ようやくセイバーが目を覚ましたというのにシンはいったいどこにいるんだ…?
遠坂の話を聞く限りだとシンは今でもセイバーに魔力を供給し続けているらしい。
そのためシンへの負担がとんでもない状態になっているらしく、
戦闘することはもちろん動くこともままならない状態らしい。
遠坂は現界出来ていること自体が不思議と言っていた。
シン…無事でいてくれるといいんだけど…。
ちなみに俺は今何をしているかというと…。
「だーかーらー!魔術を使って人助けをするのはやめろって何度も言っているだろ!?」
「なんでさ!」
慎二と魔術の使い方に関して口論していた。
慎二が住むようになってから三日が経つけど既にこの口論は日常となっていた。
この口論も何度目になるだろうか?
とりあえず記憶の範囲内だともう20回以上はしている。
慎二は魔術こそ使えないが魔術に関する知識は遠坂に匹敵する。
だから俺の魔術が他の魔術師とは違うということも理解しているのだろう。
だが、誰が何と言おうと俺はこの魔術の使い方を改める気はない。
この力は誰かの為に使うって決めているのだから。
ピンポーン
「………この話はまた今度な」
「はっ!何度言おうと僕は意見を変えるつもりはないからね!」
チャイムが鳴った。
どうやら誰かが家に来たようだ。
とりあえず慎二との口論を止めて玄関に向かう。
藤ねぇは仕事だから誰が来たのだろうか?
俺は何の警戒も無く玄関の戸を開けると…
「すまない。今戻った」
「はじめましてかな?シロウ」
「………なんでさ」
知らない女性をお姫様だっこしているシンと雪の妖精の様な女の子が立っていた。
シンが無事で帰って来たのはいいけどまったく知らない女の子がいるんだ?
とりあえずこれだけは言いたい。
なんでさ!?
第7話「終戦と【根源】と…」
◆ Side 慎二
冬木市 衛宮邸 居間 聖杯戦争五日目
「まさか御三家が一堂に会することになるなんてね…」
僕との口論をしていた衛宮が戻ってくると衛宮の後ろに居たのは三日前から居なかった遠坂のサーヴァントと
アインツベルンのマスターであるイリヤスフィール・アインツベルンとそのサーヴァントであるバーサーカー、
アインツベルンのサーヴァントであるバーサーカーを見た時、正直今からでも逃げ出したくなった。
おそらくこいつはここにいる戦力でも抑えられるかわからないほどの大物だ。
成り行きとはいえ衛宮達と同盟を結んでおいて正解だったな…。
「で、アーチャー。なんでこんな危険人物を連れて帰って来たのかしら?」
遠坂の額には青筋が浮かんでいる。
まあ三日もマスターの許から離れておいていざ帰って来たと思ったら
見慣れない女をつれこんでしかもこんなバケモノを従えている敵を連れて帰ってきたら起こるのは当然だね。
僕でも助走をつけてグーパンで殴る自信がある。
よく見たらライダーとセイバーも青筋を浮かべている。
ぶっちゃけバーサーカーも怖いけどアインツベルンのマスターの隣で正座をしている姿がシュールなせいでバーサーカーへの恐怖なんか消えうせた。
ぶっちゃけ桜以外の女性陣の方が怖い。
桜と衛宮は大量の冷や汗を掻いている。
僕もそうだろう。
あ、遠坂のサーヴァントが口を開いた。
「彼女を連れてきた理由は彼女も聖杯の異常を察知しているからだ」
「「「「聖杯の異常?」」」」
聖杯の異常?
このサーヴァントは何を言っている?
そんな世迷言信じられるわけがない。
すぐにでもこの話を終わらせたいと思ったけれど遠坂だけ真剣な表情をしていた。
「そういえばあの外道神父が死んだあと位に聖杯の万能の願望機としての機能が
汚染されているって言ったわよね?
