痛みを識るもの   作:デスイーター

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各章解説・及び裏話/黒トリガー争奪戦編

 

 第十五章『Battle of Emotions/黒トリガー争奪戦』

 

 今章は黒トリガー争奪戦と、それに絡む人間模様について解説します。

 

 サブタイトルの「Battle of Emotions」は「(強い)感情の戦い」、もしくは「情動の戦い」という意味であり、この争奪戦の根幹に各々の抱える強い感情、即ち想いが関わっているという暗喩です。

 

 最初の話では七海の介入を受けて荒れている三輪と、それを見守る米屋という構図から始まります。

 

 この争奪戦編は三輪がメインキャラであると言っても過言ではなく、最終的に七海にぶつける事も最初から決めていました。

 

 その為に七海と三輪の因縁も用意しておきましたし、三輪隊との関係も結んであります。

 

 三輪隊の奈良坂とは七海は那須を経由した縁があり、茜は奈良坂経由で古寺とも面識があります。

 

 逆にワートリ二次創作では主人公と近しい位置に陣取りがちな米屋とは、ランク戦でそこそこやり合ったくらいでそこまで深い関係性ではありません。

 

 ちなみに、米屋がワートリ二次創作で序盤の登場頻度が多いのは単純に彼と絡ませておけばワートリの戦闘好き攻撃手陣と絡む機会を自然と作る事が出来る為、話を進めやすいからです。

 

 なので序盤の安牌キャラとして木虎と共に重宝されている米屋ですが、今作では木虎と同じくこうして終盤になってからようやく本格登場と相成りました。

 

 これは今作が個人戦ではなくチーム戦がメインであり、七海の適正も集団戦の方に適性があるようチューニングしてあるからでもあります。

 

 七海は機動力と回避力、それを用いた攪乱能力は高いですが、あくまでもその能力は遊撃をメインとしたもので突破力は他のトップ攻撃手には劣ります。

 

 加えて米屋を窓口にするまでもなく七海の場合は影浦や村上といった米屋よりも絡む難易度が高い相手と友誼を結んでいる為、登場させる必要性が薄かったという理由もあります。

 

 大抵の場合は影浦や村上といった上位攻撃手の面々は米屋を窓口としてランク戦を繰り返す中でようやくコネクションが発生するキャラクターであり、序盤から深い縁を結んでいた七海の方がイレギュラーな立ち位置であったと言えるでしょう。

 

 影浦は知っての通りコミュニケーションを円滑に図るにはある程度の適正と性格の良さが必要ですし、村上は話せば答えてはくれますが自分から積極的に知り合いを増やそうとするタイプというワケでもないので彼等に目をかけて貰える実力を個人戦で示して初めて接触フラグが立ちますからね。

 

 それらをすっ飛ばして直接縁を結んだ七海は、相当に変わり者の部類と言えます。

 

 本人は、それを自覚したりはしないでしょうが。

 

 ともあれ、こうして縁は否応なく(けいかくてきに)結ばれました。

 

 次の「玉狛支部①」では原作と同じように修達の暫定師匠が決まり、小南が可愛い出オチをしたくらいの差異なので省略。

 

 「太刀川慶②」では表向きは原作と同じトップチーム帰還シーンですが、裏側では師匠二人が今回の作戦で七海が致命的な不利益を被らないか城戸さんに確認する回でもあります。

 

 なんだかんだ言いながら太刀川さんも風間さんも師匠としての自覚がしっかりとあり、あれだけ頑張ってA級になった七海の立場が脅かされるようであれば真面目に命令拒否を実行するつもりでいました。

 

 この時の二人はボーダーのA級隊員としての立場よりも七海の師匠としての立場を優先していたので、返答次第では本気でやっていたでしょう。

 

 ですが城戸さんはきちんと七海への配慮を確約してくれたので、安心して決戦へ向かう事が出来たワケです。

 

 さて、そして遂に争奪戦本番となります。

 

 今章はある意味私が散々ピックアップした「気持ちの強さは関係ない」という言葉のある意味アンチテーゼとも言える章でもあり、この言葉の本質を探る章でもあります。

 

 「気持ちの強さは関係ない」。

 

 これは太刀川が原作で発したワートリ屈指の名言であり、ワールドトリガーという作品を体現している言葉と言えるでしょう。

 

 普通のバトル作品であれば、「気持ちの強い方が勝つ」「~の想いが」と言いながら覚醒して敵を倒すところを、このワールドトリガーでは「想いがあっても実力が足りなければ勝てない」「精神論ではなく具体的な有効策を提示し実行しなければ勝てない」といったシビアでロジカルな要素が目立つ世界観となっています。

 

 私がワートリを大好きな理由にこの戦闘の徹底したロジカルさが挙げられますが、それ故に「気持ちの強さは関係ない」という言葉の本質はきちんと理解しています。

 

