アーチャーとライダーが別のキャラクターになります。
もともとのアーチャーは登場する予定です。
fgoのサーヴァントが出てきます。見た目はfgoの通りです。
イリヤやワカメを生存させたくて、作りました!
聖杯戦争、それは7騎のサーヴァントを呼び願いを叶えるために戦う…。
今宵もまた新たなマスターが戦いに身を投じる。
「…汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守りてよ!」
少女が唱える。瞬間に辺りが光を放つ。眩しくて目を瞑ると先ほどはいなかったはずの見覚えのある黒髪の少女がたっていた。
「姉、さん?」
驚きで目を見開く少女は思わずつぶやいた。
黒髪の少女はそうつぶやいた少女の目をじっと見つめるとニコッと笑って口を開いた。
「あなたが、私のマスターね?」
「違うっ!」
癖のある男が思いきり少女の髪を掴んで床に叩きつける。少女は慣れている様子で何も言わず叩きつけられる。
「僕がっ、この僕がお前のマスターだ!」
黒髪の少女はその男など眼中に入っていないようで、叩きつけられた少女のもとへ行く。
「あなた、大丈夫?」
そう声をかけて手をさしのべた。
少女は戸惑い何かを考えている。
「ねぇ」
黒髪の少女が痺れを切らしてまた話しかける。
「はっ、はい!大丈夫です。一人で立てます。」
少女はそれを感じとったように、返事をして急いで立った。
「そう、ならいいわ。」
「おっ、おい!何でそのグズの方に行ってるんだよ!マスターはこの僕だろ!?使い魔の癖に無視しやがって!」
男が叫んだ。先ほどまではあまりにも、想定外の、いや、むしろ見慣れている素振りに呆けていたようだ。
黒髪の少女はめんどくさそうにそちらを向いた。
「貴方がマスター?」
「そっ、そうだ!」
「お断りよ。」
限りなく冷たい目をして黒髪の少女は男を突き放す。
「こっ、この、サーヴァント風情が!」
ギロリ
少女が男を睨む。今度は明確な殺意を持って。
「ひっっ、」
流石に鈍感な男もこれは分かったようで腰がぬけて歩けなくなったみたいだ。
「行きましょう。あなた、名前は?」
「桜…。間桐桜です。」
「桜。そう、桜ね。いい名前ね。」
「私はイシュタル。此度はライダーで召喚されたようね。せいぜい敬い恐れながら貢ぎなさい。」
「イ、イシュタル?」
桜は驚いた。驚くのも無理はないだろう。
イシュタルはメソポタミア神話にて広く尊崇された愛と美の女神であり、戦.豊穣.金星.王権など多くの神性を司る。そう、彼女は女神なのだ。本来なら呼ぶことは出来ない。地上ではサーヴァントとして従えるのはもちろん、降霊させることすら不可能である。はずだった。
「神霊を召喚するのは無理なはずじゃ…。」
「そうね、本来なら不可能ね。でも、何事にも例外があるでしょ?まぁ、私の場合はそれ以上に縁が強かったんでしょうね。」
「そうなんですか。えっと、ライダーさん?よろしくお願いします。」
桜はイシュタルの顔色を伺うように話した。
イシュタルはそれが嫌だったようで、顔をしかめた。
「あのね、桜。その話し方と呼び方、やめて。」
「えっ、何か気に入りませんでしたか…?」
桜が恐る恐る聞く。
「当たり前でしょう!勿論、あのワカメみたいな頭の奴みたいな不敬な話し方は許せない。けどね、桜は私のマスターでしょう。それならその私にふさわしいように振る舞ってもらわないと、私の格まで落ちる。ライダーさんって言うのもやめて。イシュタルって呼んで。」
「しっ、真名で呼ぶんですか!?」
「えぇ、真名は弱点がバレないように隠すものだけれど、この私に弱点なんてあるわけないでしょ!」
「真名で呼ぶのはちょっと…いえ、なんでもありません。」
桜は、続きを言うのをやめた。
「イシュタルさん、よろしくお願いします。」
さっきとは違う。顔色など伺わない、真っ直ぐに彼女をみて話した。
イシュタルはそんな桜をみて優しく笑う。
「えぇ、よろしくね。桜」
どうでしたか?
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