アインツベルンを連れてきたのはそれと関係があるってこと?」
「そうだ」
「説明…してもらおうかしら?」
「わかった。少し長くなる…」
三十分後…
「…ということだ」
「この世の全ての悪【アンリ・マユ】…」
「まさか私よりも早く気が付いている人がいるなんて思わなかったわ」
この世の全ての悪【アンリ・マユ】…。
そんなバケモノが召喚されていたらとんでもないバケモノを召喚されたら聖杯は難なく汚染されるだろう。
だけどいきなりアンリ・マユが召喚されたせいで聖杯汚染されているとか言われても納得できる証拠がない。
…いや、でもちょっと待てよ?
確か昔読んだ聖杯戦争の記録が正しければ第四次聖杯戦争以前の聖杯戦争には
こっちのライダーの様な反英雄が召喚されたという記録が無かった。
それに前の聖杯戦争の最後に起こったあの大火災の原因が聖杯の汚染だとしたら…?
「う…」
「ようやく目を覚ましたようだな」
「確か私は…」
どうして聖杯が汚染されたのかと原因を考えていたら遠坂のサーヴァントが連れてきた女が目を覚ました。
これでも多少は武道に通じているからある程度相手の力量を図ることが出来る。
この女はおそらくサーヴァントに匹敵する強さを持っている。
…僕は生きて帰ることが出来るだろうか。
「な、ここは!?ランサーは!?」
「落ち着け。今から順序だって説明する」
「貴方は…サーヴァントですね?まさか私をランサーに対する人質にしようとでも考えているのですか?舐められたものですね。この程度の脅威など…」
あ、ヤバイ。
この女状況の変化に処理が追いつかなくて暴走状態になっている。
というかこの女ランサーのマスターだったのかよ!?
しかも殺る気満々だ。僕達のことを敵と認識しているのだろう。
ああ、終わったな。僕等…。
「いいから落ち着けと言っているだろ!」
スパーンッ!!
「あたっ!?」
思わず今までの走馬灯が見えていたけど遠坂のサーヴァントがどこから取り出したかわからないハリセンで女の頭を張り倒して鎮圧した。
凄い音が聞こえたけどどうやら女は正気に戻ったらしい。
あのまま暴れられたら僕等は死んでいた。
まあ、ハリセンで鎮圧する姿は凄くシュールだったけど。
「っと、話が途切れてしまっていたけど私がこの屋敷に来た理由はあることを伝えるためよ」
「伝えること…?」
思わぬイレギュラーで脱線したけど僕達はアインツベルンのマスターがここに来た理由を聞いていない。
襲撃するのならさっさとバーサーカーに命じて暴れさせればいい。
だけどそうしなかったということは何らかの理由があるのだろう。
おそらく遠坂のサーヴァントが言った聖杯の異常と関係しているのだろうけれどね。
「遠坂家のサーヴァントが言った通り聖杯は汚染されているのはわかったよね?」
「ええ」
「だから私は御三家の一人として聖杯戦争の終了を宣言しに来たのよ」
「聖杯はキャスター主導で解体する」
…デスヨネー。
ぶっちゃけ聖杯が使い物にならないとなれば聖杯戦争をする理由がないからね。
聖杯が手に入らないのは癪だけどその代償で自分達が死んでしまうのだったら元も子もない。
桜はお爺様に言われて無理矢理参加、衛宮の奴は半ば事故という形で参加、
遠坂も聖杯を手に入れると言うよりも遠坂家の代表として勝つために参加、僕自身も聖杯なんかに興味はない。
少なくとも僕達が聖杯戦争を続ける理由はない。
というか遠坂のサーヴァントはキャスター陣営と接触していたのかよ…。
この場に居るランサーのマスター以外のマスターは聖杯戦争を終わらせることに賛成している。
だけど、問題はサーヴァントだ…。
「そんな…それじゃあ私は何のためにこの聖杯戦争に参加したのですか…!!」
ああ、やっぱり反発する奴がいるよね…。
本来聖杯戦争に召喚されるサーヴァントは聖杯を手に入れるために参加している。
なのにいきなり中止だと言われて納得できるわけがないよな…。
そして、よりにもよって最優のサーヴァントが聖杯戦争を止めることに反発している…。
はあ…いったいどう止めるんだ…?
