ベノ「巨大鎧機(ジーアーマード)。それは最近、裏世界で勢力を拡大している組織、マリフォンスが量産している汎用操作型武装兵器だ。体高は約3mぐらいで馬力が凄まじい。素の俺達でも倒せるには倒せるがさすがにこんなのいちいち倒してたらキリもねぇ」
まお「常に自分より固く、体躯に大きく差のある相手などとてもではないが相手できぬものだ。それに我々はあくまでも秘密組織に属するものであり、演劇もしている。おいそれと顔出しするわけにもいかぬ」
ベノ「そこで開発したのが…この対規格外汎用戦闘機」
ベノ「それぞれ…。
楯武(じゃんぬ)
インヴェルム・サクセサー
覇桜華扇(はおうかせん)
の三種類だ」
まお「まずは楯武の説明からするとしよう。楯武は三機の中でもっとも頑丈だ、先日のように機関砲程度では傷一つ付かぬ。また移動もキャタピラによるもので走破性もかなりのもの。最大の特徴はショルダーシールドだな。だが我の専用機である魔皇(まおう)のショルダーシールドは攻撃的で高圧的な印象の形になっているぞ。デフォルト装備はコンパクトソードだな」
アデア「次にインヴェルム・サクセサーの説明を行います。この機体は過去に極秘製作していた対災人命救助高機動人形兵器、インヴェルムを改良。強化したもので俊敏さと機動力を重視しています。活動時間も大型予備バッテリーのこともあって他二機より長い時間活動できます。僕の専用機ガーディアンアイギスは基本武装であるスタンスティックやハンドガン。外付けアタッチメントをオミットした代わりに楯武にも負けない防御力と瞬間機動力特化になっています。…が、まだ武装が未完成です」
ベノ「最後に覇桜華扇。完成品である他二機と違って未だに完全完成機と言えない機体だ。火力は申し分ないが活動時間や操縦者にかかる負荷の調整がまだ終わってない。一応デフォルト装備で空飛べるがそんな長くは飛べないし武装も刀だけだ。ハッキリ言って操縦者に合わせてチューンアップしないといけない関係上、ほとんどオーダーメイド機になるだろうな。一応俺の専用機、天月(あまつき)は攻撃性を特化させてる。腕、足、武器の打突剣、角に尻尾と全身武器になる」
シャーヴァル「質問がある」
ベノ「なんだ」
シャーヴァル「何で動いている」
ベノ「進化水晶。ありとあらゆる進化の石やメガストーンの原石だ。それを加工して機体に組み込み、それと同乗者のエネルギーを同調させて莫大なエネルギーにして動かす」
シャーヴァル「なるほど、ということは出力の高い覇桜華扇がもっとも負荷がかかり、パイロットがバテやすいということで活動時間が短いんだな?」
ベノ「正解だ。そして量産だがまず隊長各の機体が生産。その後メンバーだ、支給されるのは現状毒組、地組、兎組、新生鍼組。それと天組の隊長たちだけだ」
ゆっこ「ベノはん。なんでウチらは隊長だけなん?」
ベノ「まずは製作コストだ、一機百万はくだらねぇ。次に乗れるかの審査やトレーニングが必須だ。今はそこまで手が回らねぇ。最後に現状この三機しかねぇんだ。とどのつまり製作時間も果てしなくかかる。だから乗れそうな奴らを先にピックアップして作ってんだ」
ゆっこ「てことは…。ウチらも専用機なん?」
ベノ「そうだ。それから量産型を作る手筈だ」
シャーヴァル「それにしてもマリフォンスか…。海から麻薬や人身売買のための子供やポケモンを密輸するのが専門の組織がよくあんなものを作ったものだな…」
ベノ「俺も聞いたときはびっくりしたぜ、まさかあんな弱小組織がここまで勢力を拡大してるなんてな」
シャーヴァル「間違いなく親がいるな」
ベノ「だろうなぁ。それを特定するのも大事だがまずは奴らの迎撃だ。おそらく、暴れる理由は二つある。一つは取引のために騒ぎを起こして注意をそっちに向けること。そしてもう一つはデモンストレーションだろ」
