第二話はじまーるよー!
「わかった引き受けよう……、報酬が振り込まれたのを確認次第仕事に移る」
「あ、ちょっと待ってくれ」
そう言ってその場を立ち去ろうとした男に後ろから声がかかった。
「……なんだ?」
「すまない仕事の話は先程ので全部なんだが、アンタに前から聞いてみたいことがあったんだ。
――なあ、あんた程のプロフェッショナルが考える裏世界で生きていくための秘訣って何だい?」
氷を思わせる冷たい視線に依頼人はゾクリとするが好奇心を抑えられなかった。
眼の前にいるのは裏世界でNo.1の呼び名も高いプロ中のプロ、ポルノ13なのだ。
その男が思うプロとしての条件を聞けるならいっそ死んでもいいとすら思えてしまった。
「……10%の才能と20%の努力……そして、30%の臆病さ……残る40%は……『運』だろう……な……(正直運がないんで他の60%で補うのマジキツイっすわー)」
ポルノ
13part1 囚われた男
「しぶといやつだ!」
「……ッ!」
墓石のような冷たく静かな目。
鋼のように引き締まった肉体に様々な経歴を雄弁に語る複数の傷跡を持った男。
その男は今現在天井から縄で繋がれ鞭で打たれていた。
「タフな奴め! もうかれこれ4時間も責められてるというのに呻き声一つ上げやしない!」
「これじゃこちらが先に参っちまうぜ」
長時間の責め苦を味わいながらも唇を噛み締めながらいまだに野生の獣のような眼光を男は宿していた。
その精神力と体力の前に汗を拭いながら拷問している二人組のほうが音を上げてしまいそうな顔をしていた。
「……ッ!」
とはいえさすがに男は限界だったのか鞭の一撃に体が弛緩した、失神したのだ。
「情報を吐く前に気を失いやがったか」
「本当にこいつ人間か? オークとか魔族なんじゃないのか?」
そういいながら鞭を振っていた男は無線を取り出した。
「ボス、聞こえますかボス?」
「――どうした私の可愛い部下達よ」
「捕らえてた捕虜が……」
「何か情報を吐いたか?」
「いえ、呻き声一つ出さず今の今まで拷問に耐えてました」
「死んだのか?」
「いえ、息はあります。ただ気絶しただけです」
「ほう……」
無線の先にいる上司の男が興味深そうな声を上げた。
「只者ではないな。 興味が湧いた、私自身が手を下そう」
「ぼ、ボス自らが、ですか?」
「ああ、そうだ」
「わ、わかりました。 ではコイツは別室に運んでおきます」
そういって無線が切れる。
無線で威圧され緊張していた男はふーと思わず息を吐いた。
「可哀想にこいつ、ボスに目をつけられるとは……」
「そ、そんなにやばいのか?」
「……ああ、お前は知らなかったか」
横で無線のやり取りを聞いていた男がそう尋ねた。
明らかに怯えていると言うか、ひいている表情で失神している男を見ているのだ。
最近この仕事を始めた身としては興味を惹かずにはいられない。
「ボスはなサディストなんだよ」
「まあそりゃそうだろ、拷問好きなのは知っているが」
「しかも『ゲイ』だ」
「Oh……、もしかして」
尋ねられた男は指で○を作ってもう片方ので手で♂の形を作って○に♂を入れた。
「ですよねー!」
「ボスに目をつけられる前に死んだほうが幸せだったのに哀れな奴だ」
失神した男、オークの東郷はぴくりとも動かず沈黙していた。
ポルノ
13part2 困難な依頼
「標的はリチャード・フェニックス、この街のギャングのボスです」
公園でベンチに座りながら依頼内容を話す男の側で大木に背を預けて紫煙をくゆらせながらオークの東郷は無言で聞いていた。
「私の前の市長は暗殺されました、この街で育った私も他に候補が居ないため市長に就任しましたがさっそく脅迫されました。 まさしくこの街に巣食うガンです」
「……警察は?」
「この街では警察とマフィアが癒着しており蜜月の中というやつです、それに奴らは拠点に下手な軍隊よりも強固な警備を敷いておりとても手が出せるような相手では……。