「大聖杯の解体まで三日の猶予がある。それまでの間に答えを出してくれ」
「とりあえず今日は解散にしよう。イリヤとバゼットさんが寝る部屋も用意しておくよ」
「…ありがとうございます」
「ありがとう。シロウ」
まあ、とりあえずこの場は収まった。
だけど三日か…。
あと三日が過ぎれば二百年続いた冬木の聖杯戦争が幕を閉じる。
当面の問題はお爺様をどうやって抑えるか…だな。
そのことも含めて衛宮達と相談する必要があるね。
はあ…柄じゃないけどもう少し頑張るか…。
◆ Side 凛
冬木市 衛宮邸 凛の部屋 聖杯戦争終了まであと二十六時間
「まさか聖杯戦争がこんな形で終結するなんてね…」
ベッドに寝転がりながら私はあと少しで終わる聖杯戦争のことを考えていた。
というかシンの奴三日も私から離れて何をしていたかと思ったらキャスター陣営と接触していたのね。
…できるれば相談してほしかったけど。
とはいっても、ぶっちゃけ私は聖杯を使って何かをするつもりは全くない。
ただ、そこに戦いがあるのなら勝って終わろうと思っただけ。
自分の望みは自分で叶えるものなのだから聖杯なんて必要ない。
まあ、時計塔に行く時のステータスになるくらいね。
でも、聖杯戦争が終わるということはシンと別れなくちゃいけない。
シンは強力なサーヴァントであると同時に遠坂家の悲願である第二魔法に辿りつくヒントを持っている。
シンの記憶を見たことは一度も無かったし…。
第二魔法と【根源】のヒントだけでも手に入れておきたい。
そうすれば遠坂家の悲願が叶うかもしれないからね。
「マスター。茶を持って来た」
「ありがとう」
そうね、どうせ聖杯戦争が終わってしまって令呪がなくなるのなら試してみましょうか。
二画の令呪を使えば否が応でも通用するでしょ。
さ、思ったが吉日。さっそく試してみましょう。
「シン。令呪を以て命ずるわ。今すぐ私に第二魔法を見せなさい」
これで令呪は残り一画になった…。
さあ、令呪は通用するかしら…?
まあ、もし一画だけで足りないならもう一画使うつもりだけどね。
流石のシンでも二画の令呪で命令されたら従わざるを得ないでしょうね。
「………わかった。ただし凛一人だけで参加するのは許さない。せめて士郎達を連れてくるんだ」
どうやら一発で承諾してくれたようだ。
ただ、私だけの参加は認められないらしい。
…まあ、衛宮達も一緒にという条件付きだったけど。
それでも承諾してくれたのは大きい。
見るのと見ないのでは凄く差があるからね。
とっと集めましょうか。
◆ Side 士郎
冬木市 衛宮邸 土蔵 聖杯戦争終了まであと二十五時間
「で、俺達を呼んだんだな」
「そういうこと」
なんか遠坂に呼び出されたと思ったら土蔵の中に連れられてきた。
俺以外にも半信半疑な表情をしている慎二達も土蔵の中で立っていた。
なんで呼ばれた理由はわからないけど俺の家に居るセイバー以外のメンバー全員が集まっている。
遠坂の奴…何をする気なんだ?
「これでいいでしょう?アーチャー」
「…ああ。ただし言っておくことがある」
言っておくべきこと?
なにかとんでもないことに巻き込まれた気がする。
…聖杯戦争という存在自体とんでもない出来事の気がするけど。
それにしても一体何を始めるつもりなんだ?