まお「機体性能をアピールするには街を火の海にするのが手っ取り早い証明となる…か。無粋だな」
シャーヴァル「だが破壊兵器として運用を最初から想定しているならばこれほどまでに正当な方法はないだろうな」
アデア「シャーヴァルさんは別の目的もある…と?」
シャーヴァル「あぁ。壊すだけなら重機でもできるからな。わざわざこんなもの作って暴れる通りがない」
ベノ「どのみちまだ結論は出せねぇんだ。しばらくは各自警戒を頼む」
まお「などと言われはしたが…。結局は徒歩でパトロールなのだな」
アデア「まぁまぁ、これが一番身近で対応しやすい方法じゃないですか」
まお「先程から目線を感じてならん。目立つなと言う割には歩かせる。矛盾ではないか」
アデア「(そのRPGゲームのラスボスみたいな格好が注目浴びてるなんて言えない…)そ、そうこういってる間にパトロール終わりですよ」
まお「こちらまおうKだ、パトロールが終わった」
通信端末で連絡を入れるとまおは一息ついてアデアとともに劇場内に入っていく
アデア「みんな、ただい…」
まお「…。貴様ら、それは防御力の下げあいか?それとも素早さか?」
ロビーを抜けて二人がサロンに顔を出すとなぜか地組と兎組がにらみ合いをしていた。双方ともに顔色は険しく、一歩も譲らない
MEXさん「お帰りなさい。まお、今少し立て込んでいますので用事は後で聞きますね」
ゆきの「アデア…?もちろんこっちもよ、邪魔…しないわよね…?」
怒りに引きついた笑顔にまおとアデアは少し怯むと互いに目をあわせてため息をつく
まお「理由だけ話せ、そうすれば事と次第によっては好きにしていい」
ドラゴ「理由…?んなもん決まってるぜ…!!さっきの会議で発表された三機の生産が序列順だってのにこいつらは自分達のほうが強いから先だって言うんだぜ!?」
MEXさん「最近は仲良くして音沙汰無いと思っていたら…。いつのまにかずいぶん下に見られていたものですね…?」
アンペルト「下にゃあ見とらん。ただ実力ならわしらの方が強いけん。先に作られるなら強い方を優先するべきじゃと言っとるんじゃ」
あるま「それをしらみつに直談判しに来たのだが。まさか突っかかってくるとは思わなかったな」
いっこんぞめ「るっせーよ、あんたらの自意識過剰でてゐ劇は動かないんだよ。それに生産ラインだって天組の隊長さんたちさえまだなんだ、大人しく自分の機体が作られるまで待ってな」
ライラ「んだと!俺達はお前らより戦闘能力が高いんだ!特異体質だって持ってるやつほぼいねぇだろ!」
いっこんぞめ「あたしがいるさぁ、それで充分だ。それに特異体質が戦闘能力に直接干与するわけじゃないだろ」
ぼたん「兎組は確かに強い…。だが、そうだからと俺達が劣る道理がどこにもない…、ましてや総司令でも手の付けられない乱暴者の集団というお飾りを振り回しているのが現状のお前たちに俺達は負けない」
このか「なかなか言ってくれはりますな?そんなにいて込まされた醜態を他の組に晒すんが嫌らしいんやなぁ…?」
お互いに一歩も譲らない。まさに一触即発とはこの事を言うのだろう。オロオロするアデアをよそにまおは振り返った
アデア「あ、ちょっとまおさん!?」
まお「下らん。好きにしろ。ただしやりすぎはどっちの組であろうと制裁する」
呆れた顔でスタスタと立ち去るまお、アデアは「ちょっと待ってくださいよ!」とそのまままおを追いかけに行った
ゆきの「邪魔は無くなったわね。さぁて…どう叩き潰してあげようかしら…?」
MEXさん「め ん ど う で す。全員まとめて来てくださいな」
笑顔でピシャリと言い返すMEXさん。ゆきのはそれを言われるとビキビキと怒りを顔に表す
ゆきの「ずいぶん余裕なのねぇ…?」
MEXさん「勝てる相手を一人一人倒すのじゃつまらないですからね。どうせなら一気に各の違いを教えた方が楽でしょう…?」
