マネージャーにしようとしてくる人達がいます   作:ぽぽろ

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タイトルは某ヨーソローの中の人の楽曲リスペクト。
適当に付けたみたいな事を本人から聞いたので「パパパ」と「しゅしゅしゅ」があるなら「かかか」もあっていいじゃない!"しゅしゅしゅ"と"かかか"


かかか

「なんでにげようとしてたの!」

「はい……ごめんなさい……」

 

 今俺は練習服に身を包んだ千歌達に説教をされている。

 どれだけ屁理屈を捏ねくり回してもどこに隠れてても見つかってしまい練習時間にはゴリ……ん゛ん゛果南さんに引きずられてしまう。

 

 果南さん、言い直したので腕を握るのやめてください腕からなっちゃいけない音がなっているんですが……早く離せよ下さい

 

 そして、いつも仕方なくドリンクの準備やら練習メニューをアイツらに脅されながら、裏でぶつくさ言いながらやる訳なのだが、今日は皆が練習している時にこっそりと抜け出そうとした。

 ドリンク等を準備する時にフリーになるだろと思っている貴方はグラブジャム(北インドからパキスタンにかけて愛されている世界一甘いお菓子)に更に蜂蜜とあんみつ更に砂糖をかけて最後に醤油を掛けたくらい甘い。

 

 ウォエ、ただのゲテモノじゃねーか……

 

 話を戻すとドリンク等の準備の時は必ず見張りが着く。それは勿論Aqoursでは無い。生徒会の人達だ。あと先生も偶に。

 生徒会の人も先生達も暇じゃないんだから解放してあげて……

 

 帰る素振りを見せようものなら即座にアイツらに通報、そして直ぐにこちらに来て果南の圧倒的な運動能力で拘束、説教、そして罰としてアイツらの言う事をひとつ聞かないといけない。これを破った場合更に恐ろしい罰が待っているという……

 まだ破った事が無いので知らないがチラッと手錠のような物が見えたのは気の所為だと思いたい。

 

「何でそんなに俺にさせたいんだよ……何なの? 俺の事好きなの? 恋する乙女なの?」

 

 それならまだ可愛げがあるかもしれない

 

「そっ、そんなわけないじゃん! 夏君なにいってるの!」

「何でそんなに千歌とか皆、狼狽えてんの……?」

 

 はいはい、知ってますよ。俺に嫌がらせをしたいんだろ? はいはい。

 あいつに助けを求めるとするかぁ……

 ポケットから携帯と取り出し目的の人物へ掛けた

 

『ちょっと大事な話があるから付き合って』

 

「ねぇ、人がお話してる途中で電話するのはあれじゃないかな~?」

 

 威圧感を感じたのでゆっくりと後ろを振り向くとそこには修羅を纏った曜がいた。

 千歌も梨子も花丸もルビィも善子も鞠莉もダイヤも果南からも怒りがひしひしと伝ってくる。

 

 ひぃ! 

 俺はそこから逃げる様に電話の主の集合先に向かった

 

 ***

 

「はぁ……そんな事でボクを呼び出したのかい?」

 

 あそこから逃げる様に向かった先は喫茶店。

 そして目の前にいるのは渡辺月

 ボーイッシュな女の子だが、こいつも曜と一緒で完璧星人。

 

「何でそんな月は怒ってんの……?」

「君が大事な話があると言ったから急いで出てきたんだよ? それなのに……さ?」

「俺と月の仲じゃん」

 

 俺と月はよく2人で遊ぶ仲である。

 水族館に行ったり東京に行ったりとボーイッシュな感じのせいか趣味が合うというか浦の星女学院には女ばっかりのせいか貴重な男友達的な感じに接する事が出来る。

 

「君も君で何でそんなにやりたくないのさ」

 

「色々あってな。アイツらが怖いんだよ。全身を舐められているような感覚があるというか俺を見る目付きが変というか……」

 

「それは君が好意を持たれているって事じゃないのかい?」

 

「好意? アイツらが? 別に俺に対して嫌がらせしたいだけだろ」

 

「鈍感というのは実に君の為にある様な言葉だね。普通の男子から見たら君は頭を108回くらい叩かれるんじゃないかな?」

 

「……人の頭を除夜の鐘感覚で叩かないでくれます?」

 

「でも君の作る練習メニューは非常にいいと曜ちゃんも言ってたよ」

 

「そりゃあ、前にやった事があるからな。だってアイツらが俺に段々依存してるみたいになってたからこっちに逃げてきた訳で」

 

「って事で曜だけにでもいいから月からも言ってくれよ」

 

「ん、やるだけやって見るよ」

 

「サンキューマジ月愛してる」

 

「っ……! 最初に頼まれてやった時にきっと君は無意識的にこうやってAqoursの皆を誑かしたんだろうね……」

 

 ***

 

「ねぇ、曜ちゃん。君達は遥斗が好きだからマネージャーにしたいのかい? それともマネジメント力があるからしたいのかい?」

 

「ん~どっちもかな。皆、遥ちゃんの事が好きでずっと一緒に、近くに居たいからだと思うよ。練習メニューだって、私達一人一人に合わせたメニューだし、細かい所だって直ぐ気づいちゃうし。最初の時落ち込んでたら励ましてくれたし!」

 

「やっぱり遥斗はAqoursを誑し込んでたみたいだね……」

 

「じゃあさ! 月ちゃんは遥ちゃんの事好き? 結構仲良いみたいだし!」

 

「な、な、な、何を言ってるのか僕には分からないなぁ!」

 

「 ふふっ、私達ライバルみたいだね」

 

「だから僕は別に……」

 

「あ、そろそろ私行くね!」

 

「僕は別にそんなんじゃ無いからね!」

 




☆10 バンドリーマー[ハクア]さん
☆9 ずんだもっちーさん 桜紅月音さん
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最近私、しゅかしゅー大好きです。マジLOVEレボリューションズ
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