遠坂の奴も真剣な表情をしているし…。
「絶対に今の自分を見失うな。でないと…戻ってこれなくなる」
「………わかった」
「…いくぞ」
自分を見失うな…?
シンがそう言うと懐からナイフを取り出した。
いや、あれはただのナイフじゃない。
あのナイフにはとんでもない神秘が宿っている。
そしてシンがそのナイフを縦に振った瞬間、俺達の周囲の風景が一変した。
―?????―
「う…」
周囲の変化に目が慣れると俺達の周囲がどんな感じになっているのかわかってきた。
俺達の周囲は真っ暗だ。
でも、俺達の周囲にある“なにか”が俺達を照らしている。
この光の形は…0と1?
それに俺達の周囲には何かがある。
そして、目が完全に慣れると周囲にある“なにか”の姿が俺達の眼に映った。
「え…うそ…」
「なんだよ…これは…」
「これは…現実なのですか…?」
「ああ…やっぱりそうだったのね」
何か筒状の箱が大量に並んでいる…。
その箱が不気味な光を発している。
ここにある箱のどれもが中に“なにか”が入っている。
目を凝らして中身を見るとその中には…“俺達”が一糸纏っていない姿でそれぞれの箱の中に収められていた。
「シ、シン…ここって…」
遠坂が虚ろな目でシンを見ている。
目の前に移っている光景がウソだと言ってほしいと訴えている。
だけど…この光景は幻でもなければ夢でもない。現実だ…。
どんなに否定しようとしても目の前にある現実を覆すことができない。
「ここは過去の最果て…世界が始まった場所…魔術師が目指す【根源】と呼ばれる場所だ」
俺の身体がこの場所がどんな場所なのか理解している。
ここは世界が始まった場所…つまり、魔術師たちが目指す【根源】と呼ばれる場所だ。
そして、この筒状の箱に収められている俺達は今の俺達の元になった人物。
つまり俺達の原典【オリジナル】に当たる人物だ。
「うそよ…うそよ…!!!」
「凛!!」
遠坂もそれを理解してしまったのだろう。
泣き喚きながら首を振り、目の前の現実から逃げようとする。
だけどこのままでは遠坂が…凛がここにある“オリジナル“に引き込まれてしまう。
俺は深く考える間もなく凛を引き留めるために凛を抱きしめた。
「凛は俺と一緒にここにいる!だから…行くな!凛!!」
「しろう…?」
「俺が一緒に居るから…安心してくれ…凛」
「うん…」
凛から感じる温もりは俺達がここに居ると証明してくれている。
そして、俺は俺が思っていることを凛に向けて叫んだ。
凛は俺と一緒にいる。
だから【原典】に引き込まれるなと叫んだ。
俺が抱きしめている凛も俺に身体を預けてくれている…。
空間がまた歪む…。
冬木市 衛宮邸 土蔵 聖杯戦争終了まであと二十五時間
「…マスターの我儘につきあわせてすまなかった。今日はもう解散しよう」
気がつくと俺達は家の土蔵の中に戻っていた。
自分達の身に起こった出来事に理解が追いつかなくてぐったりしていると
シンはどこか悲しげな表情で俺達に謝ると凛を背負って土蔵から出ていった。
凛の令呪が一画減っていたということは凛がシンに令呪で何かを命じたんだろう。
ともかく今日は凛のところに顔を出してもう寝よう…。
特に何かをしていたわけじゃないけど疲れた…。
◆ Side セイバー
冬木市 冬木市中央公園 聖杯戦争終了まであと十八時間
「はあ…」
アインツベルンのマスター…イリヤスフィールが聖杯戦争の終了を宣言した時…
私は頭の中が真っ白になり、その後に強烈な憎悪が私の心を焦がしました…。
第四次聖杯戦争が始まる前のイリヤスフィールは無垢な子供でした。
ですが、私の前に再び現れたイリヤスフィールはあの時と同じ姿であの時…私に言った。
“聖杯戦争はもう終わりだ”と…。
私は…私の祖国を救うために私とは違う誰かが選定の剣を抜くことを願うために聖杯戦争に挑んだ…。
だというのにこの仕打ちはなんだ…?