あるま「それもそうだ、それには賛同しよう。だが…後悔しても遅いぞ」
ニーナ「ここまででマジでやりたくない、怪我したくない奴は下がりなよ。ここが最後だよ」
ニーナがそう言うと地組からはシュトラとしらみつ。兎組からはデビローズ、ただいな、リスティスが抜けてきた
シュトラ「仲間同士でぶつかっても痛いだけ」
しらみつ「同感です。あやはるさんもここにいたら下がっていたでしょうね、真眼子さんのところに行ってて良かったです」
デビローズ「シュトラさんと同じ考えね、それとしらみつさんにも限界があるというのをわかってるから私達は同期メンバーとして気持ちを汲み取る立場にしますわ」
しらみつ「ありがとうございます。すいません、気を使わせてしまって」
ただいな「父上のお告げというわけではありませんが…。こういうこともたまには必要だけど無理にやる必要はありませんからね」
リスティス「私は自主退場。死人が出るかもしれないワイサイドゲームなんかごめんだね、それに一銭にもならないんじゃ身体張ってやることでもないし」
MEXさん「きれいに不参加の人数が分かれましたか。これでなんの言い訳も無くやれそうですね…!」
眼を閉じたまま微笑むと他のメンバーが横一列に並び立つ
ゆきの「上等だわ。今一度兎組の力を見せてあげるわ」
こちらも横一列だが足並みや立ち位置はバラバラで対峙する。そして合図もなく兎組から先に攻撃を仕掛けに行った!大乱闘の幕開けだ
ドラゴ「やってやるぜ!」
対照的に走るタイミングが全員一致の地組は兎組を迎え撃つ。いままで有りそうでなかった展開だ
ゆきの「ふっ!やあっ!!」
MEXさん「っ!はぁっ!!」
ゆきのの武術にMEXさんのカポエラが対する。流麗にして鮮烈な動きはお互いに水タイプであることを再認識させる。そして一度距離をとるとMEXさんは背後に向かって水の玉を発射!それはドラゴと対するあるまに向けた一撃だった
あるま「っ!」
間一髪水の玉を居合い切ると後ろのドラゴを蹴ってあるまはMEXさんに切りかかる!しかし間一髪のところジェット噴射でかわされてゆきのと鉢合わせになりそうになる
あるま「ぬっ!?すまぬ!」
ゆきの「上っ!」
動揺して動きを止めたあるまへ空中から飛び蹴り。そしてそれをかわしたゆきのにニーナが蹴りかかる
ニーナ「どうしたのっ!?これでもまだ格下なんて口が言えるのっ!?」
ニーナの蹴りを受け止めて投げ飛ばすと間髪入れずにレジーナが襲い掛かる。よくみると地組はさっきと違う者を相手していた。今のMEXさんはライフを相手取っている
アンペルト「ちょくちょく入れ替わりおってからに…!まとめてぶっとばしたるけんの!」
ライラ「味方巻き込むっての!やめとけよ!親父!」
アンペルト「避けたるから当たらんようにせぇ!」
周囲への放電とともに自身の周りを発火させて炎の衣を纏うアンペルト。その炎と持ち前の電気を合わせてスパーク。爆発を起こして地組の面々を怯ませる!
アンペルト「雷狼!獄炎波ぁっ!!(らいろうごくえんは)」
遠吠えするような雷音が周囲に飛び散り発火、爆発していく。しかしそれを黙ってみているわけもなく、いっこんぞめが地面を一直線に凍らせてアンペルトの足を取る
アンペルト「こなくそ!」
いっこんぞめ「甘いってんだよ。ブラストバーグ!!」
凍った箇所から燃え上がり、一瞬で凍りつくアンペルト。しかしすぐに氷はひび割れ、中から飛び出していっこんぞめに襲いかかる!
くぃーん「やらせん!」
アンペルト「ぐおっ!?」
念力による衝撃波でアンペルトを含む兎組数人が巻き込まれて吹き飛ばされる。そしてさも当然のように直前まで対峙していた地組の面々はくぃーんの念力を察して離脱。動けない兎組メンバーを余所にすばやく他の戦いへ乱入して数と連携の暴力で兎組を蹴散らしていく!
