8月2日。東京デュエルアリーナ北会場。
《さあ!剣舞祭2回戦白雪高校対神光学園の試合が今、始まろうとしています!
先鋒、白雪高校は雪村氷牙選手!神光学園はチルノ選手!》
神光学園代表ベンチ。
「チルノ、準備はいいか?」
黒刀がチルノに声をかける。
「あたいはいつでもOKだよ!」
「よし、いってこい!」
「おう!」
チルノはダッシュでデュエルフィールドに入った。
白雪高校代表ベンチ。
雪村は魔法師用のハンドガンを2丁それぞれ左右の腰のホルスターにセットする。
ポーチにカプセルのようなものを入れた。
「それでは行ってきます。」
雪村はそう言ってデュエルフィールドに入った。
チルノと雪村が向かい合う。
「ふむ…データによると君は氷属性であることは明らか…であるならこれでいこう。」
雪村はそうつぶやいてポーチから赤色のカプセルを取り出して、
それをハンドガンのマガジンにセットする。
「それでは始めようか…データの収集と解析の時間をね。」
「あたいは常に進化する!」
《3…2…1…0.デュエルスタート》
「アイスニードル!」
試合開始直後、チルノが氷の棘を放つ。
その棘を雪村がハンドガンで魔法弾を撃って溶かす。
「君が氷属性なら僕は火属性の魔法弾カプセルを使えばいいだけの話。」
雪村はもう1丁のハンドガンで撃ったがチルノには何も見えなかった。
「何を撃ったかはすぐに分かるよ。」
「くっ、だったらソードフリーザー!」
チルノは氷の剣を造形して突撃する。
「あ~ダメダメ。そこは危ないよ。」
雪村はそう口にした。
チルノが踏み込んだ瞬間、床が爆発した。
「今、このフィールドにはいくつかステルス地雷をセットしてある。
不用意に突っ込むと自滅するよ。」
爆発の煙からチルノが出てくる。
無傷だった。
「なるほど…爆発の直前に飛翔して回避したのか…さて、どうするかね?」
「地上がダメなら空だ!」
チルノはそう言い放って飛び上がる。
「だから危ないって。」
チルノの体が空中で見えない何かに触れた。
その瞬間、爆発した。
「言い忘れていたけど、空中にはステルス機雷がセットしてあるのでご注意を。」
チルノは爆発の煙から出る。
「地上もダメ…空もダメ…いったいどうしたら…。」
チルノは焦る。
「(君の霊力は高いからね。長期戦をするつもりはないよ。)」
雪村は歩みを進め、チルノに接近していく。
「なんであいつは爆発しないんだ?」
「(この眼鏡は特別製でね…ステルスをスキャンできるシステムを搭載されている。)」
「フロストキング!」
チルノが氷の龍を呼び出した瞬間、肩に雪村の撃った魔法弾が命中する。
「その霊術を発動している間、君は動けない。
僕相手に的になってくれるなんて嬉しいことをしてくれるじゃないか。」
チルノはすぐさまフロストキングを解除する。
「グレートクラッシャー!」
チルノは氷のハンマーを造形する。
「これで機雷ごとぶっ飛ばす!」
チルノは空中から突撃する。
雪村はハンドガンにセットしてある機雷弾を抜き取り、
白いカプセルを取り出しハンドガンのマガジンにセットしてそれを撃つ。
すると眩しい光が発生した。
チルノは視界を奪われ、目を閉じる。
雪村は火属性カプセルに取り換えて撃つ。
撃たれたチルノは墜落していく。
さらに墜落した先が地雷ポイントだったため爆発に巻き込まれる。
「ぐああ!」
「おや、もうおしまいかい?まだデータを集めたかったんだけどね。」
雪村がハンドガンをホルスターに戻そうとしたその時、
爆発の煙が吹き飛び、チルノが姿を現す。
「なるほど…どうやら神光学園のメンバーはどれも相当タフなようだ。」
「…あたいはお前のつまらないデータのために闘っているわけじゃない!
霊力解放!」
チルノの体を光の柱が包み込み、霊力が解放される。
「…つまらないデータ…ね。君には理解できないようだね!
この剣舞祭がデータの宝庫だということを!」
「そんなの勝手にやってろ。」
チルノの声色が険しくなる。
「どちらにせよ君に打つ手はない。君の霊術は全て封じた。」
その言葉にチルノは笑みを浮かべる。
「い~や、まだ残ってる。あたいの切り札を今こそ見せてやる!」
チルノの周囲の冷気がさらに冷たくなっていく。
「極大霊術 絶対零度!」
チルノがそう詠唱する。
フィールドの床が凍り、地雷が凍り、機雷が凍り、雪村も凍り付いた。
《1…2…3…4…5…6…7…8…9…10.勝者 チルノ》
試合が終わり、チルノは術を解く。
氷から雪村が出てくる。
「…驚いたな…さすがに-273℃は北海道でも経験したことがないよ…だが…またいいデータがとれたよ…さむっ!」
雪村は体を抱きながらベンチに戻って行った。
「よし、次は私だな!」
魔理沙がベンチから立ち上がった。
ED4 咲 全国編 TRUE GATE
ご感想お待ちしております。
OPとEDは必要だと思うか?
-
はい
-
いいえ