インフィニット・デモン・ストラトス (I・D・S)   作:フラッシュファントム

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アプデで追加された探査オーダーの概要と紹介を兼ねて投稿しました。


EXオーダー8:探査オーダーⅠ

  イーグルが帰還してから数年後、オービタルから緊急指令が通達された。解放旅団のメンバー達がブリーフィングルームに集結して通達されたオーダーを遂行する。

 

「イーグル、到着しました」

 

 彼がオービタルのブリーフィングルームに到着すると准将が中央に佇んでいた。どうやら一夏が最後に到着したようだ。

 

「よく来てくれた。早速だがオーダーの説明をする」

 

 准将はそう言って新設された紫色に光るモニターの前に立って説明を始める。

 

「最近、イモータルが潜伏していると思われる地下施設が発見された。全解放旅団に探査のオーダーを発令している。君の力も貸して欲しいが頼めるか」

 

 准将は一夏にそう尋ねると彼は快くオーダーを引き受けた。

 

「分かりました。イーグル、このオーダーを受領します。

1つ確認したいことがあります。僚機は連れていけますか」

 

「他の傭兵達は地下施設の探査に出向いている。無論、私の傭兵達も調査に出ているから連れていけない」

 

 一夏は仲間を連れていけない事を確認、少し考えて口を開く。

 

「分かりました。私一人で探査に行きます」

 

「すまない、頼む」

 

 こうして一夏は准将の指示により単独で探査に乗り込むことになった。彼に待ち構えている未知の存在は何なのか……。彼は例の地下施設の入り口に到着、通信回線を開いた。

 

「こちらイーグル、地下施設に到着した。オーダーを開始する」

 

『了解しました。地下施設の大まかな構造は確認できますが詳細は不明です。気をつけてください』

 

 一夏はフォーに現地到着を報告してオーダーを開始。部屋数は17でそれほど広い訳ではない。入口の付近に回復カプセルが設置されているものの今は用が無いので先に進んだ。

 

「敵の反応を確認。入口から様子を見る」

 

 彼はレーダーに敵の反応を見つけて入口付近で大まかな状況を調べた。それによると幾つかの砲台と飛行型イモータルを発見、幸いにも敵は気付いていない。奇襲攻撃のチャンスだ。

 

「敵を殲滅する」

 

 一夏は突撃銃の引き金を引き、近くの砲台に弾丸を浴びせて破壊。飛行型のイモータル『ガードスケイル』はそれに気付いて彼に攻撃を仕掛ける。

 一夏はそれに動揺せず近づくガードスケイルをレーザー銃で黙々と撃ち落とした。こいつは実弾攻撃に高い耐性を持っているがレーザー攻撃と近接攻撃に弱いのでそれらの攻撃をすれば簡単に破壊できる。攻撃は横に移動して回避しながら反撃を繰り返してあっという間に敵を全滅させた。

 

「敵を全て排除した。先に進む」

 

 一夏は敵を全滅させて開いた右の扉に入った。通路を抜けた先に複数の回復カプセルが設置されているが目立った損傷が無いので左側の通路へ進んだ。

 

「何だ……この部屋は?」

 

 通路の先にある部屋は不気味な黄緑色の光が部屋を照らしていた。砲台が幾つかあるものの入口付近で破壊できる配置だったので一夏は入口から攻撃して敵を撃墜した。

 

「敵を排除した。これより探査を行う」

 

 敵を全滅させた彼は部屋の内部に突入すると機体に異常が発生した。この部屋は特殊な毒の成分で満たされており一定時間滞在すると機体がアシッド状態に陥ってしまう。

 この状態になると機体の耐久値と防御力が低下してしまう。彼は急いでこの部屋からブーストで脱出、短時間だったので耐久値の減少は低かった。

 

「危なかった……」

 

 イーグルは息を吐きながら呟いて先を急ぐ。次の部屋はレーザー砲台が16個設置されていた。一夏の存在に気付いた砲台は照準を定めてレーザーを放った。

 

「マズイ!?」

 

 彼は咄嗟に通路の脇を遮蔽壁代わりとして攻撃を防いだ。レーザーのダメージは低くても一斉かつ長時間照射されたら一溜まりもない。

 照射が終わった瞬間、一夏はミラージュを展開して2方向から砲台の破壊を始める。先行させた分身が囮になっている隙をついた彼は砲台の死角から突撃銃の弾丸を叩き込んだ。分身もまたミサイルや弾丸を発射して砲台に攻撃する。

 

「破壊した。次に行く」

 

 イーグルは分身と共に砲台を破壊、分身を消して次の部屋に入った。そこはオレンジ色の光が灯っており強烈な熱を発している。

 

「ブーストができないだと!?」

 

 一夏はそれに戸惑うも分身を呼び出して二手に別れて部屋の敵を殲滅する。この部屋にいるのは砲台とガードスケイルだったので容易に破壊した。

 敵を全滅すると閉ざされていた扉が開いた。イーグルは扉の先に進んだ。次の部屋は数本の柱の上に砲台が設置されていた。砲台は敵の侵入に気付くと砲撃をするが一夏はブーストで弾丸を回避する。

 

「一気にけりをつける」

 

 彼はミラージュを発動、分身を生成して攻撃を開始。瞬く間に砲台を破壊する。分身が囮兼味方機としての役割を果たしているので効率良く排除できる。砲台を全壊すると扉が開いた。

 この先は行き止まりだが部屋は他の所よりも明るいようで奥に無人機のアーセナル『ストライ』が待ち構えている。

 

「ターゲットはここにいたか。イーグル、目標を排除する」

 

 イーグルは部屋に入った瞬間、ランペイジハンマーのミサイルを放った。ストライは弾速が遅いミサイルを左に動いて回避するも遅い故に追尾性能が高く、逃げ切れずに被弾。

 爆発と同時に炎上状態にする黄土色の煙を展開、ストライはあっという間にスタミナ切れに陥りブーストできなくなった。彼はチャンスと見てミラージュを発動して追撃をする。

 

「一気に決める!」

 

 イーグルはRWの突撃銃を近接武器のアメノムラクモに持ち替えて斬りかかる。分身はその間もミサイルや突撃銃の銃撃で足止めをしながらダメージを蓄積させていく。

 

「これで終わりだ!」

 

 一夏は横薙ぎに太刀を振るとストライの胸部と腰を繋ぐ関節部を両断、機体がその場に崩れ落ちた。彼はストライの残骸から武器を回収して帰還した。

 オービタルに戻った一夏は一連の出来事を准将に報告した。すると准将から意外な返答がきた。

 

「うむ……他の傭兵達の報告に類似例が無い。この地下施設は何かありそうだ」

 

「ジョニーさん達の報告書を見た所、私とは異なる構造でしたね。准将、私はこの施設を引き続き調査します」

 

 彼は准将や傭兵達からの報告を受けて地下施設の調査を続けると打診した。准将は一夏からの打診を承諾する。

 

「分かった。地下施設の調査を君に任せる。手の空いているフリーの傭兵に協力要請が出せるから必要な時にしてくれ」

 

 こうしてイーグルは地下施設の調査を本格的に乗り出す事になった。




イーグルの機体と武装
 機体
  頭:ロングソード
  胴:ハルバード
  腕:スティレット
  脚:ヘカントケイル
  プロセッサー:メモリアップⅢ

 武装
  RW:ガンアーム(突撃銃)
  LW:グリムリーパーⅢ
  SW:ランペイジハンマー
  AUG:追加弾倉
  RP:アグニフレイム
  LP:アメノムラクモ
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