ただモテたかっただけのワシがなんか女神様と崇められとるんじゃが   作:一二三 四五八

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7話でもまだまだマッパ系主人公。
この記録がどこまでのばせるか、それだけが問題だ(ごくりんこ)

あ、一応大事な所は衣服ちゃんズがその身を挺して隠してくれてます(白目)



7)ムスコスに優しい世界

唐突にムスコスに旅立たれたワシゃ、改めて自分の身体ぁ弄ってみる。

ちっとナイチチじゃったが、そりゃあ紛れもなく女のソレじゃった。

 

あれワシ、女になっとるんじゃけど?

 

いや、絶望しかねぇ。

さっきまでのテンションが一転、ワシ今すんげぇ沈んどるんよ。

今日はムスコスのお通夜じゃ。そうなるわこりゃ。

ほんでそんな感じにちっと固まっとったらな。

 

なんか美少女たちも泣き始めとった。

 

美幼女らなんかももうぼろぼろ泣きながら、カミサマかなしまないでぇ、ゲンキだちてぇとかワシに言うとってな。有り体にワシ心折れそうなんじゃ。

どうなん(どうなの)。どうなんよコレ?

 

なんかみんなワシのムスコスが旅だったこと、心から悲しんでくれとるんじゃわ。

 

ええっ、ちょっといい子すぎんかいねこの子ら。

ムスコス、おめぇめっちゃ愛されとるでっ!!

ワシャの心ン中ぁもう謎の感動でいっぱいじゃった。

 

スグさま感謝をっ!!とも思うたが。

でもこれワシの勘違いだったら死ぬる案件じゃし。

一応理由とか軽く聞いとこうかの(ヘタレ)

 

「なぁ、なに泣いとるんなら?」

翻訳後:《ねぇ、なんで泣いてるの?》

 

その時、ワシの頭に電光が奔った。

 

え、なんか今、ワシん言葉ぼっけぇ(すんげえ)キレぇん(キレイに)なっちょらんかった(なってなかった)

え、何、なんなんこれ。

 

ちぃとワシは頭をひねってみる。考えついた答えはたった一つじゃ。

言語翻訳さんじゃ。ワシゃもちろんこの世界ん言葉はしゃべれんけぇ。

じゃからきっとそれを変換する翻訳さんがなんか働いてくれたんじゃねぇんかな。

 

んでそのままじゃ伝わらんからって、綺麗な言葉に変えられたとか?

 

……。

おいやめとけぇ、それワシん地元の方便キタねぇって言うとるどぅっ。

それ言うたらあかんやつじゃっっ!!でぇ()都会民敵に回すのやめぇやっっ!!

 

……まぁええわい。なっちまうモンはどうしょうもねぇわ。

 

ワシはもうその状況をまるっと受け入れる。

人間あきらめがカンジンじゃて。

 

ほいでワシが問いかけた言葉に、美少女ちゃん達は少しばかりざわついたが。

そんなかの美人さん。切れ長の目の気の強そうなポニテの、剣ぶら下げた物騒なネーチャンがワシに恐る恐る、頭ぁ下げながら答えてくれた。

 

え、ワシこんなレディースの頭みてぇなネーチャンからも引かれる面ぁしとるん?

 

「恐れながらカミサマ。

我らは皆、カミサマが深くお嘆きになっている理由を想像し、悲しんでいるのです。

我らを創り出したことで、カミサマが本来持っていた大切な何かを、もしこのカラダと引き換えにして奪ってしまったというのなら。

 

もしそうならばカミサマから生まれた我ら、とても許されるものではありますまいと。

そのような事を考えて、悲しんでいるのです。」

 

めっちゃ震えながらワシにそういってくれるボニテちゃん。

ぬぉう。思っとったよりムスコスへの愛が深ぇし、重てぇんじゃが。

 

ところで今までずぅっと不思議に思っとったんじゃがの。

ワシなんでカミサマって呼ばれとんの?(白目)

 

まぁええ。ここは流されてるだけじゃ。理由なんぞおいおいわかるじゃろ。

ここで勘違いがとけてこの美少女たちに袋叩きにあってもつまらんしの(クズ理論)

むしろこのままいけるとこまでいったろう(ドクズ理論)

 

「おめぇらそげぇこって悲しまんでええ。」

翻訳後:《みんな悲しむ必要なんてないわ。》

 