 太刀川が言いたかったのは気持ちの強さ()()では勝てないという意味であり、想いそのものは決して否定していません。

 

 何故なら、強い気持ちがなければそもそも努力という過程が発生せず、想いが足りなければそれは即ち鍛錬不足に繋がります。

 

 つまり、「気持ちの強さ」とは強くなる為の「原動力」であり、エンジンのようなものです。

 

 ですが、エンジンだけあっても車の性能が悪いまあであればまともな速さでは走れませんし、鍛錬と実践(メンテナンス)が足りなければあっという間に錆びつきます。

 

 だからこそ強くなる為の気持ちの強さ(エンジン)を備えた上で鍛錬と実践を積み重ね、戦術を編み上げて精進していく必要があるのです。

 

 その片方、或いは両方が足りていなかったのが初期の香取隊であり、想いだけで過程と方法が足りていなかったのが原作最初期の修です。

 

 それを改善出来たからこそ両者は成長出来たのであり、今回香取を参加させたのは大規模侵攻という本番に臨む前に彼女に実戦の空気を体感させておきたかったからでもあります。

 

 ワートリ二次創作の黒トリガー争奪戦は、基本的には何らかの理由や方法で主人公が迅さん側に付き、太刀川達トップチームと戦います。

 

 他の創作者の中にはこの定型に当て嵌まらない例外を成し遂げた方々もいますが、それはあくまでも上級者向けですので此処では言及しません。

 

 まず、何故この形になるかというと基本的に争奪戦は「太刀川側が勝つと玉狛と本格的な抗争になって後戻りが難しくなる」「万が一遊真の黒トリガー奪取に成功してしまえばバッドエンド確定」である為に、展開的に迅さんの側が勝たないとマズイ事になるからです。

 

 そして、私の作品と異なり大抵の作品は原作開始前後くらいからスタートする為、黒トリガー争奪戦が始まるのは作品の序盤になります。

 

 そんな序盤で主人公に負けイベントをさせるには早過ぎるので、必然的に展開的に勝つ必要のある迅さんの側へ配置するのが安牌なのです。

 

 逆の配置にして書き切った方もいますが、そういうやり方は相応の腕とワートリ原作への深い理解及び情報応用力がなければまず無理なので、ワートリ二次創作初心者の方は素直に迅さん側に自分のキャラを付けるようにしましょう。

 

 今作もまた、例に漏れず主人公七海とヒロインである那須が迅さんの側として参戦しました。

 

 そうなると頭を捻らなきゃいけなくなるのは、争奪戦のバランス調整です。

 

 原作のままの布陣でも迅さんの側が勝っているので、その上で更に迅さんサイドに戦力を投入する以上、同じように太刀川側にもテコ入れをしなければゲームバランスが悪くなり見栄えも相応のものでしかなくなります。

 

 そこで私が今回の争奪戦のバランス調整として採用したのが、①冬島さん万全の体調で参戦 ②香取参戦 ③風刃能力バレ の三種です。

 

 一つ目は言うまでもなく、原作では船酔いで不参加だった冬島さんの万全の状態での参戦です。

 

 これがあると即ちスイッチボックス解禁に繋がる為、太刀川サイドの取れる戦略の幅が文字通り桁が違うようになります。

 

 そして太刀川さんが迅さんの妨害を確信している以上、冬島さんが先んじて戦場になる場所にスイッチボックスを仕掛けに行くのは至極当然の事です。

 

 迅さんは大義名分を崩さない為にも戦闘開始前に冬島さんを叩くワケにはいきませんし、ボーダー隊員である冬島さんが警戒区域を出歩く事を咎められる謂れはありません。

 

 なので最初からスイッチボックスがセットアップされた状態で、用意されていたワケです。

 

 そして②の香取参戦ですが、これは最初から木虎にぶつけるつもりで採用しました。

 

 木虎は放置すると原作のように重要な駒を掻っ攫いかねない危険な駒なので、誰かしらが抑えに回る必要があります。

 

 ですが、七海の抑えに三輪と米屋が必要な以上、彼女を抑える人員は自然限られます。

 

 なので1対1で木虎を抑えに回れる駒として、香取の参戦となったのです。

 

 ちなみに、香取が参加を承諾したのは作中で明言した通り徹頭徹尾華さんの為です。

 

 香取が参戦する場合、そのバックアップとして必然的に華さんも駆り出されます。

 

 なので、香取はたとえ七海と戦える場であっても華さんの意向次第では断る事も当然視野に入れていました。

 

 自分が華さんの都合に付き合う事はあっても、自分の都合で華さんを振り回してはならない。

 

 このあたりは、香取の明確な線引きですね。

 

