先日北海道の苫小牧でホッキ祭りに行って、人混みに酔って全然楽しめなかった。
なんであーいう所にいる人達ってあんな人混みに入っても平然としていられるんだろ……
今回はヒロイン候補の娘が一人出てきます。
では、本編をどうぞ
《side六花》
俺は今走っていた。理由は入学式に遅刻していたからだ。
「マジでやべぇ。入学早々遅刻とか最悪だ」
数時間前
俺はヨルベルト様が用意した飛行機のチケットでアスタリスクに向かう飛行機に乗っていたのだが、機内の放送で到達時刻が8時だと流れ疑問に思った俺はCAさんを呼んで、何時に着くか聞いたところ日本時間の8時に着くと言われ、飛行機の中で俺は時差がある事を忘れていたことに気付いた。
「時差のこと忘れるとか俺もあの人もアホだ……」
そんなことを呟きながら走っていると、ちょうど曲がり角の所から栗色の髪の女の子が出てきた。
「!?危ない!避けて!」「えっ……?」
俺は慌てて女の子に声をかけたが遅かった。
ドンッ!
俺と女の子はぶつかり互いに尻もちをついてしまった。
「イテテ……。あっ!大丈夫ですか?」
俺は直ぐに立ち上がり、尻もちをついている女の子に手を差し出しながら声をかけた。
女の子は俺の手を取って立ち上がり、
「は、はい。」
そう言った。
「ゴメンナサイ。少し急いでて周りを見てなくて。怪我とかしてないですか?」
俺は女の子に謝ってから、怪我がないかを確認した。
「はい。私の方は大丈夫です。キミは大丈夫?」
女の子は俺の方を向いて、首をかしげながらこちらに聞いてきた。
キレイだな。
それが俺が彼女の顔を見て最初に思った感想だ。
しかも身長差があるからか、今彼女は俺の顔を見る為に上目遣いになっている。
更には、アイドル顔負けの微笑みを浮かべながらだ。
今まで女の子という女の子と接点の無かった俺には破壊力抜群の微笑みだった。
そりゃああんな感想しか出ないだろ。
「あ、あのー。大丈夫ですか?」
「えっ? あっ! だ、大丈夫です」
彼女に見とれていると、急に声をかけられビックリしてしまい、少し声が上ずってしまった。
「ふふっ。そうですか。それなら良かったです。それとなんで急いでたんですか?」
「あっ!入学式に遅刻したんだった!ゴメン!これから星導館まで行かないと行けないからこのお詫びは、今度会った時にするから!ゴメンねそれじゃ!」
俺は女の子にそう言って、ふたたび星導館に向かう為に走り出そうとした。が、
「あの〜星導館学園の方向そっちじゃないよ?」
俺の腕を掴んで女の子はそう言った。
「マジ?」「うん」
「あの〜。星導館までの道を教えて貰ってもいいですか?」
「いいよ」
「マジですか!ありがとうございます!」
そんなやり取りをしていて、俺は自己紹介をしてない事を思い出した。
「そういやまだ自己紹介してなかったですね。俺は神咲六花って言います。今日から星導館学園高等部1年生です」
「そうなんだ。私と同い年なんだね。私の名前はシルヴィア·リューネハイム、みんなからはシルヴィって呼ばれてるわ。よろしくね六花くん」
「こちらこそよろしくお願いします。シルヴィアさん」
「敬語じゃなくていいよ。同い年なんだし、それと私のことはシルヴィって呼んで欲しいな」
「そうゆうことなら、よろしくなシルヴィ」
自己紹介が終わるとシルヴィが、
「さてとじゃあそろそろ星導館学園に向かおうか?」
そう言ってきた。
「そうだな。どっちにしろ遅刻は確定だったから道を教えて貰いながらゆっくり行こうか」
「それはダメだよ」
「でも、もうこんな時間になっちゃってるから急いでもあんま変わんないと思うよ」
