死霊使い?いや、神官ですって!! 作:Mirage Iris
戒人SIDE:
何故か転移した洞窟のようなところで、俺は今、迷っていた。何しろこの迷宮、たまに生えているヒカリゴケのような物以外、光源が一つもないのだ。たまに石やら骨やらがあたりに落ちている以外、何も見当たらない。骨や石を拾い集めている内に、また声が聞こえて来た。(またか!)即座に逃げようとするが、後ろからバチッというような不穏な感じの音がする。嫌な予感を抱きつつ、後ろを見ると、明らかに危険そうな光球?らしき物が俺を追っかけてきていた。「何でこうなるんだよ!クソが!」文句はいくらでも出るが、それどころではないので、一言で我慢し走る。しかし、ねちょっというような気持ち悪い感触がした後、俺は脚が絡んで転び、キシャーッ!!というような音を聞きつつ、意識を手放してしまった。
目を明けると、そこは敷藁の上だった。即座に俺は起き上がろうとするが、起き上がれない。「!?」首だけを起こし、体を見てみると、白っぽい糸でぐるぐる巻きにされている。(あの謎の声の主は何だったんだ?この建物に連れてきたのが奴らだとすると、それなりの知性がある事になるが...とりあえず逃げるべきか。)考えをまとめ、不恰好だが転がって逃げようとする。しかし、またもや動きは阻まれた。扉の所まで転がっていくと、いきなり扉が開き、頭上から騒ぎ声がするのが聞こえると共に、足音が遠ざかって行く音が僅かに聞こえた。これ幸いと転がって逃げようとすると、頭に何か固い物が押し当てられた。首だけを動かしてそちらを見ると、えもいわれぬ程美しく、しかし同時に身の危険を感じさせるような獰猛な笑みを浮かべた、俺より明らかに若い、おそらく元の世界の中学生位の身長の少女が立っていた。黄金色の美しい髪に、綺麗な青竹のような色の瞳、狐のような耳...狐のような耳?(獣耳っ娘キター!)内心を隠し切れずニマニマしていたようで、耳の近くの床が凄い勢いで突かれた。普通に痛そうじゃ済まなかった。なんか明らかに掠ってる気がする。どろっとした感じがするし。「□□」しかし、少女が何か唱えたと思ったら、傷が塞がった。光の粒が発生し、俺の耳の方に流れてったのが見えたけど、あれよくあるマナか?やっぱこの世界魔法あるんだな。迷宮(?)でも何か雷の球みたいなのにおっかけられたし。そういえばコイツの声、迷宮(?)で聞こえてきた奴と似てね?というか同じだ!という事は迷宮(?)では2人分の声がしたし、近くにもう1人は戦える奴がいるということか...こりゃ逃げるのは無理だろうな。大人しく動かずにいると、つつかれた。が、そのままほっとくと殴られた。理不尽。顔を向けて見張りの少女にジト目を向けると、慌てて回復された。もしかしてこの世界にも捕虜の虐待の禁止みたいな考えはあるのか?そんな事を考えていたら結構多くの足音が聞こえて来た。もしかしてテンプレのvs衛兵でも始まるのか?俺に抵抗手段ないけど。
秋のアニメが豊作過ぎてつらい。超余裕、SAO、本好きの下剋上、リライズ、バビロニア...そしてPSO2!!今回は原作ストーリーなのでニヤリとするようなネタ多くて嬉しいですね。ゲッテムの過去の事件、守れなかった人...ep0のアレかな?しかしアニメの量に対して絶対的に時間が足りない...ゲームも含め忙し過ぎる...