ライブラ秘書嬢の異世界渡航   作:一星

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クリスがプレイアブルキャラ化したら、という妄想の産物。


マテリアル inグラブル

 旅人がたどり着いたのは、果てしない蒼が続く空の世界。

 空の果てを目指す少年、理想の国の建国を夢見る青年。

 二人との偶然の出会いを境に、冷たくもやさしい、不器用な旅人はまた、大いなる運命の激流に巻き込まれることとなる。

 

 

 [氷妃]クリスティアナ

 SSR 水 バランス ヒューマン

 25歳 170cm

 趣味:読書、洋裁、吟遊

 好き:珈琲、料理

 嫌い:裏切り、自分自身

 

 奥義:ニウェウス・カルケル・アブソルート

 絶対零度の白氷瀑。

 クリスが指定する対象範囲を冬に染め上げる大寒波を発生させ、一切の生命活動を断ち切る氷獄に変える技。繊細で頑強な氷の檻の中で、人間も魔物も等しく氷の十字架となってその場に墓標のごとくそびえ立つこととなるだろう。

 絶対零度のエスメラルダの血と魔術要素が組み合わされて生まれた、永遠に熔けることのない氷獄。

 威力を調整することによって即死から動きを止めるレベルまで自由に調整できる。

 氷結による1Tのスタン効果、自身へのクリティカル確率中アップ付き。

 

 アビリティ:

 天泣:敵全体に水属性ダメージ / 防御力15%DOWN / ダブルアタック・トリプルアタック確率DOWN

 アグアセロ:効果中(3T)自身の奥義ダメージ+20% / 味方全体に連続攻撃確率上昇効果(15%、+で30%)

 ファタ・モルガナ(逃水):味方全体に回避付与(1T)

 

 サポートアビリティ:

 天秤の狩人:自身の残りHPが少ないほど攻撃力UP / 被ダメージ時の奥義ゲージ上昇率UP

 半歩分の時間稼ぎ:一度だけ戦闘不能にならずHP1で耐える

 

 

 本名、クリスティアナ・イグナシオ・スターフェイズ。

 異世界の境界都市にて、異界からの影響力、邪悪を退けるため日夜戦う秘密結社ライブラの敏腕秘書。

 玲瓏な顔立ちに、たおやかな所作は気品を感じさせる。見目に違わず冷静沈着で幅広い知識を有する才媛。

 不死者である血界の眷属を倒すため、人外に片足突っ込んでいる戦闘力を持つ牙狩りの一員であり、その中でも汎用性トップの血法を自在に操る天才ゆえに、攻防補助治癒となんでもござれの万能型。

 あらゆる属性への変化を遂げる「無属性」血液という特殊な血液から複数属性の血法を操る点から、グラブル世界では操る武器、血法によって属性変化する。

 エスメラルダ式血凍道(格闘)→水

 水晶宮式血濤道(弓)→水

 斗流血法・シナトベ(槍)→風

 954血弾格闘術(銃)→光

 古代ルーン魔術など魔術→闇

 

 異世界渡航で学んだ古代ルーン魔術や強力な魔術を一小節か二小節でドカドカ発動させるので一対多が得意と思わせて、一騎打ちもチーム戦も平均以上にこなしてみせる。戦力として有用性が高く、色んな所からスカウトが来る人材。

 カリスマ持ちだが、それはあくまで軍師的なものであって、君主的な性質ではない。生まれながらにして誰かを支えるための才能があり、自分がリーダーの器ではないことも重々承知。

 

 異世界渡航は過去に何度も経験しており慣れっこではある(√としてはBBB→FGO→MHA→グラブル)が、今回は世界体系も世界のスケールも違う空の世界のため、少々浮足立っている。

 最初はグランの故郷であるザンクティンゼルの森に落ちる(メインストーリーの数年前)が、グランとの交流後、強制的に別の島に飛ばされ、一人旅を続ける。その中でとある村を襲ったスタンピードをきっかけに、諸国漫遊中のパーシヴァルと知り合う。

 常識は妙にすこんと抜けているものの、秘書として培ってきた観察眼、交渉術、経理、世界各国の支部を転々としながら培ったラインヘルツ家仕込みの社交術に幅広く深い知識、困った人間にはきちんと事態を精査した上で、行き詰まった状況を打開する案を提示してみせるなどの敏腕ぶりに唸ったパーシヴァルに家臣勧誘される。半分は空の世界で生きているなら知っているはずの当たり前の常識が抜けているのが心配なのもあったが。だがクリスは様々な理由から申し出を辞退する。が、色々縁あってグランの騎空団に参列するまでの数年間、旅を共にする。

 

 赤毛、良いところのお坊ちゃん、責任感が強い、困っている人を放っておけないと、クラウスを想起させる要素が揃っているので郷愁を覚えつつも、パーシヴァルの正義感はクラウスほど潔癖でもないので息がしやすい。

 戦友のような距離感での旅を続けているが、実はパーシヴァルの人間性はかなりクリスの好みど真ん中(異性のタイプ:真っ直ぐな人、裏切らない人、顔は綺麗系もしくはハンサム系。なお意外なギャップに弱い)生い立ち故に心の壁があまりに頑強すぎるが、その壁さえ叩き壊せば一気に落ちる。

 グラン・ビィとは兄弟のような距離感。ルリアはその他人事とは到底思えない境遇とグランと魂を分け合っている点からも非常に可愛がっている。星晶獣を操る力を持っているとはいえ戦いとは無縁な普通の少女としての生活を送れるようにと、服を作ったり料理を教えたり、ルーンで作ったお守りを持たせたりと甲斐甲斐しい。イオも自分が知っている魔術で教えられそうなものは教えたりと、ルリアとはまた違った可愛がり方をしている。

 

 親に見捨てられた捨て子であること、特異的な属性血液から牙狩りの強硬派の命令で師匠の元から拉致され、実験動物扱いされ拷問を受けた経験から、非常に自己評価が低く、道具的な意味でしか自分に価値を見いだせないでいる。異世界渡航を経て多少緩和されつつはあるが、自己愛の低さは変わらず。武器である血液も許されるならそっくり入れ替えたいと願うほど憎んでいる。「信じるために疑い続ける」と言ってのけるほどの極度の人間不信だが、ライブラの秘書として交渉役として活躍するために不信感を押し殺し、交渉事が得意そうに振る舞い演じきっている。

(BBB世界では)正式な公的免許は取っていないが、異世界で医術を勉強したこともあり医学薬学に詳しい。牙刈りとして血法という自然界に存在する力を発生させる技術をふるう過程で必要なため、数学、化学、生物学にも強い。

 孤児ながら兄やリーダーを支えるために交渉術から社交術、ダンスや音楽など幅広い教養を高いレベルで身につけているため周囲からは天才と目されがちだが、捨てられた自分がクラウスたちに相応しい人間になるために、と無価値な自分に傍にいるための価値をつけようと努力した結果。器用なだけで天才ではない。

 


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