俺はそう言って、シルヴィに俺の着けていた腕時計を見せる。
「あ、ホントだもう10時なら入学式には間に合わないね。けどやっぱりダメだよ。少し遅れるのとすごく遅れるのだと後者の方が印象としては悪いから急いだ方がいいよ」
「シルヴィがそう言うなら少し急ぐか」
そんなやり取りをしながら俺達は歩きだした。
「なんで六花くんは遅刻しちゃったの?」
「ああ、それはな────。」
星導館に向かう道中で、シルヴィに遅刻した理由を問われたので俺はリーゼルタニアから来たことや時差のことを忘れてたことやそれによって飛行機の時間が間違っていた事などを話した。
「ア、アハハ。それは災難だったね」
「ホントだよ」
俺が話し終わるとシルヴィは苦笑した。
「まぁ俺としてはこうして素敵な女の子と出会えたからよかったけどね」
「えっ?///」
俺がそう言うとシルヴィが顔を赤くして驚いた顔をしていた。
うわ、何この子、スゲーカワイイんだけど」
「ちょっ!? りっ、六花くん!? 何を言ってるの!?///」
「あれ? もしかして声に出てた?」
「う、うん///」
「そうか、まぁ今のは俺の本心だから」
「そ、そうなんだ///」
そう言ってシルヴィは顔を俯かせてしまった。
そしてしばらくシルヴィの案内で歩いていると、シルヴィの方で空間ウインドウが開いた。
「六花くん。ちょっと待っててくれる?」
シルヴィはそう言って首をかしげてきたので俺は頷いた。
するとシルヴィは俺から少し離れて、会話を始めた。
しばらく待っていると、シルヴィが早歩きで戻ってきた。
「ゴメンね六花くん。この後用事が出来ちゃって私もう戻らなきゃいけなくなっちゃたの」
するとシルヴィは申し訳なさそうな顔をしながらそう言った。
「気にしなくてもいいよ。というかここまで案内してくれただけでもスゲー感謝してるからさ。後は──」
「うん。この道をまっすぐ行ったら星導館に着くはずだから」
「分かったよ。ありがとなシルヴィ」
そうやり取りをして、俺はシルヴィと別れようとしたが、俺は彼女にお礼がしたいと思い、
「あっ!そうだ今度お礼したいから連絡先教えてくれない?俺のも教えるからさ」
俺はそう言っていた。
するとシルヴィが、「フフッ」と笑った。
「?何が面白かったんだ?シルヴィ?」
俺はシルヴィにそう聞くとシルヴィは、
「いや、そんな風に直球で連絡先を聞かれたのは初めてだったからちょっと嬉しくてね」
そう答えた。
「はい。これ私のいつも使ってるアドレスだよ。登録しておいてね。そろそろ行かないとだから、じゃあまたね六花くん」
「じゃあな。案内してくれてありがとなシルヴィ」
シルヴィから連絡先が書かれた紙を貰い、俺はシルヴィと別れ星導館に向かった。
《sideシルヴィ》
「〜〜♪」
私は六花くんと別れて、クインヴェールに向かっていた。
「神咲六花くんか……ん?神咲?神咲って。あっ!もしかして──」
帰ったらあの子に聞いてみようと思い、私は足早にクインヴェールに向かった。
いやー。シルヴィはカワイイよね。僕もうアニメのフェニクスで優勝した綾斗に向けた微笑みで心撃たれたよね。
六花「分かるわ。俺も思わずカワイイって言っちゃってたしな。もう俺の正ヒロインシルヴィにしてくれない?ホントマジで」
僕もできればそうしたいんだけどさそうすると六花がクズ男に見えると思うけどいいの?
六花「ヒロインは複数化とかいうタグ付けてる時点でもう俺はクズ男確定じゃん。ならシルヴィがいい」
まあ、六花がそう言うなら少し考えとくわ。
六花「頼むぜ!マジで」
次回第3話[学園到達]