ポルノ
13part1 「あの男に連絡だ!!」
「約束の時間だと言うのにまだ来ないとは、時間に正確な男と聞いていたのだが……」
「……もう居る、あんたがこの部屋に入る30分前からな」
「! そうでしたな、依頼人であっても事前の観察は欠かさないのが貴方のルールでした」
「……要件を、聞こうか」
「はい、実は……」
ポルノ
13part2 奴の名はポルノ13
「なに! 魔界都市ブルース要素が狙われているだと!?」
「はい、確かな情報です。対魔忍アサギと魔界都市ブルースのクロスオーバーとして連載されている淫獄都市ブルースですが、<深者の章>に入ってから対魔忍要素が不足しており、その原因である魔界都市ブルース要素の排除しようとする動きが強まっています」
「話には聞いていたがそんな事態に……。しかし魔界都市ブルース要素は歴戦のプロだ、そう簡単にやられるやつじゃない」
「ええ、これはある筋からの情報ですがとんでもない大物が動いているそうです。 ……この男です」
「!? ぽ、ポルノ13!!!」
「ええ、生年月日・年齢・国籍・経歴、いずれも不明。 人種がオークと対魔忍のハーフである事しかわかっていない世界を股にかける超A級スナイパーのオーク、東郷です」
ポルノ
13part3 突然の銃弾
「対魔忍要素、殺されたはずじゃ!?」
「残念だなぁトリックだよ」
「復讐か、蛇より執念深いお前の考えそうなことだ」
「い〜や、ビジネスさ。あんたはやり過ぎたのさ、あんたが生きていると不都合が多いって奴が世の中何人もいるんだよ魔界都市ブルース大佐」
「ふん、随分と俺も嫌われたものだな」
「『ある男』があんたを殺そうとしてると聞いて俺もどうしようかと悩んだんだがタイミングよく俺に依頼した奴がいてな、渡りに船ってやつだ」
「『ある男』?」
「俺にとっても都合がいいんで別にタダでもよかったんだが10万ドルをポンとくれたぜ!
やっぱりあんたを殺す権利は誰にも譲れねぇ!」
ズキューン!
ザザザザザザ、キィー―。
バタン、バタン。
「誰か倒れています、もしや……」
「魔界都市ブルース要素、無事か!?」
「将軍! これはどういうことです?」
「こ、これは対魔忍要素の眉間が撃ち抜かれている……、一体どういうことだ!?」
「この周囲は狙撃できるような場所はありません!」
「い、いや、できる場所はある、が。 あ、あそこからはここまで1km以上離れている、大口径の対物ライフルなら可能だが弾痕からみるに小口径、その距離からこんな正確な狙撃など、あ、ありえん不可能だ!?」
「……いや、出来る、そんな不可能を可能にする男が、世界に一人だけいる」
「ポルノ13……、だがなぜ奴は魔界都市ブルース要素ではなく対魔忍要素を?」
ポルノ
13part4 投稿者の恐れ
「依頼は対魔忍要素の抹殺です」
「……お前は対魔忍要素の不在を、憂えてる、のではなかったか?」
「ええ確かに対魔忍要素の不在は解決すべき問題です。 いつかは解決すべきことですが 今では不味いタイミングが悪すぎる!」
「作劇の都合…か」
「ええ、まだ表だって活躍して貰うのは困るのです、然るべきタイミングでなければ下手をすればR-15からR-18になって運営に処分されてしまうのです」
「………元々18禁ゲームとのクロスオーバーなのに身勝手な話だ」
「なんとでも言ってください私には作品を守る義務があるのです、そのためにもYesと言ってくださいミスター東郷!」
「…………入金が確認されしだい仕事に入る」
「おお! それでは……」
「後でこちらから連絡する」
ポルノ
13 part5 プロへの賞賛
(そうか、あれほど情報に気を配る慎重な男の動きがあっさりバレたのか不思議だったが、狙いは魔界都市ブルース要素でなくそれを狙う俺をおびき出すためだったのか、ポルノ13が動いていると聞いてその前に俺が魔界都市ブルース要素を仕留めようとすることまで読んで、わざと情報を流したんだな。 ふふ、さすがだよポルノ13……、殺人機械といわれていた俺だが…あんたこそ…マシーン……だ)
ポルノ
13part6 偽りの代償
「ふふふ、これでクトゥルフクロスの作品を作るのに都合の悪い対魔忍要素を排除して新しい作品を築くという私の真の計画が滞りなく進む、ポルノ13様々だな」
トゥルルルル
「はい、もしもしどちら様?」
「……俺が、依頼人に二度接触することがあるのは、どういう時か知っているな?」
「ぽ、ポルノ13!?」
「俺は依頼内容に偽りがあることを許さない」
「ま、待ってくれ……これには訳」
ズキューン!
ナレーション『淫獄都市ブルース<深者の章>で対魔忍要素が解禁されるのは後編2からだと評論家達に言われていたが現在に至るまでそのような事実は確認されていない』
※以上の資料はイメージです実際の人物像とは異なる場合があります。
本編がこのペースで書けたらなぁ……
外伝のほうが筆が乗って困る