白兎に憑依した奴が転生先を間違えられて海賊の世界へ!?   作:ブロッコリーマヨ

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号外&海軍本部大将赤犬、動く!!

【悪竜海賊団】を結成した俺達は翌日の早朝に船を抱え込み、赤い土の大陸(レッドライン)の向こう側偉大なる航路(グランドライン)前半の海"楽園(パラダイス)"へと入る。

 

そして、俺達はシャボンディ諸島へ隠れる様に上陸し、元奴隷達を降ろす。

 

元奴隷達全員に付けられている首輪と手錠を武装色の覇気で破壊し、それを見た元奴隷達は歓喜の涙を流す。

 

「ベル・クラネル様、本当にありがとうございます!!これで家族のもとにへと帰る事が出来ます、この御恩は一生忘れません!!」

 

元奴隷の中で最年長だった五十代半ばの男がそう言って来るのに対して俺はこう言った。

 

「よしてくれ、俺は海賊なんだ。礼を言われるほどの事はしてねぇよ。」

 

「いいえ、私達はあの天竜人から生きて家族の元に帰る事が出来るのはあなたのお陰なのです!!」

 

俺の言葉に勢い良く否定して来るのは女性の元奴隷。

 

そうだそうだと他の元奴隷達も合わせてそう言って来る。

 

この状況に戸惑っていると、モネがこう言って来る。

 

「それで、この天竜人の船はどうするの?」

 

「廃棄する。」

 

モネの言葉に即答する俺に対して元奴隷の男がこう言って来る。

 

「えっ!?しかし、勿体無くないでしょうか?」

 

それに対して俺は理由を話す。

 

「理由は一つだ、いつまでもゴミクズの乗っていた船に俺は乗りたくないだけだ。」

 

それを聞いた元奴隷達は微妙な顔をする。

 

「まぁ、そんな顔をしたくなるのも分かる気がするがな。」

 

だが、俺はと言葉を続ける。

 

「本当の目的はこいつには広告塔になってもらう。」

 

俺の言葉を聞いて全員が疑問符を浮かべるのを見て、説明を付け加える。

 

「つまり、俺達【悪竜海賊団】の仕業にするって事だ。そうなれば元奴隷のアンタ達も邪魔だと判断されて殺されたと錯覚させる。」

 

そう言って更に言葉を続ける。

 

「そうすればアンタ達は政府の目を向けられなくなり、天竜人を殺した俺達だけが追われるって事だ。」

 

「それじゃあ、貴方達が危険に・・・。」

 

「海賊になるんだから追われるなんて当然の事だ、それについては気にしていない。」

 

本来の理由を話すと全員から心配されたが、海賊として"箔"が付くからあまり気にしていない。

 

モネの方を見ると、彼女も軽く頷いた。

 

「後はゴミクズの持っていた金を渡すぞー。」

 

俺がそう言うと、全員が慌ててこう言って来る。

 

「いいえ、奴隷から解放して頂いただけで十分です!!その上、お金まで・・・!!」

 

「良いから受け取れ、どうせゴミクズの金だしな。」

 

俺はそう言って全員を黙らせて金を渡していき、全員に行き渡るとこう言った。

 

「それじゃあ、俺達は最後の作業が残ってるからここでお別れだ。手伝いは不要だ。」

 

俺がそう言うと、全員が頭を下げてこう言って来る。

 

「「「「「本当にありがとうございました!!」」」」」

 

そう言って全員が家族の元にへと帰って行き、その場に残ったのは俺達のみ。

 

「さて、始めるぞモネ。」

 

「はい、若様。」

 

そう言って俺達は船にへと戻っていく。

 

 

 

その数時間後、世界中に号外が発行される。

 

その記事の内容は海賊による世界貴族殺害という大ニュースである。

 

写真には磔にされた天竜人と世界政府の役人達の死体が載せられていた。

 

それともう一枚の写真がありそこには"悪竜海賊団"と船に刻まれた文字が刻まれていた。

 

天竜人殺害を実行したのは【悪竜海賊団】と判明しているものの船長はおろか船員(クルー)の姿も無いため手配書を発行することは困難を極めていた。

 

 

 

 

 

「ぬぅぅぅ、何が悪竜海賊団じゃ。海賊如きがふざけた真似をしおってからに!!」

 

ここは海軍本部マリンフォードの一室で机を思い切り叩きつけながら怒声を上げるのは海軍本部大将【赤犬】ことサカズキ。

 

「あらら、しかも殺されたのはロズワード一家の血筋の者じゃないの。」

 

新聞を読みながら頭を抑えるのは同じく海軍本部大将【青雉】ことクザン。

 

「う~~ん、困ったねぇ~。」

 

間延びした声でそう言っているのは同じく海軍本部大将【黄猿】ことボルサリーノ。

 

「また悩みの種が出てくるとはな・・・。」

 

新聞を見て言いながら眉間に皺を寄せるのは海軍本部元帥にして【仏】の異名を持つセンゴク。

 

海軍のトップに立つ者達が揃って見ているのは天竜人殺害を実行した海賊・【悪竜海賊団】の記事である。

 

「今朝からロズワード聖が手配書の発行を命令されている。」

 

そのセンゴクの言葉に対してクザンが反論する。

 

「いやしかし、名前はおろか顔すら判明してないのにどうやって発行しろってんですか。」

 

「私もそうは言ったが、向こうは聞く耳を持っちゃいない。」

 

溜息交じりにそう言いながら頭を抱えるセンゴク。

 

すると、サカズキが突然立ち上がる。

 

「お~、どうしたんだいサカズキぃ~?」

 

そう問いかけるのはボルサリーノに対してサカズキはこう言い切る。

 

「決まっておるじゃろ、このふざけた海賊を潰していくんじゃ!!」

 

そう言い切るサカズキにクザンが反論する。

 

「でもよぉ、名前も顔も分かってねぇのにどうやって見つけるつもりだよ。」

 

「フン、そんなものハナッからワシのする事は決まっちょる!海賊は全て根絶やしにせにゃならんのじゃ!!」

 

クザンの言葉に対してそう言い切るサカズキの掲げる正義は【徹底的な正義】それがサカズキの生き様である。




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