 なので太刀川からネタバラシを喰らった後は処分を度外視しても華さんが望むならドタキャンする気でしたが、何となく事情を察した華さんから「構わないから行って来て」と言われ、盛大にため息を吐きながら参戦したという経緯があります。

 

 基本的に香取の世界は華さんを中心に回っているので、その彼女が受け入れたのであれば自分の欲を制限する理由はなくなります。

 

 即ち、七海にリベンジしたいという欲求を。

 

 親友の赦しも得て、顰め面で内心意気揚々と太刀川の傘下に加わった香取ですが、向かった先でエンカウントしたのは以前から色々と気に食わなかった木虎。

 

 この時点で、香取の第一目標は七海から木虎へ切り替わりました。

 

 同性で実力がありA級で、何よりも自分よりも大々的に人気を得ているという香取からすればスリーアウトでギルティな木虎が出張って来た以上、香取が取るべき行動は一つしかありません。

 

 つまり、木虎の鼻をあかしてやる事、です。

 

 木虎は根は善人ですが口が致命的なまでに悪く、ナチュラルボーン上から目線なので本人が自覚しないところでも敵を作りがちです。

 

 香取もまた例の木虎被害者の会一員であり、彼女の場合は草壁や樫尾といった面々とは同時期ではありませんが彼女に挑んで敗れ、調子に乗っていた鼻っ柱をぶち折られた一人です。

 

 色々と根に持つ香取がその事を覚えていないワケがなく、彼女の目的は秒で切り替わりました。

 

 こうして、キャットファイト(物理)のお膳立てが整ったワケです。

 

 ではまずは、香取と木虎の一騎打ちから解説しましょう。

 

 木虎を抑える為に一人対峙する事になった香取ですが、双方共にこれが次善(ベスト)な組み合わせであると確信し、本格戦闘に突入します。

 

 序盤は技術と経験の質の差で木虎が圧倒しますが、トリオン差による優位に気付いた香取が遅滞戦闘に切り替えた事で雲行きが変わります。

 

 木虎のトリオンは4と修ほどではないにしろ低く、対して香取は6と高くはありませんが平均以上はあります。

 

 そのまま撃ち合いを続ければ、トリオン差で木虎が負けます。

 

 だからこそ木虎は接近戦へ切り替え、香取の懐に飛び込みます。

 

 ハウンドを技術のみで躱し、肉薄したテクニックに香取が驚いている隙に勝負を決めようとした木虎ですが、そこで香取のスパイダーが炸裂。

 

 チェーンデスマッチの様相を呈した際に勝利のイメージを明確に浮かばせてしまったが故に隙が生じ、致命打を貰ったのは香取の経験不足故ですが、すかさず当真の狙撃にて木虎も致命傷を負います。

 

 自力で勝てなかったのは悔しくとも、戦術で勝てたのだからそれで良しとしようとする香取ですが、お返しとばかりに今度はその当真が佐鳥にカウンターで落とされます。

 

 これにて二人の少女のキャットファイト(物理)は二人の狙撃手を巻き込んでの相打ちで幕を閉じました。

 

 最後の「「生意気」」というハモリ捨て台詞は自然と脳内に浮かんだものであり、この場面で二人同時に言わせるならこれしかないなと納得し、採用した次第です。

 

 この二人の戦闘では木虎はトリオン弱者故の負い目を、香取はこれまでの負債を直視する事になりましたが、それすら利用してどんでん返しを行ったと言う点で感情が影響しています。

 

 どんな弱みであろうと使いようであるという、ワートリ世界独特の価値観故の活躍とも言えます。

 

 次に菊地原と佐鳥の対決となりますが、今回は七海がまた迅さんに厄介事に巻き込まれたと見ているのできくっちーの内面はかなりイラついています。

 

 風間から七海に過度な悪影響は齎されないと確約を貰ったお陰である程度落ち着いてはいますが、七海のA級昇格で内心はしゃいでいた分その怒りは相当なものです。

 

 そんな精神状態で以前の試合でしてやられた佐鳥とエンカウントしたものですから、一直線に追いかけます。

 

 結果として時枝のサポートで菊地原は古寺を巻き込んで落ち、時枝は仕事をやり切った上で脱落しました。

 

 この菊地原の負けは佐鳥という個人に拘ってしまったが故のものであり、佐鳥は逆にそれを利用したが故に菊地原という生きたソナーの撃墜に成功します。

 

 さて、盤面は七海の方へと移り、こちらは七海が原作で三輪がやった合流する振りを利用した迎撃を行います。

 

 そしてランク戦でも定番の、置きメテオラの起爆実行。

 

 その混乱を利用した一手で、米屋を撃破。

 

 三輪とのタイマンとなった七海は、紆余屈折の末腕に重石を撃ち込まれます。

 

