであるため、その数は少なく、合わせても三十人未満であり、警備員も毎日いるというわけではない。

何故なら、IS学園の女性教員は全員、元代表や代表候補といった腕利きが多いので警備員はそこまで必要がない。だが、念のために警備員は雇用されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなIS学園は今日が入学式であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桜の花舞い散る中、IS学園の講堂では入学式が行われ、そこには新一年生とその保護者達と学校関係者、IS学園の生徒会メンバーがいた。

入学式は他の校とは変わりなく、学園長の無駄に長い話や学年主任の挨拶やIS学園の生徒会会長の挨拶、新一年生の女子首席の代表挨拶などなどとありきたりな入学式を行った。

そうした入学式が終わり、新一年生達は割り振られた自分達の教室に向かい、全員割り振られた自分の席に座る。

もちろん、座っている生徒のほとんどが女子である……そんな九割女子が座る教室の中にただ一人ただ一人だけ、男子生徒が座っていた。

 

(い、居心地わりぃ)

 

彼の名は織斑一夏。

 

(帰りたい)

 

世界で二番目のISに乗れる男性であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、世界初の男は。

 

「織斑先生」

 

「なんだ?」

 

「なんで、新入生の俺がこき使われてんですか?」

 

「貴様は新入生より数ヶ月も先にここに来てるからだ」

 

「意味わからん」

 

こき使われていた。

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