平凡な能力しかない傭兵のおはなし   作:神代リナ

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人類人権団体「僕はね、正義の味方になりたかったんだ」
ちなみに説明を忘れたのでここでしますね。紫電改は旧日本軍の戦闘機です。
あと、ターボプロップエンジンはプロペラを回すためのエンジンの種類の1つ。


人類人権団体殲滅戦

さて、紫電改で人類人権団体の基地上空まで来たわけだが

敵には気付かれてないっぽい。

装甲車が数台格納されてる施設にとりあえず250kg爆弾を1つ落とした。

はい、撃破しました。この爆撃で敵さんはようやくこちらの存在に気づいたらしい。

「敵機来襲!対空射撃開始!」

あー、機銃撃ち始めましたな。まぁ今は大体高度5000mぐらいにいるから当たらないんだけど。弾薬もったいないなぁ。

さらに敵の対空ミサイルも見つけたので250kg爆弾を2つほど落とした。誘爆して派手に燃えてるね。これで敵のミサイルは封じた。後は敵弾薬庫に最後の250kg爆弾を落とす。

「汚ねぇ花火だぜ」

これでコイツらはもう補給は出来ない。

後は下に降りて機銃掃射でもしますかね。

ただ、高度を下げたせいで敵の対空機銃の射程圏内に入ってしまうが…ま、仕方ないね。上手く交わして行くとしよう。

まずは敵の機銃を避けつつ、敵の迫撃砲部隊に機銃掃射をする。バタバタ敵兵が倒れていく。

「これで砲撃は封じたな…後は敵司令部にちょっかいを出しに行くか…」

敵司令部に機銃掃射をする。おー、お偉いさん達が慌ててるねぇ。

「こちらUMP45、突撃準備が整った。いつでも行ける」

よし、そろそろ大丈夫そうだな。あと、敵の歩兵が少しいるだけだから人形達でも処理できるだろう。

「突撃せよ」

404小隊達が敵基地に侵入したのを確認したので、さっさと敵の対空機銃部隊を排除して、敵の歩兵に機銃掃射して援護するか。

敵機銃部隊に機銃掃射をしていたら…

「チッ、燃料タンクに被弾か…しかも火がついた」

運の悪いことに被弾した。これは長く持たないな。

「こちらサンダー、機体が発火していますが…大丈夫ですか?」

「今から脱出するから問題無い…多分」

そう言って俺はコックピットから脱出して、ダイナミック着地☆してから顔を上げると…

「アッドーモ」

敵兵の目の前だった。

「…お前、馬鹿じゃねぇの」

と敵兵が言って俺にAK74の銃口を向ける。

はぁ…短い人生だったな。

「お前ら…俺は先に…あの世に逝くよ」

「「「えっ?」」」

突然のことに一部の人形は驚いていた。

まぁ、今までのやり取りは冗談だ。簡単に死ぬ気は無いがな。

俺は相手にCQCを仕掛けてAK74を奪い取る。相手が慢心してなかったら俺は今頃死んでただろうな。

「しまった!」

敵兵がそう叫んだ。

俺は相手にAK74を向けて

「お前の敗因は…慢心したことだ」

トリガーを引く。相手は蜂の巣になり、倒れた。

「きついジョークですね、ジーク指揮官」

サンダーが少しキレ気味に言う。

「いや、すまないすまない。あーでも言わないと慢心してくれないと思って」

「…本当に心配したんですからね。今度からはやめて下さい」

「分かった…今から俺も404小隊に合流する。ジュディ、援護を頼む」

「了解しました」

俺はホルスターからP226を引き抜くと近くの敵兵に向けて発砲、俺の死角の敵はジュディのドラグノフの餌食となった。

その後404小隊と合流したんだが

「遅いじゃ無い、ジーク指揮官」

UMP45は言う。すでに敵司令部は制圧されていた。敵兵も殲滅されていた。

「遅れて悪かった、これで依頼は終了だ。帰るぞ」

「「「了解」」」

この後、俺たちは無人ヘリで帰投。翌日に依頼人から報酬金を貰い、この依頼は終了した。




ジーク君は全ての能力は平均だから遠距離戦も近距離戦もいけるんですよね…意外と強いかもしれない。

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