エボルドライバーを持った元社畜が学園で無双するだけ   作:なぐなろく

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主人公の名前が分からない


05

〜風紀委員会視点〜

異常な爆発音を詰所で聞き、風紀委員達は音の方向へ走る。その途中で目の前から朧アオイが走っているのを見つけ、

 

「アオイさん!」

 

と叫び、アオイを迎える。アオイはこちらに気づくとさらにスピードを上げ、こちらの前に到着すると、叫んだ。

 

「お姉ちゃんを助けて!怪物が…怪物が!」

「落ち着いて。どう言った状況か説明してください。」

 

そう言いながら水筒を手渡し、アオイが落ち着くのを待つ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「つまりは悪漢が怪物に変身し、その力で朧部隊に攻撃し始めたと。」

 

街中を全速力で駆けながら、詰所の責任者であるサクラが尋ねる。

 

「うん、そのはずなんだけど…」

 

その言い回しに違和感を持った委員のひとりが聞く。

 

「はず?何か引っかかるところでもありますか?」

「うん。音が全くしないんだよ。戦闘音とか、化け物の声とか、周りの人達の声とか。お姉ちゃんは手負いだから、あの怪物を倒す手段はまず無いと思う。もし倒したとしても少なからず街の人達が私たちを見て何かを言うと思う。だけどその両方ともない…」

「まずは行ってみましょう。この突き当たりを左に曲がれば状況が分かるでしょう。」

 

そう言い、隊員達は左折し、立ち止まる。そこには化け物の残骸と、謎の男に詰め寄る朧アカネの姿があった。

 

〜謎の男(主人公)視点〜

よし。初変身にしては上手く決まったな。見栄を張って返信したはいいものの、何をすればいいんだ?ライダーが変身後にするのは…口上か。

「仮面ライダーエボルだ。お前にどんな恨みがあるかは知らないが、殺す。」

 

「オ、オマエ、オマエ!オレノチカラ、ドコニヤッタ!カエセ!」

「お前の力を奪い取った覚えはない。お前自身が萎縮しているんじゃないのか?」

「フザケルナ!ユルサナイゾ!」

 

そう言って化け物が殴りかかってくる。

「お前に許さないって言われてもなぁ」

 

そのパンチを軽く躱すと、怪物の鳩尾にストレートを叩き込む。

「それはこっちも同じ気分なんでな」

 

エボルドライバーのハンドルを回す。

「マテ!ナンダソノチカラハ!」

「お前を倒すという意志だよ。お前の罪を数えろ!」

 

 

Ready? Go!

Evoltech Finish!

chao

「ガァァァァァァァァァァァァア、、、ァ、、、、ァ」

 

 

 

「ふう。一件落着と。」

 

そんなことをつぶやいてこの後どうしようか考えていると右腕をつかまれた。

 

「未確認の龍装を確認。確保します。」

「は...?え?」

「その力、何者なんですか?あの魔物は低く見積もってもクラス3はあります。そんな魔物を軽々と倒した。そんな力を持っているのはこの国に数えられる程度しかいません。もう一度聞きます。何者ですか?」

「何者って言われてもなぁ。そういえばあの怪物の災害ランクは4だったぞ。」

「やはりそうでしたか...いやそうではなくて」

「何者かと言われても、自分でもわからん。この世界の常識にも疎いし。」

「そうですか。では連行します。仲間も来ましたし。」

 

周りを見ると王国紋章の制服を着た一団が周りを固めていた。

 

「お姉ちゃん大丈夫!龍装は?」

「大丈夫。事情は後で説明するから、今はこの人の任意同行を。」

「わかった。じゃあ行くよ悪人さん。どんなことをしでかしたかは知らないけど、絶対更生させるからね!」

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