今回からこの小説の本編がスタートします。
オリジナルストーリーなんでもしかしたら読みづらいかもしません。
そうなってたらごめんなさい。
それでは本編の方をどうぞ
第一話 リーゼルタニアにて
「あのーヨルベルト様。どうして俺は呼ばれたんでしょう?」
俺は今、リーゼルタニア王国の国王ヨルベルトと対面していた。
そして、この人は俺を使用人として雇ってくれた人だ。
「それはね。去年の今頃にユリスがアスタリスクに行ったのは知ってるよね?」
「えぇ。知ってるも何も俺が居た孤児院の為に
俺はヨルベルト様が何を言いたいのかが理解出来ずにいた。
「去年の中頃まではちゃんと連絡をくれてたんだけど、ここ最近連絡をくれなくてね。君のところに連絡があったりしないかなと思ったから呼んだんだけど……その様子だとないみたいだね」
「はい。というよりか、ユリスがヨルベルト様に連絡をしていたんですね。ユリスのことだから全く連絡してないと思ってましたよ。要件がそれだけでしたら俺は仕事に戻らせてもらいますね」
俺がそう言い部屋を出ようとすると、ヨルベルト様は俺を呼び止めた。
「待ってくれ六花くん。君を呼んだのはそれだけじゃないんだ。単刀直入に言わせてもらうけど今年から君には星導館学園に入ってもらうこととなったから」
「わかりました。星導館に……って、えっ!? ヨルベルト様?い、今なんと言いました?」
俺はヨルベルト様の言っている意味が分からず聞き返した。
「だからユリスと同じ星導館学園に行ってくれ」
「でも…俺にはここでの仕事が……」
「それじゃあ。リーゼルタニア王国の国王として、そして神咲六花の雇い主として命じるよ。今年から星導館学園に入学し、ユリスたちと学園生活を楽しんできてくれ」
「ヨルベルト様……それはズルくないですか?俺の立場を考えたら絶対に断れないじゃないですか……。」
「ゴメンよ、六花くん。ユリスから連絡がなくて少し心配だったからね。それと明日の朝には出発出来るようにしておいてくれ」
「はぁ。分かりましたよではアスタリスクに向かう為の準備を始めますのでこれで失礼します」
俺は若干呆れながらも、了承し出発の準備をする為に部屋を出る。
翌日の朝
「こんなもんかな。忘れ物とかはしてないよな? 念の為確認とくか」
俺は今アスタリスクに向かう為の最終チェックをしていた。すると、ドアがノックされた。
「六花さん。そろそろ出発の時間ですけど準備の方は大丈夫でしょうか?」
ドア越しから女の人の声が聞こえてきた。声の主は
「分かりました。もう少ししたら向かいます」
俺がそう言うと、成川さんは「お待ちしてます」と言いドアから離れるように足音が聞こえた。
「六花くんあちらに着いたら生徒会長さんに挨拶に行ってくれ。それとユリスのことを頼んだよ」
玄関に着くとヨルベルト様がいきなりそんなことを言ってきた。
「その言い方だと俺がユリスと結婚するみたいですね」
俺がそう言うとヨルベルト様は、
「僕としては君たちの誰かが今すぐにでも婚姻だけでもしてもらいたいんだけどね」
そう返してきた。
「あいつらは知らないっすけど俺は考えときますとだけ言っときますよ」
ヨルベルト様とそんなやり取りをしていると
「六花さんそろそろ行かないと入学式に間に合わなくなりますよ」
先程呼びに来てくれた成川さんが、時間が迫ってきていることを教えてくれた。
「そうですね。それじゃあ行ってきます」
俺はヨルベルト様達に見送られ、アスタリスクへと向かった。
おはこんばんにちはキムショウです。
六花「どうも〜この小説でオリ主をやってます。神咲六花です」
2人合わせて、r──。(っ・д・)≡⊃)3゚)∵痛っ?!
何すんの?!
六花「なんで作者と漫才コンビ組まなきゃなんないの?!」
とまぁこんな茶番は置いとて、
六花「無視すんなよ!?」
今後の後書きにはこんな感じで六花くんや色んなキャラの人達が遊びに来てくれます!さあ!次回は誰がやって来てくれるんでしょうね?
六花「おい!だから無視すんなよ!」
うるさいなぁ。六花くん死なせて別のキャラをオリ主にしてやろうかな((ボソッ…
六花「今物騒な言葉が聞こえたんだけど!?」
それではまた次回お会いしましょう。
六花「ちょっ……さっきのってマジなの?!ねぇ?!」
次回第2話[出会い]