セラーナさんがダンジョンに絆を求めるのは間違っているだろうか   作:スキマ時間

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スカイリムの前作のオブリビオンにしかミノタウロスは出てこないのですが、とても目が可愛いのです。あ、もちろん、脳筋系では抜群の強さです。

図体が大きいために、色んな所で引っかかって動けなくなったりしていますが。。。

そういえば、ここ10年は戦っていないなー


ペリナルの歌?

ミノタウロスと戦ったベル達は、ギルドに立ち寄る余力もなく廃教会へ帰ってきた。

ベルは頭から返り血を浴びたままだったので、裏庭にある井戸の水で体を洗っている。

 

「ただいま戻りましたわよ。ヘスティア」

 

「ああ、おかえりー。何事もなかったかい?ってベル君がいないようだけど?」

 

「ベルさんなら裏の井戸で体を清めてますわ。」

 

「ん?なにかあったのかい?」

 

「ええ、ちょっと牛退治をしただけですわ。」

 

「はい?牛ってダンジョンにいたのかい?あまり聞かないんだけど。」

 

「ああ、半神半人の牛ですわね。今のベルさんなら問題なく倒せるようになりましたわよ。」

 

「はぇ?ミノタウロスのことを言っているのかい?あれはどう考えても駆け出しで倒せるような魔物じゃないよね。」

 

「いえ、そのミノタウロスですわ。まあ、ペリナル・ホワイトストレイクの甥ほどは強くなかったようですわね。」

 

「え、そのペリナルなんとかはわからないけどベル君は大丈夫だったのかい?」

 

「まあ、ちょっとソブンガルデを垣間見たかもしれませんわね。」

 

「ソブンガルデって、セラーナのいた世界のあの世っていうことだよね!そんな無茶したらダメだよ。どうしてそんなことになったんだい?」

 

「上層だとあまりに手応えがなかったので、5階層まで下りたら、なぜかずっと下の階層にいるはずのミノタウロスと出会ったのですわ。最初、ベルさんには荷が勝ちすぎてましたけど、もはや一対一なら問題なく倒せるようになりましたわ。」

 

「へっ?何をやったらそんなことになるんだい?」

 

「ちょっとした修練をしただけですわ。フフ」

 

「馬鹿な?!嘘は言ってない!仕方ない、ベル君から詳しく聞こう。」

 

「というわけで、ベル君の恩恵を更新してあげてくださいな。」

 

「え?君はいいのかい?」

 

「そうですわね。ついでにお願いしてもよろしいかしら。」

 

「なんかベル君が戻るまで時間がありそうだから、君から更新しようか?」

 

「よしなに」

 

セラーナさんはベッドにうつ伏せになって、ヘスティアが恩恵をなぞっていく。

 

「んん?なんぞこれ?」

 

「どうかなさいました?」

 

ヘスティアは紙に書き写して、セラーナに見せた。

 

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名前: セラーナ

レベル (ロマンチックな従者)RomanticFollower

 

力 I 0

耐久 I 0

器用 I 0

敏捷 I 0

魔力 I 0

耐異常 I 0

 

心理状態:

オープンマインド 乙女の秘密?

遊び心 乙女の秘密?

 

種族 ノルド

 

体力 ---

マジカ ---

スタミナ ---

 

冷気耐性+50%

 

スキル

 

隠密

召喚

軽装

片手

 

魔法

 

幽鬼作成 召喚魔法(素人)。弱い死体を蘇生(60秒間)

血の吸収 セラーナ専用魔法。体力吸収。

アイススパイク 破壊魔法(見習い)。体力とスタミナに25ポイントの冷気ダメージ

アイスストーム

ライトニングボルト

チェインライトニング

 

Perk

 

戦闘の構え 片手武器でのパワーアタック(消費スタミナ25%)]

ハック&スラッシュ1 片手斧で攻撃すると出血ダメージ追加

剣士1 剣で攻撃すると10%の確率でクリティカルダメージ

適切な装備 頭・胴・腕・足に軽装を着用していると防御力25%上昇

魔法耐性1 魔法耐性が10%上昇

冷気強化 冷気の呪文のダメージが25%上昇

死霊術 アンデッドの蘇生時間が長くなる

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「心理状態:乙女の秘密って?そりゃ秘密だよね」

 

「まあ。アハハ。こんなことが。この世界は面白いことばかり。ヘスティア様、秘密ですよ。」

 

「もちろんだとも!神の名にかけて!それにしてもミノタウロスは君にとってどの程度の相手だったんだい。」

 

「はっきり言ってしまえば、家畜ですわね。強さについてはよくわかりませんわ。ただ、ベルさんが瀕死になったときは、なぜか力が湧いてきましたの。あとは乙女の秘密ということで。」

 

「瀕死ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

 

ガチャッ。ドアが開いてベル君が入ってきた。なんとなく目がグルグル回っている。

 

「神様、無事帰ってきましたぁ!今日はちょっと怖かったです。」

 

「なにがあったか話してごらん。」

 

「ミノタウロスに出くわして武器が壊れ、殺されそうになったんですが、セラーナさんが隠密で倒してしまいました。」

「その後、復活したミノタウロスに再戦を挑んで、勝てるようになりました!僕も今日から隠密できるようになりました!セラーナさんすごいです!」

 

「隠密はまだ分かるとして、復活???君は何を言っているんだい?そんなわけ、あるわけないじゃないかぁ」

 

「え、幽鬼作成ってふつうじゃないんですか?」

 

「え?なんだそういうことかぁー。って、そんなわけあるかい?!セラーナ君、もしかしてそれってトンデモナイ魔法なんじゃ?」

 

「いいえ、召喚術において、見習いレベルですらない素人魔法ですわね。ただ、そうですわね。なんとなくですが、ベルさんと一緒にいれば、そのうち達人レベルの魔法も使えそうな気がしますわ。」

 

「スカイリムって、もしかして魔物も恐ろしく強かったりしないかい?」

 

「そうですわね。ちょうど『ペリナルの歌』という6巻の本を持っているので、今夜はその話をお聞かせしましょうか?楽しみにしていてくださいまし。」

 

つづく




『ペリナルの歌』にはミノタウロスの起源にあたる化け物のことや、シロディールの最初の帝国の二代目の王が人類を救った聖人と化け物が愛し合ってできた子、つまり、ミノタウロスだったりとか。いろいろと奇想天外なお話です。『ペリナルの歌』を引用するわけにもいかないので、このぐらいにて。。。
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