ONE REINCARNATION 作:海賊
ある日、俺は死んだ。死因はハッキリとは覚えていないが、俺は誰かと信号待ちをしている時、その誰かに押され道路に出てしまった。そして、誰かの悲鳴が聞こえた。それ以降の記憶は全く持って無かった。
何故死んだ記憶が無いのに、自分は死んだと分かったのかそれは今の現象で分かったからだ。
「君は死んだのになんか冷静だね」
俺が目を覚ましたところはアニメなどのように知らない病院の天上などではなく何も無い白い空間だった。そして寝ている俺を覗き込むかのように金髪の美少女が俺の顔を覗き込んでいた。この美少女の名前はアイリス自称「神」だそうだ。
「まぁ、辛うじて覚えている記憶を繋げると、俺は死んだっていう結論に辿り着くしな」
「へぇー、君は結構珍しい子だね」
「そうか?」
「あぁ、今まで何人もの死んだ子にあったけど、ここで「君は死んだ」って伝えたら全員が取り乱してたよ」
「だろうな」
普通に考えてそうだろう。誰だって何も無い空間で目を覚まして知らない自称神と名乗っている美少女に「お前は死んだ」と言われれば取り乱すだろう。ただ、俺は自分で言うのもなんだが人より少し冷静に物事を判断できる。俺はそんなことを考えていると死んだ記憶をハッキリと思い出した。俺を押した誰かとは部活の後輩
「で、俺はどうなるんだ、天国に行くのか?それとも地獄に落とされるのか?」
祖母に小さい頃教えてもらったことある。それは、人が死ぬと必ず天国か地獄に行くということだ。天国は空の上にあり神や天使などが居て優雅に生活ができる。地獄は天国とは反対で地面の下にあり閻魔大王や鬼などがいて毎日毎日休む暇もなく拷問されるというのだ。これを聞いた俺は地獄だけには落ちたくないと思った。いくら人より少し冷静だと言っても毎日拷問は流石に無理だ。
「いえ、君は天国にも地獄にも行きませんよ」
「じゃ、どこに行くんだ?まさか、俺を生き返られせてでもくれるのか?」
「えぇ、そうですよ」
「・・・・・・マジかよ」
アイリスの答えは「どちらでも無い」だった。俺はそれを聞き冗談半分で「生き返られせてくれるのか」と言ってみた。すると、アイリスは「そうですよ」と答えた。まさかの答えに俺は驚愕してしまった。
「元々、この空間で目を覚ました人は違う
「違う世界?それって別の世界で生き返られせてくれるってことか?」
「えぇ、現実世界でアナタが生き返ったらおかしいですからね、そのため違う世界で生き返られせて第2の人生を送ってもらうんです」
「なるほど、第2の人生ね〜」
どうやら、俺が生き返るのは現実世界ではなく現実世界とはまた別の世界らしい。まぁ、記憶には無いがトラックに轢かれれば普通に考えて即死だろうな。そんな俺が現実世界で生き返ったら親なんか驚いてショック死するだろうな。
「アナタがこれから転生する世界はようこそ実力至上主義の教室への世界です」
「よう実の世界か・・・・・・」
「何か不満でもありますか?」
「いや、何か気難しい世界だなって思って」
「まぁ、そうですよね、あの世界は名前の通り実力至上主義の世界ですから」
俺が転生する世界はようこそ実力至上主義の教室へ通称よう実の世界だ。俺はよう実のラノベ全巻読破しておりアニメも見ている。そのため俺はよう実の世界がどんな世界かを知っている。簡単に説明すればタイトル通り実力至上主義の世界だ。実力がない者はふるい落とされるという世界でもある。そのため俺は少し不安だった。
「ですが、心配はいりません。転生特典ガチャというものを引けますから」
「転生特典ガチャ?何だそれは?」
「説明を聞くより、実物を見た方がいいですよ」
アイリスは指をパチンと鳴らした。すると白い天上から天使の形をしたガチャが落ちてきた。どうやらこれがアイリスが言っていた転生特典ガチャらしい。なんか無駄に豪華だな。
「これは、何回引けるんだ?」
「アナタは死因が殺されたという理由なので10回引けます」
「そんなに、引けるのかよ」
「えぇ、ですが、ガチャ率は悪いですよ」
俺は死因が殺人という理由だったため10回もガチャを引けるらしい。これだけは、森人に感謝だな。俺は10回もガチャを引けることに内心喜んでいるとアイリスは「ガチャ率は悪いですよ」と言いながら1枚の紙を俺に手渡した。この紙はどうやらこのガチャに入っている転生特典らしい。転生特典ガチャの内容を簡単に表すとこうだ。
転生特典ガチャ表
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仮面ライダーのベルト 確率00.9
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ウルトラマンの変身道具 確率00.5
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目が二重になる 確率95.3
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視力が今の6倍となる 確率98.6