ゆきの「なめすぎたかもしれないわね…!」
このか「アホの集まりや思っとったんは間違いやったなぁ…」
アベリア「仕方ないわね、チームのためにも一肌脱ぐわ」
一瞬で殺気を撒き散らしながら姿を変えるアベリア。スイッチを切り替えたその姿は相変わらず禍々しい
ライラ「ここまでやらせたのはてめぇらだからな!死ぬほど痛ぇから覚悟しやがれ!」
ライラの眼が赤く染まり、周囲が漆黒に包まれる。それを目の当たりにすると地組の面々は背中を預けあい、臨戦態勢に入る
MEXさん「落ち着きましょう。ライラさんの幻影とわかっていれば気持ちは楽です」
ドラゴ「これ対処無理だからなぁ…。やっかいすぎるぜ」
ジーパン「アシュリー、メアリー」
アシュリー「もうやっといたよ。触れたらバチン!だ」
ぼたん「となれば…!」
くぃーん「頭を低くしていろ。首が飛ぶぞ」
念力の粒子がいくつもの輪となって宙に浮くくぃーんの回りを輪廻し、徐々にその範囲を広げていく!
くぃーん「サイコ・リュミエール!!」
力を解放して暗闇の周囲を切り裂く念力の輪。しかし手応えがない。それを見て感じたニーナとぼたんは仲間の肩を使ってくぃーんの真上に蹴りを放つ!するとガリガリと音を立てて何かとぶつかった!
ジーパン「当たりだな。ドラストスィング!!」
放たれたドラストスィングを念力で捕まえ、増殖して真上にくぃーんが放つ!これにはぶつかり合えないとその奇襲してきた者は逃げ出したが見えないところで被弾し、落ちてきた
くぃーん「ふん。やはりアベリアか」
アベリア「よく逃げた先に追い討ちできたわね」
くぃーん「当たり前だ。もう貴様らには私の念粒子を取り付けている。さすがにこの幻影の中だと察知するのは難しいがここまで近ければ容易い」
得意気に語るくぃーん。アベリア一人だけの状況。当然警戒するが周囲から奇襲も何も来ない
アベリア「ふふっ。私一人だけ。他は何処かって思ってるでしょ?ごめんなさいね。もう勝敗は決しているの」
不敵に笑うその不気味な笑顔にMEXさんは一瞬の判断でアベリアを取り押さえようとする!
アベリア「それも遅いわ」
縺れる足。いつものように動けない地組を尻目にアベリアは暗闇へ消えていく
MEXさん「閉じ込められました!」
メアリー「なんで!?」
ニーナ「やられたよ!私達が暗闇に惑わされ、立ち往生してアベリアと戦っていた間に連中はそれぞれの技で私達を密閉空間に閉じ込めたんだ!」
ドラゴ「ぼたん!」
ぼたん「あぁ…!」
ドラゴ「覇鋼臥(ばっこうが)!!」
ぼたん「剣脚乱舞(けんきゃくらんぶ)…!!」
バキン!!
暗闇がブワッと晴れ、透明な壁が割れてドラゴとぼたんの二人が外に飛び出す!
ゆきの「今っ!」
飛び出した二人を兎組総出で狙い撃つ!避けることもかなわず二人は爆煙の中に消えた
ライラ「ざまぁみやがれ!」
あるま「いや、失敗だ」
ドラゴ「大丈夫か!ぼたん!」
ぼたん「お陰さまでな…!」
あるま「直前でメガシンカして攻撃を受け止めるとはな」
ドラゴ「俺ぐらいにしかできないことですからね!さあ!まだやりますか!?」
ゆきの「当然じゃない!徹底的にやってやるわ!」
あやはる「そろそろ止めさせた方が…」
デビローズ「うーん…。確かに限度が過ぎかけてますし…」
シュトラ「僕はもう少し様子見でいいと思う…。でも用心はしておいて損はないかもね…」
MEXさん「ぐぅぅっ!!」
ゆきの「っっぅぅ!!」
互いに満身創痍寸前。それでも誰一人戦意喪失していない。意地かプライドか、睨みあった二つの組はそれぞれ必殺技の構えに入る
MEXさん「これで…!」
ゆきの「終わりっ…!」
アデア「新記録出てますよ!まおさん!」
まお「ふははっ!!これは来たであろう!世界最速!これぞ我が執念!努力!感動の渦の中心に我は…!」
ブツン!
