学戦都市アスタリスク~最弱で最恐の軌跡~   作:キムショウ

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読んでくれてる皆さん大変お待たせしました。m(。>__<。)mゴメンナサイ
ストックを今書いてるのでこれを投稿した後もかなりの期間があくと思われるので、待っていてくれるとありがたいです。

それでは本編をどうぞ。


第三話 学園到着

《sideユリス》

私は今、自分のクラスの教室に居た。

周りを見渡してみると両隣の席が空席になっていた。

 

(入学式の日に休みとは災難だな)

そんなことを思っていると、教室の扉が開いて先生が入ってきた。

 

「あー。今日からお前らの担任になった八津崎 匡子(やつざき きょうこ)だ」

八津崎教諭はそう言うと、

「それからリースフェルトの両隣の空いている席だが片方は向こうの手違いで少し遅れるそうだ」

次いでそう言った。

 

「八津崎先生!もう一人はなんで居ないんスか?」

私の左斜め後ろに居た男子生徒、夜吹英士郎が八津崎教諭にそう聞くと八津崎教諭は、

「そっちはまだ入学手続きが終わってない為、転入生扱いになるそうだ」

そう答えた。

 

「そろそろHR始め──」

『八津崎先生〜八津崎先生〜至急職員室に来てください。繰り返します。───』

言い終わる前に八津崎教諭は放送で呼ばれた。

「噂をすればなんとやらだな。少しの間居なくなるが、私が居ないからといってうるさくするなよ」

そしてそのまま八津崎教諭は教室を出て行ってしまった。

《side out》

 

《side六花》

「ここが星導館学園か〜。デケーなー」

俺はシルヴィに教えてもらったとおりに歩いて星導館学園の前まで来ていた。

 

「まずはどこ行けばいいんだ?」

「あのー。神咲六花くんですか?」

俺が辺りを見回していると、金髪の女の子がそう聞いてきた。

 

「えっ?そうですけど……。貴女は?」

俺は話しかけてきた女の子にそう返した。

 

「クローディア·エンフィールド。この学園の生徒会長ですわ。来るのが遅くて少し心配してずっと待ってたんですよ?」

そうクローディアさんが言った。

「すいませんクローディアさん。こっちの不手際で迷惑かけちゃったみたいで………」

俺は遅れて彼女を待たせていたことに謝罪をした。

「クローディアで構いませんよ。私もあなたと同じ一年生ですから、それに敬語じゃなくても結構ですよ」

「そうなんだ。よろしくなクローディア。じゃあ俺のことも六花って呼んでくれ」

「こちらこそよろしくお願いしますね六花」

「敬語じゃなくていいんだけど」

「いえ、私はとても腹黒いので、せめて外面や人当たりは良くしておかないといけないので、それが習慣になってるだけですのでお気になさないでください」

「そ、そうなんだ」

そんなやり取りをするとクローディアが、

「それでは自己紹介も終わったところで校舎の方に行きましょうか」

そう言ってきたので俺は、「そうだな」と一言だけ返しクローディアと一緒に歩き出した。

 

 

「クローディアに待ってろって言われたけど………」

俺は今職員室に来ていた。

(周りの教師たちの視線が痛い……)

そんなことを思っていると、

「お前が神咲六花だな」

強面な女の教師が俺に話しかけてきた。

「八津崎匤子だ。お前のクラスの担任だ」

そう八津崎先生は続けて言った。

 

この人の表情に何とも言えない恐怖を覚え、

「遅刻してしまってスイマセンでした!」

俺は即座に土下座をし謝罪の言葉を述べた。

《side out》

 

《side Another》

一方話しかけた八津崎は困惑していた。

それもそうだろう。普通に話しかけただけなのに急に土下座をされ、謝罪をされたのだから。

「お、おい。こんな所で土下座をするな!」

「ですが……」

「遅れてきたのには理由があるだろう。なら土下座までする必要は無い。謝罪の言葉だけで十分だ」

「分かりました。改めまして、神咲六花です。これからよろしくお願いします」

「ああ。それじゃ教室に行くぞ」

そう言って八津崎は職員室を出て行く。

そして六花はそれを追うように職員室を出て行った。

《side out》

 

《sideユリス》

私たちが教室を出て行った八津崎教諭を待っていると、教室のドアが開かれた。

「待たせて悪かったな。遅れていた者がこちらに着いたから迎えに行っていた」

そう言って八津崎教諭が入ってきた。

「あのー。八津崎先生やっぱり怒ってません?」

そう言ってもう一人男子生徒が入ってきた。

「いや、怒ってなどいないぞ」

八津崎教諭はそう言う。

 

八津崎教諭の言葉を聞いた男子生徒は、

「そうですか?まあいいか。俺の名前は神咲六花です。漢数字の六に花って書いて六花って言います。これからよろしく」

そう言った。

 

(ん?神咲…六花…?どこかで聞いた事のある名前だな。)

私がそんなことを思っていると男子生徒が

「あとリーゼルタニア王国出身で、好きな女の子のタイプは……」

そこまで言ったところで八津崎教諭が出席簿で男子生徒の頭を軽く叩いた。

「そこまでは聞いとらん」

そして、そう言った。

 

(リーゼルタニアに居た?………まさか!?)

「六花!?ホントにお前、神咲六花なのか?」

「おっ!ユリスじゃん!久しぶりだなぁ!元気にしてたか?」

六花は私を見ながらそう言ってきた。




どうも皆さんお久しぶりです。キムショウです。

六花「オイコラ作者、どうもお久しぶりですじゃねーよ。どんだけ時間かかってんだよ」

ごめんね。ストーリー構成とかちゃんとやらずに見切り発車しちゃったからオリジナルストーリーのときはこんな事が多くなると思う。
それに六花をカッコよく見せたくてさ。

六花「それならしゃーねーなー(照)」

チョロいな((ボソッ

六花「えっ?」

それでは次回もお楽しみに〜



次回第4話[再会]

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