 ですが即座に腕ごと重石を斬り落とし、戦闘を続行。

 

 三輪に競り勝ち、両腕を落として無力化する事に成功します。

 

 この二人はそれぞれ譲れない想いを抱えていながら、それを一切作戦に反映させなかったという共通点があります。

 

 七海は迅の力になると張り切っていた為に、結果として最善の行動を取った。

 

 三輪は冷静さを失えばやられるだけだと判断し、クレバーな判断能力で的確な差配を行っていた。

 

 どちらも互いに思う所はありますが、いざとなれば感情関係なく実行可能と言う点で似たところがあるのかもしれません。

 

 那須さんと出水の弾幕勝負は、終わりまで互いを牽制し合う事で役割を果たしました。

 

 こちらは横槍の入る余地がなく、横槍が入った時は即ち勝負の趨勢が決まった時なので、敢えて解説する部分はありません。

 

 尚、翌日は晴れ晴れとした顔で「気持ち良かった」と呟く那須さんの姿があったとかなかったとか。

 

 さて、メインの迅さんと太刀川さんの戦いは風間さんが落とされた事により、正真正銘の一騎打ちとなります。

 

 ハンデとして設けた風刃の能力バレですが、迅さんは試験でも見せていなかった応用技を駆使して風間・太刀川両名を落としました。

 

 試合を見られているので風刃の初見殺し性能だけでは足りないと感じたが為に、どれだけストックしてあるか分からない未知の戦術を用いて、太刀川へ刃を届かせたワケです。

 

 こうして太刀川さん撃破により趨勢が決した為、争奪戦は終了。

 

 両腕を落とされて無力化された三輪は納得出来ないと絶叫しますが、七海はそこに自分と迅の事情をぶちまけます。

 

 即ち、迅さんもまた三輪と同様に親しい人物を目の前で失っているという事実を。

 

 三輪は原作で嵐山さんに迅が母親を近界民(ネイバー)に殺されていると聞いて態度が変化した事からも、自分の同類に見える相手にはある程度寛容になれる性質を持ちます。

 

 その為に散々絡む事になった七海の口からそれを伝える事でようやく自分を客観視出来るようになり、暴走が収まったワケです。

 

 三輪は迅さんの話は聞く耳持ちませんでしたが、他者の話であれば取り敢えず聞きはします。

 

 それでも頭は硬い方ですが、しかし内容の理解を放棄はしないのです。

 

 だからこそ敗北直後という弱った精神状態で衝撃的な事実を叩き込み、自分を見詰め直す切っ掛けとするという作戦が成功したワケです。

 

 これは実際に身内を失い三輪から同類認定を受けていた七海だからこそ、可能だったのでしょう。

 

 他のキャラから同じ事を聞いたとしても、此処まで素直にはならない筈です。

 

 その後、改めて迅から説明を受けた際には全てが吹っ切れ、憎まれ口を叩きながらも三輪の協力が確約されました。

 

 これでまた一つ、最善の未来に向かう為の準備が出来たと言えるでしょう。

 

 今回三輪を陰ながら支えた米屋ですが、あそこまでチームプレイ重視な彼が仲間を大事にしないワケがないので、ああいう動機になりました。

 

 結果的に納得出来たので、チームメイトと共に三輪を労ったワケです。

 

 そして表面上は意気揚々と帰路に着く迅ですが、風刃という師の形見を手放した彼が普通の精神状態であるワケがないので、そこを予め見抜いていた小南が強制的に休ませます。

 

 此処で小南に言わせた「大丈夫よ。アンタの未来は、ちゃんと動き出してるからさ」は原作での迅の台詞である「大丈夫。未来はもう動き出してる」のオマージュです。

 

 原作では自分に言い聞かせるように呟いた台詞ですが、こちらでは迅を労う小南の優しさに溢れたものとなっています。

 

 章の最後に香取が遊真に挑みますが、こちらは直に風刃とは別の黒トリガーに挑む経験を得る事が目的となっています。

 

 風刃は速度が尋常ではなかったとはいえ能力自体はシンプルな高速遠隔斬撃だったので、別種の格上相手との戦闘経験を積む事で本番に備えさせたかったワケですね。

 

 ですが、よりにもよって訓練室で戦った事で遊真の『錨』印(アンカー)によるクソゲーが始まります。

 

 『射』印(ボルト)との組み合わせでほぼ全方位に重石弾を撃てる遊真に、香取では成す術がありません。

 

 ですが知恵と機転を駆使して遊真にとっての未知の方法での攻撃に成功し、なんとか一矢報いる事が出来たというワケです。

 

 さて、少々長かったですがこれにて争奪戦編の解説を終わります。

 

 次は侵攻前の間章、原作序盤の残るイベントの消化等の解説となります。

 

 お楽しみに。

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