2ヶ月失踪してすみませんでした。
ストック作りに手間取ってしまいました。
言い訳はこのぐらいにして今回は前編後編の二部構成になってるので本編をお楽しみください
《side六花》
俺が教室に入って軽い自己紹介を終え、教室全体を見回してみると教室の隅の方でユリスが驚いた顔で、
「六花!?ホントにお前、神咲六花なのか?」
と言ってきた。
「おっ!ユリスじゃん!久しぶりだなぁ!元気にしてたか?」
俺がそう返すとユリスは
「何故お前がここにいる?!まさか!兄上か!」
と若干不機嫌になりながら言った。
「いや。ユリスが全く連絡を寄越さなくなってからあの人かなり心配してたぞ?」
俺がそう言うとユリスが、
「それは…その…理由があってだな……」
そう言った所で、
「お前ら久しぶりの再会なのは分かるが今はHRとはいえ授業中だぞ。自己紹介が終わったのなら席に着かんか。リースフェルトもだ」
そう八津崎先生に注意されてしまった。
ユリスは渋々といった表情で席に座った。
一方俺はというと、
「あのー。八津崎先生?俺の席ってどこですかね?」
自分の席が分からず、八津崎先生に聞いていた。
「あぁ。お前の席はリースフェルトの隣だ」
八津崎先生にそう言われユリスが座っている方を見てみるとユリスの両隣の席が空席になっていた。
「ユリスの隣ってどっちですか?」
俺がそう聞くと、
「どっちでもいいから早く座れ」
八津崎先生はそう言った。
「どっちでもいいんだ」
俺はそう呟きながら、ユリスの右隣の席に向かった。
俺が席に座ると、右隣の席にいた赤髪の女の子が話しかけてきた。
「私はシャノン。よろしくね神咲くん」
「こちらこそよろしく。シャノンさん」
俺がそう返すと、シャノンさんは、
「シャノンでいいよ」
「そうか?じゃあ俺の事も六花でいいよ。改めてよろしくなシャノン」
「うん。よろしくね六花」
シャノンと挨拶を交わした後は、何事もなく時間が過ぎて昼休みになった。
「何の用だよ?クローディア」
だが昼休みになってすぐ俺は生徒会室に呼ばれて来ていた。
「急に呼び出してしまってすみません。六花に頼みたいことがあって呼んだんです」
「頼みたいこと?」
クローディアにそんなことを言われ、俺はクローディアにそう返した。
「はい。六花のクラスに6月頃に転入生が来るんですが、男子寮の部屋が足りないのです」
「なるほど。それで?」
「なので誰かが別の場所で寝泊まりしてもらうしかないのですが……」
そこまで言われて俺は、
「まさか入学式に遅れた俺に野宿をしろと!?」
そう言うとクローディアは、
「違いますよ。まあ、あながち間違ってないんですけどね」
そう返してきた。
「てことは俺は男子寮じゃないとこに住むってことか?」
「そう言うことです」
「話はわかったけどさ、学園の寮以外には住んじゃダメなんじゃ……」
そう言ったところで嫌な予感がし、
「ハッ! まさか!?」
「ええ。そのまさかです」
俺はその嫌な予感を口に出した。
「俺に女子寮に住めと?!」
「はい。話が早くて助かります」
するとクローディアから肯定が返ってきた。
「マジで女子寮に住まないとダメなの?」
「はい。マジです」
俺の聞き間違えだと思いたくて、もう一度聞き直してみたがクローディアは笑顔を崩さずにそう答えた。
もう何を言ってもダメな気がした為俺は渋々承諾することにした。
「はぁ、分かったよ。で?部屋は?」
「ありがとうございます六花。この部屋番号の部屋に行ってください」
「わかったよ」
最後にそうやり取りをして俺は生徒会室を出た
どうも皆さんお久しぶりです。キムショウです
???「オイ、コラ作者。何平然と話し始めようとしてんだよ」
や、やぁ六花1ヵ月ぶりだね……(汗
六花「1ヵ月ぶりだねじゃねーよ。まだ小説の本編に入ってねーのに失踪しやがって」
待って!!これには理由があってだな
六花「ふぅんどんな理由だ?」
シルヴィをメインヒロインにしようとしたらシルヴィの能力を六花が知ってないと今後の展開が困るからシルヴィと再会させるとこで内容が思い浮かばなかったんです。ごめんなさい!
六花「はぁ。まぁいいや次の話は──」
1月の下旬にこの話の続きともう1話頑張ってあげます!
六花「そうか。じゃあ期待しないで待ってるわ」
そうしてください。