あるいはこんな実力教室   作:壬生咲夜

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前話の『茶柱佐枝の叫び』とは全く関係ない話になります。



一之瀬帆波をAクラスに放り込んでみた

Aクラスには2つの派閥がある。

 

いや、訂正しよう。

“攻めの坂柳派”と“守りの葛城派”という2つの派閥に纏まりつつあった。

 

それが崩壊したのはどちらの派閥に組せずにいたとある男子(井上 遊人)の――

 

「ところでお二人さんは里の者?森の者?」

 

――この一言だった。

 

最初は「(何言ってんだコイツ?)」と思った両トップであったが、口にした好みが意外なことに一致。

お互いに意外な所で好みが一致したな~と思っていたところ

 

「え、坂柳さん〇の者なんですか…」

「すんません、葛城さんには着いていけないっす」

 

まさかな所で離脱者が現れた。

 

そこからは散々だったといえよう。

キノコタケノコ戦争で二分されつつあった派閥が崩壊。

目玉焼きに何を掛けるかで細分化。

タイ焼きは“尻尾まで餡子”か“尻尾は餡なし“で再度派閥が纏まりかけたが、中身の具が粒餡、漉し餡、餡子以外で再度崩壊。

“ポテチの好み”で隠れて殴り合いの戦争が勃発し、“カントリーのココアかバニラ”で和解したと思いきや“炭酸水の好み”で決別。

 

こんな感じで分裂と集結を繰り返す事一月。

 

戦争を繰り返すたびに仲裁の為に帆走しまくった一ノ瀬帆波(苦労人)が「誰がトップだったら付いて行きたいの!」の一言で一旦戦争は中止。

皆が真面目に考え抜いた結果

 

 

ドSロリっ娘prpr派……(数十名)

逞しい筋肉hshs派……(数十名)

自由人枠……(数名)

 

中立という名の自由人枠の保護者枠 兼 騒動が起きた際の仲裁役……(1名)

 

に纏まった。

 

この結果に2大派閥のトップに返り咲いた2名は凄く嫌そうな顔をしたが、これ以上のクラスの崩壊は得策ではないと甘んじて受け入れ、

自由人枠に放り込まれた数名は今日も自由気ままに行動し、

とある苦労人が「い、胃がぁ……」と今日も胃薬を飲んで机につっぷした。

 

 

これは一ノ瀬帆波をAクラスに放り込んで、試験等の度に衝突しいがみ合う2大派閥を仲裁しては妥協点を提案したり、同中だったという理由で自由人枠の保護者を押し付けられたりととにかく苦労に苦労を重ねて胃痛キャラにした作品である。

 

 

<軽い設定>

◆井上 遊人(ゆうと)

オリキャラ

天然で制御が効かない自由人枠筆頭。

元気な子に育ってほしいという両親の願いから自由気ままに育った。

今日も今日とて自由に行動し、なんらかの騒動が起きて一ノ瀬の胃にダメージを与える。

 

◆一ノ瀬 帆波

遊人のせいで中学の頃に万引き事件が起きず、Aクラス所属になってしまった苦労人。

胃薬が親友。

 

◆坂柳 有栖

葛城と対立しつつ仲裁の為、帆走する一ノ瀬で遊んでいる。

ドSロリっ娘は遺憾の意です!(プンプン

 

◆葛城 康平

逞しいおすpp――ではなく、筋肉の持ち主。

一ノ瀬の事は可哀そうだなと思いつつ助けない。

最近、怪しい視線を感じるらしい。

 

 

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