アデア「あ」
部屋が揺れるとともに停電。さらに棚の本やディスクケースなどがボロボロと雪崩れる。それを背景にまおは半分泣きそうな眼でコントローラーを握っている
まお「…。アデアよ…」
アデア「は…はい…」
まお「今日は…寿司でも食いに行くとしよう…。その前に…。山葵を抜いてくる…」
アデア「えっとー…。お…お手やらかにお願いしますね…?」
まお「山葵は後付けに限る…。一緒だとネタの味がわからんからな…」
アデア「あ…あははは…」
歩いた後を焼き焦がしながら部屋を出ていくまお、その顔は決して笑っていない
ゆきの「相討ち…!?」
MEXさん「力が互角…?いや、私達の疲れ…!」
ゆきの「強がりじゃない!それならもう一発…!」
MEXさん「…。残念ながら勝負は終わりました」
ゆきの「えっ…?」
MEXさん「私達の負けです」
ゆきの「…突然変に素直になるのね、まぁいいわ、これで…」
MEXさん「もう一度言います。"私達の負け"です」
ゆきの「ちょっとそれどういう…」
まお「こういうことだ、馬鹿者どもが」
突然の熱風に怯むゆきのたち。上を見るとまおがゆっくりと降下してきていた
ゆきの「まお…!?手出ししないんじゃ…!」
まお「度が過ぎたのだよ。さて、抵抗するならしても良いぞ。もっとも…今の我は指一本でシャーヴァルに勝てると確信している戦闘力だ。それなりの覚悟はしておくがいい…」
このか「や…やばぁー…」
アベリア「これはダメね」
諦めムード漂うなかゆきのだけは俄然強い意思をまおに向けて立ち向かう!それを誰も止めることなくまおは…
まお「天誅…!」
大きなピコピコハンマーを手に瞬時にゆきのの目の前に移動。フルパワーでそれを振り下ろした…!
まお「全世抹焼炎魔王撃ぃぃぃぃぃーーーーっ!!!(怒りのピコピコハンマーバージョン)」
ゆきの「ピギャッ!?」
まお「許可無しに二度とやるな。やったとしても本当に限度を知れ。わかったな?」
MEXさん「すいませんでした…」
ゆきの「うぐぐ…!」
スパーン!!
ゆきの「いっだい!なんで叩くの!!」
まお「反抗心が丸出しだからだ。バカモン」
ゆきの「~~~っ!!」
そこでは、戦闘に参加したメンバー全員にまおが直々に説教を垂れ流し、正座をさせられていた。ご丁寧に頭のどこかにたんこぶを一つは作られている。男女平等なのがまおらしい
まお「まったく…。我が地組は制裁に対して素直というのに相変わらずじゃじゃ馬だな。貴様の組は」
アデア「面目次第も無いです…」
まお「と も か く だ !。今回のことで確定した。対規格外汎用戦闘機は序列通りに製作させる。あやはるの後ゆきの、貴様の機体から順にリスティスまでを製作する。だいたい新生鍼組でさえダークネスポケモン制圧部隊というのに序列に従って最後なのだ、もう少し自重性を身に付けることだな。他の組の隊長に説教されるなど…。これではアデアがかわいそうだ。それにな…」
その後もまおの説教は夜中まで続いた。時折うたた寝するメンバーを叩き起こす音とともに。そして最初から反省ムードの地組とは違い、兎組の面々は二度とまおを怒らせないことを朦朧とする意識の中で誓ったのであった
次回予告
リスティス「ほいほい。死神リスティスだよ。今回は散々だったね、まぁそんなことどうでも良いとして次回は新生鍼組のお話だよ。総司令からの命令でシャーヴァルが留守にすることになったんだけどね、そこで新生鍼組に戦慄が走る。冷蔵庫に忍び寄る魔の手から食材を守り抜く戦いが始まる。らしいよ次回!†MULTIPLE AIGIS†!第四話。第一次台所防衛戦。わお、鍼組の貴重なギャグ回!?Σ(・ω・ノ)ノ」
お疲れ様でした。実は他にもシリーズがあるため間が空いちゃうんです。良ければそちらもご覧ください