ワシの言葉にみんな跳ね上がるようにワシに視線を投げてくる。

どの娘もどうにも悲しそうな面してるわ。

こりゃいけんて。別嬪さんは笑顔が一番似合うんじゃけぇ。笑っとかにゃもったねぇ。

 

ワシゃどうせ翻訳されんならと、郷土言葉を全開させた。

やっぱこういう心意気伝えてぇ時ゃ、地元の言葉が一番ええじゃろ。

 

「目ぇ覚めたらちぃとワシの大事な分身がおらんようになってきつかっただけじゃが。

そりゃおめぇらんせいじゃねぇ。」

翻訳後:《目覚たら私の半身が居なくなってしまっていたの。それが辛かっただけだから。

それはあなた達のせいじゃないからね。》

 

おうおう。みなええ子すぎらぁ。

みんなプルプル震えてムスコスの旅路を惜しんでくれとる。多分こんな数の美少女達から、こんなに純粋にその消失を惜しまれた一物はきっとオメェだけじゃ。

 

オメェ今、伝説に届いたで。

 

「むしろおめぇら美少女ちゃん達をわしゃ心からのぞんどんじゃけぇ。

じゃけん、おねげぇじゃけぇそんなしけた面見せんでくれぇや、オメェら。。

の、笑ってくれぇや。

ワシらぁ、オメェらの笑っとる姿が一番見てぇんじゃしな?」

翻訳後:《それどころか私はあなた達美しいモノ達を心から望んでいたのよ。

だから、お願いだからそんな悲しい顔をしないでね、あなた達。

ねぇ笑ってくれるかしら?

私も私の半身も、あなた達の笑ってる姿が一番の望みなんだからね?》

 

これがワシの本心じゃ。

ワシャ確かに望んどったモン手に入れたんじゃから。

とびっきりの男前の笑顔さらして、ワシャ自分の気持ちを全部伝えたった。

 

じゃっから、それ笑え、笑うてくれぃ。

 

ワシの言葉に美少女ちゃん達がようやっと笑顔を見せてくれ始める。

噛みしめるように喜ぶ顔、その場で飛び跳ねる幼女ら、泣き笑い。様々じゃ。

へっ、悪うねぇわ。そうそう、ベッピンさんは笑っとかにゃあの。

 

ああ、それとじゃ。

 

「あっとな、へっ、ワシん為に悲しんでくれてありがとの、みんな。」

翻訳後《それとね。ふふっ。私の為に泣いてくれてありがとね。みんな。》

 

おう、言いたいこたぁこれでしまいじゃ。これでアイツも少しゃ浮かばれるわい。

しっかし。どうにもこの翻訳、慣れる気ぃせんな。

まぁ意味合いはだいたい合っとるようじゃし、問題なかろ。

 

んでコレよ。

 

ワシ今美少女ちゃん達に四方八方から抱きつかれてもみくちゃにされとる。

みんなめっちゃ嬉しそうに飛び込んでくるんじゃわ。口々に。

 

「カミサマずっといっしょ」

「なんと慈悲深いお方だ」

「カミサマ寂しくない」

 

とか。大絶賛じゃ。こりゃワシの時代がきとるわ。

会場はもうワシんこと好きな気持ちで一杯じゃ。あふれかえっとる。

あ、気分は最高かよって?

それがのう。

 

思っとったより、幼女と美少女達の突進が痛ぇんじゃっっっこれっっっっ!!!

 

なんかこの子ら土ん塊か石玉みてぇにかてぇんじゃもんっっ!!

気分はもう、あれよ。ずっとほれ石殺しよ。石ぃ投げられつヤツ。

さっきからずっと美少女って石全周囲からゴンゴンブツケられとる気分じゃわ。

 

でも流石にワシ、この空気でそれ言える程の肝ぁ強くねぇなぁ。

みんなホントに嬉しそうなんじゃもの。

 

じゃから、いまこうして必死に耐えとるわけじゃが。

 

いた、ちょ、いきお、お、ゴフっ、はげッッッ!!!!

や、やめろぉやめろやぁ、もうワシのライフは、とっくにゼロじゃあっっ!!

ひぃぃぃぃぃ、ワシ、美少女の愛に、殺されるぅぅぅっっっっっっ!!」

 




翻訳さんより一言

そうじゃねぇわっっ!! オメェの特典のせいじゃボケっ!!
メンドウな仕事増やすなやっこのおおあんごう(大アホ間抜け野郎)っっ!!

大都会、岡山の方言をさらりとキレイな女言葉に翻訳して見せる実力派翻訳機能。
この作品の真の主役。
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