ONE REINCARNATION   作:海賊

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近々、これに似たONE PIECEの小説を書きたいと思います。
では、第2話どうぞ


2話 2度目の人生

「うわぁぁぁぁぁぁ!!」

 

『!!!!!!!!!!???』

 

俺は大声を出しながら目を覚ました。すると、俺が目を覚ましたのはバスの中だった。どうやら、1巻で繰り広げられる櫛田と高円寺の言い争いがみれるようだ。だが、今俺は乗客全員の視線を釘付けにしている。まぁ、それもそうだろう。誰だっていきなりバスの中で大声を出されたらその大声を出した奴を見るのは当然だ。

 

「・・・・・・・・・す、すいません」

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

俺は取り敢えず、バスの乗客全員に謝罪をした。一応謝っとかないと後でうるさいからな。俺が謝罪すると乗客全員は何一つ言葉を発さず視線を俺から外やスマホや本などに移しそれぞれ目的地に着くまでの暇潰しを再開した。

 

 

 

 

:

 

 

 

 

 

 

「席を譲ってあげようって思わないの?」

 

あれから10分ほど時間が経った時、女性の声が車内に響き渡った。どうやらOLと高円寺の優先席についてのやり取りのようだ。

 

「実にクレイジーな質問だね、レディー」

 

「なぜこの私が、老婆に席を譲らなければならないんだ?」

 

「君が座っている席は優先席よ。そこはお年寄りに譲るのが当然でしょ?」

 

「理解できないねぇ、優先席は優先席であって、法律には譲らなければならないというものは存在しない」

 

OLが言っていることも一理あるが、高円寺の言い分は正しい。実際に日本の法律には優先席を譲らなければならないというものは存在しない。逆にOL見たく親切心で席を譲らせようとしている人たちが強要罪で訴えられる可能性があるんだ。

 

「私は健全な若者だ。確かに立つことには不自由はいっさい感じない。だが、座っている時よりも立っている方が体力を消耗させるのは明らかだ。意味も無く無益なことをするつもりにはなれないねぇ」

 

「そ・・・・・・それが、目上の人に対する態度!?」

 

高円寺に完璧に言い返されたOLは優先席を譲るという話を辞め高円寺の態度を注意し始めた。確かに、今の高円寺の態度はいいものとはいえないな。いくら会社の社長の息子で未来の社長と言ってもこんな自分勝手な社長の下では働きたくはないな。ってかこいつが社長になったら会社は倒産するじゃないか?

 

「目上?君や老婆が私より長い人生を送っていることは事実だが、目上とは立場が上の人間を指す言葉なのだよ。それに君も問題はある。歳の差があるとしても、生意気極まりない実にふてぶてしい態度ではないか」

 

「なっ・・・・・・!あなたは高校生でしょ!?大人の言うことを素直に聞きなさい!」

 

しかし、高円寺の態度を注意したOLは、自分自身の態度を高円寺に注意されてしまった。もう言い返す言葉が無くなったのかOLは「言うこと聞きなさい」と強制的な言葉を発した。

 

「も・・・・・・もういいですから」

 

「どうやら君よりも老婆の方が物分かりがいいようだ。老婆は残りの余生を存分に謳歌したまえ、まぁ、明日には死んでしまうかもしれないがな」

 

この光景を見て見かねた老婆がOLを宥めた。高円寺は無駄なに爽やかなスマイルを決めるとイヤホンをつけ爆音ダダ漏れで音楽を聴きはじめた。俺もそうだが乗客全員が高円寺の態度、そして最後の高円寺の言葉にイラッとしただろう。だが、誰も高円寺に言い返そうとする者は誰もいなかった。言い返したらOLのように吊り上げられるからだ。

 

「・・・・・・すみませんでした」

 

OLは必死に涙を堪えながら、老婆に小さく謝罪をした。このOLの謝罪で誰もがこのやり取りは終わりを迎えると思っていたがそうはいかなかった。

 

「あの・・・・・・私も、お姉さんの言う通りだと思うな」

 

そう、ここで櫛田がこのやり取りに参加したのだ。

 

「今度は、プリティーガールか。どうやら今日の私は思いのほか女性運があるらしい」

 

「お婆さん。さっきからずっと辛そうにしてるの、席を譲ってもらえないかな?席を譲れば社会貢献にもなると思うんだ」

 

高円寺はイヤホンを外し櫛田の相手を始めた。櫛田の言う通りここで老婆に席を譲れば100%社会貢献になるのは間違いないだろう。しかしそれは、高円寺が社会貢献に興味があればと言う話したが。

 

「社会貢献か。確かにお年寄りに席を譲ることは、社会貢献の一環だ。しかし、残念ながら私は社会貢献にはいっさい興味が無い。それと、こうして、優先席に座っている私だけをやり玉にあげているが、他にも居座り黙り込んでいる者もいる。それは放っておいていいのかい?お年寄りを大切にするという心があるのならば、そこは優先席、優先席ではないなど、些細な問題でしかないと私は思うのだがね」

 

「皆さん。少しだけでいいので、私の話を聞いてください。どなたかこのお婆さんに席を譲ってもらえないでしょうか?誰でもいいのでお願いします!!」

 

俺が思った通り高円寺は社会貢献にはいっさい興味が無かった。もし、これで社会貢献に興味があったら驚きたがな。

櫛田は高円寺はもう席を譲らないと関心したのか今度は俺たち乗客に向かって席を譲って欲しいと頭を下げお願いしてきた。

ここで、社会人女性が手を上げ席を譲るのだがあいにくその女性は下を向き手を上げようとはしていなかった。どうやら原作通りにはならないらしい。

俺はため息ついったあと手を上げこう言った。

 

「俺が席を譲るよ」

 

「本当にいいの?」

 

「あぁ、別にもうすぐ、降りるつもりだしな」

 

「そう、ありがとうね!」

 

俺の発言に櫛田は驚いていた。なんか驚かれるのも少しあれだな。俺は取り敢えず席をどいた。櫛田は俺にお礼を言うと老婆を連れ俺が座っていた席に向かい老婆を座らせた。

俺は老婆に席を譲ったあと高円寺の元に足を運んだ。

 

「なぁ、アンタちょっといいか?」

 

「プリティーガールの次はクールボーイか今度は何の話だい?」

 

「話ってことほどではないけど、ただ一言言いに来た」

 

「ただ一言か、なら早く言ってほしいんだが」

 

「じゃ、一言。あまりに調子乗ってるとすぐに足元すくわれるぞ」

 

俺は高円寺の真正面に立ちそう言った。俺の言葉に乗客全員が反応した。高円寺はしばらく黙ったままだがすぐに口を開いた。

 

「実におもしいことを言うね、君とは今後とも親しくなれそうだ」

 

「俺はなれないと思うけどな」

 

「私の名前は高円寺六助(こうえんじ ろくすけ)、高円寺コンツェルンの一人息子だ、よろしく頼むよクールボーイの名はなんって言うんだい?」

 

「俺は、剣崎剣(けんざき つるぎ)。普通の高校生だ」

 

俺は高円寺が俺に言い返すと思っていたが、この考えは間違っていた。高円寺は俺に言い返すどころが俺に自己紹介をし俺に自己紹介を求めた。どうやら、俺は何故か高円寺に気に入られたらしい。

俺は高円寺に名前を名乗ったあと高円寺から離れた所で立ちながら鞄の中に入っていた本を取り出し読書を始めた。

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