お願いですミスター東郷! この男さえいなければあとは烏合の衆です、なんとかしてください!」
追い詰められて後がない依頼人に真実の光が見えたと判断したのか。
冷徹な目で依頼人を見据えた後に東郷は依頼人にとって救いとなる言葉を発した。
「……他にこの男の情報はないのか?」
「おお! 引き受けてくれますか!? ……そうですね、臆病とも言えるほどに慎重な男で拠点の奥から出ていこうとはしません、例え用事があっても本人ではなく代理人を使ったりして数年は外に出てません。
あと、残虐な男で逆らうものを嬲ることを好み、その光景をビデオや写真に撮って被害者の身内に送ったり、指や耳など体の一部を送りつけるなどの手段をとって恐怖で周りを支配しています」
「拠点から出ようと、しない、か……。 それでは、女に不自由するだろう、恋人関係は、どうなっている?」
「それがまったく……、噂では女に興味がなく同性愛者ではないかといわれてるぐらい女の影がありません」
「――それだけわかれば十分だ」
吸っていた葉巻を指でピンッと弾いてベンチの横の灰皿に入れる。
「資料は受け取っておく、振り返らず先に帰るんだな。 あまり長時間寄り道をしていると奴らに目をつけられる」
「は、はい。 資料と依頼金はここに置いていきます、後は任せました」
市長はベンチの上に資料が入った封筒と依頼料の入ったカバンを置くと言われるままに公園の出口に向かった。
出口の前に待機してある車に乗ろうとしてふと振り返ると先程座っていたベンチの上にはすでに何もなかった。
(頼んだぞポルノ13!)
ポルノ
13part3 目覚めた『死』
「この男か……、なるほど只者ではないな」
ギャングのボスは倒れている東郷の身体に視線を這わせた。
その身体は重厚な肉の鎧に覆われかつボディービルダーのように観賞用に余分な筋肉は積んでおらず。
運動機能を損なわないギリギリまで無駄を省いて鍛え抜いた身体は戦士の肉体といえた。
先程まで受けた拷問より前から刻まれているであろう古い傷跡から歴戦という言葉を感じさせる身体であった。
「この肉体を蹂躙できるとは正に僥倖」
そういって懐から無針注射器を取り出した。
注射器の中身は魔界の植物から生成された3000倍の感度を手術なしで得られる特製の媚薬である。
たとえ同性に興味のない異性愛主義者であろうが泣いてヨガること間違い無し。
だが使用後には副作用により廃人になる劇薬であった。
商品としては欠陥品であるがたっぷり楽しん上に対象を始末できるという歪んだ嗜好を満たすことの出来る特殊な用途にはもってこいの薬だ。
嗜虐的な表情を浮かべて薬を注入しようとして東郷の首元に注射器を近づけた瞬間に東郷の目が開かれ腕を掴まれた。
「――リチャード・フェニックスだな?」
「き、貴様! 拘束は!?」
一瞬にして注射器を持った腕を後ろに回されて関節をきめられたボスは縄で手を縛られている筈の東郷の手が自由になっていることに驚愕した。
ボスの位置からは何らかの刃物で切断された縄は見えなかった。
「ば、馬鹿な真似はやめろ! たとえ私を殺したとしてもここからは生きて出られないんだ無駄な抵抗は――」
「侵入が強固な場所ほど脱出に対する備えは甘いものだ……」
「!? そうか貴様、最初から私を狙ってワザと捕まって…ッ!」
暴れようとするボスの手に持っている注射器を奪ってそのまま東郷は首に注射器をうちこんだ。
目を見開くと「おっお、おおっ!」と叫び関節の痛みすら快楽に変わるのか一瞬にして絶頂に達した。
そして廃人になるほどの濃度の媚薬が暴れた身体に一瞬で回ったのかボスは白目を向いて倒れた。
倒れたボスを冷たい目で眺めた東郷はその首を踏みつけた。
ゴキリと音がなりそのまま絶命したのを確認した東郷はボスの服を奪い身につけるとそのまま部屋を出た。
ポルノ
13part4 明かされた正体
カタカタとPCのキーボードを叩く音が部屋に響いていた。