あれだけ散々苦しい思いをしたのに“また”あと一歩で手に入る直前でその機会を奪われた…。
もし、同じ境遇の者がいなかったら私は発狂していたでしょう…。
それだけ私は聖杯を求めている…。
この苦しみを理解してくれる人を私は知っている。
「…ああ、これがシンの味わった苦しみなのですね」
アーチャーのサーヴァントとして現界したシン・アスカ…。
彼の過去は今の私とよく似ている…。
第四次聖杯戦争で誇りも信念も砕かれ…。
最後の望みであった聖杯も奪われた…。
彼なら今の私の苦しみを理解してくれるはず。
ですが、そのシンも今はリンやバゼットに構いっきりで会うことができない…。
リンは彼のマスターだからまだ納得できます。
しかし、バゼットは会って間もないというのにいつの間にかシンと仲良くなっていました…。
シンが別の女性と一緒に居ることを思うと胸が苦しくなる…。
これが…嫉妬…?
円卓の騎士達もこのような感情が渦巻いていたのでしょうか…?
ああ…この気持ちが理解できていないのなら人の心がわからないと言われても仕方がありません…。
でも、今私はこの気持ちを抑えることができません。
そんなときでした。
私と同じ声をした誰かの声が私の頭に直接響いたのは…。
イメージBGM:Fate/Zeroより この世の全ての悪 Zizz version
『必ずしも彼らが真実を言っているとは限らない。それならば…聖杯を奪ってしまえばいい』
「っ!?誰だ!!?」
『あの女達が気に入らないのなら殺せばいい。今は聖杯戦争中だ。
マスターを殺すのは当然だろう?』
「だけど…だけど…それでは…!!」
その声が私の頭に響いた瞬間、私は周囲を見回しましたが誰もいませんでした。
私の頭に響くこの声は不愉快な声で私にかまわず私へ語りかけてくる…。
例え汚染されていたとしても聖杯を使って望みを叶えれば良いと…。
シンと一緒に居るリンやバゼットを殺してしまえばいいと…。
そんなことは許されるものではない。
だから私はこの声の提案を拒絶した…。
だけど…私はこの声の提案がとても魅力的に感じてしまう…。
『そうか…では、貴様はまた全てを失うな。“あの時のように”』
「ひっ!?」
この声が最後に私へ言った言葉は…この声が出す誘惑に屈してしまった。
“また全てを失う”
守るべき祖国も仲間達も失って…。
私の想いを否定されて…。
最初に出来た守りたい人は殺されて…。
好敵手が味方の謀略によって無残な最期で死に、私の誇りを粉々に砕かれて…。
嘗ての盟友をこの手で斬ってしまって…。
望みであった聖杯もこの手で破壊させられて…。
その果てに再び見つけることが出来た大切な人なのに…。
ソレヲ失ッテシマウ?
イヤダ…イヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダ!!!!!
モウコレイジョウワタシノタイセツナモノヲウバワナイデ!!!!!!
『ならば何をすればいいのか…わかるな…?』
「聖杯を…奪う…そして私の願いを叶える」
欲シイモノハ全テ奪エバイイ…。
私ノ邪魔ヲスル者ハ全テ斬リ殺セバイイ…。
マスタートサーヴァントナンテ関係ナイ…。
モウ、騎士道ナンカ関係ナイ…。
アア、身体ガ軽イ…トテモ充実シタ気持チダ…。
ソウ。タダ、私ガ望ムママニ…。
どうも明日香です。
今回で聖杯戦争は終わりを迎えることになりました。
さて、この物語も残すはあと二話。
何者かによって若干黒化されたセイバーをアーチャーは止めることができるのか?
次回はほぼアーチャーオンリーの視点になります。
それではノシ