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ハートブレイカー 確率00.01
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イマジンブレイカー 確率00.09
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虫歯にならない 確率99.9
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心が強くなる 確率89.6
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フェイクセンサー 確率00.04
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性転換になる 確率00.6
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運動神経2倍 確率96.5
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運動神経5倍 確率00.6
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顔が美少年になる 確率00.10
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Aクラスになれる 確率99.98
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Dクラスになれる 確率00.6
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天才になれる 確率00.9
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伊吹澪がヒロインになる 確率10.56
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頭が良くなる 確率79.65
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特殊能力を得れる 確率00.69
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ハゲになる 確率99.95
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ガチャ表見て俺が思ったことはただ一つ。最後だけは絶対に引きたくない。
「では、10回引いてください、あっ、因みに特典は10回引いた後に教えますので」
俺アイリスの言葉を聞いたあと、最後だけは絶対に引きたくないという願いを込めて10回転生特典ガチャを引いた。
「10回引き終わりましたね、では、私がカプセルを開け転生特典を読み上げるのでしっかりと聞いてください」
「 1つ目目が特殊能力を得れる。2つ目視力が今の6倍になる。3つ目心が強くなる。4つ目Dクラスになる。5つ目伊吹澪がヒロインになる。6つ目ハートブレイカー。7つ目フェイクセンサー。8つ目イマジンブレイカー。9つ目天才になれる。10つ目運動神経5倍になる。」
「お〜、君はガチャ運が凄くいいですね!!」
「なんか、確率が低いやつばっか出たけどよく分かんねぇんだけど」
どうやら、俺はガチャ運が良いみたいだが、ハートブレイカーやイマジンブレイカーやフェイクセンサーさど訳の分からないものまで出てしまった。俺はとにかくアイリスに説明を求めた。
「まず、ハートブレイカーは簡単に言うとモテモテになるということです。イマジンブレイカーは物理的な攻撃がほとんど効かなくなるということです。フェイクセンサーは他人の嘘が見破れるということです」
なんか、凄くチートな能力が連発出た見たいだ。ハートブレイカーやフェイクセンサーはまだ使えるけどイマジンブレイカーは必要性は無いだろう。よう実の世界でそんなに肉弾戦になることなんってほとんど無いしどう使えばいいんだ?
「あっ、後がつっかえてる見たいなので、さっさと転生させますね」
アイリスはまるでカンペを見たようで「転生させる」と言った。さて、どうやってアイリスは俺を転生させるのか転生させる方法が気になるな。
「分かった、ところで、どうやって転生させるんだ?」
「こうやって、転生させるのです!!」
「えっ?」
アイリスはそう大声で言うと、どこからか取り出したのか分からない金属バットで俺の頭をフルスイングした。
「お前・・・・・・・・・」
「すいません、急いでいるのでこんな方法を取りました」
「ふざけんな・・・・・・よ」
俺はアイリスの満面な笑顔を見たのを最後に薄れる意識の中アイリスに悪態を口にし意識を失った。