古ぼけた蛍光灯の光とPCのライトが薄暗い部屋を照らしている。
「今頃ボスはお楽しみ中か、俺たちに興味を持たれないのはいいことだ」
「まるで捕虜がいなくなったらボスは俺たちに興味を持つような言い方だな?」
「…………。」
「なんかいえよ(動揺)」
思わずキーボードを叩くのをやめて相棒の方を振り返ったら儚げな表情をしていた。
「――そういえばさっきから何を調べているんだ?」
「(話をそらした!?)いや、あの捕虜の顔をどこかで見た気がして特徴を調べているんだが……」
「そんなに簡単に出るものじゃないだろ?」
「いや今の時代、顔の画像データがあればそこからデータベースにアクセスしてたどることは可能だ、特に犯罪者に関してはな」
「犯罪者?」
「あれだけ体中傷だらけの男がこの警備の厳重なこの場所に来るんだ、明らかに堅気じゃなくて前科持ちだろ」
「まぁ、それもそうか。 で、見つかったのか?」
「いや、それがおかしいんだよ。 どこを探してもそれらしいのがない」
再びキーボードでコードを打ち込んでデータベースにアクセスしているがそれらしきデータは一向に出て来ない。
電子技術が発達した現代ではよほど未開の地でもない限り免許証などの資格の取得や住民登録といった。
なんらかの形で個人情報は登録されて残るはずなのだ。
それがないということは……。
「どこぞの未開の地から連れてきた切り捨て用の小物か、逆にとんでもない大物かもしれない」
「ほーう、でどうするんだ?」
「少々リスクが高いが政府機関のデータにアクセスしてみよう」
「……それだけの事ができる才能があるんだったら職場を選んだほうがいいんじゃないかお前?」
「貧乏ってのはそうやって選ぶ事のできる自由はないんだよ……、こ、これは!?」
そうやって驚愕している相方が開いたデータを覗き込む。
そこに表示された情報は……。
「セキュリティーコード・レッド。 なんだ全然情報がないじゃないか」
「トップシークレットの情報で、しかもこれだけしか情報がない!?
オーク、東郷、通称ポルノ13……」
そこに書かれている様々な経歴をみる内に二人の顔がどんどん青ざめていった。
そあまりにも荒唐無稽な犯罪行為とそれらを成功させるありえない技量の人物の情報だった。
しかも恐ろしいことにすべての事件に推測されると書かれていることから。
明確に彼が犯人であると証明できるような証拠は一切残していないということがわかる。
「う、嘘だろ? 今どきフィクションでもこんな無茶苦茶な奴居ないぞ……」
「い、いや最上級のセキュリティをくぐって見れるデータだ、嘘じゃない」
「も、モンスター……。 こいつは怪物だ!?」
震える手でアクセスした痕跡を残さないようにデータベースからログアウトさせた。
「こんな化物がいるとは……、しかしそんな男が何故簡単に捕まるような真似を?」
「!? そうかボスが危ない!」
ポルノ
13part5 それは嵐のように過ぎ去って
人を連れて牢屋に行くとそこには全てが終わった後だった。
牢屋の前には監視の死体、牢屋の中には服が脱がされたボスの死体があった。
そして牢屋の中にはそれを実行したと思われる人物は影も形もない。
「……そうか! ボスが施設から出ないと聞いてワザと捕まって拷問を受けたたのか!?」
「ボスに会うためにワザと捕まったというのか!?」
「そうだ、あいつはボスが反抗的な男を一人で嬲るのが好きという趣味嗜好を事前に知っていたんだ……」
周囲がボスを殺した犯人を探すために慌てふためいている中で拷問を担当した二人は思いつめたような顔をしていた。
この場でボスに死を与えた死神と一番長く時間を過ごしていたのはこの二人なのだ。
そして真実に気がついたのも自分たちだけであった。
「それじゃなにか? 下手をすればボスに会う前に殺されるかもしれないというリスクを犯して、
生き残っても拷問を受けてまともに動けなくなる可能性が高いというのに捕まったというのか?
