近未来アウトサイダー妄想小説   作:黒村白夜

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お久しぶりです。黒村です。


近未来アウトサイダーのイベントも近くなってきたので盛り上げる(先に出しておかないと辛いものがあるという理由もあり)ために、こんな妄想小説を書きました。


先に申し上げておきますと、今回の作品はあくまで黒村の妄想であり、価値観を押し付けるようなものではありません。

人には人の近未来アウトサイダーについての妄想があり、黒村自身近未来アウトサイダーが世界観的に響いてしまいこんな妄想小説を書き上げてしまったほどです(就活中にも関わらず!)
なので、「へ~この人こんな妄想していたのか」程度の軽い気持ちで見てくだされば嬉しいです。(内容は軽くはありませんが)

また今回の話は、近未来アウトサイダーの世界観についての話であり、読むのが面倒くさいという方は、あとがきにて三行でまとめましたので、それを読んでくださればと思います。


では、少しの間、お付き合い下さいませ。


(この物語はフィクションであり、実在の人物、国、団体など、現実のものとは関係ありません)



エピローグ

 2XXX年、世界の各国は第三次世界大戦を引き起こし、人類滅亡への着実な第一歩へと踏み出した。

 

 戦争の原因は多く存在した。

 

 人口の爆発的な増加、それに伴って引き起こる資源不足や食糧不足、同時に起こる国内での反乱や紛争などなどである。

 

 それでも、本来ならば他の国々と協力して複雑化した問題を解決できたはずだった。

 事実、大戦が引き起こるまではそのようにしていた。過去に大規模な戦争が起きたことで学んだ反省を胸に、理性を以て世界平和の道から踏み外してしまわないように、各国が協力し合っていた。

 

 しかし、たった一つ。

 たった一つの国が暗黙の了解のように各国に行き渡っていた“掟”を破壊した。

 

 最初は、自国の利益を得るために、ありとあらゆる物に対して大幅な関税をかけた。

 

 次に、国民の職を奪う他の国からの移住者に対して国外追放を命令した。時には軍隊を仕掛けた。

 

 次に、無駄な出費であるとして海外の紛争地域に派遣していた軍を撤退させた。

 

 

 

 “我々は自国の利益を優先しているだけだ。それのどこが悪い”

 

 

 

 その国の目的は、どこまでいっても“自国の利益“だった。

 他の国への協力などへったくれもない、只々自国の利益のみを優先するのみ。他の国など知ったことかと言わんばかりの強欲。

 その愚直なまでの強欲さは、次第に他の国に負担としてのしかかり、ウイルスのように徐々に、着実に蝕んでいった。

 

 そんな日々が続いたある日。別のある国が独立を始めた。自国の利益を優先するために。

 

 その次にはまた別の国が、その次にはまた別の国が、という風に世界の各国が次々と独立を始めていく。

 

 平和のために纏まっていたはずの国々は、いつしか各々が自国の利益を優先するようになった。

 

 各国が自国の利益を得るために行動し始めた結果、起きたのは国同士の争いだった。

 

 当然だった。全ては自国の利益の為に、貴重な資源を自分のものとする為に、他の国など邪魔でしかないのだから。

 互いが過去の平和への協定など忘れてしまって、奪い合い、占領し合い、争い合い、殺し合い続ける。どちらかが先に倒れるまで、延々と。

 

 

 血で血を洗う醜い争いが世界中で巻き起こり、行き着いた先は国そのものの消滅だった。

 自国の利益を得る為に。その為だけに戦闘機を送り、ミサイルを投下し、軍隊を派遣し、そして強大な殲滅力を誇る兵器までも使用してしまう。自国の利益を脅かす外敵を滅ぼすために使用した武器は、自らの国すらも滅ぼしてしまう諸刃の剣であった。

 

 通常ならば世界の抑止力として使用されずに終わるべきもの。

 それを放ってしまったがゆえに、人は誤った道からさらに誤ってしまった。もう戻れぬ一方通行の道へと。

 

 

 

 そうしてできたのが、全てが砂にまみれた世界。

 

 

 緑あふれた自然など何処を探しても存在しない、死んだ地球。

 

 人のエゴが究極まで突き進んだ、なれの果ての終着点。

 

 だが、そんな世界になろうとも、人は生きた。国家が死んで、土地が死んで、自然が死んで、星が死んでも、人は生き抜いた。

 

 

 これは、そんな地獄を生き抜いた人間たちの、更なる争いの物語。

 

 

 

 





三行で分かる世界観
・国同士が争いを始めた!!
・人類絶滅!?
・ちょっと生きていた!!でもまだ争うよ!!

以上。
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