ダイの大冒険で一番好きなキャラクターは誰か?
それはダイだと良く聞くが、私が好きなのは大ネズミのチウ君。
まだあっても、もしかしたら生まれていないかもしれないものに君付けするほどゾッコン好きだ。
だって考えてみろ、ポップがアバンの使徒で勇気あるもの扱いだが、魔法の才ありやればできる子で周りからなんやかんやとバックアップ貰ってるけど、チウ君は多少は老師から武の手ほどきもらってもほぼ単身で頑張って、あのハドラー親衛隊のヒムを感服させる度量と仲間を死ぬ気で庇う勇気の持ち主なんだぞ。
では嫌いなキャラは?
バーンではなく、ザボエラでも無い。
バーンは何かしらの信念あったし、ザボエラも出世欲と名誉欲が強いかまってちゃんで、ある意味自分に忠実で分かりやすい奴だ。
嫌いなのがバランがトップ。
何が人間の醜い本性知らなければ守ってやらなかったのにだ。
大きなお世話だ。
どの種族にも馬鹿や阿呆、死んでもいい奴は存在する。
裏返せば魔族・モンスターにも良い奴はいる。
それも知らん馬鹿が、神様気取りとは笑ってやる。
そしてそんな馬鹿が将来ソアラに近づくのかと思うと今から殺しに行きたくなるのは我慢だ。
奴がいないとヴェルザー誰が倒せるんだになるから我慢しよう。
城に来たら教育してやればよし。
そんなバランに並んで嫌いなのがもう一人。
「いやぁ〜、姫様共々助かりましたよ。ありがとうございました。」
ヘラヘラ笑いながら、自国の姫君フローラ共々助けられました〜とか抜かしている目の前の男、アバン・デ・ジュニアール3世。
ベンガーナとソアラとの婚約はサクッと破談。
その代わりに向こうの欲しい農業向上の資料はタダでくれてやった。
あそこは近年農産物高落ちて、先日私が皇太子宣言に言った中の灌漑工事や堆肥の改良やらに反応したのは見抜いたので、貸し作るのと二度とソアラにちょっかいかけないようにする為にも渡してやった。
あれを有効活用出来るかどうかは向こう次第で後は知らない。
その交渉の後、休む暇なく皇太子仕事その二だ。
カール王の就任二十周年記念に出る事。
正直気が進まん。
あそこには嫌いな奴が、そう心の中でぼやいてたら着いて早々に早速遭遇。
城の中の挨拶回り終わって趣味の森散策してたら会っちゃったよ。
フローラ姫を植物モンスターから助けるために眼鏡外して一匹斬ってたけど甘いんだよ。
横から来た二匹目に反応するのが精一杯で剣を構えたけど弾き飛ばされてやんの。
目の前で死なれても目覚め悪い。アバンの真似は嫌だから横一線ではなく、縦一直線で斬ってはい終わり。
「貴様それでも騎士か?弱いにも程がある。」
自分の強さは平和な世には不要で、力隠してます?
「貴様程度の軟弱者が、誰かを守れると思わん事だな。
私はアルキード国の王太子だが、ひ弱い王族よりも弱いお前は話にもならん。せいぜい死ぬ気で鍛錬するんだな。」
言いたい事だけ言ってその場離れて後は知らん。
あの程度で慢心している雑魚が後一、二年後には勇者するなんて笑い話だ。
ハドラー大戦後も勝った慢心で自己鍛錬さぼる輩の事なんか好きになるはずもない。
高尚な考えも自分が強ければこそだろ。
この時点でのカールにはなんとフローラに兄がいた。
カール王太子のルキウスと挨拶交わして文通仲間になる約束取り付けて、次の日の祝典に出てさっさかアルキードに帰った。
アバンが変わったかどうか?
マイ天使ソアラ待たすほどのこととは思えんので知らんな。
「おいアバン!おめぇそんなに無茶したらよ・・」
「なんですかロカ、常日頃から私に鍛錬するように言っているのは貴方でしょう。」
「そりゃ・・そうだけどよ。」
アバンのプライドはズタズタに引き裂かれていた。
平和な世には自分の強さは不要?こんな弱い自分の力なぞ隠す必要もないではないか!
フローラを助けたあの日に自分も助けられた。
それも兵や騎士、冒険者でなく一国の王太子に!
戦う者でない、ましてや年下の少女に助けられるほど自分は弱いのだと思い知らされた。
自分の世界の、いかに狭きことかを叩き込まれた気分だ。
その日を境にアバンは努力を人に隠すことなく修練に邁進を始めた。
運動音痴、学者家系と馬鹿にしていた者たちの顔を青ざめさせるほどに。
彼女に追いつきたい!
蔑みの瞳で見られたが、次会うときには強くなったと言われたい。
ルイーシャは期せずしてアバンの魔改造化に成功したのであったが当人は露知らず、立て続けの王太子仕事のご褒美に休みを貰い妹と小モンスター達と遊ぶ平和を満喫するのだった。
サクサクッと第一勇者の登場
明けましておめでとうございます。
今年もゆっくり頑張ります