ボスが直接自分を拷問しに会いに来る時に訪れる殺しのチャンスを掴むというだけの理由で?
クレイジーだ! リスクが高すぎる! 失敗する可能性の方が遥かに高いというのにありえない!?」
「ならこの結果をどう説明する? 自分の体力に絶対の自信があったんだろうがこんな無謀な計画を成功させるとは……。
なんて……、なんて男なんだ…ポルノ13というやつは!?」
ポルノ
13part6 真実の裏側
うぃーっす、ポルノ13ことロドリゲス・東郷でーす。
仕事続きでだんだん口数が少なくなっていくのを感じます。
オパーイを重力から守るために両手で支える仕事とかしたいです。
キョヌー美女、美少女が多い世界なんだから需要が会ってもいいと思います!
ハタラキスギテオデノカラダハボドボドダ!
あっちは久々に登場して人間になったというのにどういうry)
ウッ、ふぅ……、娼館に行く暇も最近なくて取り乱してしまいました。
ネット放映されている対魔忍の公開プレイ見て頭を冷やしましたわ。
しかしアサギさんとかこんなのネットで流されて冷静な顔して仕事とかメンタル凄いっすわ……。
これみた連中に『澄ました顔しやがって動画であんなに乱れていたのに!」とか思われたりするとか自分が女だったら自殺もんっすわー。
対魔忍は色々とタフじゃなきゃ生きられない!
んじゃいつも通り仕事に行きますかー。
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クエスト『悪徳マフィアを始末せよ』を受領しました!
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『おはようポルノ13。
今回のターゲットはリチャード・フェニックス。
街を支配するギャングのボスよ。
彼によって街は麻薬や武器の密輸などが横行する現代のソドムとゴモラとでも言うような惨状になっているわ。
彼は非常に残虐で逆らうものに拷問などをして死に至らしめてその死体や体の一部などをその仲間や身内に送りつけて恐怖で街を支配しているわ。
今回の依頼者は彼が拠点にしている街の市長よ。
街の警察や軍隊ですらが手を出せないのであれば外部の人間に、ということのようね。
準備は一任するわ(ダミ声)』
虚しい…ぼくにハゲ頭にバーコードの暗殺者みたいに情報をサポートしてくれる女性はいません。
これは全部ぼくの声マネです。
ぼくはいつも一人です。
ひ と り で す !(嗚咽)
ふっ、涙が出ちゃうだって女っ気がまったくなしなんだもん……。
近づいてくる女は娼婦か殺し屋ばっかし、本家はよく逆ナンされてるのに……。
仕事が終わったら俺、娼館でエロエロタイム送るんだ、羞恥プレイもいいな。
故郷のマジックマッシュルームも使ってもらおう!
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【悲報】ポルノ13は捕まってしまいました!【無念の虜囚】
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くっ、ハリウッド仕込みのメイキャッパーが旅行中だから自分で変装したのがいけなかったか!?
本家はメガネにヒゲをつけただけでもなんとかなっていたのに!
ちょ、やっ…ヤメロォー! おぉぅお前らには人の心が無いのかよ! 鞭はその、ちょと、あの、や、やめ、え、待って、待ってら、らめぇぇぇ! そんなに打たれたら逝っちゃうのホぉぉぉぉ!
男の子の体は乱暴に扱っちゃらめぇぇぇええええええええええええ!
なんだか痛みが消えて感じるというかちょっと気持ちよくなってきちゃうのほっぉぉぉおぉお!
んあぁぁぁぁぁーーーーーーー! と、
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ば、馬鹿な真似はやめろヒロミちゃん、そ、そんな大きいのを入れるように人間は出来て…はっ!
ううーん、むにゃむにゃどうやら気を失ってしまったようだ、しかし……
空気がまずい!
体が重い!
あんまりだ!これが、
まあ、捕まって死んでないだけマシなんですけどね!
今は生きているだけで幸せさ!
さーて気持ちを切り替えて状況の確認だ。
ええーと服装は拷問を受けていた時と同じで上半身裸で下半身はズボンを履いている、靴もある。
体の方はぼこぼこで切創や打撲があって痛いけど命に関わる傷はなし。
手は後ろ手に縛られている、縛っているのは麻縄で手錠ではない。
足は特に縛られていない。
身体を動かさずに視線だけで部屋を見渡す。
場所は牢屋だな、確か侵入前に見た資料だと監視カメラがこの場所からだと…あれか。
おっ、腕時計は付けたままだ。
下っ端にパクられてる可能性が高かったので嬉しい誤算だこれでなんとかなるぞ!
監視カメラの位置は体の正面を撮しているはず。
身体をあまり動かさないようにして…と。
ふふふ、腕時計の胴をスライドさせると……いて! 仕込んである刃物でちょっと切れた……。
縛られた手は後ろなのでカメラから見えないので刃物を使って縄をギーコギーコと切断して……、出来た!
後は監視の注意力が下る深夜まで体力を温存して脱出の機会を……。
――あれ? 誰か来た。 目をつぶって狸寝入りしよっと。
聞こえてくる会話の内容からしてターゲットのボスかな?
んんん? なんで監視カメラをきるように指示しているの?
ねっとりとした視線を感じる、何故生唾を飲むような音が!?
んんん???カチャカチャとベルトを緩める音が?
――もしや俺の体が狙われているのでは!?
目をカッと開くと肥大化した男性器が入った。
いやぁー!?!?!? 犯される!?
予想通り見覚えのある顔だ同性愛者だという噂のボスでしたね!
確か名前はリチャード・フェニックスだったか?
ホモに狙われるのは東京キングダムの人探しの役目のはずではッ!?*1
サキュバスとか女魔族ならともかく男はやめろぉ!!!!!!!
高速で相手が動作に移る前に取り押さえる。
お前ボスだろ、なあボスだな! よし殺す! 死ねぃ!
あぁーん、無駄なことはやめろ脱出は出来ないって?
こーゆー侵入が困難な場所は脱出のほうが簡単なんだよ!
お前はこの薬を自分で使っとけ!
うぉ! 無駄に白濁液出しおった!?
一体俺に何を注射する気だったんだ(戦慄)
リチャードよお主は
……ふぅ、助かった。 しかし早く脱出しなければ怪しまれるな。
ホモはせっかちで困る。 夜まで待てないのかね?
正直嫌だが外で上半身裸は目立つのこいつの服を貰って……。
あっ監視の人ちーっす! ♂プレイは中止になりましたんで帰りまーす(打撃)
よーしばれないうちにスタコラサッサだぜ!
任務完了、ふっ、また生き残ってしまったぜ敗北を知りたい(精一杯の強がり)
ポルノ
13part7 男は蛇へと挑む
【SMクラブ 華と蛇】
はわわっ!? 何故俺はこんな場所に、俺にはそんな趣味は……
『ハッ、嘘をつけ。ではなぜ貴様はここにいる? 誰に強要されたわけでもなく何故ここまで来た?……俺が代わりに言ってやろう、虐げられるのを楽しんでいるんだよ貴様は!』
何を!
『違うとでもいうのか!? 貴様は鞭にうたれていた時にだんだんと気持ち良くなっていたじゃないか?』
――ええい! 幻聴風情が何をいうか!? ただ性欲を持て余している今だけの気の迷いだこんなのは!
「あらぁお客さん? 楽しんでいかないのぉ?」
……初心者なんでソフトなコースあります?
ナレーション『日本国内では自らの手で窒息したり、手足を拘束することによって性的快楽を得るひとりSMによって年間300人の死亡事故が起きているとの報告がある』
第一話と同じく導入に捕まったシーンが続いてマズったと思ったが捕まって調教受けるのが対魔忍なので問題がないという事実。
淫獄都市ブルースはエロなしサイバーパンクで魔界都市のノリになってるのでなんかこっちの方が対魔忍やってる気がするのが困る。
同一世界観なのに不思議!
……いや、「んほっ」てなければ大概ダークな世界観なんですよ対魔忍も、うん。